最近、目にすることが多くなった“プラントベース”という言葉。
- プラントベースってなに?
- プラントベースの始め方について知りたい
- プラントベースのメリット・デメリットを知りたい
- プラントベースで痩せたことのある人の話を聞いてみたい!
それらの疑問について、プラントべ―スで実際に痩せた筆者の経験も交え解説していきます。
プラントベースとは?
「そもそもプラントベースって何?」
プラントベースとは、“植物由来の食べ物を積極的に取り入れる健康的な食生活スタイル”のことを言います。
その裏付けとして、1980年代には米国の栄養学の観点から「低脂肪で繊維質を多く含む植物由来の健康的な食事」とプラントベースは定義されています。
ふと、ここで浮かび上がる疑問。
「ヴィーガンみたいなもの?」
プラントベースとヴィーガンは同じくくりで捉えられがちですが、両者は似て非なるもの。
プラントベース | ・植物由来の食べ物を積極的に取り入れる生活スタイル ・動物性食品を摂る場合もある |
ヴィーガン | ・完全採食主義、動物愛護や環境保全などの思想も入る ・動物性食品や製品は一切摂らない・使わない |
ざっくりした違いはこんなところ。
プラントベースには基本的に禁止事項がありません。
「植物由来の食品を多く摂るよう意識する」というカジュアルな捉え方でOK!
「食べてはいけない食品」ではなく、「意識して食べる食品」に着目して日々の生活に取り入れていくので、ストレスなく気軽に始めることができます。
プラントベースで痩せる仕組み
「プラントベースで痩せた」とどこかで耳にしたことはありませんか?
そこには、理にかなった痩せる仕組みが存在します。
先に触れたように、プラントベースは植物性食品を積極的に摂る健康的な食生活スタイル。
これまで普通の食事をしていた人が、植物性食品中心の食生活を送ると以下のような身体の変化が起こります。
- 相対的に摂取カロリーが減る
- 野菜の摂取量が増えるので、食物繊維の摂取量も増え便秘などの改善につながる
特に1がプラントベースを始めることで痩せる大きな原因。
当たり前と言えば当たり前ですが、プラントベースで痩せる仕組みは単純明快!
プラントベースは植物性食品を多く取り入れる健康的な生活スタイルを目指すことが目的でしたよね。
プラントベースの食生活に変えたら結果的に痩せていた、というのはよくあることなのです♪
実際に筆者がプラントベースを始めたのは健康の為でした。
身体の不調が改善されたので続けていたところ、同時にダイエットも叶ってしまいました……!
プラントベース生活はどんな感じ?
プラントベースを取り入れた場合、どんな生活になるのでしょうか?
また、どんなことから始めたらいいのでしょう?
おすすめの始め方
第一は無理をしないこと!
- 休日だけプラントベースを試してみる
- 朝だけ、夜だけと決めて試してみる
無理なく始めることでストレスを感じにくく、結果として長く続けられます。
まずは自分の生活サイクルに合う、無理のないペースでTry!
徐々に身体の変化、身軽さを感じらるはずですよ。
筆者は大体始めてから1週間程度で身体の軽さ、お腹のスッキリ感、浮腫みの改善などの効果を感じられました。
【筆者の実体験】私がプラントベースで痩せた経緯
筆者がプラントベースを始めたきっかけは健康のため。
痩せたくて始めたわけではないのです。
疲れが取れない、眠りが浅い、なんとなくいつも頭がぼーっとしていてだるい……
病気ではないけれど体の不調を感じる、そんな日々を過ごしていました。
身体の不調は日々の乱れた食生活・暴飲暴食が原因かも?と仮説を立てました。
そして、まずは休日1日だけプラントベースを取り入れてみたところ、翌日なんだか身体が軽い!
プラントベースを取り入れた生活が習慣化し、無理なく半年で4キロほど自然に痩せていました。
以前より体調が良くなり、さらに痩せていた……なんてこんな良いことありませんよね♪
プラントベースのメリット・デメリット
健康的なプラントベースを取り入れたライフスタイル。
メリットだけでなくデメリットも存在します。
デメリットには対応策もあるので、是非参考にしてくださいね。
2つのメリット
プラントベースには主に2つのメリットがあります。
生活習慣病の原因と言われているのが動物性食品の過剰摂取。
プラントベースでは動物性食品の摂取量が減るため、生活習慣病の予防に繋がると言われています。
食肉の製造には、地球温高化につながるメタンガスの発生・大量の水の消費など地球環境の負担になっているという側面が。
プラントベースを始めることによって、肉類の消費量を減らすことができ、地球の負担・環境保護に役立ちます。
デメリットとその対処法
プラントベースにデメリットがあるとすれば、タンパク質と脂質の不足です。
植物性食品を中心とすると不足してしまいがちな栄養素がこの2つ。
【対処法】
- タンパク質:プロテインで手軽に補給
- 脂質:アマニ油やオリーブオイルをサラダにプラス、素焼きナッツなどでもOK
いつもの食事にプラスしたり、または置き換えたり。
食事でタンパク質や脂質がとれなくても、間食で補えばOKという考え方でいきましょう♪
プラントベースに関する疑問
プラントベースの基本がわかってきたところでより知識を深めてみましょう。
これを知ることでプラントベースがより取り入れやすく、続けやすくなりますよ。
どんな味がするんだろう?
プラントベースは食生活スタイルを指しますが、「プラントベース食品」と言われるものが最近多く出ています。
プラントベース食品は植物性由来を原材料としたもので、その中の代表格が大豆ミート。
「豆くさい」、「まずい」と以前は言われることもありましたが、最近は味もよくなり、下処理をきちんとすれば美味しく食べられます(筆者のおすすめは唐揚げ!)。
まるでお肉のような食感でいくつ食べても胃もたれせず、お腹いっぱい食べても罪悪感なし!
続けるコツは?
続けるコツはとにかく無理をしないこと。
プラントベースを1日1食だけ、または週に1度だけ、毎日の食事を野菜中心にして少し動物性のタンパク質を減らしてみる……など。
自分に合ったスタイルで始めてみましょう。
プラントベースは厳密なルールがないので、自分のライフスタイルにあった選択ができることも利点です。
プラントベースで痩せた以外の嬉しい効果
プラントベースには痩せるだけでなく、健康的に美しくなれる嬉しい効果が!
美しく健康的に痩せられるなんて理想的ですよね。
いったい、どんな効果があるのでしょう?
お通じが良くなる
植物由来の食品を積極的に摂取するので、必然的に食物繊維の摂取量が増え、便秘の改善が期待できます。
腸内環境も整い良いことづくめ。
美肌になる
お通じが良くなり、腸内環境が整うことで美肌効果が期待できます。
お肌は腸内を映す鏡、なんて言われますよね。
腸内環境が整うと吹き出物やニキビが出来にくくなります。
お肌のキメも整ってきますよ。
まとめ:プラントベースは無理なく健康的に痩せられる食生活スタイル
健康とダイエットが同時に手に入る。
まさに理想を絵に書いたような食生活スタイルの「プラントベース」。
要点をまとめると以下のようになります。
- プラントベースを取り入れた生活スタイルは健康やダイエットに効果的
- 断続させるコツは型に当てはめすぎず、楽しく無理なく
- プラントベース食品は工夫次第で美味しく食べられる!
- 不足する栄養素は間食で補える
- プラントベースは痩せる以外の嬉しい効果もたくさん♪
プラントベースの目的は健康的な食生活を送ること。
健康的な食生活の習慣化によって、結果的にダイエットができてしまうので健康的に痩せられる方法でもあります。
一時的なものでなく、長く無理なく続けることが成功のカギ。
今日から1食だけプラントベースを始めてみませんか?
続けた先には健康的でスッキリした身体とキメの整った美しいお肌が手に入っているはずですよ♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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