忙しい毎日を過ごしていると、食事の準備をするのも大変ですよね。
「できるだけ時短で簡単に、おいしい食事を家族に食べさせたい」と思うものの、野菜の下ごしらえは時間がかかります。
特に里芋は、ぬめりがあるので皮むきのときにすべりやすく、時短のハードルが高い野菜ですね。
そんなときは、下ごしらえ済みの冷凍里芋を使ってみましょう!
筆者イチオシの「業務スーパーの冷凍里芋」を常備しておけば、すぐに使えてとても便利ですよ。
この記事では、冷凍里芋をおすすめする理由と簡単な調理方法を紹介しているので、ぜひ読んでくださいね。
冷凍里芋を使ってパパッとおいしいレシピが作れるようになると、しめたものです!
業務スーパーの冷凍里芋をおすすめする3つの理由
「里芋料理は下ごしらえに時間がかかって面倒」という悩みは、冷凍里芋を使うことで解決します。
筆者が業務スーパーの冷凍里芋をおすすめする理由は以下の3つです。
- レシピにあったサイズが選べる
- 生の状態と栄養がほとんど変わらない
- コスパが良く、調理の手間がかからない
それでは、それぞれお伝えしていきますね。
レシピにあったサイズが選べる
業務スーパーの冷凍里芋は、レシピにあったサイズが選べます。
大きめ、小さめ、六角形、乱切りと4種類ありバリエーションが豊富です。
皮むきだけでなくカットの手間も省けるので、とても助かりますよね。
同じレシピでも使う里芋の「形」は人それぞれなので、自分に合ったサイズを選べるのは嬉しいですね。
生の状態と栄養がほとんど変わらない
冷凍野菜は、加工技術が進歩しているため、生の状態と栄養価はそれほど変わりません。
業務スーパーの冷凍里芋は、もっともおいしくて栄養価が高い「旬」の時期に収穫されたものです。
生の里芋を洗浄・カットしてからブランチング処理の後、マイナス40℃以下で急速冷凍しています。
里芋にはさまざまな栄養素がありますが、なかでも食物繊維とカリウムが豊富。
食物繊維は腸内環境を整えてくれますし、カリウムはむくみを解消する効果が期待されます。
栄養が損なわれないように冷凍されているので、安心ですね。
コスパが良く、調理の手間がかからない
生野菜は天候や季節による価格の変動がありますが、冷凍野菜はほとんど値段が変わりません。
低コストで季節を問わずに、いつでも食べられるのはありがたいですよね。
しかも、洗浄・皮むき・下ゆでが済んでいるので、調理の手間がかからず楽です。
泥をゴシゴシ落とすだけでもひと苦労ですし、皮むきもすべりやすく手もかゆくなるとなると、ちょっとしたストレスですよね。
冷凍里芋なら、手を汚さずに必要な分だけ使えるので、品質を保ちながら長期保存できる点もコストパフォーマンスに優れています。
業務スーパーで買える冷凍里芋の種類
画像引用:業務スーパー公式サイト
業務スーパーで買える冷凍里芋は4種類あります。
内容は以下のとおりで、すべてバラ凍結されていて使いやすくなっています。
内容量 | 500g |
原産国 | 中国 |
保存方法 | -18℃以下で保存 |
栄養成分: 100g当たり | ●エネルギー:72kcal ●たんぱく質:2.2g ●脂質:0.1g ●炭水化物:16.1g ●食塩相当量:0g |
それぞれの商品の特徴を表にまとめました。
商品名 | 写真 | 説明 |
さといもM | ・大きめサイズ ・煮物を作るのにぴったり | |
さといもS | ・小さめサイズ ・一口サイズなので汁物に最適 | |
六角里芋 | ・六角形 ・煮物や唐揚げにすると美しい仕上がりに | |
さといも乱切り | ・乱切り ・筑前煮や唐揚げがおすすめ |
4種類もあるとレシピによって使い分けができるので、便利ですね。
ただし、「六角里芋」「さといも乱切り」は、筆者が利用する店舗には置いてありませんでした。
1商品しか置いていないところもあり、品揃えは店舗によって異なるようです。
業務スーパーの冷凍里芋を使った簡単レシピ3つ
レシピを紹介する前に、おいしく食べるためのポイントを3つお伝えします。
- 解凍せずにそのまま調理する
- 芯が残らなくなるまで十分に加熱する
- 一度解凍した里芋は再凍結しない
電子レンジを使う場合も、様子を見ながら加熱時間を調整してくださいね。
また、再凍結すると味や食感が損なわれますので、必要な分だけ使いましょう。
それでは、冷凍里芋を使って簡単にできるレシピを3つ紹介します。
どれも短時間で気軽に作れるので、ぜひお試しくださいね。
里芋の豚汁
<材料(4人分)>
- 冷凍里芋 200g
- 大根 100g
- にんじん 100g
- ごぼう 50g
- 豚肉薄切り(バラ肉、豚こまなど)100g
- 出汁 800ml (水800mlに和風だし小さじ2でも可)
- みそ 大さじ4
- 青ねぎ(白ネギでもお好みで)
- サラダ油かごま油 小さじ2
- 大根とにんじんは5mm幅のいちょう切りにする
- ごぼうは5mmのななめ切りにして水に1分さらして、ザルにあげておく
- 豚肉は3cm幅に切る。ネギは小口切りにしておく
- 鍋に油を入れて中火にかけ、豚肉をいためる。里芋・大根・にんじん・ごぼうを加えてさっといためる
- 出汁を加え、煮立ったらアクを取り、ふたをして10分程度煮る
- 野菜がやわらかくなったら、みそを溶き伸ばしていれる
- お椀に盛り、ネギを散らして出来あがり
筆者は、豚汁にはいつもじゃがいもを使っています。
今回冷凍里芋で作ってみたところ、食べ応えがあってボリューム満点の豚汁で家族に大好評でした。
解凍やカットなしで丸ごと鍋に入れれば良いので、手軽に作れますよ。
里芋のコロッケ
<材料(4人分)>
- 冷凍里芋 400g
- 合いびき肉 150g
- 玉ねぎのみじん切り 200g
- サラダ油 大さじ1
- 薄力粉 適量
- 溶き卵 1個分
- パン粉 適量
- 塩・コショウ
- 揚げ油 適量
- 冷凍里芋は耐熱皿に乗せて、600wで3〜4分加熱(スプーンで簡単につぶれる程度でOK)。まだかたい場合は様子をみながら追加で加熱する
- フライパンにサラダ油を熱し、合いびき肉とみじん切り玉ねぎをいためる。塩・コショウで下味をつけ、冷ましておく
- 粗熱が取れた❷と解凍した里芋を混ぜて、丸める
- 薄力粉・溶き卵・パン粉の順番で衣をつける
- 180℃の油できつね色になるまで揚げたら出来あがり
冷凍里芋を袋から出して電子レンジで加熱して水気を切り、つぶすだけなので、タネ作りが短時間で済みます。
里芋で作ると、ねっとりした食感が楽しめるコロッケになりますよ。
とんかつソースやケチャップなどの甘めのソースが合います。
今回は、ひき肉と玉ねぎをいためたものを加えましたが、もっと簡単なアレンジとしてプロセスチーズや肉味噌を入れるのも良さそうですね。
煮っ転がし
里芋料理の定番といえば、必ず出てくるのが「煮っ転がし」ですね。
料理検索サイトのクックパッドで「冷凍里芋の検索1位」のレシピを参考に作ってみました。
<材料(2人分)>
- 冷凍里芋 10から15個
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ4分の1
- しょうゆ 大さじ1と2分の1
- 水 300ml
- 和風だし 小さじ1強
- 里芋以外の材料を鍋に入れ火にかける
- 煮立ったら、冷凍里芋を凍ったまま入れる
- ペーパータオルなどで落としぶたをして中火で15〜20分煮る
引用:COOKPAD
煮立たせた煮汁に里芋を加え、汁気がなくなるまで煮るだけという簡単な手順で、こんなにもおいしくできるとは!
さすがに、検索1位のレシピはすごいです!
常備菜として冷蔵庫で2〜3日は保存可能できますし、冷たいままの煮っ転がしもおいしいですよ。
まとめ:業務スーパーの冷凍里芋を上手に使いこなそう!
今回は、業務スーパーの冷凍里芋について紹介しました。
- 冷凍里芋は、栄養が損なわれることが少ない
- コスパが良く、長期保存もできるので使いやすい
- 下ごしらえの手間が省けて時短料理に向いている
筆者も実際に冷凍里芋を使ってみたところ、生の里芋と比べてはるかに短時間で調理できました。
味や食感はほとんど差を感じませんでしたが、調理方法によってはジャリッとすることもあるようです。
冷凍里芋をおいしく食べるには、しっかり加熱することと、解凍したものは使い切るのがコツ。
うまくアレンジして、ぜひ手軽な冷凍里芋レシピのバリエーションを広げてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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