今回の添削は添削者がーこが担当いたしました。
主婦の在宅ワークがうまくいくためのコツを分かりやすく5つにまとめて紹介してくださっています。
さらによくするためのコツと、よかった点を赤字で書かせていただきますね!
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【アイキャッチについて】
SBCの添削ではアイキャッチが固定されているため、残念ながら提出された記事のアイキャッチは使えませんでした。このあと渡邉さんが修正したいのであれば、修正記事ではアイキャッチとして使うことができます。ただしアイキャッチの画像サイズは1280pxと規定があるため、サイズを合わせてご使用くださいね。
【タイトルについて】
記事の対象と何について書いてあるかが一目でわかるすばらしいタイトルです。キーワードも入っていますし、「5」という数字も興味を惹かれますね。
まずタイトルで使う「!」「?」は文字数節約のために半角にしましょう。半角を0.5文字としてカウントするとタイトルは26文字ですね。タイトルは28文字~32文字がよいと言われています。このままでもいいのですが、可能であれば28文字めいいっぱい使いきってみましょう。例:主婦・ママ必見!「在宅ワークがうまくいく」5つの基本的なコツ(28.5)など。例の通りにする必要はありませんので、渡邉さんも考えてみてくださいね。
また、これ以降も例を挙げていますが、あくまでも例ですのでその通りにする必要はありません。
時間や場所を選ばずに、自分らしく働ける働き方として、今「在宅ワーク」が注目されているのを知っていますか?
仕事を続けたいけれど妊娠で体調がすぐれず、会社に行くのがつらい妊婦さん。
働きたいけれど子どもがまだ小さいし、幼稚園に行っていても熱が出たときに面倒を見てくれる人がいないママさん。
こういった、外に働きにでるのが難しい主婦達の間で「在宅ワーク」という働き方を選ぶ方が増えています。
視覚性向上のため、ここに改行をいれましょう。どのタイミングで改行するのかはとても難しいのですが、基本的には話の区切りのいいところで、2~3行で改行するといいでしょう。詰まり過ぎていると新聞のように読みにくいですし、かと言って改行が多いとスクロールが大変です。改行は奥が深いです。
そんな注目の在宅ワークですが、始めたいけれど何をしたらいいのかわからない、と思っている主婦の方もいらっしゃるでしょう。
「スキルや資格がなくてもできるの?」
「収入がちゃんと得られるの?」
「続けていけるの?」
なんて不安はありませんか?
そんな主婦の方に「在宅ワークがうまくいく」5つの基本的なコツをこれからご紹介しますね。
【問題提起がすばらしい!】読者の抱える悩みを明確にしているところがすばらしいです。タイトルにひかれて読み進めている読者はきっと自分のことを言われていると思うでしょう。ここまでとてもいい流れです。
【全体として】全体的に並列の文章が多いと感じました。「○○や、○○」「○○したり、○○するなど」というような文章です。もちろん並列の文章自体が悪いわけではありません。しかし比較的文章が長くなるという欠点があります。web記事は流し読みのため、理解しやすい短めの文章が好まれます。(ただ記事中すべての文章が短いのもよくありません。バランスが大切です)また、ひとつの記事の中で同じ表現が何度も使われていると読者は違和感を感じます。全体をざっと読んでみて、バランスを整えてみてください。
在宅ワークは自分に合った職種を選択する
【見出しについて】見出しにも意識的にキーワードを入れてあるところはすばらしいです。ただ、この見出しは「在宅ワークは」に対する述語がなく日本語としておかしい文章になっています。SEO的には問題ないようですが、読者にいい印象は与えません。キーワードを適度にちりばめながら自然な日本語になるように見出しを考えてみましょう。例「在宅ワークでの最重要事項は自分に合った職種選び」
また、ここ以外の見出しも同じように考えてみてください。
最初に悩むのは何の職種を在宅ワークでするかということですよね。実は資格やスキルがない人でもできる在宅ワークは意外とたくさんあります。
例えば
- テレフォンアポインター(テレアポ)
- データ入力
- アンケート調査
- オンライン入力(オンラインショップでしょうか?私が知らないだけなら申し訳ありません)
- ライティング
などの職種は基本的なパソコンのスキルがあればできますし、中にはスマホだけでできるものもあります。
▲具体的な仕事が書いてあるのは読者に分かりやすいですね!
人と話をすることが好きな人はテレアポ、コツコツ丁寧な作業が好きな人はデータ入力やアンケート調査、ファッションやトレンドに携わってみたいならオンラインショップ、文章を書くことが好きな人はライティングというように、自分が好きなことから探してみるといいでしょう。
▲ひとつの文章が長いので少し見にくく(視覚的な問題です)感じました。スマホだともっと長く感じるでしょう。「~テレアポ、」で改行をいれて箇条書き風にするなど工夫してみてください。
もし前職で経験があったり、資格やスキルを持っていたりするなら
- webデザイン
- プログラミング
- オンラインサロン
- 翻訳
などが人気を集めています。
すでにあなたが持っているスキルを活かすことができますし、得意な分野で専門的になるほど高単価な仕事を引き受けることができます。
▲これは例として挙げるのですが、並列の文章の修正方法として次のような形はいかがでしょうか。
「もし前職で経験があれば、・webデザイン ・プログラミング~人気を集めています。すでにあなたが持っている資格やスキルを活かすことができますね。専門的になるほど高単価な仕事を~」
在宅ワークは仕事ができる環境を整える
在宅ワークをするには、できればある程度まとまった時間をとる必要があります。
▲「できれば」「必要があります」が矛盾していますね。矛盾のない文章にしましょう。例:「在宅ワークをするには、できればある程度まとまった時間をとった方が効率がいいでしょう。」「在宅ワークをするには、ある程度まとまった時間をとる必要があります。」
子どもがいると、集中して仕事ができる時間をとることは難しいですが、幼稚園や小学校へ行っている間や、子どもが寝たあとの時間などをうまく活用して時間を作ってみてください。
▲読点が多いと感じます。「子どもがいると集中して~」としましょう。また、こちらも2つに分割してもいいと思います。
例:子どもがいると集中して仕事ができる時間を取ることは難しいですよね。幼稚園や小学校へ~」
また、仕事内容やワークスタイルによって、静かな環境や集中できる環境が必要になることもあります。
ですが、住宅事情によって仕事部屋をつくることが難しいこともありますので、部屋の一部をワークスペースに確保するなど、家族の協力を得ることも必要となります。
▲「ワークスペースに確保する」→「ワークスペースとして確保する」
作業のしやすいようデスク周りを整えて、長い時間でも快適に座れる椅子を用意するとモチベーションも上がりそうですね。
▲「作業のしやすいようデスク周りを整えて」→「作業がしやすいようにデスク周りを整えて」または「作業のしやすいデスク周りを作り」
在宅ワークは目標の金額を設定する
目標の金額と言われても最初はよくわからないですよね。実際在宅ワークを初めても、すぐに安定した収入が得られるかどうかはその仕事内容にもよります。
▲「初めても」→始めても
ですが、目標金額を決めることで、やる気アップや仕事に対するやりがいを感じられるようになります。
例えば「この商品を買いたい」「家族旅行のために月2万円づつ貯金したい」など欲しいものを手に入れるための目標でもいいですし、「月5万円を稼いで1年で60万円貯金する」という目標でもいいのです。
ただ仕事をこなしているだけではやる気も失われやすいですが、目標があると頑張れますよね。
▲読者の気持ちに寄り添う文章が素敵です。
目標を達成すれば自信にもつながり、次も頑張ってみよう!と仕事へのモチベーションもさらにアップできます。
▲「アップできます」は「アップします」または「アップさせることができます」ではいかがでしょう。
在宅ワークはクライアントと信頼関係を築く
始めたばかりの頃は右も左もわからず、クライアントさんの指示を受ける形での仕事になると思います。
期待に応えようとクライアントさんに遠慮をして、なかなか要望を伝えられなかったり、できないのに無理をしてしまったりすると、お互いに仕事に支障をきたしてしまいます。
▲読点を減らしましょう。「遠慮をしてなかなか要望を~」「無理をしてしまったりするとお互いに仕事に~」
お互いスムーズに仕事をしていくためにも、信頼関係を築くことが大切です。
「在宅ワーク」は顔が見えない分、自分を信頼してもらうためにはメールやチャットなどでこまめにコミュニケーションを心掛けることが大切です。要望や提案などもしっかりと伝え、それに応えてくれるクライアントさんとなら、無理なく仕事ができますよね。
▲「こまめにコミュニケーションを心掛けることが大切です」→「こまめなコミュニケーションを心掛けることが大切です」または「こまめにコミュニケーションを取ることを心掛けることが大切です」ではいかがでしょう。
元の文章だと「こまめに」に対する「~する」がないので違和感を感じます。
仕事に慣れていく中でさまざまなクライアントさんと出会い、自分に合うかどうかがわかってきます。
クライアントさんとの信頼関係をしっかり築くことができると、仕事をしていくうえでとてもやりやすくなります。
▲この章はとてもよく書けていますね。信頼関係が大切→信頼関係を築く具体的な方法→実行するとどうなるか(未来への明るい展望)
在宅ワークは続けてみる
最初は単価の低い仕事ばかりで思っていた額の収入を得られなかったり、まとまった作業時間がうまく確保できなかったりして、続けるのを迷ってしまうこともあるかもしれません。
▲このままでもよいのですが、文章を分割する例として挙げさせていただきます。
「在宅ワークを始めた頃は、続けることを迷ってしまうことがあるかもしれません。
理由は主に2つあります。
・単価の低い仕事ばかりで思っていた額の収入を得られない
・まとまった作業時間がうまく確保できない」
で、下の文章に続けます。
ですが、慣れてくると単価の高い仕事をすることができるようになります。仕事の経験を増やしてスキルを高めていけば、最初は難しくてできなかったレベルの高い仕事にも挑戦することができます。
▲「単価の高い仕事をすることができるようになります。」「をすること」はなくても通じますので削除しましょう。
▲文章に間違いはないのですが、少し読みにくい箇所がありました。原因は「難しくてできなかったレベルの/高い仕事」として読む可能性があるからです。「難しくてできなかった/レベルの高い仕事」が伝えたいことですね。そこで「難しくてできなかった高いレベルの仕事」としてはいかがでしょう。
webの文章は流し読みが基本です。読者が文章を読むときに止まることなく、戻ることなくスラスラ読めることを目指しましょう。
選んだ仕事をやってみて、どうしても苦痛に感じてしまうなら別ですが、コツコツと続けることで、自分のできることが増えていくのは嬉しいですよね。
▲言いたいことは伝わってきますが、ひとつの文章に情報が多いので分割しましょう。例「選んだ仕事をやってみて、苦痛と感じないならコツコツ続けてみましょう。続けていくことで自分のできることが増えていきます。できることが増えると嬉しいものですよ!」
在宅ワークがうまくいくコツまとめ
▲タイトルと合わせるなら『「在宅ワークがうまくいくコツ」まとめ』がいいかもしれません。このまま使うなら「在宅ワークがうまくいくコツのまとめ」と「の」を入れた方がいいでしょう。
ちなみに私たちのサイトでは、まとめの章でも「まとめ」という言葉を使わない見出しを心がけています。できれば他の見出しと同じようにキーワードをちりばめて、まとめの章にふさわしい見出しを考えてみましょう。例「主婦の在宅ワークは無理なく続けることが大切!」など。
在宅ワークがうまくいくために、
- 自分に合った職種を選択する
- 目標の金額を設定する
- 仕事ができる環境を整える
- クライアントと信頼関係を築く
- 続けてみる
という基本的な5つのコツを紹介しましたが、中でも自分に合った職種を選ぶことは今後続けていけるかどうかに影響してくるので、重要なポイントとなります。
▲ここは文章を分けた方が効果的です。「5つのコツを紹介しました。」「中でも自分に合った~」
でも、何が自分に合うかはやってみないとわからないですよね。
やってみたいと思ったら挑戦してみることをお勧めします。そのうえで、続けていけるものに絞ってスキルをアップしていけば、単価アップや良い契約をすることができるようになります。
▲「良い契約」とは何が良いのでしょうか。おそらく「条件」だと思いますので「条件の良い契約」としてはどうでしょうか。または「自分の条件に合った仕事を契約することが~」でもいいですね。
また、クライアントと信頼関係を築くことで継続的にお仕事をもらえるようになったり、続けていきたい!という気持ちにもなったりします。
主婦の方は家事や子育てもあるので、なかなか仕事をする時間が確保できない時もあると思いますが、まずは無理なくできそうなことから始めてみてくだいね。
ここに読んでくれた読者への感謝の言葉を入れましょう。「最後までお読みいただきありがとうございました。」
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添削は以上です。執筆お疲れさまでした!
総評はコメント欄に書かせていただきますね。
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コメント一覧 (7件)
【総評】
渡邉さん、執筆お疲れさまでした!
はじめから2500文字以上の大作で、読みごたえがありました。
タイトルのつけ方もポイントを押さえてありますし、「5」という数字に沿って話が進んでいくので理解しやすいですね。
基本的な記事の構成はできていますので、今後も続けていけばぐんぐん伸びてくと思います。
また、読者の気持ちに寄り添っているところはすばらしいですね!
web記事は、読んでいる読者の気持ちを代弁し、予想して先回りして書くことが大切になります。
(事実だけを書くならWikipediaを読めば済んでしまいますから)
人の気持ちに寄り添うことは簡単なようで意外に難しいのですが、きちんと押さえられているのがよかったです。
記事中にも書きましたが、webの文章は流し読みされるものです。紙媒体と大きく違うのはこの点です。
どうしたらスムーズにサクッと読める文章になるかを考えると、もっとレベルアップするでしょう。
素晴らしい記事をありがとうございました!
渡邉さんの今後の成長が楽しみです。
がーこさん、添削していただきありがとうございます!
指摘されて改めて文章を読むと、読点が多く語尾も同じ表現が多くて単調だということに気がつきました。不要な言葉もたくさん入っていたことがわかり、もっとすっきりとわかりやすい文章を書きたいと思いました。
何箇所かで、がーこさんが例をあげてくださった文章を入れて読むと、伝えたいことがしっかり伝わる文章になり、すごく説得力が出ると感じました。自分ではわかっていることでも読む人には言葉が足りないと伝わらないんだ、ということを意識して書きたいと思います。
伝えたいことが多くて、ついついあれもこれも入れて長い文章になってしまっていました。長い文章は読みにくくてWeb媒体ではしっかり読んでもらえないことにも注意していきたいです。
添削をしていただいて、こんなにたくさんのことを教えていただきすごく勉強になります!また、良い部分を褒めてもらえてとても嬉しく励みになりました。
どうもありがとうございました。
WordPressは初めてですが、修正をして良い記事にしたいです。
よろしくお願いします。
渡邉さん、執筆お疲れ様でした!
文字数のボリュームにびっくりです!
初めてでここまで書ける方はなかなかいらっしゃいません。
文章もとても軽やかで、これは渡邉さんの素晴らしい個性ですね。
問題提起で、読者の心に共感を呼ぶ運びがとてもいいと思いました。
画像の選択も的確でいいですね。
このあとどのような記事に完成するのかとても楽しみです。
初めてのワードプレスは戸惑うこともあると思いますが、わからないことはガンガン質問して、この機会をしっかり活用してくださいね。
がーこさんも添削お疲れ様でした!
渡邉さん、執筆お疲れ様でした!
記事を読ませていただきました。
まず最初の『「在宅ワークがうまくいく」5つの』の「」がすごくいいなぁと思いました!!
うんうん、私も単に在宅ワークがやりたいんじゃなくて、在宅ワークをうまくやりたいんだよね!と共感しました。
そのあとも共感の嵐がたくさんあって、あれっもう終わり?となるくらいに全く飽きることなく最後までスーッと読めました。すごい!
添削のあとの修正で、さらにいい記事になるのが今から楽しみです。
渡邉さん、執筆お疲れさまでした!
2000文字を超える文章を書くのって体力がいりますよね。
でも、いろいろと共感を感じさせる問いかけがあることで、最後まで一気に読めたように思います。
見出しの下に配置されている画像もホントにいいですよね。
画像や言葉の選び方ってその方のセンスですので、渡邉さんはライティングに向いているんだと思います。
タイトルもインパクトがありますし、「5つの」っていう具体的な数字がいいですよね。
このあとの修正でどのような記事になるのか楽しみにさせていただきます。
がーこさんも添削、お疲れさまでした。
いつも思いますが、ホントに丁寧に見ていらっしゃいますよね。
添削のこの姿勢も見習わないとと思ってしまいました。
こうやって、添削を公開してくださること、ホントにありがとうございます!
渡辺さん、執筆お疲れ様でした。
最初の第一声が、読者への問いかけで始まっているのがいいですね!
私はとっても好きです。
今回の記事は在宅ワークがうまくいくためのコツ紹介ということで、
記事内に前向きな言葉がちりばめられているのもいいな~と思いました!
また、語尾が「です。」「ます。」だけでなく、
適度に「~ですね。」「~でしょう」となっているので、
読んでいて単調にならずに、最後まで楽しく読ませていただきました。
他の方もおっしゃってますが、記事内の画像も、内容にぴったりの画像を選ばれていてとってもいいですね!
ご自身で修正されるとのこと、さらに素敵な記事が出来上がる予感!!
ワクワクしますね、頑張ってください。
がーこさんの添削にも、勉強になりました! お疲れ様でした。
しょうさん、ももさん、aldithさん、こぶさん、あたたかいコメントをありがとうございます。
ワードプレスで記事の修正をしているところなのですが、文章を何度も読み直してみると、添削で指摘された箇所以外にも直すところがたくさんあり文章の難しさを感じています。
どうやったらもっと共感を得られるような書き方ができるかな、語尾が繰り返しにならないように違う表現にしたいけど思いつかないな、など思いながら書いたり消したりしています。
ここでコメントする際も、読みやすい文章を書けているかドキドキ緊張しています。
修正をして、良い記事ができあがるように頑張ります。
みなさん、ありがとうございます。