手帳術ってめんどくさい?ズボラ主婦が暮らしを整える10のコツ

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あなたは手帳にどんなことを書いていますか?

「めんどうだからスケジュールしか書いていない」

という人も多いと思います。

「家事や育児で忙しくて手帳を書く時間がない」

「手帳に何を書けばいいかわからない」

「手帳術って面倒だから続かない」

そんなズボラ主婦のあなた!

手帳にスケジュールしか書かないのはもったいないです!

あなたが手帳を続けられないのは、そのやり方があなたに合っていないからなんです。

これから、主婦のあなたにピッタリな、暮らしが整う手帳術をご紹介します。

ぜひあなたに合ったものを見つけてみてくださいね。

目次

【手帳術】ズボラ主婦が続かないのは、書く目的がわからないから

最近インスタグラムでは、美しく整理された手帳やおしゃれな英字とイラストでデコレーションされたバレットジャーナルの写真をよく見かけます。

「私もこんなふうに手帳を書いてみたい」

そう思って、かわいいマスキングテープやカラフルなペンを買ってはみたけど、買ったことに満足してしまって使いこなせなかった、という経験はありませんか?

あるいは、便利機能がいっぱいの手帳を買ったのに、書き込んだのは最初だけですぐに書けなくなってしまった、という人もいるのではないでしょうか。

手帳を活用したいのに、なぜか続かない。

それはあなたが「何のために書くのか」をイメージできていないからです。

どんなにすばらしい手帳や手帳術でも、自分の目的に合わないものを続けるのは苦痛です。

書かなくなっても不都合を感じなければ、結局は続きません。

そもそも手帳とは何かをよくするために書くものなのに、空白の多い手帳を見て、「続けられなかった自分」という負の感情が心に残ってしまうのはイヤですよね。

でも大丈夫!

これからは「何のために書くのか」という目的を明確にすることで、手帳術も使いこなせるようになりますよ。

それにはあなたの悩みや願望、好きなことなどに目を向けるとよいでしょう。

次の章では、ズボラ主婦の日々の暮らしに役立つ手帳術をご紹介していきます。

読み進めていくうちに、自分の書きたいことが見つかるかもしれませんね!

バレットジャーナル

スケジュールやタスクを箇条書きで管理する手帳術のこと。

ニューヨークに住むプロダクトデザイナーのライダー・キャロル氏によって開発され、箇条書きの先頭につける点「・」Bulletから名付けられた。

基本ルールは「箇条書き」で「素早く記録すること」。

To Doリスト・日記・スケジュール帳・スケッチブックを1か所にまとめることができる自由度の高さから、フォーマットやイラストでカスタマイズしたバレットジャーナルが人気。

ズボラ主婦の生活を整える手帳術【おすすめ10選】

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こちらがズボラ主婦におすすめしたい手帳術です。

  • To Doリスト
  • ほしい物リスト
  • ウィッシュリスト
  • コーピングリスト
  • ハビットトラッカー
  • お片付けノート
  • マンダラート
  • マインドマップ
  • 3行日記
  • 未来日記

ひとつずつ、やり方とポイントを解説していきましょう。

To Doリスト

やるべきことを管理するためのやることリストです。

実用的で、利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

タスク管理やスケジュール管理をしっかりやりたい人や「やるべきことを忘れてしまう」という人の他に、「ToDoは頭の中に入っている」という人にもおすすめです。

やり方
  1. 紙にやるべきこと、やりたいことを書き出す。
  2. やるべき日時や期限が決まっているものは、手帳のその日のスペースにリスト形式で書き込む。
    完了したらチェックをつける。
  3. 日時が決まっていないものは、その週にやること、その月までにやることに分類し、それぞれウィークリーとマンスリーの余白にリスト形式で書き込む。
    完了したらチェックをつける。
  4. こなせなかったタスクは翌日に繰越す。

「やることくらい頭の中に入ってるよ!」という人も、ぜひ手帳に書き出してみてください。

書くことで得られるメリットはこんなにあるんです!

メリット
  • 書き出すことでTo Doの量を把握できるので、優先順位をつけて計画が立てやすくなる。
  • 書くことによって「あれを忘れないように」と考える必要がなくなり、作業に集中できるようになる。
  • こなした作業量が可視化できるので達成感が得られ、モチベーションにつながる。
  • To Doごとに所要時間を書いておくと、すきま時間がムダにならない。
  • 普段はやらないような場所の片付けや、やってみたいと思っていたけど行動に移せなかったことができるようになる。

書いただけで満足してしまっては意味がありません。

前日の夜やその日の朝に優先順位をつけいつやるかを確認することできちんと行動できるようになります。

夜寝る前や、週1、月1で見直し、できなかったことは繰越すかやるのをやめるか決めましょう。

いつまでも先延ばしにするのは良くありません。

ToDoリストが書き込みやすい手帳は、

ToDoの日時が決まっていない場合はマンスリーウィークリータイプで余白がある手帳。

ToDoの量が多い人はウィークリータイプ1日1ページタイプのたくさん書き込める手帳。

バーチカルタイプの手帳ならToDoを時間軸に落とし込むことができるので、すきま時間も確保できるでしょう。

ToDoリストはバレットジャーナルの最も基本的な使い方なので、バレットジャーナル用の手帳とは相性がいいです。
マンスリーログを自分で書くのが面倒な人は、初めから印刷されているものを選びましょう。

欲しいものリスト

普段の食材や日用品の買い物リストではなく、欲しいもの、手に入れたいものを書くリストのことです。

初めは数個しか出てこないかもしれませんが、がんばって紙に書き出すことで「こういうものが欲しかったんだ」「これはいらないかも」と意外な自分が見えてくるので、自分と向き合いたい人にもおすすめです。

やり方
  1. 見開きのノートに、リスト形式で「欲しいもの」「欲しいものの金額」を50〜100個書き出す。
  2. ときどき見返して、手に入ったものにチェックをする。欲しいものがあれば書き足していく。

欲しいものを手帳に書き出しながら、手に入ったところを想像するとワクワクしますね。

メリット
  • 自分が本当に欲しいものがわかるようになる。
  • 欲しいものが手に入りやすくなる。

高価で手に入らなそうなものでも自由に書くこと。

願わなければ手に入りません!

PCやスマホに入力するより手書きの方が達成率が高いというデータがあります。

いつまでに手に入れるか日付を記入することで、手に入るスピードも速まりますよ。

1年に1回、どれくらい手に入れられたかを確認し、リストを作り直しましょう。

たくさん手に入っていたら欲張りになっちゃいますね。

でも、それでいいんです!

欲しいものリストを書くのにおすすめの手帳は、

メモページがある手帳バレットジャーナル用の手帳など、見開きにたくさん書き込める手帳。

ほしい物リスト専用のノートを作ったり、紙に書き出したものを手帳に貼ったり挟んだりしてもいいですね。

ウィッシュリスト

ほしい物リストと似ていますが、やりたいことを書くリストです。

ほしい物リストと同じように、初めはたくさん書き出すのが大変かもしれませんが、書き出すことによって自分の望みがわかるので、自分と向き合いたい人や叶えたいことがある人におすすめです。

やり方
  1. 見開きのノートに、リスト形式で「やりたいこと」を50〜100個を書き出す。
  2. その日の日付といつまでに叶えたいかを書く。
  3. 常に読み返して、叶ったものにはチェックをつける。
メリット
  • 自分の本当にやりたいことがわかるようになる。
  • やりたいことが叶う。

このリストは人に見せるものではないので、秘密にしている夢でもなんでも、どんどん書き出して叶えちゃいましょう!

絶対に叶えたいことは、無理だと思うことでも恥ずかしいことでもすべて書き出して、脳に意識させましょう。

「〜したい」ではなく「〜した」と完了形で書くことがポイントです。

1年に1回など区切りをつけて見直し、書き直すのもいいですね。

  • 過去の調査では、夢や目標がある人のうち、目標を紙に書いていない人より書いていた人の方が成功しているというデータがあります。
  • 完了形で書く理由は、潜在意識は妄想と現実を区別できないので、すでに叶ったかのように書くことで行動を起こさせ、実現へのスピードを早めるためです。

ウィッシュリストを書くのにおすすめの手帳は、

メモページがある手帳バレットジャーナル用の手帳など、見開きにたくさん書き込める手帳。

ウィッシュリスト専用のノートを作ったり、紙に書き出して手帳に貼ったり挟んだりしてもいいですね。

何度も読み返して脳に意識させるために、持ち歩きしやすい大きさの手帳を選びましょう。

コーピングリスト

コーピングとは、ストレスの元に対処しようとする行動のことです。

ストレスを感じたり落ち込んだりしたときに、状況に応じた気晴らしリストから選んで実行する、元気になるためのリストです。

落ち込んだり、ストレスがかかったりしているときには対処法を考えることができなくなってしまうので、元気なときにリストを作っておきます。

落ち込みやすい人はリストを作っておくと切り替えのきっかけを得ることができて、早く立ち直れるようになりますよ。

自分の好きなことをたくさん書き出すので、自分と向き合いたい人にもおすすめです。

やり方
  • 見開きのノートに、自分が普段やっている楽しいことや趣味などを100個書き出す。
  • 思いついたら書き足す。
メリット
  • ストレスを感じたときにすぐに対処できるので、精神的な余裕につながる。

ストレスを抱えていたり、落ち込んだりしていると、いろいろなことがうまくいかなくなったりしませんか?

自分のために、自分が元気になる方法を準備しておくのって大切なんです。

特別なことを書く必要はなく、普段楽しんでいることを書いた方が落ち込んだときにも行動しやすいですよ。

いざというときに迷わないため「映画を見る」は「ボヘミアン・ラプソディを見る」、「音楽を聴く」は「嵐のハピネスを聴く」というように具体的に書いておくのがポイント。

「もし宝くじが当たったら」などの妄想でも効果があります。

健康に悪影響を及ぼすもの、人に迷惑をかけることは避けましょう。(お酒を浴びるほど飲む、SNSで批判的な書き込みをする、暴力を振るうなど)

効果が出なかったら「次はこれをやってみよう」と切り替えられるように、質より量を重視して書き出します。

不安なときはリラックスできるもの、落ち込んでいるときは心が軽くなるものというように、その時の状況で選べるようにしておくのがおすすめです。

コーピングリストを作るのにおすすめの手帳は、

メモページがある手帳バレットジャーナル用の手帳など、見開きにたくさん書き込める手帳。

いざというときに困らないために、手元に置いておける手帳がいいですよ。

ハビットトラッカー

ハビットは「習慣」、トラッカーは「追跡者」という意味で、習慣化したいことを毎日チェックするリストのことです。

バレットジャーナル愛好者に取り入れている人が多い、人気のある手帳術です。

何かを毎日続けたい人継続するのが苦手な人手放したい習慣がある人にもおすすめですよ。

やり方
  1. 習慣化したい項目と31日分のマス目の表を書く。
  2. 実行できたら、その日のマスにチェックを入れたり色を塗ったりする。
メリット
  • 毎日の行動を可視化できるのでモチベーションが上がる。
  • マスを埋めたい気持ちが習慣化をあと押ししてくれる。
  • 悪い習慣をやめたいときにも使える。

項目数が多すぎると、できなかったときにモチベーションを下げてしまうのでがんばれそうな量から始めましょう。

できない日があっても、「こんなにできた!」と自分を褒めてあげてくださいね。

複数の項目をまとめて一つの表にしても、項目ごとに独立した表にしてもOK。

1ヶ月にまとめず、ウィークリーレフト式の手帳に1週間ごとのトラッカーを作ってもいいですね。

手帳に合わせて書き方をアレンジしましょう。

ハビットトラッカーを書くのにおすすめの手帳は、

メモページが多い手帳バレットジャーナル用の手帳
1ヶ月単位でも1週間単位でも自由に書けます。

ウィークリーレフト式の手帳なら、1日ごとのスペースを邪魔せずに1週間のトラッカーが書き込めますよ。

お片付けノート

整理収納アドバイザーであるmocaさんが考案した「片付けられる人になる」ためのメソッドです。

1日5分×3週間で片付けられる人になる! ーお片付けノートー 

片付けが苦手な人ものが捨てられない人は、3週間で片付けられる人になれるそうなのでおすすめです。

やり方
  1. 毎日3〜5個、捨てたいものを捨てる。
  2. 手帳に日付と捨てたもの、それを捨てた理由を書く。
メリット
  • 部屋が片付く。
  • 片付けられる人になる。
  • 不要なものを買わなくなる。

使っていない、捨ててもいいようなノートが余っている場合は、それを使うのがベストだそうですよ。

捨てる理由を考えずにただ捨てているだけでは意識も行動も変われないので、必ず理由を書くことが大事です。

目標は3週間続けること。

捨てるものがないときは1つでもいいので、無理せず楽しんで書きましょう。

  • 捨てた理由を書くことで頑張りが可視化でき、ただ捨てただけでは得られないモチベーションを感じることができるそうです。
  • mocaさんのサイトに印刷して使えるテンプレートがあります。

お片付けノートを書くのにおすすめの手帳は、

捨ててもいいようなノートがあれば、まずはそれを使ってしまいましょう。

mocaさんのサイトでテンプレートを印刷してもいいですね。

ウィークリータイプ1日1ページタイプの手帳だと毎日書き込めます。

バレットジャーナル用の手帳なら、デイリーページを作ったりお片付けノート専用のページを作ったり、自由にカスタマイズできますね。

マンダラート

マンダラートの画像

マンダラートとは、仏教に登場する曼荼羅(マンダラ)模様に由来するもので、マンダラとアートを組み合わせた造語です。

目標達成アイデアを生み出すためのツールとして使います。

メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、高校生の時に「ドラフト1位で8球団から指名される」ことを目標に掲げて作ったことでも知られています。

アイデアが浮かばなくて行き詰まっている人目標はあるけど何をしたらいいかわからない人におすすめです。

やり方
  1. ノートに3×3、合計9個のマス(マンダラート)を書く。
  2. 中心のマス目に、発想を深めたいテーマや目標を書き込む。
  3. 中心に書いたテーマから関連したワードを周りの8マスに書く。
  4. そのマンダラート中心にして、3×3のマンダラートを8個書く。
  5. 最初のマンダラートで書いた8個の関連ワードを、新しく書いた8個のマンダラートの中心にそれぞれ書き込む。
  6. そのワードからさらに関連したワードを8個ずつ書き込んでいき、完成させる。
  7. 似たような意味合いのワードを見つけ出し、そのワードを拾い上げてアイデアとしてブラッシュアップする。
  8. 目標達成の場合は、取り組むべき行動をピックアップしたり、優先順位をつけたりすることで、ゴールまでの道のりを可視化する。
メリット
  • アイデアに詰まったときに発想を広げられる。
  • 目標達成までの道のりがわかる。

81ものマスを埋めるのは大変な作業ですが、無理矢理にでも埋めることが思考整理につながります。

がんばって絞り出しましょう。

手順6では、1つずつマンダラートを完成させていきます。

どうしてもワードが出てこないときは次のマンダラートへ進みましょう。

全体像が見えてくることで新たな発想が生まれることもあるので、書けなかったマスも埋められるようになりますよ。

マス目は81個以上に増やしても問題ありませんが、81個以下にはならないようにしましょう。

どうしてもマス目が埋められない場合、そのテーマはアイデアとして深める価値がないものとして、新しいテーマで1から始めてみましょう。

目標達成に利用する場合は、中心のマンダラートでは抽象的なテーマから始め、周りのマンダラートで具体的な行動を書き込むようにするのがポイントです。

マンダラートを書くのにおすすめの手帳は、

メモページがある手帳1日1ページタイプなど、81マスのマンダラートが書ける大きさの手帳。

ページを自由に使えるバレットジャーナル用の手帳もおすすめです。

マインドマップ

マインドマップの画像

イギリスの教育者であるトニー・ブザン氏が考案した思考整理術です。

絵を描くような感覚で思考整理ができます。頭の中をスッキリさせたい人や、いつもと違う方法でメモを取りたい人におすすめです。

やり方
  1. A4かA3の紙を横向きにして使う。テーマを決めて中心にセントラルイメージを書く。
    セントラルイメージとは、テーマを象徴するイラストのこと。
  2. セントラルイメージを中心にして、木の幹から枝が分岐するように四方にブランチ(枝)を伸ばし、テーマについて大きく分解した単語を書き込む。
  3. 分解した単語から連想する単語を書いていき、どんどん枝分かれしたりブランチを伸ばしたりしていく。
  4. できあがったマップを見るとひと目で全体の構造がわわかるので、思考が整理されたことを実感できる。
  5. 関連性のあるところに矢印をつけたり、大事なところにクラウドマーク(雲状の印)をつけたり、イラストを描いたりして視覚的にわかりやすくしていく。
  6. 数字やマークなどでアレンジを加える。
メリット
  • 思考が整理され、頭の中のゴチャゴチャを視覚化できる。

書くときに罫線の影響を受けないよう、なるべく無地の紙に書きましょう。

1ブランチ1ワード」が重要です。

「りんご→赤い果物」ではなく「りんご→赤い→果物」と枝を分け、文章ではなく単語で書くようにします。

カラフルなペンを使ってメインブランチごとに色を分けることで、より視覚的に思考を整理できます。

重要な要素であるメインのブランチを太く分解していくにつれて細くしていきます。

そうやって階層を作ることが構造化につながり、思考が可視化できるようになります。

ブランチは曲線で書き、アンダーラインに見えるように単語をのせましょう。

どんなテーマに利用してもOKです。

自由にアレンジしてください。

手帳にミニマップを書いてもいいですね。

思考整理といっても「いつ使うの?」と悩んでしまう人は、日常でも使える活用例を参考にしてみてください。

主婦でも使える日常生活での活用例

買い物メモ:その日のメニューをメインブランチにして、メニューごとに材料や調理手順を書いていけばレシピにもなります。
買い物が必要な材料には丸をつけたり色を変えたりしましょう。

旅行の計画:大まかな行き先をメインブランチにして、行きたいスポットややりたいことを書き出します。
行き先を決めるためにも、旅行先でやることを決めるためにも使えます。
持ち物リストに使ってもいいですね。

自己紹介:出身地、仕事、趣味、家族など、まずはいつも通りの自己紹介のネタをブランチに書いてください。
そこから先に連想ゲームのように思いつくことを書いきます。
視覚的に頭に残るので、いざというときにネタに困らず、スラスラと自己紹介できるようになりますよ。

スケジュール管理:今抱えている仕事や用事を内容別に色分けし、やることを書き出します。
1日の予定でも、1週間、1ヶ月、1年単位の予定でも使えます。
すきま時間を活用できるようになったり、自分の時間が確保できるようになたりすれば嬉しいですね。
毎日書くことで日記がわりにもなりますよ。

手帳術と言っていますが、

A3、A4の紙かノートが大きくて書きやすいのでおすすめです。

手帳に書くなら、

メモページが多い手帳1日1ページタイプの手帳バレットジャーナル用の手帳がおすすめです。

3行日記

自律神経研究の第一人者で医師の小林弘幸教授が提唱する「3行日記健康法」です。

自律神経は、人間が生きていく上で重要な機能を司っており、ストレスなどでバランスが乱れがちです。

その結果、心身に不調を招くため仕事や日常生活にも影響が出てしまうのです。

3行日記は自律神経を整えて健康になるための手帳術です。

自律神経が乱れがちな人におすすめです。

体調が整っていく変化を感じてみてください。

やり方

夜寝る前に、

  1. その日のよくなかったことや失敗したこと
  2. その日のよかったことや感動したこと
  3. 明日の目標や関心ごと

この3つを、1テーマ1行で簡潔に書く。

メリット
  • 自律神経が整い健康になる。
  • イライラしなくなる。
  • 3行なので続けやすい。
  • 自分を見つめ直すことができる。
  • 本来の自分に戻ることができる。

毎日3行書くだけで健康的になれるのは嬉しいですね。

手書きで、1〜3の順番で書いてください。モチベーションが高まり、自律神経の力を引き出すことができます。

日付、曜日も書きましょう。

寝る前のひとりでいるときに、落ち着いて書くようにしてください。

時間がないときは無理に書かなくても大丈夫。

書けるようになったら思い出して書きましょう。

  • 書けなかった日の空白を作らないことで達成感を得られるので、結果的に長続きします。
  • ベッドサイドに手帳を置いておくと書き忘れを防げます。
  • 落ち着いて書けるところなら、どこで書いても大丈夫です。
  • 1〜2週間で体の調子がよくなる、イライラしなくなるなどの変化が現れます。

3行日記におすすめの手帳は、

ウィークリータイプ1日1ページタイプバレットジャーナル用の手帳など。
その日のスペースに3行書ければよいので始めやすいですね。

未来日記

未来日記の画像

引き寄せの法則を利用した、夢を叶えるための手帳術です。

「こうなったらいいな」と未来を想像して書くので、ワクワクしたい人夢を叶えたい人におすすめです。

やり方
  • 今日の日付、こうなりたい、こうなったら最高と思える未来を、完了形で書く。
  • 今日、本当に起こってほしいことを、「夜、気分よく日記を書いている自分」になりきって朝に書く。
  • なりたい未来を先取りして書く。
メリット
  • 夢を叶えることができる。
  • 本来の自分の願望がわかる。

「こうなったらイヤだな」ということは考えず、「こうなりたい!」とワクワクしながら書きましょう。

「〜したい」ではなく「〜した」と完了形で書くのがポイントです。

「どうしても実現してやる!」ではなく「〜できて嬉しい」「楽しい」などいい感情の言葉を入れて書きましょう。

簡単に叶いそうなことから書き始めるといいですよ。

書けない日は無理せず、自分のペースで続けてくださいね。

  • 脳は意識したものだけを探し出す機能があります。例えば、女性が妊娠すると、急に妊婦さんや赤ちゃん、ベビーカーなどをよく見かけるようになるなど。
  • 不安なときには悪い方へ気が向きがちなので、望むものに意識を向ける、思考パターンを書き換えるトレーニングになります。
  • 潜在意識は妄想と現実の区別がつかないので、望みが叶ったときの感情を先取りして味わうことで、叶ったかのような行動を自然と取るようになっていき、思考を実現化することができるようになるのです。
  • 初めに簡単に叶いそうな望みを書くのは、望みが叶った体験がモチベーションになり、さらに望みを叶えようとすることでよいサイクルが生まれるからです。

未来日記を書くのにおすすめの手帳は、

ウィークリータイプ1日1ページタイプバレットジャーナル用の手帳など。
毎日簡単な日記が書ける手帳ならOKですよ。

ここまで、主婦におすすめの手帳術をご紹介しました。

おまけで、手帳を使いこなしている主婦たちが愛用している手帳も、いくつかご紹介したいと思います。

おまけ 主婦に人気の手帳

手帳を使いこなす主婦たちに人気の手帳をご紹介します。

  • ジブン手帳:キャンパスノートで有名なコクヨの手帳
    • マンスリー+バーチカル(時間軸)の「DIARY」
    • 一生に必要な情報を記録できる「LIFE」
    • グリッド罫のメモ帳「IDEA」

 この3冊で構成される「3in1スタイル」

バーチカルで時間軸によるタスク管理ができます。
チェックするだけの天気や気分チェッカー、3食の食事も記録できます。
ガントチャートもついているので仕事にも使える、機能満載の手帳です。

  • ほぼ日手帳:コピーライターの糸井重里氏の手がける公式サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が製作販売する手帳
    • マンスリー+1日1ページが特徴
    • 毎年30〜50種類のカバーが発売される

1日のページにはToDoリストや時間軸もありますが、たっぷり日記を書いたり、イラストを描いたり、写真を貼ったり、自分らしく使いこなしている人が多いです。
365日、毎日違う「日々の言葉」を読むのも楽しい手帳です。

  • 無印良品の手帳:良品計画が販売する手帳
    • マンスリー、ウィークリー、マンスリーウィークリー、バーチカル、フリースケジュール(日付なし)など
    • シンプルなデザインと、100円〜1090円という手頃な価格が魅力

デザインがシンプルなのでそのまま活かすもよし、デコってもよし。
シンプルなのは表紙だけではなく、中身の機能も厳選されており、色もほとんど使われていません。
モノクロ好きにはたまらないですね。
日曜始まりと月曜始まりが選べるのが嬉しい手帳です。

  • スタバ手帳:日本では2017年から販売がスタートした、スターバックスのスケジュールブック
    • 毎年10月〜11月ごろ販売される
    • 2021年度版はコクヨ×スタバが共同開発し、全国のスターバックス店舗で出るミルクパックをリサイクルして表紙が作られた

デザイン性と実用性を兼ね備えた、手帳好き・スタバ好きに人気の手帳です。
全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)とオンラインストアで販売されます。
毎年すぐに売り切れてしまうので発売日を狙いましょう。

  • モレスキン:イタリアのメーカーが販売する手帳
    • 18ヶ月ダイアリーと豊富な表紙カラーが特徴
    • ノートブック、ウィークリー、マンスリー、デイリーなど
    • 罫線は、無地、横罫、方眼、ドットの4種類
    • クリエイターや文具好き、バレットジャーナル愛好者に人気

ゴッホやピカソも愛したと言われるノートです。
表紙はハードカバーとソフトカバーの2種類から選べます。
万年筆だと裏移りしやすいとの意見も聞かれるものの、根強い人気があります。
1度は使ってみたいノートです。

  • ロイヒトトゥルム1917:ドイツの文具メーカーが販売する手帳
    • 豊富な表紙カラーと、ページナンバー・目次が初めから印刷されているのが特徴
    • ノートブック、ウィークリー、バーチカル、マンスリー、バレットジャーナルなど
    • 罫線は、無地、横罫、方眼、ドットの4種類
    • 上質で裏移りしない紙で、バレットジャーナル愛好者に人気

日本では、バレットジャーナルの人気によって知られるようになったノートです。
モレスキンと似ているので比較されることが多いですが、万年筆でも裏移りしにくく、モレスキンから乗り換える人も多い人気のノートです。

主婦におすすめの手帳術と手帳をご紹介しました。

「この手帳を使って、あの手帳術をやってみようかな」とイメージが湧きましたか?

ズボラ主婦の手帳術は目的で選べば続けられる!

ズボラ主婦でもできる、暮らしを整える手帳術を10個ご紹介しました。

  • To Doリスト
  • ほしい物リスト
  • ウィッシュリスト
  • コーピングリスト
  • ハビットトラッカー
  • お片付けノート
  • マンダラート
  • マインドマップ
  • 3行日記
  • 未来日記

ポイントは無理をしないことです!

書けないことでマイナスの感情が芽生えないよう、自分のペースで向き合うことが大切です。

あれもこれもと手を出さずに、自分に必要なものを1つ続けて変化が起こるのを待ちましょう。

「こうしなければいけない」ということはないので、自由にカスタマイズしてみてくださいね。

目的にあった手帳と手帳術で、あなたの暮らしが豊かになりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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コメントはこちらからどうぞ

コメント一覧 (1件)

  • Shizukaさん、執筆お疲れさまでした!
    手帳を持たなくなってもう何年でしょう…。
    かわいらしい手書きの手帳に憧れる一方で、購入しても何を書けばいいやら分からないズボラ主婦のひとりです。
    手帳というとスケジュールを書くものと思い込んでいましたが、そうではないのですね!
    「コーピングリスト」「ハビットトラッカー」など知らない言葉もたくさんあり、勉強になりました。
    大谷翔平選手のマンダラートは有名ですね!とっても効果がありそうです。
    手帳画像が自作とのことで驚きました。
    統一感も出ますし、なによりカワイイ!
    Shizukaさんの手書きの技術もきっと役立つはずです。
    1記事目なのに、とても読みやすい記事でした。
    すばらしい記事をありがとうございました!

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