こんにちは。
いつもトレマブログをご覧いただきありがとうございます。
カードゲームのUNO(ウノ)といえば、誰もが一度は遊んだことのある定番ゲームですよね。
私も小学生のころにめちゃめちゃハマっていて、家族で一緒に遊んで大盛り上がりだった記憶があります。
シンプルなルールなので、大人になった今でもたまに遊びたくなります!
ところで、UNOカードを買うとついてくる取扱説明書、読んだことありますか?
「ないよ~」とか「詳しく読んだことない~」って人がほとんどだと思います。
実は、説明書に書かれている公式ルールが、私たちが普段遊んでいるルールと違うことが分かってしまいました!
なんだって~!!
というわけで、この記事では
- UNO(ウノ)の取扱説明書に書かれているルール
- UNO公式が発表した正しいルール
- これまで遊んでいたルールは正しくないのか?
の3点について検証してみました。
これを読んで、今だからこそUNOの新しい魅力を発見してみてください!
目次
ウノの正しい遊び方とは?取説を読んでみた
早速、近所のお店でUNOを購入して検証開始!
何やら箱に書いてある「新しくなったワイルドカード入り」が気になりますが・・・
ひとまず説明書を読んでみます。
カード説明と基本的なルール
2017年に発売されたUNOには、スキップやリバースなどのよく知るカード以外に「シャッフルワイルド」「白いワイルド」という2つのカードがあります。
これが、箱に書いてあった「新しいワイルドカード入り」の正体でした!
ルール説明の前に、まずはこの2つのカードの紹介をしていきましょう。
- シャッフルワイルド
全員の手札をシャッフルして配りなおすことができます。カードを出した人が、自分の左隣の人から1枚ずつカードを配ります。
もちろんワイルドカードなので、好きな色の指定もできます。
ちなみにこのカードは、ウノの新ルールアイデアを募るコンテストで優勝に選ばれたルールなのですが、優勝されたのはなんと日本人の方!
- 白いワイルド
カード中央の白い部分に、オリジナルの好きなルールを書き込むことができるワイルドカードです。
説明書に書かれているルールの例として、「自分がもう一度プレイできる」「全員カードを見せ合う」「次の人はコケコッコーと鳴いてカードを4枚引く」などが書かれています。
まさに自分たちだけのオリジナルウノカードを作っちゃおう!という感じですね。
カードの説明はこれくらいにして、続いてゲームの始め方を確認していきます。
①まず親を決める
ボードゲームではじめにサイコロを振るように、プレイヤー全員が山札からカードを引いて数字の一番大きい人が親となります。ちなみに記号カードを引いたら数字の0として扱います。
②カードを配る
親が各プレイヤーに7枚ずつカードを配り、残り山札を伏せます。親は山札の一番上のカードを山札の隣に置きます。
③ゲームスタート
親の左隣の人が最初のプレイヤーです。時計回りにプレイしていきます。
と思った方もいますよね。 なので、何回か遊ぶときには、最初に上がった人が次のゲームの親になるのです。 ちなみに最初に山札からカードを置いたとき、ワイルド系のカード以外はそのままゲームスタートとなります。 つまり、ワイルド系以外の記号カードの効果は、最初のプレイヤーにかかってくることになるのです。 記号カードが最初に出ると、このようにゲームがはじまっていきます。 最初のプレイヤーは1回飛ばされ、次のプレイヤーからスタートします。 順番が逆時計回りになり、親からスタートします。 最初のプレイヤーがカードを2枚引き、次の人に順番が移ります。 ドロー2が最初に出てもゲームが始まっちゃうのは驚きでした・・・ ちなみにワイルド系のカードが出た場合は、カードを山札に戻して再度シャッフルし、もう一度山札からカードをめくります。 ちなみに、上記のドロー2の説明のときに「ん?」と思った方もいるかもしれないので補足します。 ドロー2やドロー4によってカードを引かされたプレイヤーは、そのターンはカードを捨てることができません。カードを引いたら、次のプレイヤーに順番が移ります。 さて、次はゲームの上がり方を確認していきます。 手持ちのカードが残り1枚になったとき、他のプレイヤーに向けて「ウノ!!」と宣言しなければいけません。 そして、手札がなくなって最初に上がった人が次の親となります。 この上がり方は、みなさんもご存じのとおりですよね。 ちなみに「ウノ!!」と宣言し忘れたことを他のプレイヤーに指摘された場合、宣言し忘れたプレイヤーは罰としてカードを2枚引かなければなりません。 ただし、この指摘は「カードを捨ててから次の人がカードを捨てるまでの間」にする必要があります。 その間に指摘されなければ、罰としてカードを引く必要はありません。 ここまでが、簡単なカードとルールの説明です。 なんだか、知っているようで知らないルールがたくさんありませんでしたか? 私はこの説明書を読んだとき、もしかして今までが間違った遊び方だったのでは・・?と考えてしまうくらい、公式ルールとの違いにびっくりしましたね。 UNOの遊び方って、手持ちカードがなくなっていった人からどんどん抜けていって、最後までカードが残っていた人が負け~、という遊び方をされている人がほとんどですよね。 ところが説明書を読み進めていると、なんと得点制のゲームだということが発覚! 具体的にはどんなふうに勝敗が決まっていくのでしょうか? <たとえば…> 上の図の場合、最初に上がったAさんは、他のプレイヤーの残り手札の点数合計である150点が得点として加算されます。 一方、上がれなかったプレイヤーは、残り手札分の点数がマイナス得点となるので、Bさんはマイナス50点、Cさんはマイナス100点となります。 <さきほどの図の結果は、こんな得点表になります>
ちなみに得点はカードごとに変わります。 ここまでを1ラウンドとし、5ラウンドをプレイして一番得点が多かったプレイヤーが最終的な勝ちとなるのが基本的なUNOのルールだったのです。 なお、国際ルールでは、最初に500点に達したプレイヤーがゲームに勝つというルールなので、ラウンド制のルールは日本でのルールとなります。 ここまで基本的なゲームの流れを説明してきたわけですが、細かい部分にも「えっそうなんだ!?」というルールがいくつかあったので、合わせてご紹介していきますね。 しかし、なんと『ばれなければ』出すこともできちゃいます。 「え~出せるカードないな~(ほんとはあるけどね・・・ニヤリ)」 と言いながらドロー4を出すことは可能です。 でも、それだとルールに反しているのにやりたい放題になってしまいますよね。 そこで、次のプレイヤー(ドロー4を出されたプレイヤー)にはチャレンジをコールする権利があります。 簡単に言うと、ダウトのような仕組みですね。 もしドロー4を出した人が反則していると思ったら、次のプレイヤーが「チャレンジ!」と宣言します。 チャレンジされたプレイヤーはその人に手札を見せなければいけません。 このときまだ出せるカードが手札にあったら、ドロー4を出したプレイヤーは罰としてドロー4を手元に戻し、さらにカードを4枚引かなければいけません。 反則こわ~い! ところが、もし反則していなかったら、チャレンジを宣言した人が罰を受けることになってしまいます。 ドロー4によって4枚引くだけでなく、追加でさらに2枚カードを引かなければいけません。 チャレンジはノーリスクでは宣言できないのです。 リバースカードとスキップカードの違いがなくなり、どちらもスキップカードと同じ効果を得ることができます。 2人で遊ぶので、もう一度カードを出せる、ということですね。 まさかリバースカードがスキップカードに昇格できるなんて・・・といったところでしょうか。 世界中のたくさんの人に愛されて遊ばれているUNOですが、2019年に公式Twitterでこんな投稿がされました。 【実は・・・公式ルール】 — ウノ(UNO)公式アカウント (@unogame_japan) May 7, 2019 なんと、公式ルールとしてはドロー2やドロー4を重ねて出すことはできないというではありませんか!? 正直、めちゃめちゃ驚きました・・・。 これを初めて知ったとき、かつて「ドロー2!」「まだだ!こっちもドロー2だ~!」を繰り返して結局私が10枚くらい一気にカードを引かされた苦い思い出が蘇ってきましたね・・・ あれは、公式ルールではなかったのか・・・。 さらに公式ルールとして、後日Twitterにこんな投稿もされました。 【実は・・・公式ルール】 — ウノ(UNO)公式アカウント (@unogame_japan) May 8, 2019 これまた驚かされました。 記号カード上がりって、公式ルール的にはOKだったんです。 そして例のごとく、手元に残ったリバースカードを恨みながら山札からカードを引き、結局上がれなかったかつての苦い記憶も思い出してしまいます・・・(笑) 驚きの公式ルールについては、こんな投稿もされています。 実は公式ルールでは2枚出しはNGなんです。 ちょっとした工夫によって変化を付けられるローカルルールもウノの醍醐味。お互いのルールを確認して、仲よく遊んでもらえたら嬉しいです。 pic.twitter.com/kIYqqcCa2w — ウノ(UNO)公式アカウント (@unogame_japan) July 16, 2020 同じ数字で違う色のカードを重ねて出すことはもちろん、同じ数字で同じ色のカードも2枚同時に出すことはできないのです。 つまり、スキップカードを何枚も出して、スキップのスキップのスキップで次の人は…なんていうやりとりは、実は公式ではありえない光景。 ここまでくると、なんだか今まで遊んでいたUNOと違うゲームに見えてきちゃいそうな感覚ですよね。 ここまで、UNOに関する公式ルールをご紹介してきましたが、今みなさんの頭の中ではこんなことを思っている人が多いのではありませんか? 「じゃあ、今まで遊んでたUNOって間違いだったの???」 そう考えても不思議ではありませんよね。だって公式ルールと私たちが今まで遊んでいたルールの違いが大きすぎる! 確かに公式ルールが存在する以上、製作者の意図を考えると公式ルールで遊ぶのがUNOとして一番正しいのかもしれません。 ですが、これまで広く遊ばれてきたローカルルールが間違いというわけではありませんし、公式ルールで絶対に遊ばなきゃいけない、ということは必ずしもないと思います。 実際、先ほどご紹介したツイートに対する反応も賛否両論さまざま。 公式ツイート自体にも”あくまで公式ルールですが。”という文言もついていますので、公式ルールこそがUNOを一番楽しめるルール!というわけでもなさそうです。 そうでなければ、自分でオリジナルのルールを書き込める「白いワイルドカード」なんて新しいカードは出てこないですよね。 ただし、公式ルールではないルールには曖昧なルールになってしまっているのも事実。 久しぶりにUNOで遊ぼうかな~というメンバーが集まったときには、遊ぶ前にルールの確認をすることがおすすめです。 白いワイルドカードにルールを書き込みながら、「そういえば〇〇ってこんなルールで合ってるよね~?」くらいの感覚ですり合わせていくといいかもしれませんね。 (たとえばドロー系のカードの重ね方について、ドロー4にドロー2は重ねられるのか?といったローカルルールですね) 世界中で遊ばれているUNOだからこそ、みんながそれぞれが一番楽しめるやり方で楽しむことが何よりではないでしょうか。 今回は、意外と知られていないUNOの公式ルールについて、実際に取扱説明書を読みながら調べてみました。 【初めて知ったUNO公式ルール】 ですが、必ずしも公式ルールで遊ぶ必要はなく、むしろ公式ルールを知ったうえで、今まで遊んでいたローカルルールで楽しむのもアリ。 公式ルールを知ったことで、たまには気分転換に公式ルールで遊んでみよう!というように遊び方のバリエーションを増やすこともできるかもしれませんね。 世界中で愛されてきたUNOを、これからもずっと楽しんで遊べますように! ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
説明書のとおりにゲームをはじめると、実はこんな流れでゲームがはじまっていきます。
ウノ、実は得点制のゲームだった
プレイヤー
得点
Aさん
150点
Bさん
-50点
Cさん
-100点
カードの種類
点数
数字カード(0~9)
数字のとおりの点数
ドロー2・リバース・スキップ
20点
ワイルド・ドロー4
50点
シャッフルワイルド・白いワイルド
40点
他にもこんなルールがあった!
手札の中にドロー4以外で出せるカードがあるとき、実はドロー4は使えません。
また、2人で遊ぶときにはカードのルールがちょっと特別になります。ドロー系の重ねがけ禁止!?UNO公式が異例の発表!
オフィシャルルールは、ドロー系カードを重ねることが出来ないんです。知ってました!?あくまで公式ルールですが。
あなたは重ねる?重ねない?#UNO #ウノ #ドロー4 #ドロー2 #公式ルール #ローカルルール #ドロー系カード pic.twitter.com/hkGcSIBkel
オフィシャルルールは、記号カードでもあがることが出来るんです。知ってました!?あくまで公式ルールですが。
あなたは記号カードであがる?あがらない?#UNO #ウノ #記号カード #公式ルール #ローカルルール pic.twitter.com/l5hY03hCFX
ローカルルールで2枚出しOKとする場合は、どのタイミングでUNOコールが必要かも確認しておくといいかもしれません。今まで遊んでいたUNOは正しくないのか?
UNO(ウノ)の正しい遊び方を知ってる?公式ルールを調べてみた まとめ