「美人!」「かわいい!」と外見の評判がいい小平奈緒選手ですが、言動にも注目を集める選手です。
小平奈緒選手と言えば、2018年の平昌オリンピックの決勝レース終了後、韓国のイ・サンファ選手を抱き寄せるシーンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
また同じ平昌オリンピックの決勝レースで、小平奈緒選手がオリンピック新記録を出し観客は大歓声をあげました。
自身が出したタイムに沸く観客に、人差し指を口に当てて「お静かにお願いします」と次に滑走する選手に対して配慮をお願いする姿も有名ですよね。
相手を思いやる小平奈緒選手の姿に、憧れる女性も多いです。
小平奈緒選手の言動は、どのような考えからきてるのでしょうか?
【この記事で分かること】
- 小平奈緒選手の経歴
- 小平奈緒選手のかっこいい3つの理由
- 小平奈緒選手が大切にしている想い
この記事では、小平奈緒選手がどのような想いや考え方を持っているのかを解説しています。
小平奈緒選手は、スケート競技選手としてだけではなく、生き方にもこだわっていて人としても魅力的な女性なんですよ!
小平奈緒選手のことをもっと知りたい!という方は、この記事を読めば魅力をもっと知ることができます。
最後までどうぞお読みくださいね。
小平奈緒選手の経歴は?
小平奈緒選手は、1986年5月26日の長野県生まれ。
スケートは3歳から始めました。
ご両親はスケートの経験はなく、小学生まではリンクサイドからトップ選手の滑りを見て独自に勉強していたそうです。
中学校からはスケートクラブに入り、本格的にスケートを教わり始めます。
高校ではインターハイで500mと1000mの2冠を獲得しました。
その後、信州大学教育学部へ進学。
卒業後は相澤病院を所属先とし、現在も大学チームでトレーニングを続けています。
オリンピックでは今までに3回出場し、いずれも上位の成績を残しています。
・2010年バンクーバーオリンピックでは、500m12位、1000mと1500mで5位、女子団体パシュートで銀
・2014年ソチオリンピックでは、500mで5位、1000mで13位
・2018年平昌オリンピックでは、500mで金(オリンピック新記録)、1000mで銀、1500mで6位
2022年北京オリンピックでは、500mと1000mに出場します。
小平奈緒選手がかっこいい理由は?
さて、小平奈緒選手のかっこいい理由は、どんなところなのでしょうか?
もちろんスケート姿もかっこいいのですが、それ以外にも、かっこいい理由の秘密があります!
かっこいい理由は、大きく3つあげられます。
- 行動力
- 謙虚さ
- ブレない心の強さ
それぞれ詳しく解説します。
【かっこいい理由】その1:行動力があるところ
かっこいい理由1つ目は「行動力があるところ」です。
理由はスポーツを通して自分に何ができるのかを考え、実際に行動に移しているからです。
競技で着用するユニフォームに、小平選手が想いを込めていることをご存じですか?
今シーズン(2021~2022)は、青と白をベースにしたユニフォームを着用しています。
青は医療従事者の方々への感謝の気持ち、白は白衣のイメージです。
「唯一無二」の挑戦へ!
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐅 (@Nao_kodaira) January 12, 2022
インスタに今の心境を綴っています🖋https://t.co/wpAsQNJy6Q pic.twitter.com/lBZRRdMslS
病院が所属先ですから、医療従事者の方々の奮闘している姿を身近で見ているはずです。
医療従事者の方々への感謝の気持ちも、より一層強くなるのでしょう。
ユニフォームに想いを込めることは、今シーズンに限ったことではありません。
社会人1年目から「ユニフォームにメッセージ性を持たせる」ということを小平奈緒選手は大切にしています。
ユニフォームの右腰には四つ葉のクローバーがあり、「多くの人と感動や幸せな時間を共有したい」という想いを込めています。
また昨シーズンは台風19号で被災した地元長野を応援する想いから、赤をベースにリンゴのイラストをユニフォームに入れていました。
その時の想いや願いなどを表現したいと考え、ユニフォームに込めようと実行する行動力はかっこいいですよね!
小平奈緒選手のユニフォームのマークにも注目してみると、小平選手の想いが知れて、いつもとは違ったオリンピックの楽しみ方ができます。
【かっこいい理由】その2:素直なところ
かっこいい理由2つ目は「素直なところ」です。
理由は周りの人達からの言葉を素直に受け取り、学びにするからです。
自分に発せられた言葉や起きた出来事からも常に学ぼうとする小平奈緒選手。
小平奈緒選手のインタビュー記事やSNSを見ていると、いろいろな方の言葉が出てきます。
ご両親からだったり、ファンの方からだったり、時にはご近所の方のお言葉も大切にしている様子が伺えます。
以前お母さまから受け取った言葉は、写真付きでツイートされていました。
おはようございます☀️
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐅 (@Nao_kodaira) October 15, 2019
昔、母が私に書き置きしてくれた手紙を時々読み返すことがあります。今のあの子にぴったりだと、どこかのお寺で目にした言葉を書き留めていたのですね。
そして今日はこの言葉を、きっと誰かが必要としていると思ったので、シェアします💓
さて、今日も強くなりに行ってきます❗ pic.twitter.com/UawrfXO6hu
今でもこの言葉を大切にされているそうです。
小平選手は、周りの人達からもらった言葉を素直に受け取り、学びにする性格の持ち主です。
自分の気づきを周りの方たちにも素直に伝えています。
相手が聞く耳を持たない人なら、感じたことや気づいたことを伝えようとは思わないですよね。
「どうせ、この人に言っても無駄だ」と思うものです。
素直に言葉を受け取り学ぼうとする小平奈緒選手だから、周りの方たちも伝えたくなるのでしょうね。
さらに、こちらのツイートでは、学びを楽しむ様子が書かれています。
学びの機会は、もっと知りたいを加速させる✴
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐅 (@Nao_kodaira) April 20, 2019
「賢そうにするな、バカでいる方が得だでな」
祖母がよく言っていた。
「知るを楽しむことを大切に」
父がそう育ててきたと、何かの記事で知った。
知っていることが偉いのではなく、知らないことを知ることに感動できる力が自分を高め続けてくれる。 pic.twitter.com/2tCuPHiBed
しかも学ぶことを楽しんでいる姿は、伝える方も楽しくなるものです。
「楽しい」という感情が伝わり、もっともっと伝えたくなります。
謙虚に学ぶ姿勢で、人の輪も広げてしまう小平奈緒選手。
とても素敵ですよね!
【かっこいい理由】その3:ブレないところ
かっこいい理由3つ目は「ブレないところ」です。
理由は信念を貫き、結果を出しているからです。
高校卒業後の進路は、周りの有力な選手が実業団へ進むのに対して、小平奈緒選手は大学進学を選んでいます。
なぜ大学を選んだのかというと、結城匡啓コーチがいる国立の信州大学に行き、直接指導を受けたかったため。
結城匡啓コーチは、長野オリンピックでスピードスケート男子500mで金メダルを獲得した清水宏保さんのコーチをしていた方です。
小平奈緒選手にとって、地元で開催された長野オリンピックは、大きな影響を受けたと語っています。
清水宏保さんの活躍を見て、「結城コーチからスケートを教わりたい」と熱望。
信州大学に結城コーチがいると知り、小学5年生のときに信州大学へ進むことを決断しました。
大学受験では推薦があり、試験は実技と集団討論をしました。
実は小平奈緒選手は、もともと人見知りの性格でした。
しかし、受験を控えた高校生のときには、小平奈緒選手も「なんとかしなくては」と一念発起!
論理的に話せるようにしたり、自分の意見とその反論意見を想定して意見を言えるようにしたりと努力を重ね試験に合格しています。
こんなにがんばり屋さんで素敵な女性の小平選手ですが、大学進学を批判する人も当時はいたようです。
「大学チームで練習するのはプロじゃない」と言われる事もありました😿
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐅 (@Nao_kodaira) June 30, 2017
でも、私はこのチームに帰ってきて世界一になりました👊
大切な「TEAM」に、今日はサプライズ👇🎁🍀#StayHungry #学びながら速くなる#ありがとう pic.twitter.com/R41tNXiDZM
小平奈緒選手はソチオリンピック後に2年間、単身オランダへスケートの勉強に行っています。
オランダから帰国後、翌年2017年2月に行われた世界スプリント選手権では、総合優勝を果たしています。
冷静に自己分析できるから、自分にとってどんな環境が適しているのか分かっているのでしょう。
周りに流されず、常識にとらわれず、自分の信念に向かって努力を惜しまず突き進む姿にはほれぼれしますね。
小平奈緒選手が大切にしている想い
これまで小平奈緒選手のかっこいい理由を3つあげてきましたが、これだけではありませんよ。
私が最も小平選手の良さをお伝えしたいと思っていること。
それは、人との繋がりを大切にしているところです。
小平奈緒選手は、相手に敬意を払い、お互いに高めあう関係を築きたいと考えているからです。
「自分さえよければいい」という考えは、これっぽっちも感じられません。
自分自身を大切にし、相手のことを自分のことのように考えられる人です。
「思い立ったら行動する」のが小平奈緒選手。
2019年10月の台風19号により長野県は甚大な被害が出たときには、誰にも伝えず自ら応募して災害ボランティアに参加しています。
長野の人には、「申し込みを見て同姓同名かと…」と初め驚かれたそうです。
小平選手は、被災したお宅の泥の掃き出しやリンゴ畑の整備など、他のボランティアの人達と同様の作業をしました。
今日は、こんな姿に変身してきました🦸
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐅 (@Nao_kodaira) June 27, 2020
男前手袋で、たわしとヘラの2刀流スキルを身につけました👍毎回学ぶことだらけです🐣
まだまだ復旧が進まないお宅もあるそうなので、多くの皆さんのご協力が必要です🙏#長野市災害ボランティア#OneNagano🍎#Vrijwilligerswerk pic.twitter.com/j53dJ3zdxW
台風19号はリンゴの収穫期と重なり、特にリンゴ農園は甚大な被害を受けました。
小平奈緒選手はボランティアとは別に、リンゴ農園にその後も足を運び、交流は今も続いています。
長野県で開催される試合のときは「今度は自分たちが応援する番だ!」と、長野の方たちは熱い声援を小平奈緒選手に送りました。
3日間素敵な空間をありがとうございました😊💓
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐅 (@Nao_kodaira) December 15, 2019
こんなに心が温まる大会は初めてでした。
また、一緒に前進していきましょう🍀
全国から信州に来てくださった皆さんも、色んな面での応援の気持ちをありがとうございました❗
信州の爽やかな空気を浴びたくなったら、また遊びにお越しください🎵 https://t.co/OfqKpQLF52
小平奈緒選手と長野の方たちとは今やお互いに支えあう関係となっているのがツイートからも伝わりますよね。
災害などで被災されたニュースを見ると「大変だろうな」「お辛いだろうな」と思うものの、ボランティアに参加することはなかなかできることではありません。
参加できない理由は仕事など様々な事情があります。
しかし、世界の舞台で戦う小平奈緒選手は、そんなお忙しい中でもボランティアに参加していました。
私は、小平選手のボランティアに参加する心の深さと温かさ、そして行動力に感銘を受けました。
すごく素敵ですよね!
小平奈緒選手がかっこよくて女性が憧れる理由
今回は、小平奈緒選手のかっこいい理由を紐解いてみました。
かっこいい理由のポイントをおさらいしてみましょう。
- 相手を思いやる優しさと、思ったことを実行する行動力
- 謙虚に様々なことから学ぼうとする姿勢
- 「自分にはこれだ!」と感じたらブレない精神力
- 人との繋がりを大切にしているところ
- 忙しくてもボランティアに参加する心の深さと温かさ
落ち込んだり弱気になったりしたときには優しく包んでくれ、何かに迷ったときにはしっかりと導いてくれそうではありませんか?
そんな小平奈緒選手に温かさと頼もしさを感じ、女性は憧れるのですね。
北京オリンピックでは、あの優しい素敵な笑顔を見せてもらいたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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