喪服持ってない30代女性必見!パンツスーツでは非常識?恥をかかない服装について解説します

あなたはいざという時の「喪服」持っていますか?

お通夜やお葬式の連絡は突然やってきます。

喪服を持っていないと、家族や親戚、友人・知人の葬儀に参列しなくてはいけない時にあわててしまいますよね。

学生は学校の制服が喪服の代わりになります。

しかし、社会人になってからなんとなく購入の時期を逃してしまったという方も多いのではないでしょうか?

「持っている黒の服でいいんじゃない?」

その考えは礼装のマナーに反していて非常識と思われてしまうかもしれません。

では、どのような喪服を用意すればいいのか、パンツスーツは着てもいいのかなど、たくさん疑問が出てきますよね。

この記事では喪服の常識や基礎知識、今から購入する方への購入ポイントを紹介します。

今さら人に聞けない喪服の疑問が解決しますよ。

ぜひ、最後までお読みくださいね。

この記事でわかること
  • 喪服を持っていないのは非常識なの?
  • パンツスーツでもいいの?
  • 喪服と礼服の違いは?基礎知識とふさわしい装いとは
  • 喪服を購入するときのポイント
目次

30代女性だから知っておこう喪服の常識

社会人になって喪服を持っていないのは非常識なのでしょうか?

筆者

実は、私が喪服を購入したのは40代でした

周りの友人にも話を聞いて見ました。

20代友人A

大学入学と同時に親から買ってもらいました

30代友人B

いつ体型が変わるかもわからないから、高いものはなかなか買えないなあ

30代友人C

実はいまだにきちんとした喪服は持ってないのよね

30代で喪服を持っていない人は、案外多いのではないでしょうか

ネットの中の声も聞いてみましょう。

喪服を持っていないのは非常識といわれる理由

Q:喪服を持ってないって非常識ですか?

A:

非常識かどうかはともかく、 急に必要となるものなので、 あわてて買いに走らないといけない時がくるかと思います。

年齢によるのかな…と思います。
社会人であるのなら持っていてもらいたいところですが、
まだ学生さんであるならいたしかたないかと。

Yahoo!知恵袋

必ず喪服を持ってないといけないという決まりはありません。

しかし、社会人として人付き合いをしていくなかで、必要になる場面はやってきます。

その時に持っていたほうがいいという意見がネットやSNSでは多いようです。

引用:Twitter

地域によっても考え方に違いはあるようですね。

この他に、自分が恥をかくだけではなく、ご遺族に失礼ではないかという意見もありました

では、喪服でタブーと言われることもあるパンツスーツはどうでしょうか?

パンツスーツはフォーマルではないので、お葬式などの参列には向いていないといわれています。

こちらもネットの中の声を聞いてみましょう。

喪服にパンツスーツは非常識?

喪服にパンツスーツを着てはいけないという決まりはありません。

パンツスーツは略喪服にあたり、着用は可能です。

https://twitter.com/samithing/statuses/1501015036898119682
引用:Twitter
引用:Twitter

最近ではいろいろな理由でパンツスーツでもいいという風潮に代わってきているようです。

一般参列などの場合は堅苦しく考える必要はないでしょう。

ただし、喪主や遺族、近親者として参列する場合、非常識だと思われることもあるので注意が必要です。

お葬式は突然やってきます。

葬儀にふさわしい服装について必要な知識を知っていると、あわてずにすみますよ。

次は知っておきたい喪服の基礎知識を見ていきましょう。

意外と知らない喪服の基礎知識とは

「喪服」は「礼服」という言い方をすることもあります。

どんな違いがあるのか、見てみましょう。

  • 礼服 冠婚葬祭で着用する正装のこと
  • 喪服 葬儀や法事などに着用する礼服

礼服とは、冠婚葬祭などの改まった場面で着用する服装全体を指します。

喪服は礼服のカテゴリーの一つです。

礼服や喪服には正礼服、準礼服、略礼服があり、場面によってドレスコードがあります。

一覧にまとめてみました。

スクロールできます
「正」最もフォーマルな服装「準」正礼服に準ずる服装「略」平服に準ずる服装
礼服男性:燕尾服やモーニング

女性:ブラックフォーマルのワンピースやスーツ(パンツスーツ不可)
男性:タキシード

女性:ブラックフォーマルのワンピースやスーツ
男性:ブラックフォーマル以外の平服のスーツ(地味な色)

女性:ブラックフォーマル以外の地味なワンピースやスーツ
喪服男性:モーニング

女性:ブラックフォーマルのワンピースやスーツ(パンツスーツ不可)
男性:ブラックスーツ

女性:ブラックフォーマルのワンピースやスーツ
男性:ブラックフォーマル以外の平服のスーツ(地味な色)

女性:ブラックフォーマル以外の地味なワンピースやスーツ
筆者

女性のパンツスーツは略礼服に該当します

喪服とは悲しみを表すもの

喪服は喪に服してる時に着用する服装です。

葬儀や法事の時に参列者全員が着用して、悲しみを表すといわれています。

葬儀にふさわしい服装での参列は、故人に対する哀悼の気持ちが自然に伝わります。

それだけに、喪服はきちんと選びたいですね。

ドレスコードをどう判断する?

正喪服、準喪服、略喪服の区別はどうすればいいのでしょうか?

喪服のドレスコードを区別する基準は、どの立場で葬儀に参列するかで決まります。

喪服の区別
  1. 正喪服は喪主や近親者が着用
  2. 準喪服は葬儀、お通夜、法事などすべての弔事で参列者が着用
  3. 略喪服はお通夜や三回忌以降の法事で着用

喪服の区別を間違えると、かなり恥ずかしいので注意が必要です。

筆者

やっぱり喪服を1着購入しようかなって思いませんか?

次は、購入する際のポイントを見てみましょう。

30代女性が喪服を購入するときのポイント教えます!

女性の礼服と喪服に大きな差はありませんでしたが、購入する場合には注意点があります。

  • 光沢のある生地は避ける
  • 肌の露出を少ないものを選ぶ
  • レースなど華美なデザインはやめておく

喪服は故人を偲ぶための正装なので、悲しみの場面にふさわしい服装にします。

皮製品などは殺生をイメージさせるので避けましょう。

実際に喪服を選ぶ際、長く着られる喪服にするか、現在似合う喪服を選ぶかは意見の分かれるところです。

次は、それぞれの購入する際のポイントについて解説します。

長く着られる喪服を選びたい方への購入ポイント

喪服は他の服に比べて着る機会の少ない服です。

着用する頻度の少ない喪服は、一着だけ購入して着続けたいとお考えの方も多いでしょう。

少し高価でも長く着用できる喪服を用意しようと考えている方へのポイントです。

  • 購入時の流行りのデザインを買わない
  • アジャスター付きなど体型が変化することを考慮する
  • 後でお直しやリメイクができるお店で購入する

購入時にしっかり検討して、飽きのこない喪服を選ぶことはサステナブルにもつながりますね。

長い目で見ると質の良い喪服は、コストパフォーマンスもいいかもしれません。

短い期間でも着たい喪服を選びたい方への購入ポイント

「高いものでなくてもその時の流行りのデザインがいいな」

「体型も変わるかもしれないし、長く着なくてもいいかな」

将来の体型の変化などを気にせず、とにかく喪服を用意しておきたい、デザインにもこだわりたい方もいらっしゃるでしょう。

現在似合う喪服がほしい方むけに、短い期間で着用する喪服を購入する場合のポイントをまとめてみました

  • 衣服の量販店で購入も可
  • 喪服の条件を満たしている黒のスーツで、葬儀以外でも併用可能なものを選ぶ
  • 華美にならない範囲で好みのデザインを選ぶ

短い期間着られれば良い場合、比較的安価なものを買っても十分役に立ちます。

喪服に必要な葬儀の小物

葬儀に参列する場合、喪服以外にも必要な小物があります。

小物選びを間違えると葬儀で悪目立ちすることがあるので、注意が必要です。

  • バッグ     シンプルな布製の金具の少ない黒のバッグ
  • サブバッグ   黒の布製のトートバッグなど
  • 靴       高さ3~5㎝の黒のパンプス
  • アクセサリー  黒真珠やオニキスの一連ネックレスとイヤリング程度にする
  • ストッキング  無地の黒のストッキングでタイツは避ける
  • その他     数珠やハンカチ、袱紗(ふくさ)

アクセサリーはなくても大丈夫ですが、身に着けたいときは華美にならないようにしましょう。

メインのフォーマルバッグは小さいものが多く、荷物が入りきらないことが多いので、サブバッグを一つ用意しておくと便利ですよ。

【まとめ】 葬儀のマナーを学んで喪服を選びましょう

突然の葬儀にあわてないように、喪服の準備は大切です。

なかなか購入する機会のない喪服について、もう一度振り返りましょう。

  • 葬儀は突然来るので喪服の準備は必要
  • 略喪服のパンツスーツは一般会葬者なら着用可
  • 喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類

喪服を選ぶ際の基準は2つあります。

      • シンプルで長く着られる喪服を選ぶ
      • 短い期間でも着たい喪服を選ぶ

      長期間着られる喪服と短期間着る喪服の購入ポイントをまとめました。

      長く着られる喪服選びのポイント
      • 購入時の流行りのデザインを買わない
      • アジャスター付きなど体型が変化することを考慮する
      • 後でお直しやリメイクができるお店で購入する
      短い期間でもよい喪服選びのポイント
      • 衣服の量販店で購入も可
      • 喪服の条件を満たしている黒のスーツで葬儀以外でも併用可能なものを選ぶ
      • 華美にならない範囲で好みのデザインを選ぶ

      葬儀に喪服を着用する意義は、故人を偲んで、ご遺族のお気持ちに寄り添うことです

      あなたの気持ちを喪服で表してると考えると、喪服選びも気持ちが引き締まりますね。

      この記事が、あなたの真心が伝わる喪服選びの参考になれば幸いです。

      最後までお読みいただきありがとうございました。

       

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