ロックフェスに行き慣れていないと、さまざまな失敗をしてしまいます。
見ようと思っていたアーティストのステージに間に合わなかった
狙っていたグッズを買えなかった
人混みで身動きがとれず、終電を逃してしまった
ライブ中、荒々しいファンたちに巻き込まれてしまった
などなど・・・
できれば楽しい思い出を作り、「また来年もこのフェスに来たい!」と思えるのが理想ですよね。
この記事では、
- ロックフェスで音楽を楽しむコツ
- ロックフェスで食べ物を楽しむコツ
- ロックフェスでグッズを楽しむコツ
- ロックフェスを最後まで楽しむコツ
を紹介していきます。
この記事を読んで、ロックフェスを最高の思い出にしましょう!
ロックフェスで音楽を楽しむコツ
ロックフェスに行くことが決まったら、まずは出演するアーティストを確認しましょう。
公式サイトで発表されているので、そこから自分が気になるアーティストをピックアップするところからスタートです。
関連記事:ロックフェスの持ち物、服装などについては、下記の記事を参考にしてください。
予習をする
見たいアーティストをピックアップしたら、そのアーティストの曲をあらかじめ音楽配信サービスやYouTubeなどで予習しておきましょう。
しかし、いくら予習すると言っても、膨大な量の曲を全て聞き込むような時間はありません。
そこでぜひやってみてほしいのは、「セットリストを予想しておくこと」です!
【セットリストとは】
音楽アーティストやバンドがコンサートを行なう際に、演奏する曲の一覧を順番に記した文書である。
略称は「セトリ」
転じて、そのコンサートで演奏される(された)曲目やその順序のことをセットリストと言ったり
掲示用のボードをセットリストボード(略して、セトリボード)と呼んだりすることもある。
引用:Wikipedia
セットリストを予想するには、検索エンジンで「〇〇(アーティスト名) セトリ」という風に調べてみてください。
そのセトリを紐解いてみると
- そのアーティストがロックフェスやライブでよく演奏する曲
- 必ず盛り上がる曲
- コール&レスポンス、簡単な振り付けなどがある曲
- 売り上げが良かった曲
- 新曲
などが当てはまります。
このあたりを押さえておくと、ハズレはあまりないと思います。
行動スケジュールを立てる
タイムテーブルが発表されたらすぐに行動スケジュールを立てましょう。
タイムテーブルが発表されたらチェックしたいのは、
- 見たいアーティストは何組?
- 行きたい順番は?
- ステージの場所は?
- ステージからステージへの移動にかかる時間は?
- セットリストの予想は?
という点です。
オープニングアクトを担うアーティストや、1番小さいステージで演奏するアーティストの持ち時間は少ない傾向にあります。
反対に、ステージのトリ、ロックフェス全体の大トリを努めるアーティストの持ち時間は長い傾向にあります。
(大トリは大体アンコールでもう1、2曲演奏してくれます!)
チェックしておいた点を踏まえ、具体的に当てはめて考えてみましょう。
例として、2017年に開催された百万石音楽祭の6月3日のタイムテーブルを使います。
仮に、以下のように移動するとします。
11:00~ KANA-BOON(白山ARENA)
↓
12:25~ sumika(立山ARENA)
↓
12:45~ GLIM SPANKY(勝山ARENA)
11:00からのKANA-BOONで全曲聞いてから移動を始めても、次のsumikaの1曲目には間に合うと思います。
その次のGLIM SPANKYは、なんと20分後です。
ここで考えたいのは、以下のことです。
- sumikaでは、どの曲を1番聞きたいですか?
- また、それは何曲目に演奏してくれそうですか?
- GLIM SPANKYでは、どの曲を1番聞きたいですか?
- また、それは何曲目に演奏してくれそうですか?
予想しておいたセットリストを頭で思い浮かべながら・・・
(これは主観によるものなのでご了承ください)
- 「ふっかつのじゅもん」を聞きたい
- 3~5曲目あたりで演奏してくれるだろう
- 「怒りをくれよ」を聞きたい
- 3曲目あたりで演奏してくれるだろう
以上の考察を踏まえ、1曲5分として時間を逆算していきます。
GLIM SPANKYの3曲目を聞くには
→開始の12:45から15分後(13:00)には到着したい
12:25開始のsumikaで4曲聞く
→所要時間は約20分(12:45まで)+移動(仮に10分とする)
→12:55に勝山ARENAに到着
・・・ということで、
「sumikaで4曲聞いてからGLIM SPANKYのステージへ移動する」というスケジュールを立てることができます。
同行者と予定を詰めておくと、その場になって相談して「時間がない!」という事態を避けることもできます。
ライヴ会場でリズムに乗って楽しもう!
開演すると、至る所から音楽が聞こえます。
リズムに合わせて体を動かして楽しんでみましょう!
ロックフェスに来る人たちがよく踊っているのは、「ツーステップ」、「スカダンス」と呼ばれるものです。
関連記事:「ツーステップ」、「スカダンス」については、コチラの記事を参考にしてみてください。
*観客の間でモッシュ、サークル、ダイブなどの危険な行為が行われることがあります。
安全に楽しみたい方は、後方のほうで穏やかに楽しみましょう。*
ロックフェスで食べ物を楽しむコツ
ロックフェスでは食べ物や飲み物の屋台がたくさん並びます。
ご当地の有名店、片手で簡単に食べられるようなスイーツ、中にはアーティストとコラボしたものまであるんです!
全て美味しそうで、目移りしてしまいますが行列には気を付けましょう!
•屋台の行列に注意!
屋台では、注文口と受け取り口が違う場合があります。
それを確認しておかないと・・・
「あ、ここの行列が短い!ここに並ぼう!」
・・・・
「あれ!?ここ受け取りの列だった!注文する列は向こう!?・・・また最初から並び直しか・・・」
なんてことになりかねません。
並び直すとなると、とんでもなく時間を無駄にしてしまいます。
受け取り口のほうに並んでいる人は引換券のようなものを持っていることが多いので、それを見て判断してみるのもアリです。
逆に、「この人、並ぶ列を間違えてるかも?」と思ったら、声をかけてあげましょう。
ステージとステージの合間にお昼を食べるのなら、時間に余裕を持ち、早めの行動を心がけたほうがベターです。
ロックフェスでグッズを楽しむコツ
ロックフェスでは、そのフェスの公式グッズだけでなく、出演するアーティストの公式グッズも販売しています。
それを「物販」といいます。
フェスの公式グッズはかなり在庫があるとは思いますが、人気のものは午前中に売り切れてしまいます。
「絶対ほしい!」という方は、事前に通販もしているので、そこで購入するのが確実でしょう。
また、出演するアーティストの物販の行列も、ある程度覚悟しておきましょう。
1日に何組も出演するため、それぞれのスペースは限られています。
(物販では、その日出演するアーティストのグッズが販売されます。)
人気のアーティストのところは多少広めにスペースがとられます。
(3~4列になって並ぶように言われることが多いです。)
1~2時間以上並び、開演時間も過ぎ、「やっと自分の番がきた!」と思ったら売り切れ・・・なんてこともあります。
通販をしているところもありますが、会場で買いたい気持ちも分かります。
その場合は、やはり会場に早く着くしかありません。
開場時間より物販開始時間のほうが遅いことが多いですが、開場前から入場待機列ができています。
それに間に合うように、早起きをして出発しましょう。
*クロークに荷物を預けるのは、グッズを買ってからにしましょう。*
(クロークでの荷物の出し入れは自由か確認が必要です。)
ロックフェスを最後まで楽しむコツ
大トリのアンコールはアーティストが1、2曲演奏し、野外のロックフェスだと花火が上がることもあります。
それらを最後まで見てからの移動では遅すぎます!
何千人、何万人の人たちが一斉に出口に向かうので、まず出口から出るまでに時間がかかります。
外に出ても、それから駅へ向かって電車に乗ったり、停留所で列に並んでシャトルバスに乗ったり・・・かなり疲れます。
(疲れているのに満員なので、自分も周りもイライラしやすくなります。それでまた疲れて、イライラして・・・と悪循環になります。)
「せっかく来たんだから、最後まで見ないと!」という気持ちは分かりますが
アンコールが始まる前に荷物をまとめましょう。
アンコールの曲は移動しながら聞き、早めに出口へ向かうようにするとスムーズです。
事前にタクシーを予約しておくと、よりスムーズに駅などへ向かえます。
特に遠方から参加する方は時間に余裕を持って行動を!
先述したような行列でバスや電車に乗り遅れると、かえって余計な出費に繋がりかねません。
終電などを逃したとしても、会場周辺のホテルはロックフェスに参加する人たちで埋まっていることが多いです。
(大きいロックフェスでは、1年前から予約している人もたくさんいます。)
取り返しのつかないことにならないよう、時間に余裕を持って行動することを心がけましょう。
ロックフェスでの楽しみ方を知りたい!初心者でも楽しむコツとは?まとめ
ロックフェスでは、四六時中音楽に囲まれ、知らない人たちと一体になって盛り上がり、昼間からお酒を飲んで楽しめます。
この、非日常感を感じることで、いつものストレスを発散できるのです。
ロックフェスが終わった帰り道や、終わって数日経ってからも、「楽しかったなあ」と感じることができたら素敵ですよね。
そのためには、事前にリサーチし、入念に計画を立て、時間を有効活用することが必要です。
この記事をそれに役立てていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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