正月から義実家に泊まりたくない! 穏便な対処法を使って楽しい新年を迎えよう!

「正月休みは自分の実家に帰省して家族とゆっくり過ごしたい!」という方は多いはず。

しかし、毎年義実家で過ごさなくてはならず正月休みが憂鬱という方もいます。

義実家に悩む人

お正月を他人同然の義実家で過ごすのが憂鬱。
私だけ我慢するのおかしくない?

義実家が嫌いな人

自分の実家でゆっくりしたいって、義父母に言い出せない…

このような声もよく聞きますよね。

本当は義実家に泊まりたくないのに家族に言い出せず、毎年肩身の狭い思いをしていませんか。

本記事では「義実家に泊まりたくない理由」と「穏便に回避する方法」をご紹介します。

具体的にご紹介する内容は、下記のとおりです。

この記事で分かること
  • 正月に義実家に泊まりたくない理由あるある8選
  • 正月に義実家への帰省を穏便に回避する対処法

「正月に義実家に泊まりたくない」という気持ちを抱くことは、けっして珍しいことではありません。

しかし、義実家にうまく伝えるのは難しいため、「我慢して行く」という結論に至りがちです。

この問題を穏便に解決するには、配偶者の理解と両者で意見をすり合わせることがもっとも大切です。

片方だけが我慢する状況を続けてしまうと、どんどん夫婦の溝は深くなってしまいます。

本記事の内容が、正月に義実家に泊まることを穏便に回避して楽しいお正月を過ごすための一助になれば幸いです。

目次

正月に義実家に泊まりたくない理由あるある8選

なぜ義実家に泊まりたくないと思うのでしょうか。

大きな理由は「精神的負担」金銭的負担」です。

とくに正月となると親戚が集まったり行事があったりするため、緊張する場面が多くなりがちです。

また、正月に親戚が集まるとなれば、お年玉やお土産などの出費もあります。

「嫌だと思っているのは自分だけじゃない」と思うと気持ちが楽になるので、「あるある8選」をぜひご覧ください。

気を遣いすぎて気疲れする

義実家で過ごしている間は気遣いの連続です。

話し方や行動の一挙一動に気を遣わなくてはならず、緊張しっぱなしで疲れてしまいます。

筆者

「食事の支度や片付け=女性の仕事」という謎ルールの上に、気を使いながらの作業、疲れますよね。

とくにお正月は普段接しない親戚と関わる機会も多く、気疲れしやすいもの。

ほかにも、義実家との会話に気を遣うのもあるあるですよね。

筆者

義実家だけで盛り上がる話。
嫁には全くおもしろくないのに、どういう顔で聞けばいいのか…。

本来リフレッシュするためのお正月休みなのに、義実家に泊まることでストレスフルになりがちです。

お金がかかる

いくら手ぶらでいいと義実家から言われても、実際そうはいきませんよね。

筆者

お金をかけて自慢話聞かされるとか、罰ゲームみたいですよね。

帰省には交通費お土産代親戚の子どもへのお年玉など何かとお金がかかります。

とくにお正月の新幹線や飛行機などの交通手段が特別料金になるので、家計への負担が重くのしかかります。

わざわざ高いお金を払って、窮屈な義実家に行きたくないというのは自然な感情といえるでしょう。

義実家が汚い

必ずしも義実家が、お正月に泊まる場所として適した環境とは限りません

https://twitter.com/yumanurupo/status/1740340042713993382?s=46&t=eG7Wq3Zz6FbvqZf1mvInOg
筆者

ホテルに泊まろうとすると非常識扱いされてしまうし、汚いから無理って本音でいえないし困りますよね。

義実家が汚すぎて、子どもを連れて行くのが不安・体調を崩すので泊まりたくないという方も意外と多いです。

ただでさえ気を遣うのに、家が汚いと落ち着いて眠ることさえ難しいもの。

清潔さは人によって感じ方が違うので、難しい問題です。

食事やお風呂の問題がある

食事の好みが合わなかったりお風呂が不便だったりと、生活習慣の違いがストレスになることがあります。

筆者

義実家に限らず、他の家で水回りを使うのは無理という方は多いです。

義実家のお風呂に抵抗があり、寒い中でもシャワーで済ましている方も多いはず。

また女性の場合、生理と重なってしまうとお風呂や生理用品の処理も悩ましいですよね。

食事に関しても少なすぎてお腹がすく・逆にいろいろ出されすぎて食べきれないという悩みも出てきます。

本来楽しみや癒しになるはずの食事やお風呂が、義実家に泊まると窮屈なものになりがちです。

こき使われる・ゆっくり休めない

なにかとお手伝いを頼まれることが多いために、自分の時間が持てないこともあります。

筆者

こき使われることを改善しようとせず、ご機嫌取りに終始されるのも、ちょっとイラっとしますよね。

「嫁は義実家に尽くすべき」という古い考えをもつ義父母だと、家政婦のような扱いをされるケースもあります。

自分は義父母にこき使われているのに、夫はダラダラ過ごしているとよけいイライラしますよね。

とくに義父母が高齢になってくると、家事をしに義実家に行くという状態になりがちです。

また、こき使われることはなくても、会食が多いことでゆっくりできない場合もあります。

筆者

大人数で集まって会食したいなら、まず片付けから始めないとですよね…。

義実家での過ごし方によっては、仕事している時以上に働かされることもあり得るのです。

孫を甘やかしすぎる

子どもへの接し方について理解が得られないことで、義実家に行きたくないと思う方も多くいます。

筆者

親の言っていることを否定するのは、やめてほしいですよね…。

お正月だから特別とは思いつつも、 孫可愛さが度を過ぎると親としては心配になるもの。

また、義父母によってはアレルギーを「好き嫌い」「ちょっとなら大丈夫」と誤解していることもあります。

筆者

孫に好かれたいからって、親を敵に回すのは困りますよね。
教育にも良くないです。

アレルギーの危険性を認識せず、親に確認せずにアレルゲンの含まれる食べ物を子どもに与えてしまうことも。

結果として、子どもがアレルギーを発症してしまうケースが後を絶ちません。

また、アレルギーへの誤解や甘やかしは、自分の実家でも起こり得る問題ではあります。

自分の親ならはっきりいえることも、義父母だと言いづらいこともありますよね。

子どもに対して甘やかしすぎたり、深く考えずに食べ物を与えたりするなら、義父母と関わらせるのをやめたいと思うこともあるでしょう。

そのため、義実家に行きたくないと考える方がいるのは当然です。

義実家のペットが苦手

ペットにアレルギーがある・ペットが怖いという理由で、義実家に泊まりたくないという場合もあります。

https://twitter.com/aision10101010/status/1778644586799481072
筆者

ただでさえ疲れるのに、アレルギーの症状にも苦しむのはキツいですよね。

義実家にとってはペットも家族の一員なので、なかなか苦手と言い出せないもの。

アレルギーを発症するのが分かり切った状態で泊まりに行くのは相当な苦痛です。

ペットの存在が泊まりにくい理由の一つになることもあります。

自分の実家に帰省したい

自分にも実家があるのに、なぜ義実家ばかりに帰らされるのかと不満に思う方は多いはず。

筆者

実家最高!!って思うほど義実家との落差を感じるものです。

結婚した後も変わらず、実家の家族も大切にしたいものです。

せっかくのお正月休みは、義実家ではなく自分の実家でゆっくり過ごしたいですよね。

毎年我慢して義実家に泊まっているけれど、今年こそ楽しいお正月を過ごしたいと思いませんか?

とはいえ義実家とは長い付き合いになることが多く、ほどよい関係性は維持したいですよね。

そこで次は、正月に義実家への宿泊を穏便に回避する方法をご紹介するのでぜひご覧ください。

正月に義実家への帰省を穏便に回避する対処法

本項目でご紹介するのは、義実家への帰省を穏便に回避するための対処法、義実家への伝え方、配偶者とおこなってほしいことです。

義実家への帰省を穏便に回避する対処法には、以下のようなものがあります。

義実家への帰省を穏便に回避する対処法
  • 配偶者と子どもだけで帰省してもらう
  • 日帰りに変更するよう打診する
  • 子どもの都合やペットの世話を理由に断る
  • 仕事やその他の予定を入れる
  • 体調を理由にする

各項目を順に解説します。

配偶者と子どもだけで帰省してもらう

代表的な対処法は、配偶者と子どもだけ義実家に泊まってもらう方法です。

自分の自由を確保しつつ、ほかの家族は年始を義家族と一緒に過ごせるというメリットがあります。

義父母は自分の子どもと孫が帰ってくればいいという場合も多いので、意外とうまくいきます。

ただし、あなたがいない分、洋服や学校の宿題など忘れ物があった時の対処が難しいことも。

配偶者や子どもが義実家で困らないよう、しっかりと準備をしておきましょう。

日帰りに変更するよう打診する

義実家に行くのはいいけれど泊まりが負担という場合は、日帰りで訪問することを提案してみてはいかがでしょうか。

日帰りなら長時間にならず気疲れも少なくて済み、出費も抑えられます。

ただし、義実家との距離がある場合は、日帰りでの帰省が難しい場合もあります。

お正月シーズンは降雪のある場合も多いので、交通の便や天候などもチェックしてから提案してください。

子どもの都合やペットの世話を理由に断る

子どもの予定やペットの世話など、避けられない理由を前面に出す方法も効果的です。

子どもも中高校生くらいになると、友達付き合いやバイトなど正月に予定を入れることも増えてきます。

中高生とはいえ、1人で留守番させるのは心配ですよね。

「このごろ物騒な事件もあるし、1人で留守番させるのは心配なんです」

と伝え、自分のことより子どもの都合と説明すると、義実家にも納得してもらいやすくなります。

ペットの場合はホテルに預ければいいと思われる場合もあるので、頼めない理由も合わせて伝えると良いでしょう。

仕事やその他の予定を入れる

仕事あるいは他に予定があるというのは、帰省を回避する有効な理由になります。

飲食や病院など年末年始休みでない場合は、たとえ嘘でも仕事を理由にするのがもっとも楽な方法です。

仕事以外の予定では、体調の悪い親戚や海外在住の友達に会うなど、やむを得ない理由を伝えるのが効果的です。

行きたい気持ちはあっても難しいという雰囲気で話すと、より信憑性が増します。

体調を理由にする

体調不良は誰にでも起こり得るものなので、体調を理由にしてしまえば泊まらなくて済みます

ほかの家族は予定通り義実家に泊まる場合は、仮病を疑われないようにアピールをしておくのも大切です。

冬場は感染症も流行る時期なので、義実家側からも来ないでほしいと思われやすいです。

ただし、ドタキャンは義実家に迷惑がかかる場合もあります。

迷惑をかけず穏便に断るためにも、体調不良は最終手段にした方が望ましいといえます。

ここまで、義実家への帰省を穏便に回避する対処法についてご紹介しました。

次は、「義実家に伝える際の注意点」と「配偶者とおこなっておきたいこと」について解説します。

義実家への感謝を伝えつつ断る

義実家に帰省するのを伝える際は、以下の内容に注意しましょう。

  • 義両親への感謝の気持ちを伝える
  • 今回だけは見送ることを伝える

義両親はあなたの家族が帰省するのを楽しみにしているわけですから、唐突に断られたら気分を害するのは当然といえます。

そのため、帰省を断る前に義両親へ感謝の気持ちを伝えることがコツです。

感謝を伝えられると義両親の気持ちも和らぐので、帰省しないことも柔軟に受け止めてもらいやすくなります。

また、「今回だけは見送る」と伝えることも重要です。

お正月は泊まらないと言うだけでは納得してもらいにくいので、「別の機会に伺わせてもらいたい」と合わせて伝えるとよいでしょう。

本当は嫌で嫌で仕方なくても、いつもお正月に迎え入れてくれる義実家に感謝する気持ちを出しておくと、意見が通りやすくなります。

平等に帰省できるよう話し合う

ここまでは、義両親への対処法や穏便な断り方についてご紹介しました。

実は、穏便に帰省を回避するためには、もっとも大切なことが残っています。

それは、義実家に泊まりたくない理由を配偶者に理解してもらい、お互いが納得するように話し合うことです。

なおかつ配偶者とあなたの間で、帰省できない理由をきちんとすり合わせておくことも必要です。

正月の帰省問題はよくある話ですが、結婚すると夫婦間や実家を含む親戚間でも、多くの問題が生じます。

一方の意見を通しすぎると不満が溜まってしまい、夫婦関係も悪くなってしまいます。

筆者

義実家との関係性が原因で離婚にいたるケースは少なくなく、単なる正月の帰省と軽く見るのは危険です。

正月の帰省の場合、もし相手が理解してくれない時お互いの実家に帰省した時間数を計算客観的な証拠にするのも効果的でしょう。

お互いにとって納得のいく義実家付き合いは、家族の関係性を維持するのにもたいへん重要です。

正月に限らず義実家とのほどよい距離感が大切

今回は「義実家に行きたくない理由」と「穏便に断る方法」についてご紹介しました。

本記事のまとめは下記になります。

この記事で分かったこと
正月に義実家に泊まりたくない理由あるある8選
  • 気を遣いすぎて気疲れする
  • お金がかかる
  • 義実家が汚い
  • 食事やお風呂の問題がある
  • こき使われる・ゆっくり休めない
  • 孫を甘やかしすぎる
  • 自分の実家に帰省したい
正月に義実家への帰省を穏便に回避する対処法
  • 配偶者と子どもだけで帰省してもらう
  • 日帰りに変更するよう打診する
  • 子どもの都合やペットの世話を理由に断る
  • 仕事やその他の予定を入れる
  • 体調を理由にする

このほか、「実際に帰省できないことを義実家に伝える際の注意点」や「配偶者とおこなっておきたいこと」についてもお伝えしました。

お正月の帰省はなにかと負担になりやすく、避けたいという方は多くいます。

我慢するばかりではいずれ爆発してしまうので、家族の時間を大切にしながらも自分の時間もしっかり守ることは大切です。

筆者

時にはお正月休みを日帰り帰省にしたり、時には理由を話してお断りしたりすることも悪いことではありません。

義実家とのお付き合いは、ほどよい距離感が何より大切です。

迎え入れてくれる義実家の気持ちも理解しつつ、自分の気持ちとのバランスを取って対応していくようにしましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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コメントはこちらからどうぞ

コメント一覧 (1件)

  • yuyu suzukiさん、記事の執筆お疲れ様でした!
    とても興味深いテーマでしたので、楽しく読ませていただきました。私自身も悩むテーマでしたので、みんな悩むところなんだなと安心しました。暖かい言葉で励ましていただけているようで、ありがたかったです。
    回避策も教えていただいて、これから役に立てようと思います!笑
    装飾やXのポストの入れ方など含めて、テンポ感がとてもよくて、最後まで飽きずに読むことができました。
    執筆お疲れ様でした!

    わんぺろさん、添削お疲れ様でした。
    とても読みやすかったです!勉強になりました。

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