【水耕栽培】スポンジにカビが生えた?緑色や黒い物体の正体と対処法を解説します!

お庭や畑がなくてもベランダや室内で手軽に始められる水耕栽培ですが、育てる時に失敗したことはありませんか?

スポンジに種をまいて、わくわくしながら育てていたら緑色や黒いものが発生してしまい、手に負えなくなってあきらめてしまった人もいると思います。

スポンジに発生した緑色の正体は藻で、黒い物の正体はカビです。

水耕栽培は水と液体肥料を混ぜて与えるので、藻やカビが発生しやすい環境ができてしまいます。

この記事では藻やカビが発生してしまう原因と対処をご紹介します。

この記事でわかること
  • スポンジに発生する緑や黒いものの正体
  • スポンジに発生してしまった藻やカビの原因
  • スポンジの藻やカビの対処方法
目次

水耕栽培をスポンジで挑戦したら緑や黒い物体が!これってなに?

土を使わずに水と液体肥料で育てる方法の水耕栽培は、容器に種をまいたスポンジに、水と液体肥料を与えて日光または人工の光にあてて栽培します。

土を使わないので、場所を選ばずに栽培できて、害虫や病気の心配がほとんどありません。

しかし、水耕栽培は水を多く水を使うため、容器の中のスポンジに以下のような問題が発生していませんか?

  • スポンジに緑色のものがある
  • スポンジに黒いものや白いものがある

スポンジについた緑色の藻や黒いカビ、白いカビの原因をくわしく解説していきます。

せっかく楽しみに育て、インテリアにもなる水耕栽培がダメになってしまう前に、対策をとりましょう。

スポンジについた緑色の正体は藻だった!

水耕栽培の容器の中でスポンジに緑色のものがついていませんか?

緑色の正体は苔ではなくです。

水穀栽培は水と液体肥料を混ぜ、光をあてて栽培しますが、栄養分があるため光があたるため藻が発生しやすくなるのです。

藻の中でも特に青緑色の粉をまいたようにみえるものをアオコといい、プランクトンが大量発生したもので、栄養のある水の中で光合成をしながら繁殖します。

アオコは、少量ならばあまり気にしなくても問題はありませんが、大量発生すると水質の悪化や悪臭の原因にもなるので注意しましょう。

また、透明な容器で栽培している場合は見た目も悪くなり、植物が肥料を吸収しにくくなる点があります。

スポンジについた黒い物や白いものはカビ!

水耕栽培をしていて容器の中のスポンジに、黒いもの白くふわふわしたもの発生して悩んだ人もいると思います。

スポンジについた、黒や白いものの正体カビです。

水耕栽培は、つねにスポついたンジが水分を含んでいる状態なので、カビにとっては繫殖しやすい湿度が保たれています。

さらに水には液体肥料が溶かしてあるので、カビが発生しやすい環境が整ってしまうのです。

スポンジでの栽培の適切な水分量は、スポンジの表面が湿る程度にし、びしょびしょになるほど水分を染み込ませないようにしましょう。

多すぎる水分と肥料カビの発生につながるので、注意が必要ですね。

なぜ藻やカビが発生するの?

水耕栽培は水と液体肥料で栽培します。

そこで、藻やカビの原因のひとつに、水分と栄養があります。

藻が発生する原因

藻が発生する原因は以下のようになっています。

  • 気温の上昇
  • 水質の変化
  • 生態系のバランスの崩壊

気温が25度を超える水温が上昇し、藻が発生しやすくなります。

また、藻は栄養分と光があれば繁殖します。

植物のために栄養分を取り除くことはできないので、日光があたりすぎて藻が発生する場合は、置く場所を変えるなどの対策が必要です。

藻は病原菌ではありませんが、大量の藻を放置しておくと植物が栄養を吸収しにくくなり、病原菌の温床になりやすいので注意しましょう。

カビの原因

そして特に気を付けなければいけないのが、カビです。

カビはスポンジの水分量が多いすぐに発生します。

カビが発生する原因は以下のようになっています。

  • 水のやりすぎ
  • 換気が悪い
  • 不衛生になっている

カビが発生すると、植物は病気にかかりやすくなるので使用する器具の消毒をしっかりすることが重要です。

水耕栽培の藻やカビの対処方法は?

水耕栽培の藻やカビの対処方法はどうしたらいいのでしょうか?

藻は平均気温が25度を超えるようになると水温が上昇し、大量発生しやすくなります。

藻を防ぐためのポイントは以下の2つです。

  • 光と栄養分も藻が発生しやすい環境になるので、日光があたりすぎないように注意。
  • 水耕栽培用の商品を取り扱っているお店などで藻の発生を抑える薬剤が販売されているので、試してみるのもおすすめ。

カビはスポンジの水分量が多すぎすると発生しやすくなります。

換気を良くして、日差しがあたるところで育てることでカビの発生がおさえられます。

カビの発生を抑えるポイントは以下の3つです。

  • 水のやりすぎを防ぐには、受け皿に水を注いでスポンジが湿る程度を目安する。
  • 換気をよくするには、金魚用のエアポンプなどで水に空気の流れを作る。
  • カビを防ぐには、日差しをあてて育てる。

藻やカビが発生しないように予防対策をしっかりおこなうことが大切ですね。

スポンジの緑色の藻や黒いカビの対処方法を知って水耕栽培を楽しもう まとめ

水耕栽培は場所を選ばずに手軽に始めることができます。

透明な容器を使うとインテリアとしても楽しむことができますね。

藻が発生する原因

  • 気温の上昇や水質の変化
  • 生態系のバランスの崩壊

カビが発生する原因

  • 水のやりすぎや換気の悪さ
  • 衛生状態の悪化

植物の育成には「水・日光・栄養」が必要ですが、バランスが重要で、どれが多すぎても上手く育ちません。

水耕栽培を楽しむためには以下のことに注意すれば、藻やカビを抑えながら上手く植物を育てられますよ。

水耕栽培を楽しむために
  • 水のやりすぎに注意する。
  • エアポンプなどで水の循環をよくする。
  • 容器やスポンジはきれいにして清潔を保つ。

水耕栽培には藻やカビはつきものです。

藻やカビが発生しないように工夫して水耕栽培を楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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