近年、副業ブームの中で、特に人気のあるWebライター。
パソコン一つで気軽に始められるというのも魅力ですね。
Webライティングをはじめてみたいけど、何から始めたらいいのかしら?
本を買ってみたいけど、初心者にもわかりやすい本を知りたいな。
最初から専門的すぎる本を買ってしまい、心が折れてしまうのはもったいないですよね。
そんな読者様には「1時間でわかるWebライティング」をおすすめします。
- 「1時間でわかるWebライティング」の作者について
- どんな内容の本なのかわかる
- おすすめな理由がわかる
「1時間でわかるWebライティング」を読むと、本当にWebライティングのことが、1時間でわかるのか?
口コミや評価レビューもをまじえて、わかりやすく紹介します。
ぜひ、最後までお読みくださいね。
1時間でわかるWEBライティングの作者について
この本は、どんな著者によって書かれたのでしょうか?
著者は、福田多美子さん、坂田美知子さんの共著です。
お二人は、株式会社グリーゼというWebマーケティングの会社に所属されています。
●福田多美子さん‥‥株式会社グリーゼ代表取締役社長。
フリーライターを経て2004年に株式会社グリーゼに入社。
Webマーケティングに関するコンサルティング、コンテンツ作成、研修等を行っている。
「1時間でわかるWebライティング」のほか、ライティングに関する著書4冊がある。
●坂田美知子さん‥‥阪急百貨店を退職後、株式会社グリーゼに入社。
ディレクター、ライターとして、企業のWebコンテンツの企画、設計、製作を担当している。
このことから、Web業界に精通した著者によって書かれた本であることがわかります。
1時間でわかるWEBライティング要約
それでは、内容について紹介します。
内容は、次の3つ。
- 1章‥Webメディアの特性について
- 2章~5章‥‥正しい文を読みやすく書く必要性や書き方
- 6章~8章‥‥読者の心を動かし、購入につなげるセールスライティングの手法
Webメディアの特性について
Webメディアと本は、どのような違いがあると思いますか?
深く考えたことがありませんでした。
Webメディアの場合、検索してもらえなければ読者に読んでもらえません。
それが、本とは、圧倒的に違う特徴です。
- Webメディアは、「検索ユーザーと出会うこと」が最重要である。
- Webメディアは、一瞬で嫌われる(読むのを止めてしまう)可能性がある。ファーストビューが重要。
- 縦スクロールのメディアである。どこから読むかは、読み手次第。
- ユーザーの心理に沿った文章展開が求められる。
正しい文を読みやすく書く必要性や書き方
正しい文ってどんな文ですか?
正しい文を書く
- 情報が正確である。
- 書き方が正しい(正しい日本語を使う)
- 情報の取り扱いが正しい
読みやすい文を書く
読者に最後まで読んでもらうために、読みやすい文章を書くことは重要です。
- 空白を増やしてスッキリとしたレイアウトにする。
- 見出し・小見出しを入れる。
- 目次を入れる。……全体像が伝わる。
- 漢字・ひらがな・カタカナを書き分ける。
- 体言止めでリズムを生み出す……言葉を強調できる。
- 重複表現・繰り返しを避ける。
わかりやすい文を書く
- ターゲットを明確にする(誰に向けて書くのか?)
- 一分一義で書く……1つの文には、1つのことだけ書く。
- 箇条書きや表を使う……視覚的にわかりやすくなる。
- 主語と述語を近くに置く。
- 修飾語と被修飾語を近くに置く。
- 肯定表現と否定表現を使い分ける。
- 能動態と受動態を使い分ける。
伝わりやすい文を書く
- 目的を明確にする。
- 数字を使って、具体的に書く。
- 固有名詞を使って、具体的に書く。
- 主観と客観を書き分ける。
- 序論・本論・結論(まとめ)のように構成する。
読者様に読んでもらえるように読みやすく、伝わりやすい文を書きましょう!
さらに、正しい情報、正しい言葉で書かれていることが、最重要です。
読者の心を動かし、購入につなげるセールスライティング
次は、一歩踏み込んで、セールスライティングの手法について学んでいきましょう。
心を動かす文を書く
読者の心を動かし、行動や購入につなげてもらうことが目的です。
感情を動かすためのライティングテクニックを学びます。
表現力豊かに書く
表現力豊かに書くためには、さまざまな工夫が必要です。
効果的に使いましょう。
- 形容詞を使う‥‥美しい(形容詞)+女性(名詞)に出会った。
- 副詞を使う‥‥私は駅まで、ゆっくり(副詞)+歩いた(動詞)
- オノマトペを使う‥‥ワンワン、ガチャガチャ(擬音語)、キラキラ、ドキドキ(擬態語)
- 声を入れる‥‥「すばらしい」「ブラボー」
- 会話を入れる‥‥「卵焼きおいしそうね」「食べる?」「ありがとう」
たしかに擬音語や会話があると、リアルに様子が伝わって来ますね。
ネガティブアプローチとポジティブアプローチ
顧客に興味を持ってもらうには、2通りのアプローチのやり方があります。
いずれも最終的にAction(アクション)=行動を起こさせるための法則です。
マイナス面をアプローチしていくパソナの法則と、プラス面をアプローチするアイドカの法則です。
PASONA(パソナ)の法則‥‥Problem(問題提起)➡Agitation(あおり)➡SOlution(解決策提示)
➡Narrow Ⅾown➡(絞り込み)➡Action(行動)
AIDCAの法則(アイドカ)‥‥Attention(注目)➡Interest(興味)➡Desire(欲求)➡Conviction(確信)
➡Action(行動)
なるほど。
奥が深いですね。
キャッチコピーの活用
キャッチコピーとは、短い言葉で相手の心を引き付ける宣伝文句のことです。
- 数字を入れる
- 権威付けで信頼させる
- 共感させる
- 王道を否定する
- ハッピーを描く
- 疑問形から始める
- 旬の言葉を使う
心理学的活用
男性と女性では脳の仕組みが違うことを理解しておきましょう。
ユーザーが選びやすくなる2つのテクニック
・選択回避の法則‥‥「人間は、選択肢が多すぎると考えるのをやめてしまう」
ページから離脱してしまう前に、最適なもの数点に絞り、選びやすくする工夫が必要です。
・極端性回避の法則‥‥「特上」「上」「並」と並んでいたら、「一番高い」あるいは、「一番安い」ものを回避する傾向にあります。
あえて3つの価格を設定するのもテクニックのひとつと言えます。
大、中、小どれにしますか?って言われたら、やっぱり、真ん中を選ぶことが多いわね。
本日限り!って言われると、つい買っちゃうわ。
集客につながる文を書く
検索結果から出会いが生まれ、集客こそが、Webサイト運営の第一歩となります。
それには、SEOを意識したサイト作りが必要不可欠です。
SEOとは?
Search Engine Optimization 日本語で、「検索エンジン最適化」
自分のWebサイトをできるだけ上位表示させるように対策をすること。
上位表示することで、顧客に記事を見つけてもらいやすくなり、集客につながる。
効率的に速く書く
効率的に速く書くためには、準備8割・執筆1割・校正1割が基本です。
準備をきちんとしていれば効率的に速く記事を仕上げることができます。
- ターゲットを決める(誰に向けて書くのか?)
- 目的を決める(ゴールは何か?)
- 情報の収集(ターゲットが、ゴールに向かうための情報を集める)
- 構成を決める(どんな順番で書き進めるかを決定する)
構成が決まっていれば、軌道修正しながらも早く、ゴールにたどり着けます。
1時間でわかるWEBライティングの口コミ、評価レビュー
実際にこの本を読んだ方は、どのように感じたのでしょうか?
気になりますね。
そこで、口コミやレビューを紹介します。
この本に関するマイナスな口コミは、見当たりませんでした。
1時間でわかるWEBライティングがおすすめな理由
最後に「1時間でわかるWebライティング」がおすすめな理由についてお伝えします。
・わかりやすい文章の書き方からセールスライティングまで学べる。
・2色刷りで、表やイラストが多く、ポイントがわかりやすい。
・1時間程度で読める。
・1000円+税と、お手頃価格である。
実際に筆者も1時間程度で読むことができました。
160ページと薄めの本ですが、重要なノウハウが凝縮されています。
手にとって何度も読み返して欲しいですね。
しかし、本を読んだだけでは、パーフェクトな文章が書けるようにはなりません。
基礎を学んで、すぐに行動してみることこそが、上達への近道です。
きっと、あなたをサポートしてくれる心強い一冊となることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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