今まで値段の付かなかったものに値段がつけられ、稼げると話題のNFT。
「小学生の夏休みの作品が380万円」なんてニュースも記憶に新しいですね。
「それなら私も稼げるのでは……?」と思った方は多いのではないでしょうか。
しかし「NFT作品にチャレンジしてみたいけど、作り方がわからない」という方もいるでしょう。
この記事を読めば誰でも簡単に、そしてすぐにNFTを作れます!
今回紹介する作品は、スマホアプリを使い約10分で作りました。
NFTをどのように作るか、実際に作業しながら解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
NFTの作り方とは
NFTにはさまざまなカテゴリがあります。
今回は初心者でも始めやすく、圧倒的に取り扱われているカテゴリである「デジタルアート」の作り方を解説します。
NFTについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
スマホで簡単!おすすめアプリ「ibisPaint X」
イラスト制作ソフトといえば「Illustrator」が有名ですが、有料かつ操作が難しいので初心者にはおすすめできません。
一方「ibisPaint X」は、多くのイラストレーターが愛用しており、ダウンロード無料です。
「ちょっと試してみたい」という方でも気軽にダウンロードできますね。
筆者も「ibisPaint X」を使用し、作品を作ってみました。
スマホだけで簡単に、文字入れや色塗りができるんです!
では詳しい手順をご紹介します。
iOS→App Store/Android→Google Playで「ibisPaint X」をインストール。
画用紙やコピー用紙など、紙はなんでもOK。
初心者の方は、色を塗るときにはみ出してしまうのを防ぐため、太めのペンで描くのがオススメ。
多少影が入ってしまっていますが、大丈夫。後から塗りつぶし可能。
そうすると描いたイラストが読み込まれます。
タッチペンやタブレットがあると、作業のしやすさが格段に上がります!
今回は手描きのイラストを読み込みました。
もちろん指やタッチペンで、直接画面上に描いていくこともできますよ。
次は、読み込んだイラストに手を加えていきます。
まずはボタンの配置を覚えよう
操作するにあたって、よく使うボタンを覚えましょう。
たくさんあるように感じますが、視覚的にわかるようになっているのですぐに覚えられますよ!
(画像の〇で囲んだ数字は各番号に対応しています)
1→ツール選択
2→ペンの種類や太さ、消しゴムの大きさ変更
3→色選択
4→レイヤー切り替え
5→保存
6~10→各種ツール
11→塗りつぶし / 12→透明塗りつぶしの切り替え
13→レイヤー追加
14→選択したものを移動・拡大・縮小
15→レイヤー削除
16→ひとつ前に戻る
実際に作業をしていこう
いよいよ作り方の手順に入ります。
キレイになるまで何度か行う
キャラクターの色を塗る
「14移動・拡大・縮小」で調整
やってみると意外と簡単ですね!
スマホで作れるので、スキマ時間にも作業できます。
初心者にオススメのNFTジャンル
「イラストなんて描けない!」という方も安心してください。
先ほどお伝えした通りNFTにはさまざまな種類があるので、きっとあなたに合うジャンルが見つかるでしょう。
NFTの種類はたくさんありますが、その中でも初心者が始めやすいのはゲームです。
初心者にゲームがおすすめな理由
- ゲーム内のお金が仮想通貨になる
- 獲得したアイテムやカードを出品できる
- ゲームが楽しい
- 近年は基本プレイ無料のタイトル、スマホ対応タイトルも増えている
NFTならプレイするのを辞めたり、サービス終了したりしても、資産として残ります!
NFTのゲームには無料のものもあるので、初心者でも始めやすいですね。
NFT販売の流れ
NFTを作成したら、マーケットプレイスに出品しましょう!
NFTの出品はたった3ステップでできます。
- 仮想通貨ウォレットを作る
- NFTマーケットプレイスのアカウント作成
- 作品をアップロード
とても簡単に出品できますね。
NFTを売買するためには、仮想通貨を使います。
仮想通貨を使うには、仮想通貨のお財布である「ウォレット」が必要です。
仮想通貨を使ったことがない方には、幅広いマーケットプレイスで使用できる仮想通貨ウォレット「メタマスク」がおすすめです。
NFTマーケットプレイスの選び方
NFTマーケットプレイスとは、簡単にいうと「メルカリ」「ヤフオク」のような取引所のことです。
私たちは物を買うとき、その商品に合ったお店に買いにいきますよね。
食材ならスーパーマーケット、工具ならホームセンター、という感覚と同じです。
しかし初めての出品となると、どこに出品したら良いかわかりませんよね。
初めてだし、なるべく費用のかからない所がいいなぁ・・・
待ってください。手数料が安いだけで決めてはいけません!
どのマーケットプレイスが自分に合っているのか、この後に紹介する3つのポイントを重視して選びましょう。
初心者にオススメのNFTマーケットプレイスは?
初心者がマーケットプレイス選びでチェックするポイントは3つあります。
- 自分の得意ジャンルを扱っているか
- 手数料が安い、または明確か
- 安心安全なマーケットプレイスか
そこで、オススメの3つのマーケットプレイスを一覧にしました。
LINE NFT※自作できない | Open Sea | Coincheck NFT | |
---|---|---|---|
手数料 | 取引手数料:無料 出品コンテンツ料:別 | 販売手数料:2.5% | 販売手数料:10% |
取扱ジャンル | ゲーム スポーツ アニメ エンターテインメント キャラクター | デジタルアート ゲーム トレーディングカード デジタルミュージック ブロックチェーンドメイン ユーティリティトークン | ゲーム トレーディングカード |
対応ウォレット | LINE BITMAX Wallet | MetaMask | MetaMask |
アピールポイント | LINEが運営 LINEアプリ内取引 LINE Payが使える | 世界最大のNFTマーケットプレイス 複数のブロックチェーンに対応、著名人が購入したことが話題に | 国内最大級の仮想通貨取引所が運営 |
公式URL | https://nft.line.me/ | https://opensea.io/ | https://nft.coincheck.com/ |
LINE NFTは手数料が安く使いやすいので、NFT初心者にオススメです。
しかしLINE NFTでは、LINEブロックチェーン用に作成されたNFTしか売買できません。
つまり、自分で作った作品を出品できないのです。
そのためこの3つから選ぶとすると、デジタルアートは「Open Sea」、ゲームは「Coincheck NFT」が良いでしょう。
あなたにもできる!NFTの作り方【まとめ】
今回はスマホアプリを使用した、NFTの作り方を紹介しました。
- 作品はスマホでも簡単に作れる
- アート以外で初心者にオススメなのはゲーム
- カテゴリや手数料など、自分に合ったマーケットプレイスに出品する
ただし、手数料の方が高くなってしまうケースもあります。
そうならないよう作品の価格を見直すなど、マーケットプレイスの特徴を把握してから出品することが大切です。
ぜひ、自分の得意ジャンルでチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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