みなさん、「ライブハウス」に行ったことはありますか?
「このアーティストの演奏を生で聞きたい!」
「このボーカルの歌声を生で聞きたい!」
そう思い立ったら、チケットをとり、荷物を準備して、いざ出陣!
と、いきたいところですが・・
「チケットってどうやってとるの?」
「何を準備したらいいの?」
ほかには・・
「一緒に行ってくれる人が見つからない・・」
「ライブハウスってどんなところ?」
「雰囲気に乗れなかったらどうしよう・・」
などなど、様々な不安や疑問を抱えていませんか?
この記事では
- ライブのチケットのとりかた
- ライブハウスへ行く時の準備
- ライブ当日はこんな感じ
- ライブハウスでの楽しみ方
を紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、今抱えている不安や疑問を解消し、心置きなくライブハウスへ行きましょう!
まずはチケットをとろう
「このアーティストのライブに行きたい!」と思ったら、まずはチケットをとるところからスタートです。
ライブに行きたいアーティストのホームページなどで情報を確認しましょう。
購入できるプレイガイドが載っているので、そこでチケットを探して購入しましょう。
当然ですが、人気のアーティストのチケットは数十分で完売ということもあります。
私はよく仕事の休憩時間にトイレにこもってチケット戦争に参加していました(笑)
チケットの種類
■手売りチケット
アーティストのライブや物販に行き、そこで購入します。
■店頭販売チケット
イベントをするライブハウスで購入します。
■取り置きチケット/予約
アーティストやスタッフに連絡をし、ライブハウスで取り置きしてくれるよう予約することです。
■当日券
イベント当日に購入します。
先行予約と一般販売の違い
■先行予約販売
一般発売よりも先に抽選で行われる申し込み方法です。
当選した人のみがチケットを購入できます。
■一般販売
一般販売の開始日から購入できる、先着順の販売方式です。
対バンとは?
対バンとは、ライブイベントにおいて複数の出演者が入れ替わる形でステージに立ち、共演すること。
通常はタイムテーブルで割り当てられた演奏時間を各出演者が担当する。
似たような形式にロック・フェスティバルがあるが、対バンは主にライブハウス規模でのイベントに対して使われる。
出演者が2組や3組の対バンライブは「ツーマンライブ」や「スリーマンライブ」などとも呼ばれる。
引用:Wikipedia
『1人で行くことになってしまった・・』
友達を誘ったが断られてしまった、一緒に行くはずだったが相手の都合が悪くなってしまった、ということで1人でライブに行くこともあるでしょう。
実は1人でライブに行く人って結構いるんです。
開場まで並んでいる時、列の前後の人と喋ってみるのもアリですよ。
ライブが始まったらみんなそれぞれ1人で楽しんでいるので、「ぼっち参戦してるのは私だけなんじゃないの?」と焦る必要はありません。
私も、弾き語りのライブに1人で行ったことがあります。
初めは緊張していましたが、「ここにいる人達はみんなこのアーティストのファンなんだ」と思ったら安心することができました。
(のびのびと楽しみ、最終的にはライブに感動して泣いていました!笑)
ずっと緊張していると、心の底からは楽しみにくくないですか?
周りの目なんて気にせず、自分のペースで楽しみましょう!
「やっぱりライブに行くのはやめておこう」と思ったら?
公式トレードに出しましょう!
→チケプラトレード
「行きたいのにチケットがとれなかった」という人に回してあげられます。
高額で転売する行為は法律で禁止されている
「チケットが余ってしまった・・・」
そんな時、定価以上の金額で取引をすると、法律で罰せられます。
→チケット不正転売禁止法
また、SNS上で譲渡の取引をするのはトラブルの原因になるのでやめておきましょう。
本当にライブに行きたい人が、アーティストにお金を払って見に行けるようにしましょう!
前日から服とカバンを用意しよう!
服装とカバンについては、こちらの記事を参考にしてください。
■チケット代以外にかかる費用は?
ドリンク代として別途500~600円程度が必要になります。
(値段はチケットに書いてあります。)
入場時に支払うので、スムーズな入場のためにもあらかじめピッタリの金額を用意しておきましょう。
(支払うと、引き換え用の券やメダルなどと交換してくれます。入場後にドリンクと引き換えることができます。)
■ドリンクの種類は?
以下のものはだいたい置いてあります。
- ビール
- カクテル(メジャーなもの)
- ソフトドリンク(水、烏龍茶、オレンジジュース、炭酸飲料など)
■仕事終わり/学校終わりにライブハウスに行きたい
着替えられるのならば着替えたほうが良いですが、無理そうならそのままの服装でも大丈夫です。
ただし、ライブが始まったら前のほうには行かずに後ろのほうにいるようにしましょう。
動きにくいスカート、革靴だと自分も周りの人もケガをしたり、迷惑をかける可能性があります。
アーティストにとったら、「仕事や学校が終わって疲れているのに来てくれたんだ!」と嬉しく思う人もいると思います。
■耳栓は必要?
「ライブ用耳栓」というものがあります。
引用:Amazon
慣れない環境で、聞き慣れないほど大きい音量の音楽を聞くと、耳を痛めたり、数日間耳に違和感を覚えたりすることがあります。
「激しいロックの曲を演奏するアーティストじゃないから」と思うかもしれませんが、これが結構うるさいんです。
耳を守るためにも、特にお子さんも一緒に行かれる際は、耳栓を持って行きましょう。
これだけは調べておきたい!
■ライブハウスの収容人数
ライブハウスにはキャパシティ(収容人数)というものがあります。(キャパと略されることがあります。)
2階建て以上だと、1階席はスタンディング席というケースが多いです。
その際、2階席以上の人は双眼鏡を持って行くと便利ですよ。
スタンディング席には座席はありません。
開演から終演まで、約2時間立ちっぱなしです。
疲れたら壁際や1番後ろまでさがって休みましょう。
ど真ん中でしゃがみ込むとケガの原因、周りの人の迷惑になります。
整理番号が1,000番以上の場合
ライブハウスのキャパが分かれば、自分の整理番号が全体のどの辺りかが分かります。
番号が大きければ、開場時間ではなく開演時間のほうに合わせ、ライブハウスに着く時間を少し遅らせましょう。
入場待機列は屋外に並ぶので、暑い時期や寒い時期、天気が悪い時などに外で長時間待つのは大変です。
■荷物を預ける場所があるかどうか
手荷物は大体コインロッカーやクロークに預けます。
大きいライブハウスには、そこそこの数のコインロッカーが設置されていることが多いです。
小さめのライブハウスも、コインロッカーがあるところもあります。
(あったとしてもロッカーの数はかなり少ないです。)
ライブハウスの最寄駅にあるロッカーに預けるのもアリですよ。
荷物や買ったグッズなどをコインロッカーに預ける場合は、貴重品は身につけておきましょう。
コインロッカーが必ず安全とは限りませんし、鍵が壊れているケースもあります。
人が多いとそれだけトラブルが起きる可能性もあります。
邪魔にならないような小さいカバンに貴重品をうつし、肌身離さず持ち歩きましょう。
■アーティストのセットリストを予想(妄想)しておくと、より楽しめる!
ライブハウスでライブをするアーティストは、「〇〇ツアー」として全国を回っていることが多いです。
なので、これまで回ってきたライブハウスでどういう曲をどのような曲順で演奏したのか、という情報を集めることができます。
そのほか、
- ライブでやる鉄板の曲
- 売り上げが良かった曲
- コール&レスポンス、簡単な振り付けなどがある曲(動画サイトにあがっているMVなどで確認しましょう)
- 新曲
などがセットリストに組み込まれやすい傾向にあります。
コール&レスポンスや振り付けを覚えていけば、みんなやアーティストとの一体感を得ることができます!
■帰りの電車の時間を調べておく
帰りの電車は混むので、あらかじめ時間を調べておくと慌てなくて済みます。
ライブが終わってクタクタに疲れているのに、その上満員電車に乗るのなんて嫌だ!という方は、少し早めに切り上げて帰り支度をしましょう。
持ち込み禁止のものも調べておくとより安心です。
トラブルや事故を防ぐため、カメラ、ビン、缶などを持ち込み禁止にしているところが多いです。
入場時にチェックはされますが、スムーズな入場のため、また、何か起きた時に疑われずに済むように、不要なものの持ち込みはやめておきましょう。
大切なものを没収されてしまっては、気になってライブに集中できませんからね。
ライブ当日の流れ
ライブ当日の流れとしては、
ライブハウスに着いたら、入場待機列に並ぶ
(先にグッズを買う人は物販の列に並ぶ)
↓
入場(ドリンク代を支払う)
↓
開演
↓
終演
↓
帰宅
という流れです。
詳しく説明していきましょう。
■ライブハウスには何時に着いておくべき?
整理番号つきのチケットはスタッフから整理番号を呼ばれた順で入ります。
場所はどこでも大丈夫!という人や、指定席の場合は、開演時間のちょっと前に着いても大丈夫です。
■OPEN/STARTの違いは?
OPEN・・・ 開場時間
START・・・開演時間
■整理番号って何?
整理番号の呼び出しは開場時間から始まります。
「1~」「50~」「100~」などと書かれたプラカードを持ったスタッフが立っていたり、数字の書かれた紙が貼ってあるコーンが並んでいたりするので、それに従って並びます。
先に並んでいる人に「何番ですか?」と確認しながら、自分の番号の位置に並びましょう。
自分の番号より後であればどこで入場しても大丈夫です。
必ず整理番号の通りに入らなければならないわけではありません。
もし遅れて会場に着いた場合は、スタッフなどに今どの番号が呼ばれているかを確認しましょう。
■同じライブに行くっぽい人を探そう
開場時間が近くなると、アーティストの公式グッズを身につけている人や、動きやすそうな服装をしている人が会場周辺にいます。
不安だったらそういう人を探し、なんとなく後に着いて行きましょう。
会場の場所がいまいち分からない時、私はよくこの手を利用します。
■ドリンク交換っていつ?
入場後ならいつでも交換可能です。
ただ、ドリンクがカップの場合、公演前に交換すると飲みきってしまわないと邪魔になる可能性があります。
(ビールはカップの場合が多いです。)
■物販って何?
ライブハウスでは、アーティストの公式グッズやCDを販売しています。
(グッズは外、CDは中で販売していることが多いです。)
公式スタッフやメンバー、同じ会場にいる人などのSNSを随時チェックしましょう。
売り切れ情報もすぐにゲットできます。
(公演前にTシャツを買い、トイレなどで着替える方もいます。)
終演後にも買えますが、人気のグッズは売り切れている可能性が高いです。
絶対ほしい!という方は、通販のほうが確実だと思います。
■夕飯はいつ食べるべき?
夕飯は先に食べておきましょう。
「夕方五時開始だから、お腹が空いてない」という場合でも、何かしらお腹に入れておきましょう。
空腹などで公演中に気分が悪くなるかもしれません。
また、ライブハウスは飲食店として届け出がしてあるため、飲み物や食べ物の持ち込みは禁止されているところが多いです。
「持って行って中に入ってから食べよう」というのはナシですよ!
早い時間に夕飯を食べると、公演が終わってから小腹が空きますよね。
そういう時は、飲みに行くのもアリです!
同行者と「あの曲が良かった!」「この曲に感動した!」と感想を言い合うのも楽しいですよ♪
ライブハウスでの楽しみ方
「ライブハウス」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
薄暗い、怖い、危ない・・・
行ったことがないと、どうしても不安ですよね。
ここでは、よくある小さな疑問を解消できればいいなと思います。
■どこで見ればいい?
指定席ではないスタンディング席の場合、どこで楽しむのも自由です。
思いっきり楽しみたい方は、前のほうに行くのもアリです。
前のほうはライブに行き慣れた猛者ばかり!
前のほうには、そのアーティストのライブに行き慣れたベテランの猛者達がたくさんいます。
曲の雰囲気によってはダイブ、モッシュ、サークルなど、危ない行為があることもあります。
1番前に行くのは怖いけど楽しみたい、という方は、真ん中あたりでもいいと思います。
逆にゆっくり聞きたい方は後方がオススメです。
■公演が始まる直前、照明が落ちた直後は注意
この瞬間に観客はステージのほうへ詰め寄ります。
中には無理やり割り込もうとする人たちもいます。
開演前に「ここで見よう」と思っていると、照明が落ちた瞬間に後ろからぐいぐい押されてこけてしまうこともあります。
私は後ろをちらちら見て「警戒していますよ」とアピールしたり(笑)、もうあらかじめ仁王立ちして踏ん張っておいたりします。
■公演が始まったら、ある程度は周りの動きに身を任せる
スタンディング席では、一定の場所にいるよりは、周りの動きに合わせて動いたほうが結果的に楽です。
移動しないと、かえって自分や周りの人のケガの元になってしまうこともあります。
■盛り上がり方
盛り上がり方も人それぞれで自由ですが、どうせならみんなとの一体感を味わったり、生の音を感じて体を動かしてみたいですよね。
コール&レスポンスや振り付けはミュージックビデオ(MV)で確認してみましょう。
例として動画を2つ紹介しておきます。
【コール&レスポンス】
引用:(この曲のMVにチャーハンを作るシーンが出てくるので、冒頭でボーカルが「お腹空いたんじゃないですか?」と言っています。笑)
【振付】
ロック調の激しい曲では、「ツーステップ」「スカダンス」と呼ばれる踊りで盛り上がることもあります。
【ツーステップ】
引用:【スカダンス】
引用:曲、観客、ライブの雰囲気などで少し変わることもありますが、細かいことは気にせず、体を動かして楽しみましょう!
ライブハウス前方では、以下のような危ない行為があることもあります。
ライブでは禁止されていることが多いですが、アーティストが行うように煽ったり、自己責任でされる方もいたりするので、巻き込まれないように注意しましょう。
モッシュ | 激しいおしくらまんじゅうみたいなもの。 |
サークル | みんなで輪になって広がり、周りをぐるぐると走る。 |
ダイブ | 観客の頭上にあがって転がる。アーティストが観客席にダイブすることもある。 |
ウォールオブデス | 観客が向かい合った状態で左右に分かれ、あるタイミングで全員が走ってぶつかり合うもの。 最も危険な行為とされ、過去に死者が出たこともある。 (ウォールオブデスが発生するようなアーティストは限られている。) |
■マナー
最低限の禁止事項は確認しておきましょう。
ケガの元になるようなこと、周りの人に迷惑をかけるようなことは避けて、安全に楽しみたいものです。
自分のライブでケガ人が出た、トラブルがあって悲しい思いをした人がいた、とアーティストが知ったら、アーティストも悲しみます。
ファンとしてのマナーを心がけましょう。
■機材の近くにドリンクは絶対に置かないようにしましょう。
こぼして機材にかかったら、故障する可能性があります。
■荷物はあらかじめコインロッカーなどに預けましょう。
床に置いて場所取りをしたり、大きい荷物を持ったままジャンプしたりすると、ケガの元になります。
■携帯電話の電源は切っておきましょう。
■撮影、録音などは原則禁止されています。
※人が多い、音が大きいなど、いつもと違う環境に長時間いることになります。
体調不良になりやすいため、気分が悪くなったら近くにいるスタッフにすぐに声をかけましょう。
リモートライブで楽しむ場合
新型コロナウイルスの影響でライブやロックフェスが中止や延期に追い込まれ、とても残念に思う人が多いと思います。
しかし、この状況だからこそ、電子チケット制で「リモートライブ」をしてくれるアーティストもいます!
画面越しではありますが、いつもと違う演出、いつもと違う雰囲気で楽しむことができます。
(コール&レスポンス、シンガロングはチャットに書き込んで♪)
アーカイブ配信もあるので、見逃した方はぜひチケットを購入しましょう!
いつもと違うセットリストで楽しめること間違いなしです!
ライブハウスに初めて行く人集合!これを読んで予習しよう!まとめ
ライブハウスでの雰囲気は、アーティストやそのファンによるところが大きいです。
きちんと準備をして、基本的な常識さえ守っていれば、最後まで安全に楽しむことができます!
誰でもライブハウスに初めて行く時はドキドキしてしまいます。
(私の初めてのライブハウスはZepp Nagoyaでした。大学の授業を終えてから、友人達と最寄り駅まで走った記憶があります。笑)
でも、大好きなアーティストの公演が始まり、生の音や歌声に触れれば、ドキドキがワクワクにかわっていくでしょう。
この記事を読んで、少しでも皆さんの不安や疑問を解消できていたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク
コメントはこちらからどうぞ