この記事はnocturnexが添削を担当しました。
ミナさん執筆お疲れさまでした。
お子さんの体調不良の中、きちんと期限以内に書いてくださったご自分をまず褒めてあげてください。
構成もリード文、本文、まとめの3章になっていますね。
文字数も1,500字以上ですし、画像もきちんと入れてくださっています。
Webライティングを理解されて、書かれていることがよくわかりました。
添削は赤文字でお伝えします。
全体的に赤字が多く驚かれるかもしれませんが、お気になさらないでください！
「こうすればもっと良くなる」という点でお伝えしておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今回の添削は次の観点から、良いなと思った点は「◎」、さらに良くするためのご提案は「★」でコメントしています。
（１）Webでの掲載記事であること
（２）SEOを意識したライティングであること
※SEO
Search Engine Optimization: 検索エンジン最適化
GoogleやYahooなどの検索評価を上げるための対策のこと
この2つの点を意識した添削になっています。
【タイトルについて】
社会保険でもらえる出産育児一時金の金額や手続き等について （28文字)
◎タイトルは28文字で作っていただいていて、キーワードもきちんと入れていただいていてGood!です。
★キーワードは左詰めにするのが、SEO上効果的と言われています。
文字数も45字までです。
キーワードは「出産 一時金 社会保険」なので、この順番に入れていただくのが望ましいです。
ただキーワードや文字数に気を取られて、文章がおかしくなっても本末転倒なのでその点はご注意くださいね。
例を考えましたので、ご参照いただければと思います。
例）出産育児一時金は社会保険でどれくらいもらえる?ケースによる金額と申請方法についてもご紹介!(44文字)
タイトルは以下を意識して書いてみてください。
【見出し・校正について】
見出し（見出し2またはH2）は書籍で言うと「章」、小見出し（見出し3またはH3）は「節」にあたります。
★見出し2・3はブログ記事の冒頭に「目次」として載ります。
ですので見出しを作るときは「目次に反映される」ことを意識しましょう！
ポイント①SEO対策としてキーワードを含ませる(すべてに入れなくてもOK)
ポイント②「読者に興味を持ってもらえるように」書く
読書をするときは最初に目次を読みますよね。そこで「ここの章は気になるな…」と思うイメージです。
構成を見ていきましょう。
- H2社会保険の出産育児一時金の詳細
- H2出産育児一時金の金額
- H2出産育児一時金の対象となる条件
- H2出産育児一時金の申請方法
- H3直接支払制度を利用する
- H3受け取り代理制度を利用する
- H3直接申請する
- H2出産育児一時金の申請期限
- H2まとめ
★見出し２が続いている印象です。
見出し2の内容をさらに説明しているものは見出し３として中に組み入れた方が良いですね。
出産育児一時金の金額と、出産育児金の対象となる条件の2つをH3にして社会保険の出産育児一時金の詳細の章にいれ、H2の出産育児一時金の申請期限をH3にして出産育児一時金の申請方法の章に入れた方が、すっきりするのではないかと思いました。
構成は次のようになります。
- H2社会保険の出産育児一時金の詳細
- H3出産育児一時金の金額
- H3出産育児一時金の対象となる条件
- H2出産育児一時金の申請方法
- H3直接支払制度を利用する
- H3受け取り代理制度を利用する
- H3直接申請する
- H3注意点！出産育児一時金の申請期限
- H2まとめ
本文で修正させていただいています。
【画像について】
◎画像はきちんと内容に合ったものを選んでいただいていますので、Good!です。
◎マニュアル通りにきちんとサイズ変更もされていましたので、十分パソコンスキルをお持ちですね！
【文章について】
◎文章はとても読みやすく、読者の方にわかりやすく説明しようとする気持ちが伝わってきてとてもGood!です。
長すぎて、読みにくいということもありませんでした。
◎文末に同じものが続いてしまいこともなく、とても読みやすかったです。
★改行は句点でするのが、良いとされています。
その方が読みやすいんですね。
こちらで直させていただいています。
Web記事は「導入文」「本文」「まとめ」の3つから構成されています。
【導入文】最初の部分が導入文になります。
導入文は文字の通り、本文を読んでもらうための導入部ですね。
・問題提起
・共感
・解決策の提示
・この記事を読むメリット
この流れの通りに書いていくのが、効果的と言われています。
大体導入文で300字から400字を目標にすると良いですね。
では見ていきましょう！
出産はとても重要なライフイベントです。
そして、入院費や分娩費など、出産にかかる費用は高額になってきます。
例）不安に思われてしまう方も多いのではないでしょうか？
↑★問題提起を入れるといいです！
出産で出費がいろいろあってどうしよう？
★Wordpressではこんな風に吹き出しを使うことができますよ。
その経済的な負担を軽減するという意味で、社会保険から「出産一時金」を受け取ることができます。
◎解決策の提示をしてくださっていて、Good！です。
「出産一時金はいくら受け取れる？」「受け取るための必要な手続きは？」など、特に初めての出産だと、分からないことも多いですよね。
この記事では、出産を控えている方や、詳しく知りたい方が参考にしていただけるように、出産一時金について詳しくまとめてみました。
◎この記事を読むメリットを書いてくださっていて、Good！です。
★条件による金額の違いや、申請の手続きについても書いてくださっていますので、その点も書いた方が良いかと思います。
例）この記事では、出産を控えている方や、出産一時金について詳しく知りたい方が参考にしていただけるように、条件による金額の違いや、申請方法についてご紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
↑★この1文を入れると良いです。
WordPressでは話題が変わったり、次の章の前、見出しの前などに行間をあけるスペーサーという機能があります。
【本文】次からが本文になります。
★最初の見出しにはキーワードを入れるのがSEO上効果的と言われています。
◎きちんと入れてくださっていますので、Good！です。
キーワードは順番通りが原則ですが、この場合不自然になってしまいますので、この順番で大丈夫です！
原則は頭に入れておいてくださいね。
社会保険の出産育児一時金の詳細
【出産育児一時金】とは、出産にかかる経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度です。
★重要な部分は装飾して強調しましょう！
「正常分娩での出産は病気ではないため、健康保険は適用されません。
そのため、出産にともなう入院費用の負担は10割で、全額自己負担となっています。」
★上の2文が繋がっていたのですが、。で改行しましょう！
読みやすくするためですので、覚えておいてくださいね。
このような経済的な負担を少しでも軽減できるようにと設けられた制度が「出産育児一時金」です。
「出産育児一時金」は社会保険から支給されます。
最初に書きましたが、次の見出し２ 出産育児一時金の金額
出産育児一時金の対象となる条件
のこの２つは見出し３にして社会保険の出産育児一時金の詳細の中に入れた方が良いと思います。
見出し3になるため申し訳ありませんが、画像は外させていただきました。
出産育児一時金の金額
出産育児一時金の支給金額は50万円です。
2023年4月より、42万円から50万円に引き上げられました。
ただし、妊娠週数が22週に達していないなど産科医療補償制度の対象とならない出産や、産科医療補償制度に加入していない病院で産む場合は、子供１人につき支給額は48.8万円となります。
詳しくは表をご参照ください。
★文章だけよりは表にした方がわかりやすいかと思い、全国健康保険協会の表をそのままコピーしました。
WordPressではこのように表をスクロールすることも可能です。
| 令和5年4月1日以降 の出産の場合 | 令和4年1月1日から 令和5年3月31日 までの出産の場合 | 令和3年12月31日 以前の出産の場合 | |
| 産科医療補償制度に加入の医療機関等で妊娠週数22週以降に出産した場合 | 1児につき50万円 | 1児につき42万円 | 1児につき42万円 |
| 産科医療補償制度に未加入の医療機関等で出産した場合 | 1児につき48.8 万円 | 1児につき40.8 万円 | 1児につき40.4 万円 |
| 産科医療補償制度に加入の医療機関等で妊娠週数22週未満で出産した場合 |
【産科医療補償制度】 とは分娩に関連して重度脳性麻痺を発症した場合、家族の経済的負担を補償するために設けられた制度のことです。
表が続いてしまうので、参加医療保障制度はバランスを考えて表を外しています。
出産育児一時金の対象となる条件
出産育児一時金を受け取るには、以下の条件を満たしている必要があります。
・被保険者または家族（被扶養者）であること
・妊娠4か月（85日）以上で出産をしたこと
例）前もって自分が該当するか確認しておくと良いですね。
↑★このような一文を入れましょう。
出産育児一時金の申請方法
出産育児一時金の申請方法は、3つあります。
◎最初に結論を書いてくださっていて、Goodです！
PREP法を意識して書くと良いですね。
- P Point (結論）
- R Reason (理由）
- E Example (例）
- P Point (結論）
例）簡単に表にまとめましたので、ご参照ください。
| 申請方法 | 申請者 | 受取者 |
| 直接支払制度 | 医療機関 | 医療機関 |
| 受取代理制度 | 健康保険加入者 | 医療機関 |
| 直接申請 | 健康保険加入者 | 健康保険加入者 |
★それぞれの違いが分かりやすいかと思い、表を作ってみました。
詳しくは後から説明するようにすると良いですね。
では詳しく見ていきましょう！
↑★この一文を入れると良いです！
◎文章はとても簡潔にわかりやすく書いてくださって、Goodです！
★見出しに動詞は付けない方が良いですね。（できるだけ簡潔に書きましょう。）
直接支払制度を利用する
【直接支払制度】とは、出産した医療機関が健康保険加入者に代わって出産育児一時金の申請を行う制度です。
この制度を利用した場合は では、医療機関などの窓口での自己負担額は、出産育児一時金の額を超過した分のみということになります。
★省いても意味が分かるものは、省いた方が良いです。（簡潔に！が原則です。）
受取代理制度を利用する
【受取代理制度】とは、本来なら本人が受け取るべき出産育児一時金を、医療機関が代理で受け取る制度です。
申請は健康保険加入者が行います。
↑★直接支払制度と受取代理制度の違いが、よく分からなかったのでこの一文を入れました。
直接支払制度を導入していない小規模な医療機関などを利用する場合、医療機関が本人に代わって出産育児一時金を受け取り、出産費用の支払いに充てることができます。
直接申請する
直接支払制度や受取代理制度を利用せず、退院時に直接医療機関に出産費用を支払う方法です。
事前に、医療機関に直接支払制度や受取代理制度は利用しない旨を書いた合意書を提出する必要があります。
退院後に、合意書や出産費用の明細書、申請用紙など必要書類を健康保険組合に提出し、指定の口座に支給されます。
注意点！出産育児一時金の申請期限
出産育児一時金には、申請できる期限があります。
出産した日の翌日から、2年間です。
筆者期限切れで出産育児一時金が申請できないのは、もったいないですよね。
くれぐれもご注意くださいね！
筆者の吹き出しを入れてみました。
最後の見出し２は【まとめ】だけだと、もったいないです。
今まで書いてきたことすべてについてのまとめという見出しにすると良いですね。
例）出産育児一時金の金額や申請方法について！まとめ
出産育児一時金の金額や申請方法について！まとめ
今回は【社会保険でもらえる出産育児一時金】についてまとめてみました。
- 出産育児一時金の支給金額は50万円
- 出産育児一時金の対象は被保険者または被扶養者であること、妊娠4か月（85日）以上で出産をしたこと
- 出産育児一時金の申請方法は直接支払制度、受取代理制度、直接申請の3つ
- 出産育児一時金の申請期限は2年
妊娠中には通院にかかる交通費やマタニティ用品代、そして出産後も、ベビー用品、医療費、ミルク代など、妊娠・出産にともない色々と費用がかかりますよね。
少しでも経済的負担を軽減するためにも、必ず申請をして「出産育児一時金」を上手に活用したいですね。 ましょう。
最後までお読み頂きいただきありがとうございました。
◎お礼をきちんと入れていただいて、Good！です。
★お読みいただきのいただくは補助動詞として使われていますので、その場合はひらがな表記にしましょう！
添削は以上になります。
ミナさん執筆お疲れさまでした。
とても素直な文章で、内容が自然にわかりました。
中学生が読んで、理解できる程度の文章が良いと言われています。
あまり難しい言葉や、漢字も使わない方が良いです。
ミナさんの記事は、原則に沿っていました。
回りくどい良い方も避けた方が、ベターです。
頭に入れておいてくださいね。
画像もきちんと、サイズを変更して入れてくださっています。
見出し２から３にしてしまったものは、申し訳ありませんが、見出し３の後の画像を消させていただきました。
これからもどうぞライティングの勉強を続けていってください。
ミナさんの今後の活躍をお祈りしています。
今回はオンライン文章添削にご参加いただき、ありがとうございました。
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コメントはこちらからどうぞ
コメント一覧 （7件）
ミナさん、執筆お疲れさまでした。
お子さんの体調が悪いのに、頑張って提出していただきありがとうございます。
簡潔にわかりやすく、出産育児一時金について書いてくださいました。
文末も同じものが続かないようにや、画像の大きさの変更など、基本的なスキルはお持ちです。
一つ気になったのは構成の作り方を勉強される、と更によい記事が書けると思いました。
WordPressは使うといろいろな機能があって、楽しいです。
これからもどうぞライティングの勉強を続けていってください。
ミナさんの今後のご活躍をお祈りします。
この度はオンライン添削ご参加くださり、ありがとうございました。
ミナさん、執筆お疲れ様でした！
ご自身の経験も入ってらっしゃるのでしょうか。
とっても細かくリサーチされていて、私も知らないことばかりで、｢へー！｣と感心しながら読み進めました。
出産したら誰でも等しく貰えるものと思っていたら、違うんですね。
新しい発見がたくさんありました。
ノクさんも書かれていますが、Web記事には独特のルールがあるので、
そこをおさえて構成をしっかり考えられると、とてもいい記事になると思います！
ぜひ今回の添削経験を活かしていただき、素敵なライターさんとしてご活躍ください！
ノクさん、添削お疲れ様でした。
表の作成などとてもわかりやすかったです！
ミナさん、執筆お疲れさまでした。
よくリサーチされていて、有益な情報としてまとめられていると思いました。
文章もわかりやすく、注意点は強調するなど、読者目線で書かれていてすばらしいです。
今回は、制度の内容なのでどうしても漢字が多くなってしまいますよね。
そんなとき、Wordpressを使うと、吹き出しや表などで見やすくすることができますよ。
今回の添削をきっかけに、ライターさんとしてご活躍いただけたら嬉しいです。
たいへんな中、すばらしい記事をありがとうございました。
ノクさん、添削お疲れ様でした。
丁寧な添削やお伝えの仕方など、勉強になりました！
ミナさん、執筆お疲れさまでした！
国や市町村の制度はややこしいですね。
制度の名前に漢字が並ぶと、それだけで「難しい」と感じてしまう人もいるでしょう。
ミナさんの記事でスッと理解する人が増えたらうれしいですね！
画像のセレクトも記事内容とピッタリで、センスの良さを感じました。
SEOライティングで「見出し」は、非常に重要な役割を担っています。
不自然にならない程度にキーワードを入れると、グーグルからもクライアントからも評価されますよ。
これからもぜひステキなライターとして活躍してくださいね！
すばらしき記事をありがとうございました。
ノクさん、添削お疲れさまでした！
丁寧な添削で勉強になりました。
ミナさん執筆お疲れ様でした。
出産一時金という（初めての出産の方には特に）しっかり頭にいれなきゃ！という内容のテーマをわかりやすく書いていらっしゃいますね。
お金関係の話は特に難しいと頭を悩ませてしまいがちですが、ミナさんの文章はすんなりと頭に入ってきやすくて読者思いの文章を書くのがお上手だなと思いました。
文章が短くて、簡潔に書かれてるのがとてもいいです♪
これからも読者ファーストの記事が書けるライターさんとして活躍されてくださいね♪
素敵な記事をありがとうございました。
ノクさん添削お疲れ様でした。
とても丁寧でわかりやすい解説をされてらっしゃって、特に前半の構成などの説明など、勉強になりました。
ありがとうございました。
ミナさん、執筆お疲れさまでした!
制度の内容で、記事にするのは大変だったと思いますが、簡潔に書かれていて、分かりやすかったです。
最後に、気になる申請期限に触れられていて、素敵なだと思いました。
これからも記事を書いてくださいね。
有益な記事をありがとうございました。
ノクさん、添削お疲れさまでした!
伝え方が参考になりました。
この記事を作成したミナです。
nocturnexさん、この度は添削していただき、ありがとうございました。
プロの方から添削してもらうことができて、大変勉強になりました。
またたくさん褒めていただき、とても嬉しく、ライターとしてもっと頑張りたいという意欲がわきました。こちらの記事を何度も読み返し、自分の中に落とし込んで、今後の記事執筆に活かしていきたいと思います。
今回は大変貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。