しかしセルフマッサージは、効果があるどころか逆効果だという話も聞きますよね。
そこでこの記事では、素人でも可能なセルフマッサージのポイントとおすすめの動画をご紹介します。
おすすめのセルフマッサージで、気になるマスクたるみの悪化を予防し、すっきりしたフェイスラインを取り戻しましょう!
マスクたるみの原因はなに?セルフマッサージで効果はあるの?
「マスクたるみ」が起きる原因には、次の2つが考えられます。
- 表情筋を使わなくなった
- マスクのゴムによる筋肉の”コリ”
一つずつみていきましょう。
表情筋を使わなくなった
人は誰かと接するとき、笑顔を心がけますよね。
笑顔をつくるには顔の下半分の筋肉を上に動かすことが必要なので、自然とリフトアップできるのです。
ところがマスクを着けていると口もとが見えないので、表情を作ることに対する意識が薄くなりがち。
人と接する時でさえそうですから、接していないときなんて推して知るべしです。
私はボーっとしているとき、子どもから「なぜ怒っているの?」と言われます。気づくと口がへの字の不機嫌な顔に……
読者さまもマスクをしているからと、知らぬ間に口が開いていたり不機嫌な顔になっていませんか?
この状態が続くと、舌や口の周りの筋力が衰え、マスクたるみの原因になるのです。
マスクのゴムの影響
長時間マスクをしていると耳が痛くなりませんか?
耳が痛くなる理由は、マスクのゴムの力が、耳周辺の皮膚や耳を支えている側頭筋を緊張させているからなのです。
側頭筋の緊張による‟コリ”は、マスクたるみの原因ともなりえます。
つまり、マスクたるみを防ぐ・改善するために、このコリをほぐしていきましょう。
セルフマッサージに効果はあるの?
コリをほぐす手段として、セルフマッサージは効果があるのか気になりますよね。
セルフマッサージについての本はたくさん出版されていますし、エステサロンでのフェイシャルマッサージも一般的です。
そのような状況を考えると、効果を期待してしまいますよね。
参考として、こんな書き込みを発見しました。
しかし、一方ではこんな書き込みも!
恐ろしいことに、セルフマッサージは一歩間違えるとたるみに逆効果になってしまう可能性があるのです。
それだけは絶対に避けたいですよね!
そこで次は、セルフマッサージのポイントをお伝えします。
マスクたるみに効くセルフマッサージのポイント3つと動画をご紹介!
セルフマッサージは、好きな時に気軽にできるメリットがありますよね。
しかし実は、肌を強く引っ張る・こするマッサージは逆効果です。
肌に強い刺激をあたえる「引っ張る・こする」マッサージは、皮膚の下にあるコラーゲンやじん帯を痛め、たるみの原因になりうるのです。
さらには、肌をこする刺激がシミの原因になる可能性まで!
くれぐれも強い力で「引っ張る」ことや「こする」マッサージは禁物だと覚えておきましょう。
そこでこれから、引っ張らない・こすらないマッサージ方法をご紹介しますね!
押さえておきたいポイントは3つです。
- リンパの流れを意識する
- 頭皮の‟コリ”もしっかりほぐす
- 舌を鍛える
すぐに実践できる動画もあわせて紹介しますので、よかったら読みながらやってみてくださいね!
リンパの流れを意識する
セルフマッサージでは、リンパの流れも意識しましょう。
リンパ管とは、静脈に沿って全身に張り巡らされた細い管のこと。
リンパ液が流れており、体内の余分な水分や血液循環に入ってはいけない老廃物を、リンパ節でろ過している。
リンパ液の流れが悪いと余分な水分や老廃物がたまってしまい、むくみやたるみの原因になる。
参考:MSDマニュアル家庭版
顔のセルフマッサージでは、下の図のように顎から耳へ、耳から鎖骨へ向けてマッサージしてくださいね。
鎖骨のマッサージは、中心から肩へ向かっておこないます。
リンパ液が流れるよう、マッサージをする方向も重要です。
具体的なセルフマッサージの方法は、こちらの動画がおすすめです!
頭皮の‟コリ”をしっかりほぐす
顔の皮膚と頭皮はつながっているので、頭皮のコリも顔に関係します。
そのため、頭皮もマッサージして‟コリ”をほぐし血液循環をよくすることが、ポイントです。
実践しやすい頭皮のマッサージ方法は、こちらの動画をご覧くださいね。
舌の筋力を鍛える
表情筋を使わなくなったことによるたるみは、舌の筋力を鍛えて改善しましょう!
実は、口周りの筋肉に大きく関わっているのが、舌なのです。
今この瞬間、読者さまの舌先は口の中のどこに触れていますか?
もし舌が上顎についておらず下の歯にふれているならば「低位舌」という、舌の筋力が衰えている状態かもしれません。
「低位舌」は、二重顎や口角を下げる原因のひとつとして、マスクたるみにも影響しています。
そのため、舌の筋肉を使いながら、口周りの筋力を鍛えていきましょう。
簡単だけどけっこうキツイ……普段いかに舌を使っていないかよくわかりますよ!
マッサージはやりすぎも禁物
肌をこすらないセルフマッサージの方法と動画を、3つご紹介しました。
どの方法も3分程度あればできるので、すきま時間に取り入れてみてくださいね。
テレビを見ているときや入浴中、ストレッチの最中などもおすすめです。
ただしマッサージは、長くすればするほど効果が上がるものではありません。
少しずつ、継続してやっていきましょう。
マスクたるみのセルフマッサージは「こすらない」が決め手!
この記事では「マスクたるみ」が起きる原因と、セルフマッサージのポイントについてお伝えしました。
セルフマッサージをするうえで一番大切なことは、引っ張る・こするなど肌に負担をかける方法はNGです。
その上で、おすすめのポイントをおさらいしましょう。
- リンパ液の流れを意識する
- 頭皮の❝コリ❞もほぐす
- 低位舌にならないように舌の位置を意識する
なによりマスクをしているときも「口角を少し上げること」や「舌の位置」を気にしてみてくださいね。
そしてぜひ、動画を参考にセルフマッサージをして、たるみを防ぐ・改善していきましょう。
一緒に「マスクたるみ」に立ち向かいましょうね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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