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日本は「人生100年時代」に突入すると言われています。
そんな中、定年を迎える50代が「100歳まで生きたら、経済的に大丈夫だろうか」と不安を持つのは当然です。
私も50代の主婦で「年金も少ないし、収入も減るだろうし」と定年後の経済事情が不安な一人です。
今回は、定年後の仕事の現状を踏まえながら、50代が今やるべき3つのことをご紹介します。
- 定年後の仕事の仕方
- 50代が今やるべき3つのこと
定年後の仕事の仕方と準備
まずは、定年後の仕事の現状と仕事の仕方を見てみましょう。
定年後の仕事の仕方
下のグラフは2021年1月に日経ビジネスが行った、定年後に働いた経験のある人のアンケート結果です。
日経ビジネスの記事によると、再雇用制度を利用する方が6割以上です。
一方で違う会社に就職したり、フリーランス・自営業を選択される方もいます。
つまり、「同じ仕事を続ける」か「新しい仕事を始めるか」の大きく二つに分けられます。
ここで、実際に60~64歳と65歳以上の各年齢層による雇用形態のデータを見てみましょう。
2つのグラフを比較して分かることは、再雇用制度が終了した後は、違う職業に就いている方が多いということです。
これから定年を迎える50代、「再雇用制度を利用する」、「違う職業に就く」どちらに転んでもいいように準備しませんか?
定年後の進路と仕事の準備
定年後の進路
定年後の進路の「再雇用制度を利用する」「同じ職種で別の会社に再就職する」「違う職業に就く」の関係を簡単な図にしました。
再雇用制度を利用した場合でも雇用期限があります。
さらに働きたい場合は「同じ職種で別の会社に再就職する」か「違う職業に就く」ことが考えられます。
このような流れが分かったところで、「50代が今やるべきこと」についてお話しします。
定年後の仕事の準備
今後の進路を考えて、50代が今やるべきことは次の3つです。
- キャリアの棚卸
- 必要なスキルや資格の確認及び必要な資格の取得
- クラウドソーシングに慣れておく
いずれのパターンでも、はじめにやるべきことは「キャリアの棚卸」です。
「違う職業に就く」場合にやるべきことは、「必要な資格やスキルの確認」と、「必要な資格の取得」です。
そして、「違う職業に就く」場合に「クラウドソーシングの仕事」をするための「クラウドソーシングに慣れておく」ことは視野に入れるべき項目になります。
今の50代はシニア世代よりもITになじみがあり、クラウドソーシングという働き方も視野に入れやすいのです。
なぜクラウドソーシングなのか?
クラウドソーシングのいいところは、自宅にいながら仕事ができることです。
PCやスマホ、タブレットとネット環境があれば仕事ができ、なかにはスマホだけで可能な仕事もあります。
- アンケート
- ライティング
- 手紙の代筆
- 商品の梱包
- レシピの投稿
クラウドソーシングには専門的な知識が必要な仕事もありますが、上記のように身近で親しみやすい仕事がたくさんあります。
定年後に健康ならばいいのですが、一方で足腰が弱くなったり体力が衰えたりする心配もある年齢です。
また、介護などに向き合う年齢でもあります。
そんな時に、自宅にいながら仕事ができるクラウドソーシングの仕事はうってつけです。
では、「50代が今やるべき3つのこと」を詳しく見ていきましょう。
50代が今やるべき3つのこと
- キャリアの棚卸
- 必要な資格やスキルの確認・必要な資格の取得
- クラウドソーシングに慣れておく
一つずつ説明していきます。
キャリアの棚卸
最初にやるべきことは、これまでの業務・経験からスキルやキャリアを見直し明確化する「キャリアの棚卸」です。
「キャリアの棚卸」を簡単な概念図にしてみました。
コツは、現在から過去にさかのぼって業務の節目ごとにまとめることです。
現在を先に書いた方が、経験年数などにより身についた能力がまとまったものとなるので、より強くアピールする構成になります。
次の作業は、各業務のステージで実際におこなった仕事の書き出しです。
すると、必然的に「自分の得意な業務」「自分ができる業務」が浮かび上がります。
これを使えば簡単に「実績や能力をまとめた自分の作品集」すなわち「ポートフォリオ」が作成できます。
自分の強みを知れば、「再雇用制度を利用する」か「同じ業務で違う会社に再就職するか」「違う仕事に就くか」の判断に役立ちます。
必要な資格やスキルの確認・必要な資格の取得
続いて、「違う仕事に就く」場合にやるべき「必要な資格やスキルの確認・必要な資格の取得」についてお話しします。
「違う仕事に就く」場合は専門性のある職業で、特に年齢を重ねたことで信用性が増す資格に人気があります。
また、シニア求人が比較的多い介護分野の資格も人気があり、取得しておくと就職がスムーズです。
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 宅建士(宅地建物取引士)
- 社労士(社会保険労務士)
- マン管(マンション管理士)
- 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
また、これまでの経験を活かしたい場合はスキルの強化も有効です。
先程のキャリア棚卸の例のように、営業経験者であれば自分なりのノウハウをまとめておきましょう。
即戦力を求めている海外メーカーや中小企業への就職や、シニア営業に特化した企業への就職に有利になります。
このようにスキルの確認や資格を取得をすると、強みを知った上で自分を補強して市場価値を上げることができます。
クラウドソーシングの仕事に慣れておく
最後に、50代が視野に入れるべき「クラウドソーシングの仕事に慣れておく」についてお話しします。
まずは、クラウドソーシングについて簡単に説明します。
クラウドソーシングとは、「クラウドソーシング業者」が企業や個人の「発注者」と「受注者」を仲介するシステムです。
クラウドソーシング業者を介することで、お互いのプライバシーが守られ、金銭トラブルが発生しにくいメリットがあります。
クラウドソーシングの仕事は、PCやスマホ、タブレットとネット環境があれば簡単に始められます。
しかし、実際に仕事をするにはある程度の「慣れ」が必要です。
定年後の自分の体調や体力が落ちているときに「クラウドソーシングの仕事をやってみよう」と全部始めるのはかなりの負担です。
私は軽い気持ちでクラウドソーシングの仕事を始めましたが、慣れないことが多く最初はかなり戸惑いました。
アンケートなどの簡単な仕事を数回こなし、約3か月後には家計に少し貢献できる報酬を得られるようになりました。
もっと早く慣れておけばこんなに苦労しなかったのにと思っています。
ですので、早めに「クラウドソーシングの仕事に慣れておく」ことをおすすめします。
ちなみに、クラウドソーシング業者の代表格としてはランサーズやクラウドワークスがあります。
ぜひ一度、ホームページだけでも見てみてくださいね。
50代のうちに定年後の仕事の準備をしよう!
これから定年を迎える50代は、仕事に追われるあまり立ち止まって自分を振り返る機会は少なかったですよね。
定年後も経済的に安定して過ごすために、定年後の仕事は必要です。
そのために、50代のうちに定年後の仕事の準備をしましょう。
- 定年後の仕事の仕方 → 「再雇用制度を利用する」または「違う職業に就く」のどちらか
- 定年後の仕事のために50代が今やるべきことは以下の3つ
1 キャリアの棚卸
2 必要な資格やスキルの確認と必要な資格の取得
3 クラウドソーシングの仕事に慣れておく
50代のあなたが定年後も生き生きと働いて、健康に過ごされることをお祈りしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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