ガハ!っと笑えるさくらももこのエッセイをご紹介!笑えるだけでなく生き方の参考書にも!

この記事は、書人百花サイトのゲート試験記事になります。
完成した記事は「さくらももこのエッセイを紹介!ガハッと笑って心をデトックスしませんか?」をご覧ください!

こんにちは!カンズメです。

まだまだコロナウイルスでお家時間が続く現在、おうち時間を楽しんでいるでしょうか?

お家時間が続く中で、読書を始める方が増えています!

昨年の1回目の緊急事態宣言中にインスタグラムでは、ブックカバーチャレンジと自分が読んだお気に入りの本をインスタグラムで紹介し、友達にリレー形式でつないでいくという事が流行っていたほど。

本は自分の生き方や考え方を始め、新しい知識を教えてくれたり、考えをつくるきっかけを与えてくれるものですよね。

こんな綺麗事を言っておりますが、正直私は漫画の方を読んでいることが多いです・・・(笑)

そんな、普段漫画をばかり読む私ですが、中学生の頃からずっと大好きな本があります。

それが、さくらももこの「たいのおかしら」というエッセイです。

この本は、私の中ですごく影響が大きく、生き方や考え方に変化が起こった1冊でした。

そこで、今回は皆様に「たいのおかしら」について紹介していき、読んで見たいと思っていただけたら嬉しいです。

目次

さくらももこについて

https://chibimaru.tv/about/

皆様はさくらももこと聞くと、日曜夕方6時からやっている「ちびまるちゃん」を思い浮かべるのではないでしょうか?

「ちびまる子ちゃん」はさくらももこの代表作ですね。

しかし、「ちびまる子ちゃん」以外にもたくさんのエッセイ本やコミック、また作詞も行っているんです!

さくらももこの本を紹介する前に、さくらももこについて紹介していき、作者も一緒に好きになっていやだけたら嬉しいです♪

さくらももこは1965年5月8日生まれで静岡県出身です。

1986年に「りぼん」で「ちびまる子ちゃん」の連載が開始されました。

そして、1990年にフジテレビで「ちびまる子ちゃん」がアニメ化されました。

その際に今現在もオープニングで流れている「おどるポンポコリン」の作詞をしており、レコード大賞も受賞しているんです!

「ちびまる子ちゃん」の漫画だけでなく「コジコジ」というメルヘンでシュールなギャグ漫画も発行しているだけでなく、エッセイ本も多数出版しています。

2018年に惜しくも、乳がんのため、53歳という若さでお亡くなりになられました。

たいのおかしらについて

https://www.amazon.co.jp/たいのおかしら-集英社文庫-さくら-ももこ/dp/4087475514

「たいのおかしら」は1993年に刊行され、さくらももこの3冊目のエッセイ本になります。

内容は、さくらももこの子供時代から、大人になってからの日常生活の出来事が、面白おかしく書かれています。

その中で、「ちびまる子ちゃん」にも登場する、父ヒロシについての内容を少し紹介させていただきます。

ヒロシはアニメのキャラクターのように、呑気者な父親です。

ももこの母親、ヒロシの奥さんからも怒ったり、大笑いをすることがなく、なんとなく笑ったような表情をいつもしているだけで何を考えているのか分からないと言われています。

そんなヒロシが一番嬉しそうな顔をしたときがありました。

家族の中で、ももこの同級生のお金持ちの友人の家庭についての話で話題が盛り上がった時の事です。

お金持ちの友人の家は、ももこの家よりはるか豪邸で、父親もヒロシより立派でゴルフのトロフィーなどが飾られていたんだそう。

それをヒロシに話すと、「おまえも、そういう父さんのところに生まれりゃよかったなあ」と呟いた際に、ももこが「どこの父さんも同じだよ。うちのお父さんもあの子ンちのお父さんも、お父さんはお父さんだ」と言うと、ヒロシは「そうか」と今までに見たこともない様なうれしそうな顔をしていたんだそうです。

その後も、相変わらず気ままに生きているヒロシで、知らない人に「父ヒロシ」と言われても気にせず平気に生きているというお話です。

「父ヒロシ」の内容は、アニメに様に呑気でお母さんを困らせているヒロシと面白く書かれているのですが、面白いだけで終わらせるのでなく、家族としての想いもある父親なヒロシも書かれているおり、心が温まるエピソードです。

そして、エッセイを読み終わった後の最後に、「その後の話」とあり、紹介した物語のその後も書かれているのでそちらも楽しめる一つのポイントです!

ちなみに「父ヒロシ」のその後の話の内容は、ヒロシは自分の話がエッセイに登場したことを知らずに生きていると書かれてありました(笑)

失敗を面白く話すと気が楽になる!


私はこのエッセイを初めて読んだのが中学1年生の時でした。

中学生になって、今まで知っていた子達がすごく大人っぽく見えたりと、自分の周りに合わせて背伸びをしていたのを覚えています。

そんな時にこのエッセイを読んで、さくらももこのありのままの生活を隠さず書かれて、尚且つ面白くてみるみる吸い込まれるように読んでいきました。

その中で、「答案の始末」というお話を少し紹介します。

ももこが小学4年生だった時に算数のテストがあり、問題を見ると全く分からないという。

何で分からないのかも分からないという人生でこんなに分からない問題に出会ったことがない分からなさでした。

何とか2、3問答えを書き終えたものの、答案用紙がいつ返ってくるのかの不安を抱えていたももこなのでした。

そして、何の前触れもなく返ってきたテストの点数は12点で、史上最悪の点数!

このテストをものすごい速さで小さく折りたたみ、ランドセルのポケットの奥に入れ誰にも見つからないようにし、帰宅してトイレに直行し、テストの答案用紙をビリビリに破ってトイレの便壺に捨てたそう。

しかし肝心の12点のところが、便壺の途中に引っかかってしまって落とすことができません。

どうやっても落とせず、仕方なくそのままにしてみたものの、家族の誰にも気づかれなかったというお話です。

私は「答案の始末」を読んだ時に、ガハハ!と笑ったと同時に、テストの点数や隠し方が自分と同じだ!!とすごく共感しました。

私も小学生時代から、算数はすごく苦手で12点ではなかったですが、ほぼほぼ30点代でした・・・(笑)

でも周りや親にこの点数を見られたくないと思って、小さく素早く折り畳んで、ランドセルポッケの奥深くにしまってい他ので、ももことやっていることが全く一緒だったんです。

私は自分の点数が恥ずかしかったので、誰にもこんな話はしたことなかったのに対し、ももこは本で話しているし、しかも笑い話にしていてすごく人生が楽しそうだなと読んでいてすごく尊敬と憧れがありました。

そこから、私は自分が恥ずかしいことは面白おかしく周りに話すことが多くなりました。

面白ろおかしく話すと自分の中で恥ずかしいモヤモヤもスッキリしていくんです。

さくらももこのエッセイから、面白さを学ぶことができました。

自分の好きなことをすればいい


さくらももこのエッセイは読んでいて、良い意味とてもゆるく自分のペースもマイペースになっていくように感じます。

「たいのおかしら」の中の話も、自分の好きなこと、興味があることを内容としたお話が多く、さくらももこは好きなことをして自分のペースを大事にしているんだなというのが読んでいて伝わってきます。

私自身も、この本を読んでから周りに合わせるんじゃなくて自分のペースで好きなことを大事にしようと思えました。

本の中にある「怠け者の日々」というお話は、ももこは17歳まで家の手伝いもせずに、テレビや漫画を読んでいるグータラ生活を送っていたという内容なんですが、読んでいると現に漫画家として活躍していたももこに繋がる生活を送っているんです。

自分の好きなものをとことん極めて行くのもアリなんだなと私は中学生の時にすごく感心したのを覚えています。

そして、親にいくら「勉強しなさい」「手伝いなさい」と言われても、何もせず漫画を読みテレビを観ての怠け者生活を送っていた、ももこは自分のペースを乱さずある意味、真の強い女性だなとも思いました。

そこから、私もさくらももこみたいな生き方をしよう!とリスペクトするように。

自分の好きなこと、私の中ではファッションだったのでファッション雑誌や漫画を当時は読んで、グータラしていました。

高校生になってからは、スマホを買ってもらいSNSでファッションを見る時間が1日の半分以上を占めていたことも。

そんな私もずっと夢だったアパレルでお仕事させていただいてます。

この夢が実現できたのも、さくらももこのエッセイのおかげだと思っています。

息抜きを教えてくれる1冊


さくらももこの「たいのおかしら」をご紹介させていただきました。

この本は、自分のペースでゆるく生活していったら良いんだよ。と教えてくれる1冊です。

周りのペースに合わせすぎて、キツキツな人やホット一息最近つきたいなと思っている人に読んでいただきたいです。

クスリどころじゃない面白さに、緊張の糸がプツンとキレてくれるきっかけになると思います♪

私もこの本を読んで、自分のペースを大事にする様になったきっかけの一つになりました。

お家時間のお供にぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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