毎日の仕事に楽しみはありますか?
仕事は人生の大半を占めています。
自分に合った仕事ほど生きがいを感じるものはないですよね。
仕事が楽しくない、やりがいがないと感じたまま続けているなら、さまざまなリスクがあります。
- 心身の健康に影響する
- 周囲とトラブルを抱えてしまう
だからといって、どうしたらいいのか分からないですよね。
今回は、「仕事が楽しくない」「やりがいがない」と感じる理由について探りながら、毎日の仕事を充実させるコツについて解説します。
仕事が楽しくないのはやりがいがないから
仕事が楽しくないという人の8割近くは、仕事のやりがいが感じられないと悩んでいます。
やりがいがない理由とは
- 評価が得られない 成果をだしても評価されない、昇給しない、昇進しない
- 目標が見いだせない 向上したいと思わない、なりたいと思う先輩がいない
- 仕事があっていない 失敗が続く、役に立っている気がしない、 仕事に飽きた
- 仲間がいない 働いている仲間がよくない、人間関係がよくない、上司とあわない
よくありがちなことですよね。これからこの4つについての対策を考えていきましょう。
評価が得られない
仕事をきちんとこなしていて、仕事のクォリティーもよいのに、認められていない気がしていませんか。
目に見える形での昇給や昇進があれば少しはなぐさめられますが、周囲の人からの反応がなかったりお礼の言葉がなかったりするとやりがいをなくしてしまいます。
ありがとうの言葉や態度が感じられるだけでも、かなり違ってきますよね。
評価に振り回されない
評価されていないと感じることには、2つ原因が考えられます。
- 評価として認められるのには時間がかかる
- 評価はそれぞれの立場で違ってくる
例えばお店のレジの仕事ならば、素早く正確にかつ親切に接することでお客様の笑顔がもらえるという、評価が分かりやすいですね。
でも、製造業や営業などでは取引先の信用を得るのには時間がかかります。
チームで取り組んでいる仕事の場合も、すぐに評価として現れにくいです。
また、評価は人間がするものなので、周囲の人があなたの仕事についてどのように感じているのか、何を求めているのかによって評価は分かれてしまいます。
なかには、好き嫌いだけで評価する人もいます。
ということは、評価がすべてじゃないってこと?
評価は仕事をより良くするために必要なことですが、かといって評価を気にしていると、本来の仕事の意味が分からなくなってきます。
評価だけに振り回されないことがたいせつなんですね。
目標が見いだせない
だれがやってもいいような仕事や成果が分かりづらい仕事をしていると感じると毎日がつらくなります。
誰かの役に立っている、スキルアップしていくにつれて昇給や昇進ができるなど、自分がワクワクできる目標が分からないことが理由です。
小さな目標を見つける
目標が見つからないという人のなかには、目標設定するときにかなり高みを目指してしまうというタイプの人がいます。
あまりにも高い目標は仕事に嫌気がさしてしまって、「仕事が楽しくない」に拍車がかかってしまいます。
小さくとも、目の前の仕事のクォリティーを上げていくことに集中することがたいせつです。
接客業なら、お客様に寄り添った対応とは何かを考える。
物を作る仕事なら技術の向上を考える。
事務仕事なら段取りの仕方や時間短縮法を考える。
など、小さくとも自分なりの目標を見つけて取り組んでみましょう。
小さな一歩でも、続けていくことで大きな成果を得ることができます。
仕事が合っていない
仕事を楽しめないのは、そもそも仕事が合っていないのかもしれません。
まず、仕事が合っているかどうかチェックしてみましょう。
・仕事で失敗が続いている
・朝から帰ることばかりを考えてしまう
・他人の仕事をうらやましく思う
朝から帰りたいときあるな・・・
人と関わるのが好きなのに、ひたすらモノづくりをしていたり、コツコツとした作業が好きなのに営業をしていたり、あきらかに仕事が合っていないと感じていませんか?
苦手な仕事を続けている、マニュアル通りにすることを強いられる仕事など、自分の努力や裁量でできる部分が少ないのも、やりがいをなくしてしまう原因です。
仕事の部署を替える
仕事が合わないと自分だけでなく、周囲にも迷惑をかけてしまいます。
上司に相談して、部署を替えてもらうことも考えましょう。
今の仕事より合っている職場に替わることで、失敗も減りストレスを減らすことができます。
転職するという選択肢もありますが、そこまでの気力がないときは仕事は生活のためと割り切って、趣味に没頭する、旅行に行くなど、仕事以外の楽しみを見つけるという方法もあります。
仲間がいない
仕事が合っていなくても、働いている仲間との居心地がいいと癒されますよね。
他のことに恵まれていなくても職場の雰囲気がいいと、仕事も楽しくなり活き活きと働けます。
でも、上司や同僚と合わない、同年代の仲間がいないなど孤独を感じるのであれば、たとえ自分に合った仕事であっても、やりがいを失くしてしまいます。
環境を変える
人間関係がうまくいかないというのは、精神的にかなりのダメージになります。
・朝起きられない
・涙が勝手に出る
・食欲がない、眠れない
このような症状が出る前に対策が必要です。
可能であれば、仕事を休んだり、合わない人とは距離をとったりしましょう。
ほかにも、友人や上司に相談してみる、自分なりに解決方法を考えて実行するなど、いろいろ試してみることもたいせつです。
それでも環境が変わらないようでしたら、できるだけ早く、職場の異動をお願いすることをおすすめします。
やりがいのある仕事とは
やりがいのある仕事とはなんでしょうか。
やりがいってよく分からないな
やりがいのある仕事には、次の3つのことがあげられます
1.誰かの役に立っている
2.自分の成長につながる
3.自分だからこそできる仕事である
この3つのことは、実は別々のことではなく、それぞれに関係しあってやりがいにつながっています。
そもそも仕事は、誰かの役に立つためのものです。
誰かの役に立っていると感じることは、幸せを感じますよね。
幼児がお手伝いしたがるのも、仕事を持っている高齢の方がお元気な理由も同じなのです。
自分の仕事が役に立っているという充実感は、自分の居場所をより強くし、さらに向上したくなります。
やがて自信、やりがいのある仕事となっていきます。
今、楽しくないと感じている仕事のなかにも、必ず誰かの役に立っている部分があります。
客観的に仕事を見つめ直して、改善できることから始めてみましょう。
それでも仕事や職場環境が改善しないときは、転職を考えてみるのもよいかもしれません。
「仕事が楽しくない」を解決する4つのコツ
仕事が楽しくない理由は4つあります。
- 評価が得られない 成果をだしても評価されない、昇給しない、昇進しない
- 目標が見いだせない 向上したいと思わない、なりたいと思う先輩がいない
- 仕事があっていない 失敗が続く、役に立っている気がしない、 仕事に飽きた
- 仲間がいない 働いている仲間がよくない、人間関係がよくない、上司とあわない
評価は人間がするものですから、それぞれの立場によって評価は変わってきます。
あまり気にしすぎないことがたいせつです。
その上で、自分なりの小さな目標を決めて取り組んでいくことで、自然と評価を上げることができます。
どうしても仕事が合わない、人間関係がつらいときは、仕事以外の楽しみを見つける、部署の異動をお願いするなど環境を変えてみましょう。
今、仕事のスタイルは目まぐるしく変わってきています。
目の前の「楽しくない」ことから少し距離をとって見つめ直してみましょう。
別の角度から見ていくことで、仕事の楽しみややりがいを発見できるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
スポンサーリンク
コメントはこちらからどうぞ