1日3回ごはんを作るって大変ですよね!
我が家には2人の食べ盛り小学生がいるので、私も休日はごはん作りに追われています。
でもそんな日が続くとだんだん、
「料理を作るのが面倒くさい」
「なにを作っていいのかわからない」
「とにかく自分の作るごはんに飽きた」
と、料理のことを考えるとなんだか憂鬱(ゆううつ)に……。
皆さんもそんな思いがありませんか?
そこでこの記事では、読むと料理がしたくなる、おすすめの料理漫画・コミックをご紹介します。
美味しそうな漫画を読んで、料理のモチベーションを上げましょう!
料理漫画コミックおすすめ7選
今回、おすすめの料理漫画コミックを7つご紹介します。
- 『きのう何食べた?』
- 『甘々と稲妻』
- 『銀のスプーン』
- 『サチのお寺ごはん』
- 『山と食欲と私』
- 『くーねるまるた』
- 『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』
どの本にも手軽にできて、経済的で、美味しそうなお料理がたくさん出てきます。
レシピや料理法もしっかり書かれていますよ。
詳しくご紹介していきますね。
『きのう何食べた?』よしながふみ
引用:Amazon
『きのう何食べた?』 (講談社)
『モーニング』(講談社)にて、2007年12号から月に1度のペースで連載中。
ゲイがテーマだと苦手、という人もいると思いますが、「本当にこんなカップルがどこかに存在するのではないか?」と思うほどナチュラルに、2人の生活が淡々と、穏やかに描かれています。
料理のパートが素晴らしく、絵と文章での説明がとても分かりやすいです。
一般家庭の普通のメニューが【手際よく、短時間で仕上げる手順】で、わかりやすく書かれています。
また、「美味しそう」というだけでなく、栄養的にも経済的にも充分考えられていて、実際作って食べてみたくなるメニューばかりです。
トマトとツナのそうめん、我が家の子どもたちが大好きで、何度作ったことでしょう!
とてもピュアな二人がお互いを大事に想い、労わりあう。
大切な相手のために料理を作ることの嬉しさに気づかせてくれる物語です。
ぜひ偏見を持たずに手にとってもらいたい作品です。
2019年4月テレビドラマ化され 、2021年に東宝系で映画化が予定されています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!⇒
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『甘々と稲妻』雨隠ギド
引用:Amazon
『甘々と稲妻』(講談社)
『good!アフタヌーン』(講談社)にて2013年3月号から2018年9月号まで連載。全12巻完結。
妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦するシングルファーザーの数学教師・犬塚先生。
料理の苦手な彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と一緒に、幼稚園生の娘つむぎのため、ご飯作りに奮闘することになります。
美味しそうなご飯の絵と、美味しそうに食べる登場人物、分かりやすいレシピ解説があり、読むと料理を作りたくなります。
子どもが好きなメニューってこういうものなんだな、好き嫌いをなくして楽しく食べてもらうにはこうしたらいいんだ、という内容がとても参考になります。
つむぎちゃんの為にレシピを工夫し、なんとか喜ばせたいと一心不乱に料理に打ち込む犬塚先生の姿にホロリとさせられます。
食事は何を食べるかよりも、誰と食べるかの方が大切で、誰かと食事するのって最高の調味料なんだなと気付かせてくれる作品です。
2016年にアニメ化されています。
引用:YouTube
『銀のスプーン』小沢真理
引用:Amazon
『銀のスプーン』(講談社)
『Kiss』(講談社)にて2010年第15号から2017年11月号まで連載。全17巻完結。
律は受験を控えた高校3年生。
弟の調、妹の奏、そして父を亡くしてからも温かく自分たちを育ててくれた母と4人暮らし。
ところがある日、母の病気が発覚。入院する母に代わり、律がはじめて台所に立つことになります。
登場人物の恋、進路、家族関係、様々な展開が繰りひろろげられていく中に、自然な流れで料理・食事シーンが描かれています。
律がしっかりしていて、その分自分よりお母さんや兄弟の為に生きようとする姿が、健気で切ないけど温かさを感じる作品です。
料理初心者の律を「がんばれー!」と応援したくなります。
律の作る料理を通して家族が一つになる様子を見ていると、やっぱり家族にとって一番大切なことは一緒にご飯を食べることなのかなと考えさせられました。
料理でつながる家族の絆が書かれています。
2015年、『明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜』のタイトルで高杉真宙さん主演でテレビドラマ化されています。
詳しくはこちら→東海テレビHP
『サチのお寺ごはん』かねもりあやみ
引用:Amazon
『サチのお寺ごはん』(秋田書店)
『Eleganceイブ』(秋田書店)にて、2015年4月号から連載中。
ある日、いつものコンビニごはんを買っていたら、僧侶3人組につかまって…。
僧侶の源導さんから、仏法と精進料理を学んでいきます。
精進料理についての細かいレシピが載っている料理漫画ですが、同時に説法も聞ける仏教漫画でもあり、恋愛要素もあります。
「精進料理」というとなんだか難しそうですが、季節感を大事にした基本的な和食の作り方が丁寧に解説されています。
住職の源導さんがいつもサチの悩みを全肯定して受け止めてあげて、まるで自分が励まされているような気持になります。
忙しいとつい食事をおろそかにしてしまいがちですが、「食」を通して自分を大切にしようと思わせてくれる作品です。
2017年に谷村美月さん主演でテレビドラマ化されています。
引用:YouTube
『山と食欲と私』信濃川日出雄
引用:Amazon
『山と食欲と私』新潮社
『くらげバンチ』(新潮社)にて2015年9月18日から連載中。
「山ガール」と呼ばれたくない自称単独登山女子・日々野鮎美(27歳会社員)。
美味しい食材をリュックにつめて一人山を登ります。
登山をして山頂で食事をするエピソードを基本に、会社勤めの日常の人間関係や悩み、登山を通じて様々な人々と出会うお話が描かれています。
山を登る為の登山道具についての説明や、登山のテクニックが細かく描写されていて、これから山登りを始めようという方の入門書の役割を果たしています。
ですが、重要なテーマは「山での食事」です。
素人でも道具さえあれば、漫画で登場するウィンナー麺、ネギ味噌さけ雑炊、オイルサーディン丼などの「山ごはん」が再現できます。
でも山頂ではなくても、キャンプやバーベキューの場でこういったごはんをささっと作れたらいいなと思いました。
どれも子どもと一緒に簡単に作れそうです。
自然の中、おいしい空気を吸いながらの食事って最高だよね!と思わせてくれる作品です。
『くーねるまるた』高尾じんぐ
引用:Amazon
『くーねるまるた』 (小学館)
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2012年から2018年まで連載。全14巻完結。
築70年のおんぼろアパートで、慎ましい一人暮らしを満喫中。
貧乏暮らしをしながら、思い付きででいろんな食べ物を作って食べる、マルタさんの美味しい日々。
ポルトガルから来たくいしんぼうな主人公・マルタさんは、同じアパートの友達や、近所の優しい皆さんに囲まれ、おいしいものを食べながら幸せな日々を送っています。
金銭的な余裕が無く節約生活を送っている為、貧乏料理がメインになりますが、悲壮感は全く無く、アイデアと工夫ですばらしい料理を作り出します。
紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ・・・等々、外国人の感覚からか斬新で意外性があり、こんな食べ方があるんだなと驚かされます。
登場する料理はちゃんと調理法が描かれ、各話最後のページには作り方が載っているので実際に作ってみることも出来ますよ。
お金ではなく手間と愛情をこめればおいしさが得られるし、心の持ちようが本当の豊かさなのだなと気付かせてくれる作品です。
『おひとりさまのあったか1ケ月食費2万円生活』おづまりこ
引用:Amazon
『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』(KADOKAWA)2016年5月出版
こちらはコミックエッセイで、一人暮らしで外食1万円、内食1万円で生活するという内容です。
「やり過ぎ節約」みたいな本は好きじゃないのですが、この本の作者は「節約=ストレス」というのがなく、むしろ節約料理を作って生活をとても楽しんでいます。
レシピも簡単で、冷凍鮭で簡単ムニエル、豚こまと玉ねぎのしょうが焼き、電子レンジでマグカッププリンなど、基本的に家にある材料で、短時間で作れるものばかりです。
節約はするけれど、友達との飲み会の時間を大切にする、自分へのご褒美は忘れない、というメリハリがいいなと思いました。
一人暮らしの人向けの本ですが、主婦の方にも参考になることがたくさん書かれています。
絵がかわいいのでとても癒されますよ。
料理漫画コミックおすすめ7選!読めばきっと料理がしたくなる!まとめ
料理漫画コミックを7つ、ご紹介しました。
漫画の中の美味しそうに描かれた料理や、美味しそうに食べている登場人物を見ていると、お腹がすいてきますよね。
本を読んだ後きっと、「よし、ごはん作るぞ!」という気持ちにさせてくれますよ。
今回ご紹介した本は詳しくレシピが載っているものばかりなので、新しいレパートリーが増えると思います。
また食を通じて人生観や人間ドラマが描かれているので、心が疲れている、優しい気持ちになりたいという方にもすごくおすすめです。
美味しいものを食べてるときの顔を見ると、こちらも幸せになりますよね!
この記事が本選びの参考になれば幸いです♪
他にも私のおすすめ本をご紹介しています!ぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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