みなさんは、プリザーブドフラワーはどんなものかご存じですか?
プリザーブドフラワーは造花と思われがちですが、生花を特殊な液体で加工し乾燥させたものです。
保存期間が長いことや、水やりや肥料など与える手間もないため、近年人気が高まっています。
しかし保存期間が長いため、保管する際の注意点や寿命・捨てるタイミングがわからないと、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事を読めば、プリザーブドフラワーの寿命と捨てるタイミングが分かるので、処分に困ることがなくなりますよ。
また、処分の必要のないプリザーブドフラワーの再利用の方法に加え、種類と特徴・正しい保管方法をお伝えしていきます。
どうぞ最後までお読みください。
プリザーブドフラワーの寿命と捨てるタイミングは?
手入れの必要がなく、気軽に楽しめるプリザーブドフラワーにも寿命があることはご存じですか?
正しい方法で保管されていると、5年以上楽しめますが次第に寿命を迎えていきます。
どんな症状が出たら寿命と判断すれば良いのか、なかなか見極めがつかず、わからない方もいるかと思いますので解説していきますね!
寿命とされる症状が下記の5つです。
- 花が色あせている
- 花びらが破れている、もしくはヒビがある
- カビが発生している
- ホコリまみれになっている
- 少し触っただけでボロボロしてしまう
これらの症状が出てきたら、寿命と判断・捨てるタイミングと言って良いと言えますが、花の種類によって寿命を迎えるタイミングが違います。
1つひとつの花をよく観察し、判断することが大切ということも覚えておきましょう。
プリザーブドフラワーの処分と再利用の方法は?
寿命を迎えたプリザーブドフラワーを処分するときに「どうやって処分しよう……」と悩みますよね。
「燃えるゴミで出しちゃえばいいのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです!
ここでは、プリザーブドフラワーの処分・再利用の方法についてお話したいと思います。
プリザーブドフラワーの処分方法
プリザーブドフラワーは、お花が刺さっているスポンジや器など、5つの材料が組み合わさって1つの作品になっています。
- プリザーブドフラワー(お花)
- オアシス(スポンジ)
- 容器
- ピック
- 針金
処分方法が異なる材料が組み合わさっているため、燃えるゴミと一緒に出せません。
そのため分別しながら処分する作業が「大変……。」と感じる方もいるでしょう。
その場合は不要になったプリザードフラワーを有料で回収してもらえる会社もあります。
自分で処分するのが難しい方は、ぜひ利用してみてくださいね。
プリザーブドフラワーの再利用の方法
寿命を迎えたプリザーブドフラワーを取り除いて、再利用する方法のひとつ『スワッグ』の製作をご紹介します。
スワッグとはドイツ語で『壁飾り』という意味で、リースと同じように壁や扉に飾りますが、ブーケや花束の形のものです。
寿命を迎えていない花をひとつずつ見極め、『スワッグ』を製作し新たに楽しめるのでおすすめです!
スワッグの作り方
- プリザーブドフラワーを1本ずつ丁寧に取り、寿命のものとそうでないものと分ける。
- バランスを考えながらブーケの形に整え、ねもとをワイヤーで1つにまとめていく。
- 不織布などでラッピングし、壁や扉に飾る。
ぜひ、スワッグの作り方を参考に再利用してみてくださいね。
下の写真のようにすてきなスワッグも作れます。
処分しなくてもいいプリザーブドフラワーが新たなものに生まれ変わり、より一層大切にし思い出になりますね!
プリザーブドフラワーの保管方法は?
プリザーブドフラワーには寿命がありますが、正しい保管方法をすると5年以上楽しめます。
しかし、保存方法を間違えると寿命を早めてしまいます。
プリザーブドフラワーの天敵は高温多湿の環境。
保管に適切な環境は温度:18〜25度、湿度:30〜50%です。
たとえば湿気の溜まりやすいお風呂場や、夏のエアコンがついていない暑い部屋での保管は注意が必要です。
高温多湿にさえ気を付ければ、湿気の多い日本でも長く楽しめますよ。
プリザーブドフラワーの種類と特徴
プリザーブドフラワーは部屋を華やかにすることだけではなく癒しを与えてくれますが、どこに飾ろうか悩んでしまう方もいるでしょう。
プリザーブドフラワーは「ボックス型・ブーケ型・リース型・一輪挿し」の4つの種類とそれぞれ特徴にあわせた飾り方があるので紹介しますね。
ボックス型
ボックス型は、箱の中には色とりどりの花が詰め込まれているのでとても華やか。
近年ではお菓子とプリザーブドフラワーのセットになっているものも多く、母の日のプレゼントや誕生日といった記念日に大切な人に贈ることが多いです。
プリザーブドフラワーのボックス型は、玄関やダイニングに置いておしゃれに飾れるアイテムです。
ブーケ型
プリザーブドフラワーを丸く帯びた形に成形したものが「ブーケ型」です。
結婚式で花嫁が使用したブーケを、プリザーブドフラワーにでき利用する夫婦が増えています。
結婚式の大切なブーケをプリザーブドフラワーにしてもらうことで、部屋に飾れるのは夫婦にとっても嬉しいですね。
リース型
プリザーブドフラワーで輪を作り、壁や扉に飾れるように加工されたものが「リース型」です。
プリザーブドフラワーのリースは色鮮やかですので、季節を問わずに壁や扉などきれいに飾れます。
また写真のように額に入れられているものもあるため、扉や壁だけでなく飾る場所を問わないのも嬉しいですね。
一輪挿し
花瓶や小物などにプリザーブドフラワーを入れ飾れる、一輪挿し。
プリザーブドフラワーを花瓶に入れサイドテーブルや出窓など、小スペースに飾れます。
お部屋のワンポイントとして飾りたい方におすすめですよ。
プリザーブドフラワーの捨てるタイミングを知って残りの花は再利用しよう!
プリザーブドフラワーの寿命と捨てるタイミング、再利用と保管方法を中心にお話ししました。
プリザーブドフラワーは、保管する場所に気をつければ5年以上飾れますが、残念ながら寿命があります。
長く楽しむためのポイントは以下の2つです。
- 保管に適切な環境は温度:18〜25度、湿度:30〜50%にする
- 高温多湿の環境で保管しない
長期間プリザーブドフラワーを楽しむために必要なことですので、守ってあげてくださいね。
大切に保管をしていても処分しなければならない時の目安として、プリザーブドフラワーを処分するタイミングは以下の5つです。
- 花が色あせている
- 花びらが破れている、もしくはヒビがある
- カビが発生している
- ホコリまみれになっている
- 少し触っただけでボロボロしてしまう
プリザーブドフラワーの寿命は種類によって異なりますので1枚ずつ観察し、処分するべきかの判断が必要です。
プリザーブドフラワーの処分・再利用の方法として2つの方法があります。
- 専門業者に処分の依頼をする(さまざまな材料からできているため、燃えるゴミで出せないため)
- スワッグなど、アレンジを加えて再利用する
自分でプリザーブドフラワーの処分をする際は、細かいパーツが多いため分別は大変ですが、各自治体のゴミ出しルールに従って正しく処分することが大切です。
ハンドメイドが得意な方は、「スワッグ」を作ったり、「アクセサリー」を作るなど、自身でアレンジを加えて新たなものを作ってみることもいいかもしれません。
大切なプリザーブドフラワーを長く愛用できると良いですね。
お花が好きな方はサブスクもあるので、ぜひこちらもおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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