最近は、ペットとして猫をお迎えする人が増えています。
猫は「お散歩に行かなくてもいい」「お家の中でのお留守番が得意」などの理由から一人暮らしの方にも人気があります。
でも、本当にお迎えするには勇気がいりますよね。
ご縁があってお迎えしたのに、こんなはずでは・・・と後悔したくない。
そんな読者様に、子猫期・成猫期・シニア期での一人暮らしの猫飼いさんが後悔したことをご紹介します。
この記事でわかること
一人暮らしの猫飼いさんが後悔したこと
1.子猫期
2.成猫期
3.シニア期
一人暮らしの猫飼いさんが後悔したこと
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待ちに待った猫との生活。
一人暮らしだからこその苦労も後悔もあるようです。
1.子猫期
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可愛い子猫がうちにやってきて、一緒に遊んだり眠ったりと言う生活を過ごすはずだったのに・・・。
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1.猫に引っかれたり噛まれたりして怪我をした
個体差はありますが、7か月くらいまでは「遊びたい盛り」。
この時期は、本能的に狩りを練習します。
動くものを追いかけるので、飼い主さんの手足は格好の獲物なのです。
つい強く噛んだり、引っかいてしまうことも。
一人暮らしだと、獲物となるのは飼い主さんのみ。
3〜6カ月頃に乳歯から永久歯に生え変わります。
歯のむず痒さから噛んでしまうことも。
猫は人間が持っていない菌やウィルスを持っていますので、怪我だけでなく、病気になる場合も。
「怪我をしたり病気になって」後悔する飼い主さんもいます。
一人暮らしの飼い主さんが怪我や病気をしてしまうと、猫のお世話が十分に出来なかったり、猫が飼い主さんの様子を心配してしまいます。
引っかいたり噛んだりしてもいい場所やおもちゃを与えて飼い主さんの怪我や病気のトラブルを防ぎましょう。
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2.移行抗体が減る時期の病気に気づいてあげれなかった
子猫は母猫からの「移行抗体」という免疫に守られています。
しかし、3か月頃にはこの免疫がなくなり、感染症にかかりやすい傾向に。
クシャミや目ヤニが多くなって、受診したら猫風邪をひいていたという事例もあります。
猫風邪を発症すると、発熱なども起こし食欲不振に陥ることも。
体力のない子猫では重症化するリスクもあるのです。
一人暮らしの飼い主さんは、仕事などの都合も考えると、受診できるタイミングが限られてしまいます。
具合が悪いと分かっているのに、中々受診させてやれず「愛する猫をつらい目に合わせてしまった」と後悔する飼い主さんも。
後悔しないためにも、子猫のうちにワクチン接種をしましょう。
感染症の予防や軽症化につながります。
2.成猫期
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猫との暮らしも慣れてきて、猫も成猫となりました。落ち着いてくれるかと思ったのに・・・。
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1.玄関や窓から脱走された
1歳を過ぎるころには、好奇心も強くなり、脱走を試みようとします。
一度でも外に出ると縄張りが広がったと思い、脱走を繰り返す猫も。
ところが、ノラ猫と縄張り争いをしてケガをしたり、交通事故に遭ったりする猫も少なくないのです。
一人暮らしの飼い主さんは、脱走した猫をまずは一人で探さなくてはいけないのです。
隠れる習性がある猫を一人で探すのは時間もかかります。
「見つける前に怪我や事故にでもあったら・・・」と後悔する飼い主さんは少なくありません。
玄関の脱走対策はもちろん、窓からの脱走対策もしましょう。
網戸などはストッパーを付けたり、網戸自体を引搔いて破られない素材のものにすると安心ですね。
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2.棚などにしまったあったものを出して誤飲された
好奇心が旺盛な成猫期。
知能や力も発達し、棚なども開けられるようになることがあります。
好奇心で棚を開けたら、大好きなヒモや輪ゴムが!
遊んでいる間に誤飲してしまうことも。
飼い主さんは急いで病院へ。
処置で出ればいいのですが、手術になることもあります。
「誤飲できないように対策すればよかった」と後悔する飼い主さんも少なくありません。
一人暮らしの飼い主さんの場合、自分が不在の時は猫が好きなように過ごす時間。
誤飲事故も起こりやすいのです。
私の愛犬が「お菓子に入っていた脱酸素剤」を誤飲したことがあります。
脱酸素剤自体は体内に入っても影響がないそうです。
ところが、犬にとっては脱酸素剤を封入しているフィルムが問題。
犬ではフィルムを胃液で溶かしきれないのです。
結局、内視鏡手術で胃の中のフィルムを取りました。
開腹しなくて済んだのが不幸中の幸いでした。
猫が棚を開けられないように、ストッパーなどを取りつけましょう。
誤飲しそうなものは猫が開けられない蓋がついている容器に入れましょう。
3.シニア期
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猫も年齢を重ねて、7歳以降のシニア期、15歳以降のハイシニア期を迎えます。
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1.トイレの失敗が多くなった
シニア期を迎え、猫の足腰が弱ってきます。
猫のトイレは中に猫砂を敷くので縁が高くなっているものが多いですよね。
ところが、この少しの段差をまたぐのが大変に。
そのためトイレ以外の場所でオシッコするなどトイレの失敗が出てきます。
シニア期に、においがきつくなることもあります。
一人暮らしの飼い主さんが仕事などのあとにトイレの失敗の片付けをするのはとても大変。
「トイレの失敗の対策すればよかった」と後悔する飼い主さんもいます。
トイレの周りにステップ台を置く、周りにトイレシーツを敷くなどの簡単な対策ならすぐにできますよ!
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2.近くにかかりつけの病院をさがしておかなかった
元気いっぱいで病気知らずだった猫でも、シニアになると急に体調を崩すこともあります。
猫が若いうちは行けた少し遠い病院も、シニアにとっては移動に時間が掛かるだけで苦痛になることも。
一人暮らしの飼い主さんが一人で具合が悪い猫の様子を見守りながら、遠くまで行くのは大変です。
車や自転車で行くにしても、猫の様子を見ながら運転は大変です。
シニアになる頃には、お世話になっていた病院が遠い場合には、近所でもお世話になる病院を探しておくことをお勧めします。
一人暮らしの猫飼いさんが後悔なく、猫と幸せに暮らすために
今回は、一人暮らしの猫飼いさんが後悔したことを紹介してきました。
1.子猫期
・猫に引っかれたり噛まれたりして怪我をした。
・ 移行抗体が減る時期の病気に気づいてあげれなかった。
2.成猫期
・玄関や窓から脱走された。
・棚などにしまったあったものを出して誤飲された。
3.シニア期
・トイレの失敗が多くなった。
・近所にかかりつけの病院をさがしておかなかった。
猫の一生は人間より短い時間です。
どんな過ごし方をしても飼い主さんには「あの時こうすればよかった」「あれはよくなかったのかも」と後悔は残ります。
猫と過ごしているその時その時を大切にすることが、きっと、飼い主さんを後悔から救ってくれます。
私も、近所の先輩犬の飼い主さんに、その子がお空に昇ってしばらく経った時に
「写真や何気ない時の動画をもっと撮っておけばよかったって思ってるの。
あなたは沢山、写真と動画を撮ってね。」
と言われました。
写真や動画を撮るとき、その子だけを見てますよね。
ブレッブレでもピントが合ってなくてもいいんです。
その子だけを見ることが大事なんですよね。
その時その時を大切にする1つの方法としてご提案します。
飼い主さんが猫さんと楽しく幸せな毎日を過ごして下さることを祈って終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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