リトミックとは何?講師資格取得者がその効果効能について紹介!

上記の名前タグをクリックすると、【添削者のスキル】や【執筆メンバーの成長過程】がわかります。女性限定ライティングサロン「Site New Tourism」入会検討時の参考としてご確認ください。

子育てや保育について調べていて、「リトミックって、実際、何をするの?」と思ったことはありませんか?

なんとなく、ピアノに合わせて、踊ったり動いたりしているイメージは浮かぶけれど、実際のところ、よく知らない…という方が多いと思います。

リトミックはお遊戯やダンスの要素もありますが、それだけではありません。

また子供だけでなく、幅広い年代の方にも効果があり、欧米では一世紀以上に渡り実践されてきた一般教養です。

このような方に向けて書いています

  • 子どもを持つ保護者の方
  • 「リトミック」という言葉を聞いて疑問に思った方

リトミック講師の有資格者が、専門機関で実際に学んでみてわかったこと、その効果・効能をお伝えしていきます。

この記事でリトミックとは何か、またはどんな効果があるのかがわかりますよ。

目次

リトミックとは?

ここでは、リトミックの歴史と概要を説明していきます。

リトミックはスイス生まれ

リトミックには、意外に長い歴史があるのをご存知ですか?

実は、100年以上前にスイスのジュネーブ音楽院で生まれました。

初めは、音楽院の学生向けに考え出された教育法でしたが、幼少期に習うことでさらに効果があるということがわかり、子供たちに行うようになりました。

20世紀初頭から欧米に広がり、日本人も明治時代から、音楽家や舞踊家が学ぶようになっていきました。

日本国内でのリトミック教育は、戦後、国立音楽大学から始まりました。

現在では、音楽教室や保育園、介護の現場など、さまざまなところでリトミックの活動が行われています。

リトミック(仏:Rythmique/英:Eurhythmics)は、20世紀初頭に、スイス・ジュネーブの作曲家で音楽教育家でもあったエミール・ジャック=ダルクローズ博士(Emile Jaques-Dalcroze 1865-1950)によって創案された音楽教育法で、児童心理学・生理学の観点から、大切な幼児期の人格形成教育として知られています。

引用:リトミック研究センター

音楽を体系的に体感するのがリトミック

美しい音楽はどのようにして作られているのでしょう?

実は音楽には3大要素(メロディー・リズム・ハーモニー)があり、美しい音楽は、理にかなった配列、法則で作られているのです。

民族や時代によって、好まれるメロディーやリズムに偏りはありますが、全体的には理論で説明が可能です。

リトミックはこれらの要素全体を体系的に整理し、一つ一つを感じ、表現する力を身に着けていく音楽メソッドです。

レッスンは主に先生がピアノなど楽器で出した音を、レッスン生が聴き分けることから始まります。

たとえば、リトミックではこのようなレッスンが行われます。

音楽3大要素を体感するレッスン

  • メロディー(音の高低)を聴きながら階段の絵などで視覚化する
  • リズム(音の長短)を感じながらステップをする
  • ハーモニー(和音)の響きを聞き分けて動きを変える

ピアノやエレクトーンのレッスンに、導入として、こういった活動を取り入れている先生も多くいらっしゃいます。

リトミックの全ては「聴く」ことから始めます。

歌や楽器の音だけではなく、手拍子や心臓の音、生活音、自然の音にも耳をすませる、あるいは音のない状態にも意識を向けていきます。

「聴いた」音楽に合わせて動く「即時反応」レッスンでは、音階やリズム、テンポに合わせた活動を繰り返し行います。

即時反応レッスン

  • ピアノが鳴ったら動く、止まったら動きを止める
  • 高い音、低い音に反応する、想定外の音に即座に反応する
  • ピアノの音を聴き分けてボールを投げたり、転がしたり、弾ませたりする

お遊戯との違いがわかりますか?

それは、決まった振付を繰り返すだけでなく、「感じて瞬時に反応する」ところです。

初めは、先生やお友達の真似をしながら、少しずつ自分でニュアンスを表現できるように発展させていきます。

そうすることで、即興から「創る」作業までの力が養えるのです。

次に「歌う」活動についてお伝えしますね。

歌のレッスン

  • 自分で歌うことで、音楽の3大要素(メロディー、リズム、ハーモニー)を味わう
  • 複数人と歌うことで、「和声」の調和や不調和を感じ、心を合わせて歌詞とメロディーを感じ取る

歌のレッスンでは、「聴いた」音楽を自分の声で再現、または表現します。

目には見えない」音楽のもつニュアンスと、「」で感じた喜怒哀楽の「感情」をつなげて調和させていきます。

そうすることで、単なる真似ではなく、自分なりの表現を生んでいくための訓練ができます。(楽器演奏にもこの訓練が必要です)

リトミックの効果・効能

ここでは、リトミックの効果・効能について説明していきます。

正解のないイメージや感情を表現する力が身につ

人を感動させる、素晴らしい歌や楽器演奏は、どうやって生まれるものなのでしょうか?

同じ譜面や楽曲でも、プレイヤー自身の表現力によって、全く違うものになりますよね。

リトミックでは、パフォーマーとして必要不可欠な表現力を養います。

具体的には、聴覚視覚触覚など、 他の感覚と連動させる活動を繰り返していきます。

音楽の明暗や強弱、剛柔(ごうじゅう)、うねりを感じとって、即座に自分の身体や楽器で表現します。

表現につながるレッスン

  • シフォン布を持って、音楽のニュアンスに合わせて動きを変えていく
  • 明るい和音と暗い和音を聴き分けて、イメージに合う色のカードをタッチする
  • 軽快なピアノに合わせて、砂浜を走るようなイメージで「あっちっちっちっ」と小走りする
  • リピートでテンポアップしていく音のグルーブ(うねり)を感じながら、お友達とステップする

このような活動を繰り返すことで、次のような即時変換につながっていきます。

  • 「ありがとう」や「ごめんなさい」といった思い、喜怒哀楽を歌や演奏で表せる
  • 音楽のニュアンスに合わせて繊細な身体表現ができる
  • 美しい花束を見たり、雨の日に歩いたりしている時など、情景を見て感じたものを音楽にできる

リトミックでは、正解のない「イメージ」「感情」などを、身体を使って自分なりの表現に即時変換する瞬発力、決断力、表現力が身に付きます。

音楽に触れることで情緒が安定する


リトミックのレッスンは、実は音楽療法と重なる要素が多く、セラピーの効果も期待できます。

心身に不調があったり、言語が違ったりなど会話が難しい場合も、音楽を通してのコミュニケーションなら可能ですよね。

個人の興味や能力、環境に合わせて能動的に、また受動的に行う音楽活動で、QOL(生活の質)を向上させることができます。

  • 能動的な音楽活動に、音楽に合わせて動く・歌う・創ることがあります。
  • 受動的な活動には、静かに音楽を聴くなどがあります。

小さいころに繰り返し聴いていた歌や、青春時代に習った音楽を聴くと、当時の瑞々しい心情がよみがえりませんか?

楽しい音楽に合わせて手遊びをするだけで、沈んだ心が浮上したり、頭がすっきりしたりします。

アスリートも競技前には、お気に入りの曲を聴いて、マインドを調整していますよね。

国際的な祭典や式典にも、今や荘厳な音楽が欠かせない演出となっています。

音楽ならではの効果、効能ははかりしれません。積極的に音楽活動を取り入れていきましょう。

自己表現力が開花しクリエイティブなことが得意になる

生きていく中で出会う人や事、物とのあいだで起こる感情は、その人だけのものです。

一つ一つがオリジナルコンテンツです。

自分だけの表現を創り出す喜びや、自己表現を肯定してくれる仲間を発見する喜び。

このような経験は、自己肯定感を高め、人生の価値や目標を見出すきっかけになることでしょう。

私がリトミックに出会ったのは、30代になってからです。

リトミックを習うと、音楽理論即興を同時進行で学んでいくので、いつのまにか、作詞作曲ができるようになっていました。

長い間、エレクトーンを習っていたころには全くできませんでした。

お世話になった先生や、友達に向けて歌をつくってあげると、小曲でも、本当に泣くほど喜んでくれますよ。

  • どの年代でも、自己表現力の開花で人生がよりクリエイティブで、豊かなものになります。
  • 自己表現力が身に付くと、自己肯定感が高まり、人生の価値や目標を見出すきっかけになります。

リトミックとは何?講師資格取得者がその効果効能について紹介!まとめ

これまで、リトミックの効果・効能についてお伝えしてきました。

  • リトミックとは、音楽を体系的に体感するスイス発の音楽教育のこと。(100年以上の歴史がある)
  • リトミックの効果・効能は、表現力を身につけ、情緒を安定させ、クリエイティブな自分を開花させられること。

数多くの施設や音楽教室に、リトミックのレッスンは存在します。

実際にリトミック独自の効果を求める方は、創立者エミール・ジャック=ダルクローズ博士のリトミックを継承している先生に習うことが大切です。

この記事ではリトミックの基本概念について書きましたが、これを機に理解のある先生に出会えるといいですね。

我が息子も4歳の頃に、プロの先生からリトミックを習いました。

他のお友達が軽妙なステップを決めている中で、息子は教室の端にだらーんと転がってレッスンをボイコットしていました。

また発表会では、演者として観客に観られる側でありながら、口を開けて客席をぐるーっと見上げて立ち尽くしていました。

ところが、中学生になって、彼はおもむろにギターを始め、人前で弾き語りをするようになったのです。

高校卒業の年になった現在では、音楽が彼の生活に欠かせないものになっています。

リトミックレッスンが4歳の息子に直接影響を与えたかどうかは、わかりません。

ただ彼は、リトミックを通して、作詞作曲や歌、演奏など、音楽を幅広く楽しむようになった私と毎日生活をしていました。

その中で、彼も自然にプレイヤーになっていった可能性はあります。

音楽的な才能はいつどこで開花するかわかりません。

しかし、すぐに効果がないからといって、焦ることはありません。

ぜひリトミックに挑戦してみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク

「この記事を添削した書人」のプロフィール欄にあるリンクボタンをクリックしてみてください。

よかったらシェアしてね!

あなたの温かいコメントでサロンメンバーは次も頑張れます♪

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる