心に響くことわざを、人付き合いに。おひとついかがでしょう?

ことわざにどんなイメージをお持ちですか?

小難しい?堅苦しい??

いえいえ、そんなことはありません。

ことわざは先人の経験に基づいた人生の素敵なアドバイス。

そんなことわざは、実は人付き合いに役立つエッセンスなのです。

また、ことわざには「自分を助けてくれる」側面もあります。

私は、犬の散歩中に近所のお寺の門にあった住職さん直筆の

足るを知る者は富む。足るを知らぬ者は貧しい。

という言葉にハッとさせられた経験があります。

今の自分の生活が自分の器に見合ってるかどうか考えてしまいました。

今回は、ことわざの中でも「心に響くことわざ」を集めてみました。

「心に響くことわざ」「人生のエッセンス」に使ってみませんか?

この記事でわかること

・人付き合いにつかえる心に響くことわざ
・自分を助けてくれる心に響くことわざ

目次

人付き合いにつかえる心に響くことわざ

1. 山は山を必要としない。しかし、人は人を必要とする。

読んでの通り、人間は人間同士の繋がりが必要で、決して一人ではないということです。

スペインのことわざですが、粋な表現ですね。

例えば、近くに親戚や家族が居ないけれど、人の助けを必要としている方に、こちらのことわざを添えてはいかがでしょう?

血縁などではない他人に対しても、助けを求めやすくなります。

2. 雲の上はいつも晴れ。

お天気が悪くて雲がかかっていても、その上はいつも晴れています。

そして、雲が流れれば晴れがやってくる。

そんな自然現象を用いて、悪いことばかりではなく、いいこともあると言うことをうまく伝えています。

例えば、仕事でうまく行かないことが続いて落ち込んでいる方に、難しいことを言うより、イメージしやすいこちらのことわざを添えてははいかがでしょう?

現在の状況だけを見るのではなく、その先を少し長い目で見るきっかけになります。

3. 弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。

こちらはガンジーの言葉です。

かっこいいの一言に尽きますよね。

強いということは、相手のことを理解し、認め、許容すること。

相手の考えを理解して認めることが出来れば許すことができますもんね。

私は、ついつい相手に自分の要求通りのことを求めてしまい、怒ってしまうことがあるのですが、これを言われたら、ぐうの音も出ないです。

仕事でもプライベートでも相手を許したいけど許せないという状況の方に、背中をポンと押すこちらのことわざを添えてはいかがでしょうか。

4. 老婆心。

相手のことを心配していても、ストレートに言えば角が立ってしまうもの。

相手だって自分で一生懸命考えて行動してるんですもんね。

そこで、心配な相手にエクスキューズの意味で、このことわざを添えてはいかがでしょう?

相手もストレートに言われるより、「あぁ心配してくれてるんだな」と実感できます。

5. 喜びは分かち合うことによって倍になり、悲しみは分かち合うことによって半分になる。

スウェーデンのことわざです。

読んで字のごとく、一人で喜ぶよりみんなで喜んだ方が幸せが増し、一人で悲しむよりみんなで悲しんだ方が悲しみが薄まるということです。

例えば、大事な人やペットを失われた方に、「一人で悲しまないで一緒に悲しみましょう」とこのことわざを添えるのはいかがでしょう?

悲しみに暮れるとき、人は一人で暗い闇に入り込んで中々抜け出せないもの。

「あなたの悲しみを少しでも引き受けます」と言われたら、相手も少し気が楽になるのではないでしょうか。

6. 笑う門には福来たる

こちらもお馴染みのことわざですよね。

私も大好きなことわざです。

ついつい難しい顔して暗くなりがちですが、笑って過ごしていれば自然に福がやってくる!

苦しい状況の時こそ、このことわざを思い出してみてください。

自分を助けてくれる心に響くことわざ

1. 他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。

ユダヤのことわざです。

私自身、このことわざを知ったときは本当に感動しました!

他人の幸福を願い、幸福になる手助けをすれば、自分にも幸せが少し戻ってくる。

当たり前と言えば当たり前ですが、香水で表現したところがしゃれていますよね。

他人のために何かするとき、自分にこのことわざをかけてあげてはいかがでしょう?

迷った自分の背中をポンと押してくれるような言葉です。

2. 智に働けば角が立つ。

夏目漱石の「草枕」の一節です。

理性のみで動こうとすると、人間関係がぎすぎすするため穏やかに暮らせなくなるという意味です。

合理性を求められる現代社会において、何かを決めるとき、どうしてもデータや理屈に基づいた理性を優先しがちです。

確かに理性に基づくことは大切ですが、そこにという隠し味をひとつまみ入れたら、もっとみんなが共感しやすくなります。

なにか決め事をする時、自分にこのことわざをかけてあげてください。

独りよがりになりそうな自分を助けてくれます。

3. 言いたい事は明日言え。

短文ながら明確に伝わることわざです。

言いたいことがあっても、充分に考えた上で言うほうがよいということです。

思ったことをすぐに口に出して失敗した経験、誰でもありますよね。

感情的になっている自分にこのことわざをかけてあげると、思いもよらない失言から自分を助けてくれます。

4. 初心忘るべからず。

こちらもお馴染みのことわざですよね。

能楽の大成者の世阿弥の言葉です。

誰しも経験や年齢を重ねてくると、油断や慢心が出るもの。

油断すれば失敗することもあるし、慢心が過ぎればそれ以上の向上は望めません。

私も趣味などで経験年数が長いと、つい自分の物差しで考えてしまいます。

そんなとき、自分より経験が少ない方のお話を聞くと、「そういう考え方があるのか!」「そういう見方があるのか!」と気づかされることがよくあります。

初心、純粋でフラットな見方を忘れないようにしたいものです。

経験値が高い分野においてこそ、自分にこのことわざをかけてあげてはいかがでしょう?

自分のさらなる成長を助けてくれます。

5. 人があやしてくれる時には笑いなさい。でないと、やがて人はあやしてくれなくなりますよ。

西洋のことわざです。

これも短文ながら明確に伝わることわざです。

他人の心遣いを無視していると、誰も相手にしてくれなくなりますよね。

誰しも、他人の心遣いをありがたいと思いながらも、いつの間にか慣れてしまうもの。

やはり、時々立ち止まって感謝することを忘れないようにしたいものです。

置かれた状況に慣れてしまった自分にこのことわざをかけてあげてはいかがでしょう?

自分に周りに感謝する機会を与えて、成長を助けてくれます。

6. 人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。

ロバート・フロストの言葉です。

先に書いたガンジーの言葉に似ていますね。

こちらの方が、少しマイルドです。

人を許せることで人とうまく付き合えれば、余計なことに心を煩わされることもなくなります。

カチンときたら少し冷静になってこのことわざを思い出してみてください。

よりよい人間関係を築くのを助けてくれます。

心に響くことわざ、おひとついかがでしょう?

心に響くことわざ12選

・「 山は山を必要としない。しかし、人は人を必要とする。
・「 雲の上はいつも晴れ。
・「 弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。
・「 老婆心。
・「 喜びは分かち合うことによって倍になり、悲しみは分かち合うことによって半分になる。
・「 笑う門には福来たる

・「 他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。
・「 智に働けば角が立つ。
・「 言いたい事は明日言え。
・「 初心忘るべからず。
・「 人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。

「心に響くことわざ」をいくつかピックアップしました。

ことわざは先人の経験に基づいた人生の素敵なアドバイス。

そんな素敵なアドバイスを使わないなんてもったいない!

「人付き合いのエッセンス」に、「自分を助けること」に、ぜひ活用しましょう!

「こんなことわざ、あるんだって~」と一言付ければ、堅苦しさもなくなります!

口に出すのが恥ずかしければ、メールやラインで一言添えてもいいと思いますよ。

自分の心の中で唱えるのもいいですよね。

「心に響くことわざ、おひとついかがでしょう?」

番外編

「私の、このヘタな文字、つたない文章も、見てくれる人のおかげで書かせていただけるんです。
「おかげさんで」でないものは、この世に一つもありません。
みんな「おかげさんで」で成り立っているんです。」

相田みつをさんの言葉です。
最後までお読みいただいたことに感謝を込めて、この言葉を送ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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