読者様せっかく紅葉がきれいだったのに、写真が全然うまく撮れませんでした。
どうしたら上手に撮れるのかしら。
紅葉の写真を撮ったら「映えない写真」になって、ガッカリした経験はありませんか?
スマートフォンのカメラは高性能になっているものの、使いこなせず「いつもシャッターを押すだけ……」という方も多いでしょう。
この記事では、カメラ初心者でも簡単に紅葉の魅力を引き出すスマートフォンでの写真撮影のテクニックと、すぐ実践できるポイントを解説します。
- 魅力的な紅葉写真をスマートフォンで撮影するテクニック
- すぐ実践できるポイント
- 映える写真にする調整方法
スマートフォンでのちょっとした写真撮影テクニックを知るだけで、紅葉写真はぐっと一眼カメラ風に仕上がります。
映える紅葉写真を撮って、日常の思い出をより豊かにしましょう。
ぜひ最後までお読みください。
初心者必見!紅葉を美しく写真撮影するための基本構図とアングル


スマートフォンで紅葉を撮るとき、ただ中央に被写体を置くだけでは少し単調な印象になりがちです。
そこでおすすめなのが「三分割構図」と「対角線構図」です。
ここからは、基本の構図とアングルを説明します。



構図とアングルを知れば、カメラ初心者でも迷わずに写真撮影ができるようになりますよ。
三分割構図と対角線構図を覚えよう
三分割構図と対角線構図を意識すると、見やすく、印象に残りやすい写真が撮影できますよ。
基本的な2つの構図について解説します。
三分割構図
画面を縦・横それぞれ3分割してできる9つのマスを意識し、線や交点(交わる4点)に被写体を置くことで、写真が自然にバランスよく見える構図です。


実際に撮影すると、このようになります。


奥行きや広がりを感じさせる写真になります。
- 被写体を中央に置くより余白が生まれ、写真に動きが出る
- 写真を見た時に、見る人の目が「目立つところ→次に気になるところ」へと視線が流れやすくなる
- 視線の流れが整理されていると、見やすい・印象に残りやすい写真になる
- 風景・人物・料理まで万能に使える
スマートフォンには三分割のグリット線を設定する機能があります。
写真撮影の前に設定してみましょう。
- iPhone:設定 → カメラ → グリッド → ON
- Android:カメラアプリ → 設定 → グリッド線 → ON



画面に表示されたグリッド線をもとに三分割構図を意識して撮ると、印象的な写真になりますよ。
対角線構図
画面の角から角へ、斜めのラインを意識して被写体や流れを配置する構図です。


実際の写真がこちらです。


ダイナミックな写真になります。
- 視線が斜めに流れ、躍動感が出る
- 平面的になりがちな写真に立体感が生まれる
- 日常の風景でもドラマチックになる
- 風景・人物・料理など万能に使える
三分割や対角線を意識することで、紅葉の写真もバランスよく撮影できます。



「なんだか平凡……」と感じたら、まず三分割構図や対角線構図ができないか試してみましょう。
簡単にプロっぽい写真になりますよ!
空を入れる?背景を選ぼう
紅葉写真の背景に工夫をしてみるのも素敵な写真を撮るポイントです。
「空」「海」「山」「人物」を入れた写真のイメージを、それぞれまとめてみました。
空を入れるメリット
- 明るい・爽やか・王道の写真が撮れる
- 赤や黄色がはっきり映える
- 初心者でも失敗しにくい構図


海を入れるメリット
- 意外性・コントラストが綺麗な写真が撮れる
- 暖色(紅葉)×寒色(海)の対比で映える
- 雄大で目を引く写真になる


山を入れるメリット
- 雄大・奥行が出る・ドラマチックに撮れる
- スケールのある写真が撮れる
- 遠景×近影で立体感のある写真になる


人物を入れるメリット
- 物語風・感情・やさしさが伝わる写真が撮れる
- 紅葉が感情を引き立てる背景になる
- SNS・思い出写真に向いている


撮影する場所、背景によって紅葉の印象や写真の写り方も全く違います。
紅葉写真は、明るくも、雄大にも、やさしくも表現できます。
どのような写真を撮影したいかイメージしてみましょう。



何を伝えたいかを考えて背景を選ぶと、より一層深みのある写真になりますよ。
ローアングルやアップで魅力を引き出そう
紅葉は、ローアングルやアップで撮ることで、色の美しさや光の表情が引き立ちます。
絵になる角度や光の入り方を感じながら撮影してみましょう。
ローアングルで撮影するメリット
- 空を背景にでき、色が鮮やかに映える
- 枝の広がりが強調され、迫力や奥行きが出る
- 太陽を入れると、木漏れ日や光が楽しめる


アップで撮影するメリット
- 葉の形・グラデーションがはっきり見える
- 背景がぼけて、主役がわかりやすい
- 落ち着いた、しっとりした秋の表現になる


ローアングル×アップは相性が抜群です。
見上げた先のきれいな葉に寄って、空+逆光で、透明感のある紅葉写真をねらってみましょう!



少し視点を変えるだけで、特別な一枚になりますよ。
紅葉をスマホで写真撮影できるテクニックと設定


基本構図とアングルを学んだ後は、スマートフォンでの撮影テクニックと設定をチェックしていきましょう。
実践に移るまえに、撮影方法と設定がわかると当日落ち着いて撮影ができますよ。
ぜひ手元にスマートフォンを準備して、操作しながら読み進めてください。
タップしてピント&明るさ調整
スマートフォンで紅葉をきれいに撮る近道は、「タップ操作」を使いこなせるかです。
操作は簡単で、スマートフォンの画面に写る主役の葉をタップしてみましょう。



ピントが合って色のにじみやボケを防げます。
アップ撮影では特に効果が感じられますよ!
タップ操作ができれば、何も設定せずにシャッターを押すオート任せより色・質感がぐっと良くなります。
次に、明るさ(露出)を少し下げてみましょう。



赤や黄色の白飛びが防げて色が締まり、立体感のある写真が撮れます。
目安は「少し暗いかな?」くらいがベストです。
逆光で撮影するときは、特に意識して露出調整してください。
逆光のときは主役の紅葉が暗くなるため、露出を上げがちです。
しかし、露出を上げると空が白くなったり紅葉の色が薄くなったりと、逆効果になりかねません。
露出を少し下げる(-0.3ほど)と、空も白くならず紅葉の深い色合いも撮影できます。



タップしてピントと明るさを調整するだけで、紅葉の色やこっくりした質感がアップしますよ!
HDRやポートレートモードの活用
スマートフォンには最初から、紅葉撮影に心強い機能が入っています。
HDRとポートレートモードをうまく使うだけで、写真の完成度がぐっと上がりますよ。
HDR = High Dynamic Range(ハイ・ダイナミック・レンジ)とは、明るい写真と暗い写真をスマートフォンが自動で撮影・合成して「白飛び・黒つぶれ」を防ぐ機能のことです。
- 空や太陽まわりであれば、暗めの写真を合成
- 紅葉や木の幹の写真の場合は、明るめの写真を合成


明暗差が大きいほど、HDRが大活躍し、白飛びや黒つぶれを防止してくれます。
HDRが向いているシーン
- 空+紅葉を一緒に写すとき
- 逆光で、明暗差が大きいとき
- 木漏れ日が差し込む紅葉
晴天の青空×紅葉はHDR 撮影が向いていますよ。
効果
HDR機能を使うと、逆光や木漏れ日など明暗差のあるシーンでも、紅葉と背景をバランスよく写せます。
明るすぎると感じたら、HDRはOFFにして比較してみましょう!
ただし、HDRがOFFにできない機種もあるため確認しておきましょう。
- iPhone 13シリーズ以降のモデル
- Google Pixel 6シリーズ以降のモデル
- 最新のandroidスマホ
HDRをOFFにすると白飛びや黒つぶれが出やすくなるため、新しい機種ではOFFができないようになりました。
どうしてもHDRをOFFにしたい場合は、SNSアプリのカメラ(Instagramなど)からHDRをOFFにしてください。



HDRという言葉だけ聞くと、難しく感じますよね。
使うタイミングを覚えておけば素敵な写真に一歩近づけます!
次に、ポートレートモードを解説していきます。
ポートレードとは、被写体(人・物)を主役として、背景をぼかして印象的に写す撮影方法です。
多くのスマートフォンでは「ポートレートモード」として搭載されています。


カメラ初心者でもポートレートモードを使うことで、一眼カメラ風の写真に仕上がりますよ!
ポートレートモードが向いているシーン
- 一枚の葉・枝・人物+紅葉
- ごちゃついた背景を整えたいとき
効果
背景をぼかすことで、紅葉が主役のやさしい雰囲気の写真が撮れます。
ポートレードモードでは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 被写体から50cm〜1.5mほど距離を取って撮影する
- 背景をシンプルにし被写体の距離を離す
落ち葉や葉先の撮影とも相性がよく、SNS映えの印象的な写真になりますよ。
撮りたい紅葉のイメージに合わせて、カメラの機能を使い分けてみましょう。
ズームより「足で寄る」
スマホで紅葉を撮るとき、つい指でズームしたくなりますよね。
しかし実は、ズームよりも自分が近づく「足で寄る」ほうが、写真はきれいに撮れます。
スマートフォンのズーム機能は、画像を引き延ばす仕組みになっているため画質が低下し、以下の欠点があります。
- 細部がぼやける
- 葉の輪郭が甘くなる
- 色がにじむ
きれいな紅葉の写真を残すためにも、ズーム機能は使わずに撮影すると良いでしょう!



でも、撮影したい被写体が遠すぎて、どうしてもズームが使いたいのですが……。



ズーム機能を使う場合は、1.5倍程度までに抑え、あとでトリミングをするのがおすすめですよ!
トリミングは、写真の一部を切り取って、見せたい部分を整える機能です。
- 主役がはっきりする
- 余計な背景を消せる
- 写真のバランスがよくなる
- SNSやブログにちょうどいい比率にできる
紅葉写真では、余白を少しカットすることで葉や落ち葉などの主役を強調できます。
背景が空の場合は、空部分を削ることで紅葉の色が際立つように仕上がります。



「足で寄る」ことを意識して、トリミングを活用してみましょう。
自然光を意識した「映える」紅葉写真の撮り方





紅葉撮影に行く予定があるのですが、天気が悪いみたいで残念です……。



安心してください!天気が悪い日ならではの「映え写真」にするテクニックがありますよ。
紅葉写真は、「いつ・どんな天気で撮るか」で仕上がりが大きく変わります。
色・立体感・雰囲気を引き出すベスト条件を解説していきます。
朝・夕のやわらかい光を活かす
紅葉がいちばん美しく見えるのは、光が低くてやわらかい時間帯。
朝と夕方の「斜め光」を味方にすると、色・立体感・雰囲気が一気によくなります。
- 発色が自然で、赤や黄色が素直にでる
- 影がやさしく、しっとりした空気感
- 人が少なく、構図を作りやすい
- 暖色寄りでドラマチック
- 低い角度の光で奥行きと陰影が出る
- 木漏れ日がきらっと映える
逆光気味にすれば、葉の透け感を楽しめますよ。


やわらかい光を意識した撮影は、太陽をフレーム端に入れたり、隠したりするのがコツです。
HDRはONで空と紅葉の両方を狙ってみましょう。
曇りの日や雨上がりを選ぶ
紅葉の撮影は「晴れの日」だけが正解ではありません。
曇りや雨上がりは、色と質感をきれいに引き出せる、ねらい目の撮影日です。


しっとりした質感が写真から伝わってきます。
- 直射日光がなく、色ムラが出にくい
- 色が落ち着いて深く写る
- 影がやさしく、葉の形がわかりやすい
- 葉がぬれてツヤ感や透明感が出る
- 落ち葉や地面も絵になる
葉のアップや、群生、画面いっぱいの紅葉など、どんな写真でも落ち着いた雰囲気の写真になりますよ。
足元の落ち葉をローアングルで撮ってみるのも雨上がりに楽しめる写真です。



天気を選ぶだけで写真の印象は大きく変わります。
逆光や斜光で透明感を演出する
紅葉をやわらかく、みずみずしく見せたいなら、正面から光をあてるよりも逆光・斜光が効果的です。
逆光で撮影すると、葉脈まで光が回り、ステンドグラスのように輝く紅葉が撮影できます。


赤や黄色が明るく軽やかな印象の写真になります。
- 太陽を葉の向こう側に置く
- 太陽はフレーム端に入れるか枝で隠す
- HDRはONで空と葉を両方入れる
また、光を斜めから入れることで陰影が生まれ、葉の重なりや枝の奥行が強調されたプロのような写真に仕上がります。
- 朝夕の低い光をねらう
- 主役の葉を三分割の交点に置く
- 背景は暗めにして主役を際立たせる
太陽の位置と角度で、紅葉写真の印象は大きく変わります。
逆光と斜光を意識して取り入れて、透明感のある紅葉を撮ってみましょう。
紅葉写真をワンランクアップさせる加工のコツ


紅葉をきれいに撮る近道は、光をたすことより「光を選ぶ」ことです。
自然光を味方にすると、色・透明感・奥行が一気にアップしますよ!
ここからは、アプリで写真を調整する方法、フィルターの使い方、構図修正について説明します。
無料アプリで彩度・明るさを調整
スマートフォンで撮った紅葉写真をもっと色鮮やかに・明るく仕上げる方法には、無料の写真編集アプリで調整するのが一番簡単で効果的です。
使いやすいおすすめ無料アプリは以下の3つです。
- Snapseed(スナップシード):Googleの高機能編集アプリ
- Adobe Photshop Express:写真補正に特化したアプリ
- VSCO:フィルター+個別調整ができるアプリ
今回は、Snapseedの例で手順を説明します!



実際に私が撮影した写真をSnapseedを使って調整してみました!


- 明るさ→少し下げる(-10~-20)
- コントラスト→少し上げる(+5~+15)
- 彩度→上げる(+5~+15)
今回は紅葉だけ強調


明るさ・コントラスト・彩度を設定すると、紅葉が映えるのがわかります。



ちょっと自信のない写真も無料アプリで綺麗な紅葉写真にさまがわり!
ぜひみなさんも挑戦してみてください。
フィルターのかけすぎには注意



フィルターを使ったら加工感が強くなって、自然さが消えちゃった……。
無料アプリのフィルターは、紅葉写真を手軽に「映え」させてくれる反面、かけすぎると逆効果になることもあります。



失敗しにくいフィルターの使い方があるので、覚えていってくださいね。
- まずはフィルターなしで「明るさ・彩度・コントラスト」を調整する
- フィルターは、強度20~30%くらいを目安に薄くかける
- 色を足すより、引き締める目的で使う
- ちょっと物足りないかな?くらいで加工を止める
フィルターは便利ですが、かけすぎると紅葉本来の美しさが失われます。
調整は、控えめを意識し、自然な色合いを大切にしましょう。
SNS映えするトリミングや構図修正
撮った写真を少し整えるだけで、SNSでの見え方は大きく変わります。
ポイントは「比率・主役・余白」です。
縦横比の調整や被写体の位置について、まとめましたので参考にしてくださいね。
- 【SNSに合う比率にトリミング】
-
- Instagram縦(4:5):タイムラインで最も目立つ
- 正方形(1:1):安定感・統一感
- ストーリー(9:16):空や余白を活かす
- 【 主役を交点に置く(三分割)】
-
- 画面を縦横3分割
- 交点に紅葉や人物を配置
- 中央ど真ん中を避けると一気にプロっぽく!
- 【ラインを活かす(対角線・奥行き)】
-
- 枝・道・フェンスは対角線に
- 視線が自然に流れて、動きが出る
- 余計な端はカットしてラインを強調する
- 【余白を整理してスッキリさせる】
-
- 端の不要物(看板・人影・白飛び空)をカット
- 空や地面が多すぎたら思い切って削る
- 主役の周りに少し余白を残すと映える
- 【人物×紅葉を調整して仕上げる】
-
- 顔が上に来すぎたら上を少しカット
- 足元が中途半端なら大胆に切る
- 視線の先に余白を残すと自然になる



SNS映えのコツは、トリミングで主役を際立たせ、三分割や対角線構図で視線の流れを整えると素敵な写真に仕上がりますよ。
紅葉の写真撮影は初心者でもここまで撮れる!テクニックを覚えて最高の1枚を残そう!
紅葉の写真撮影は、特別なカメラや難しい知識がなくても、光・構図・ちょっとした設定を意識するだけで、初心者でもぐっとレベルアップできます。
チェックした基本構図は2つです。
- 三分割構図:画面を縦・横それぞれ3分割して、線や交点(交わる4点)に被写体を置くことで、写真が自然にバランスよく見える構図
- 対角線構図:画面の角から角へ斜めのラインを意識して被写体や流れを配置する構図
三分割や対角線を意識することで紅葉の写真もバランスよく撮影できます。
撮影の時間帯や光の取り入れ方、ズームの仕方も紅葉撮影には欠かせないポイントです。
- 朝夕のやわらかい光を選ぶ
- 逆光や斜光で透明感を出す
- ズームに頼らず足で寄る
さらに、SNSで映える一枚にするためのトリミングや加工についても解説しました。
- 【SNSに合う比率にトリミング】
-
- Instagram縦(4:5):タイムラインで最も目立つ
- 正方形(1:1):安定感・統一感
- ストーリー(9:16):空や余白を活かす
- 【 主役を交点に置く(三分割)】
-
- 画面を縦横3分割
- 交点に紅葉や人物を配置
- 中央ど真ん中を避けると一気にプロっぽく!
- 【ラインを活かす(対角線・奥行き)】
-
- 枝・道・フェンスは対角線に
- 視線が自然に流れて、動きが出る
- 余計な端はカットしてラインを強調する
- 【余白を整理してスッキリさせる】
-
- 端の不要物(看板・人影・白飛び空)をカット
- 空や地面が多すぎたら思い切って削る
- 主役の周りに少し余白を残すと映える
- 【人物×紅葉を調整して仕上げる】
-
- 顔が上に来すぎたら上を少しカット
- 足元が中途半端なら大胆に切る
- 視線の先に余白を残すと自然になる
基本のテクニックを覚えて、この秋いちばんのお気に入り紅葉写真を残しましょう。
紅葉が綺麗な秋に、新しい趣味を見つけてみませんか?
過ごしやすい秋は、外でも家の中でも過ごしやすく、新しいことにチャレンジするにはおすすめの季節。
秋におすすめの趣味を9つ紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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