スマートフォン1つでいつでも手軽に利用できるラジオアプリ。
在宅で仕事をする人が増え、ラジオアプリの需要が高まっています。
毎日の通勤時間中や家事をしているときでも、耳だけで好きな番組や音楽が聴けることがラジオの最大の魅力ですね。
筆者はアイロンがけが苦手ですが、ラジオを聴きながらだと楽しくこなせます。
ながら作業のBGMとしてまさに最適です!
でも、通信量が気になって、大好きなラジオを思い切り楽しめないのよね・・・。
ラジオアプリはインターネット回線を利用するため、通信量に注意しておかないと月々の支払額が高額になってしまうこともあります。
しかしご安心ください!
実はすこし工夫さえすれば、通信量を気にせずにラジオを楽しむことができるのです。
・できるだけ通信費をかけずにラジオアプリを利用する方法
・おすすめのラジオアプリ
この記事を読むことで、通信量を気にせずに、好きなラジオを思いっきり楽しめる方法を知ることができますよ。
それではさっそく見ていきましょう!
ラジオアプリの通信料をおさえる方法
一般的なラジオアプリで1時間番組を視聴した場合、データ量は30~40MBほどかかります。
データ量をできるだけかけずに、通信料をおさえる方法は何があるのでしょうか。
ここでは2つ方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
方法1. Wi-Fi環境がある場所で聴く
1つ目の方法は、Wi-Fi環境がある場所で聴くことです。
・自宅
・公共交通機関
・レストランやショッピングモール
上記で例を挙げたように、最近では外出先でも無料Wi-Fiサービスが充実しています。
Wi-Fi環境が整っていれば、場所や通信料を気にせずにラジオアプリを楽しむことができますよ。
Wi-Fiがあれば大丈夫なんだ!
無料Wi-Fiに接続する方法は、アプリを使ってインストールしたり、ユーザー認証(メールアドレスを登録)を行って接続したりする方法などがあります。
読者さまに合う方法で探してくださいね。
方法2. あらかじめ聴きたい放送をダウンロードする
2つ目の方法は、あらかじめ聴きたい放送をダウンロードしておくことです。
方法はいたって簡単!
Wi-Fi環境の整った場所で聴きたい番組をダウンロードするだけで、通信量を気にせず楽しむことができます。
好きなラジオ番組をダウンロードすることなんてできるの?
番組にもよりますが、ダウンロードが可能な放送もあるので一度確認してみるのがおすすめです。
ダウンロードできるラジオアプリについては、次の章で詳しくご紹介します。
公共のWi-Fiを利用する時の注意点
公共の無料Wi-Fiにはウイルス感染などのリスクがあります。
ウイルス感染すると、不正にアクセスされたり位置情報が取得されたりする危険性があるので、リスクを防ぐために以下のことに注意してください。
・無料Wi-Fiスポットへの自動接続や自動登録はしない
・個人情報等を登録するサービスは利用しない
対策としては無料のセキュリティアプリ(マカフィー Mobile Security/アバスト Mobile Securityなど)があります。
ひと手間かけることで、安心してサービスを利用することができますよ。
では、いよいよダウンロード機能がついているラジオアプリについてご紹介します。
このアプリを入れておけば、通信量を気にせず好きな場所でラジオを楽しめますよ!
ダウンロード機能がついているラジオアプリ
ダウンロード機能がついているラジオアプリは数種類あります。
ここでは、筆者が特におすすめしたいラジオアプリを2つご紹介し、それぞれのちがいについても解説していきます。
ラジオクラウド
ラジオクラウドは、好きなラジオ番組やオリジナルコンテンツをいつでもどこでも自由に聴けるアプリです。
主な特徴
・大手ラジオ局の放送を聴くことができる(TBSラジオ、J-WAVE、ニッポン放送、TOKYOFM、NHKなど)
・自分の好きな番組でお気に入りリストを作ることができる「マイリスト機能」がある
・バックグラウンド再生がある
・タイマー設定が可能
注意点
・会員登録が必要(SNSアカウントを利用する、もしくはメールアドレス&パスワードを登録する)
・スマートフォンに直接ダウンロードするので、スマホ内の空き容量が必要
主要な放送局だけではなくオリジナル番組も豊富にあるので、ラジオ好きな人には時間がいくらあっても足りません!
自分の「お気に入り番組」を見つけて、いつでもどこでも聴ける準備をしておくと、すきま時間に楽しめますよ。
倍速機能やスキップ機能があるので、聴きたい部分をピックアップできるのも便利です。
また、ダウンロード前には自分のスマートフォン内の空き容量を確認しておきましょう。
ちなみに筆者は、空き容量がなく使っていないアプリや古い写真を削除しました!
my Tuner Radio
my Tuner Radioは、世界中のラジオ番組や音楽を聴くことができるアプリです。
主な特徴
・世界中の5万局以上の放送を聴けるので幅広い楽しみ方ができる
・年代ごとや新曲の音楽ランキングがあり、気に入った曲は購入も可能
・アラーム機能でお気に入りの番組を目覚ましとしても使える
・バックグラウンド再生がある
注意点
・広告削除、エコライザー(音声補正)機能をつける場合は、有料プラン(買い切り/月額)になる
・月額払いの場合は、キャンセルしない限り自動更新になる
世界中のラジオをスマートフォン1台で聴けるなんて、昔では考えられませんよね!
これまで聴いたことのない、マニアックな音楽が見つかるかもしれませんよ。
さらに、自分のお気に入り音楽で「プレイリスト」を作ることもできます。
もちろん、日本のローカルFMも聴けますよ。
スリープ機能もついているので、うっかりラジオをつけたまま寝てしまっても大丈夫です。
「ラジオクラウド」と「my Tuner Radio」のちがい
ラジオクラウドと、my Tuner Radioはどちらもダウンロード機能があるラジオアプリですが、ちがいはあるのでしょうか?
・ラジオクラウド:全ての番組がダウンロード可能
・ my Tuner Radio :「ポッドキャスト」で放送されている番組のみダウンロード可能
ポットキャストとは?
インターネット上で、音声などのデータファイルを公開する方法。
ラジオ番組が電波に乗せて「リアルタイム」で放送されるのに対して、ポッドキャストは「録音されたもの」が配信される。
ご自身のスマホの容量や対応機種に合わせて使い分けても良いですね。
ここまでは、ラジオアプリを使った方法を説明してきましたが、実はアプリを使わない方法もあるのです。
それはいったいどんな方法なのか、次にご紹介します。
ラジオアプリ以外で通信量をかけずに聴く方法「ラジスマ」
スマートフォンには、FMラジオを聴ける機能が搭載されている機種があります。
ラジオ付きスマートフォンを利用することで、通信量を気にせずラジオを聴くことができますよ。
ラジスマの主な特徴
ラジスマは、FM放送とインターネットラジオ(radiko)両方が聴けるスマートフォンです。
それぞれの放送を簡単に切り替えられるため、自分の生活スタイルに合わせてラジオを楽しむことができますね。
2021年9月現在、以下の18機種がラジスマに対応しています。
シャープ | AQUOS zero6 (Softbank・au・Rakuten) | AQUOS R6 (docomo) | AQUOS sense5G (docomo・au・Softbank・UQ・SIMフリー) | AQUOS sense4 plus (Rakuten・SIMフリー) | AQUOS sense4シリーズ (docomo・Rakuten・ Y!mobile・SIMフリー) | AQUOS zero5G basicシリーズ (au・Softbank) |
Kyocera | かんたんスマホ2 (Y!mobile) | BASIO4 (au・UQ・J:com) | URBANO V04 (au) | |||
FCNT | arrows Be4 Plus F-41B (docomo) | arrows NX9 F-52A (docomo) | らくらくスマートフォン F-42A (docomo) | arrows Be4 F-41A (docomo) | らくらくスマートフォンme | F-01L (docomo) | |
ASUS | ROG Phone Ⅱ | ZS660KL (SIMフリー) | ZenFone 6 | ZS630KL (SIMフリー) | ||||
SAMSUNG | Galaxy A41 (docomo・au・UQ) | Galaxy A20 (docomo・au・UQ) |
主な特徴
【 FM放送】
・インターネット環境がなくても聴ける
・ラジオ受信端末とかわらないステレオ放送なので高品質な音源
・音の遅延がない
【インターネット放送(radiko)】
・安定的に聴ける
・今いる地域以外のラジオ局も視聴できる(有料の会員登録が必要)
・過去1週間以内の放送をさかのぼって聴ける
注意点
・対応機種が限られる
・FM放送は通信量がかからないが、インターネット放送(radiko)は通信量が発生する
ラジスマは、通信環境がなくてもFM放送は受信できるので、災害発生時にもいち早く情報収集することができます。
外出先ではFM放送、Wi-Fi環境があるところではインターネットラジオと使い分けるとよいですね。
ラジオアプリを通信量かからないで利用する方法 まとめ
今回は、ラジオアプリを通信量をかけないで利用する方法として、以下の方法をご紹介しました。
・Wi-Fi環境がある場所で利用する
・ダウンロードできるラジオアプリを利用する
・FMラジオ搭載型のスマートフォン(ラジスマ)を利用する
筆者は、ラジオって奥深いなあと思っています。
ながら作業のお供だけでなく、集中して聴くことで成果を上げることもできるのではないでしょうか。
例えば英会話など、毎日聴くことで英語のリスニング力が鍛えられます。
まさに語学学習には最適ですね。
みなさんのラジオ生活が充実したものになるように願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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