幼稚園行きたくない……
保育園を休んでもいいかな?
そうなんです、「幼稚園・保育園の行事に行きたくない」と悩んでいるのは親の方なのです。
幼稚園・保育園に喜んで登園する子どもとは反対に、モヤモヤしている親は少なくありません。
「子どもの成長を見られるのは嬉しい」と思う反面「園行事に行きたくない」という思いも抱えています。
園行事に「行きたくない」と思いつめる理由は何なのでしょうか?
この記事では「園行事に行きたくない」と悩む親の隠れた気持ちを深掘りし、園行事参加に心理的負担をかけない解決策を3つご紹介します。
最後までどうぞお読みください。
幼稚園・保育園に行きたくない親の理由①準備が大変な園行事
園行事は子どもの園生活を見られる機会なので、親は楽しみのはずです。
なぜ「園行事に行きたいけれど行きたくない」という複雑な気持ちを持ってしまうのでしょうか?
ここからは「園行事に行きたくない」という親の気持ちを探っていきましょう。
保育園・幼稚園の主な行事
最初に一般的な園行事例を見てみましょう。
- 4月 入園式・始業式・クラス懇談会・健康診断
- 5月 こどもの日・母の日・親子遠足
- 6月 父の日・歯科検診・プール開き
- 7月 夏祭り・個人懇談会・終業式
- 8月 お泊り保育・誕生会・夏休み・夏期保育
- 9月 始業式・祖父母参観
- 10月 運動会
- 11月 遠足・作品展・クラス懇談会
- 12月 クリスマス発表会・個人懇談会・終業式
- 1月 冬休み・始業式・もちつき大会
- 2月 豆まき・クラス懇談会
- 3月 ひなまつり・謝恩会・卒園式・終業式・春休み
本当に園では、たくさんの行事がありますね!
行きたくない理由~行事に参加するまでの準備が面倒~
園行事の中で、参加するまでの準備が「面倒」と感じるものがあります。
事前準備が必要な代表的行事は、運動会・発表会・親子遠足・クラス懇談会などです。
では、どのような準備が面倒と感じるのでしょうか。
親子遠足の場合、子ども同士でもお友達のお弁当に何が入っているのか気になりますね。
普段のお弁当より、豪華に作りたい!
豪華に作りたいけれど、買い物や準備が普段より大変……面倒!
いつもより早起きをしてお弁当を作るので「手間がかかるし面倒」と感じるのです。
では、年度初めや学期終わりに設定されるクラス懇談会はどうでしょうか?
わが子の様子を知るチャンス!仲良しのお友達も普段の様子もわかる!
懇談会で何を話せばいいの?話しも上手ではないから緊張……面倒!
園行事参加までに、いつもと違う場面が多いので面倒と感じてしまうのです。
幼稚園・保育園に行きたくない親の理由②ママ友問題
園生活でどうしても避けられないのが、ママ友つき合いです。
ママ友と子どもの交友関係が重なると、ますます悩みが深くなることも。
行きたくない理由~ママ友つき合いが面倒~
園での子どもの様子を見られる機会なのに、ママ友に気を遣い話す場合があります。
ママ友とたくさんおしゃべりしよう!!
子どもを見ながら、話すので疲れる―
ママ友つき合いは面倒なので園行事に行きたくない!
ママ友に気を遣いながら話をするので、一緒に行動するのがつらくなるのです。
園行事が終わったあとのお付き合いも考え出すと、悩みは尽きません。
行きたくない理由~ママ友がいないので一人になってしまう~
ご近所同士やプレスクールなどで顔見知りの場合、すでにグループができている場合もあります。
園での子どもの姿を見るのは楽しみだけれど顔見知りがいない場合、ワイワイにぎやかなグループを見ると気後れしてしまう場合もあります。
ママ友だちを作ろう!
1人でいると肩身がせまい。ハヤクカエリタイ……
「1人になるかも」と考えるので、参加するのがつらくなるのです。
園行事に親が行きたくないのは「園行事に参加するまでの準備が面倒」「ママ友付き合いが面倒」というふたつの気持ちが複雑に絡み合っています。
園行事に行きたくない!マインドを切り替える3つの解決策
園行事は、親にとって子どもの成長を楽しみ実感し発見する絶好の機会です。
「行きたいけど、行きたくない」そんな気持ちを楽にするマインドを切り替え術を3つご紹介します。
マインドを切り替える解決策①~園行事には夫や家族を巻き込む~
家族で参加が可能ならば「交代で参加する・一緒に参加する」をどんどん実行しましょう。
園行事の様子を夫や祖父母と共有できると、自分以外の視点から「深刻に思えたけど実は違う?」と思えるきっかけになります。
夫や祖父母を巻き込むメリット
- 夫も主体的に子育てに関わるきっかけになる
- 祖父母にも参加してもらうと今の保育事情を理解してもらいやすくなる
- 夫や家族で子どもを見守る体制ができていると認識してもらえる
夫は、家とは違う子どもの姿を目にすることで子どもとの関わり方を考えるよい機会になります。
祖父母には、自分の子育て時代の感覚をアップデートしてもらいましょう!
また園側にも家族を認識してもらえ、今後家族も園に行きやすくなります。
家族で子どもや園への共通認識を持てるので、家族間の団結が高まり気持ちの安定につながります。
マインドを切り替える解決策②~「子どものために行く」と割り切る~
園行事参観で大切なのは、自分の子どもをしっかりと見守ってあげる姿勢です。
周囲が気になるときは、「子どものために行く」と割り切るために、下記5つの考え方を取り入れてみませんか?
- 笑顔であいさつをする→自分に余裕が持てる
- 子どもを見ているアピールを!→参観を楽しむ様子は周囲に伝わる
- 子ども寄りの姿勢を見せる→子どもに話しかけると今に集中できる
- 親同士が話をはじめたら深入りしないで短く切り上げる→その場を離れる口実を複数用意
- 少し離れて眺めてみる→観察者になると新たな気づきがある
笑顔であいさつをすると好印象もつながり、自分のペースを取り戻せます。
そして目の前の子どもたちに集中し、参観を楽しみましょう。
改めて周りの親たちを眺めてみれば、それぞれに色々な思いや悩みを抱えていると冷静に考えられます。悩んでいるのは自分だけではありませんよ。
園行事は周囲に流されずに子供の成長を見守るために参加すると割り切りましょう。
マインドを切り替える解決策③~園行事は期間限定で終わりがある~
「園行事で頑張る子どもの姿を見られるのも期間限定」と発想を変えてみましょう。
子どもの一瞬しかない貴重な時間を見逃すと、その時間はもう戻ってきません。
その時間は自分にとっても、子どもにとっても大切なものです。
- 園行事で頑張る子どもを見られるのは期間限定
- ママ友つき合いが面倒という気持ちも期間限定
- 一人になるかもという気持ちも期間限定
すべては期間限定で「今日の園行事も必ず終わる」と考えると、気楽に参加できるようになります。
園でのママ友たちとのつき合いも、長い人生の中でのひと区間です。幼稚園・保育園時代という期間限定のものですよ。
園行事に行きたくない親の本当の気持ちと向き合い解決策を探る|まとめ
この記事では、親だけど園行事に行きたくない本当の気持ちと、マインドを切り替えるための3つの解決策をご紹介しました。
- 園行事に参加するまでの準備が面倒
- ママ友付き合いが面倒
- ママ友がいないので一人になる
- 夫や祖父母を巻き込む
- 「子どもの成長を見るために行く」と割り切る
- すべては期間限定で終わりがあると思う
園行事に親が来ていないと子どもは寂しい気持ちを抱き、子どもの寂しい気持ちが分かるだけに親は悩んでしまいます。
しかしあなたの心の持ち方次第で、前向きになれます。
解決策のどれか1つでも、あなたのマインドを変えられるお役に立てれば幸いです。
次の記事は園行事でも最大イベントの卒園式のものです。どうぞ合わせてお読みください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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