ブロック遊びの定番として有名なレゴですが、東大レゴ部がメディアに取り上げられて以降レゴによる知育効果についても知られるようになりました。
レゴの何がそんなに知育にいいのかしら?
レゴで自由に遊ぶだけじゃダメなのかな?
知育効果をアップさせる遊び方や保護者の関わり方を知ることで、いつものレゴ遊びが学びのひと時に変わりますよ。
この記事では以下について掘り下げました。
この記事で分かること
- レゴによる知育効果
- 子どもが伸びる面白い遊び方
- ブロック遊びへの保護者の関わり方
就学前のお子様にとっては『遊び』こそが成長を促す力になります。
この記事を読めば、『遊び』によるレゴの力をご家族揃って実感できるようになりますよ。
それでは早速、今まで知らなかったレゴの実力を見てみましょう。
レゴにはどんな知育効果があるの?
教育番組や子育て雑誌で取り上げられることも多いレゴによる知育効果には、お子様の4つの力を伸ばす効果があります。
- 集中力
- 創造力
- 空間認知能力
- コミュニケーション力
一つずつ解説しますね。
集中力が養われる
レゴ遊びに夢中になっているとき、お子様の集中力は大きく伸びています。
勉強にもスポーツにも必要とされる集中力は、伸ばしてあげたい力の一つですよね?
レゴジャパン株式会社が行った興味深い調査を見てみましょう。
東大出身者に聞く【レゴ遊びの効果】について
- 東大出身者の3人に一人が「東大合格に一番必要な能力は集中力である」と回答
- 東大出身者の70パーセントがレゴで遊んだ経験があり「レゴで養える能力は集中力である」と回答
東大出身者たちが幼少時代のレゴ遊びを通して、学習のベースとなる「集中力」を養っていたとは驚きです。
そういえばうちの子も黙々と熱中して組み立てていることがあるわ!
レゴに熱中してお子様が集中力を発揮している様子を、保護者は見守ってあげましょう。
創造力が伸びる
読者様はレゴスクールをご存知ですか?
レゴスクールでは「今はまだ存在しない職業に就くかもしれない子どもたちに向けて、将来必要となる様々なスキルの習得を助ける」ことを目標としています。
そのスキルの一つが「創造力」です。
10年後には、今ある仕事の半分が無くなると言われているのをご存知ですか。
誰も見たことのない新しい時代を生きる子どもたちに必要なのは、ゼロからイチを造り出す力です。
一つ一つには個性のないブロックを組み合わせてロボットやお城を作り出すレゴは、未来で必要とされる創造力を広げてくれますよ。
空間認知能力が向上する
空間認知能力とは?
- 物体の形状、間隔、大きさ、位置などを素早く正確に認識する能力のこと
- 一般的に3〜5歳頃に伸びるといわれている
小学生が空間認知能力を必要とする代表的な単元が、立体の展開図です。
展開図はつまずくお子様も多い単元として知られています。
レゴで遊びながら高さや奥行きを感じて空間認知能力を伸ばしてあげたいですね。
コミュニケーション力が身につく
一人で遊ぶのも楽しいけれど、友達や家族と一緒に作って世界を共有できるのもレゴの魅力です。
力を合わせてこんな作品を作り上げるのも素敵ですね。
他人と意見を交わし、協力し合って作り上げていくレゴ遊びはお子様のコミュニケーション力を上げるきっかけになりますよ。
子どもが伸びる!レゴの面白い遊び方3選
ここでは、知育効果を発揮してお子様の成長を促す【レゴの面白い遊び方】を3つご紹介します。
高く積み上げる
え〜?高く積むだけ?それって効果あるの?
シンプルな遊び方ですが、効果は絶大ですよ!
- 高さを認識する力
- バランス感覚
- 指先の繊細な力加減
このような様々なスキルを使ってブロックを高く積み上げる遊びは、子どもにとって難しい作業です。
家族対抗レゴタワー造りは、お子様も保護者も盛り上がりそうですね。
「大きく」「高く」などの分かりやすい目標設定は、お子様のやる気を引き出し夢中にさせます。
シンプルながら様々な力を伸ばしてくれるおすすめの遊び方です。
迷路を作る
レゴで作るオリジナル迷路は、子どもたちに大人気です。
- ゼロからイチを生み出す創造力
- やり抜く集中力
見ているだけでワクワクするレゴ迷路ですね。
お子様の創造力や集中力を感じながら過程を応援してあげてください。
イメージを形にする
頭の中で描いているイメージを形にすることにもチャレンジしてみましょう。
レゴで何を作るの?
かっこいい飛行機を作りたいな!
お子様は限られた形と色のブロックを組み合わせて「かっこいい飛行機」という脳内のイメージに近付けていきます。
先に完成のイメージを描くことで、自由に作るときには味わえない苦労や達成感に出会うことができるでしょう。
レゴの知育効果をアップさせる方法
知育効果をもっとアップさせるために親ができることってあるの?
ここでは、レゴの知育効果をさらに高める保護者の関わり方について紹介します。
一緒に楽しもう!
お子様にとってご家族と一緒に遊ぶ時間は、自分への愛情を感じられるひと時です。
- 短い時間でも良いので子どもと遊ぶ時間に集中する
- 子どもが興味を持っていること、得意なことを見つけて言葉で伝えてあげる
- 保護者も子どもの頃の気持ちに戻って純粋にレゴを楽しむ
一人で集中して遊んでいる時間と、家族と一緒に遊ぶ時間を上手に使い分けてレゴ遊びのバリエーションを広げましょう。
レゴを使ってごっこ遊びしてみよう
レゴは完成だけがゴールではなく、制作物で遊ぶことも面白さの一つです。
レゴで作ったロボットや動物でごっこ遊びはいかがでしょうか?
私が作ったお城へようこそ!
おじゃまします。わあ、すごい広いね!
ごっこ遊びの会話を通してコミュニケーション能力を高めることができますよ。
過程を大切にしよう
レゴは上手に完成させることだけを目標にして知育効果を高める玩具ではありません。
- イメージする
- 手先をコントロールして形を作る
- うまくできない部分を試行錯誤する
上記のような過程を経て作り上げることで知育効果が発揮されるのです。
ここを合わせるのが難しかったね。これはいいアイデアだね。
お子様が苦労したポイントや、工夫した部分にスポットを当てて声をかけてあげましょう。
過程に対して声をかけることで、お子様は自信を持ってチャレンジできるようになりますよ。
【レゴ】の知育効果をアップさせる方法|子どもが伸びる面白い遊び方3選! まとめ
レゴには様々な知育効果があり、夢中になって遊ぶ過程がお子様の持つ力を引き出してくれます。
レゴの4つの知育効果をおさらいしてみましょう。
- 集中力
- 創造力
- 空間認知能力
- コミュニケーション力
これらの力を伸ばすレゴの面白い遊び方を3つご紹介しましたのでぜひお試しください。
レゴの面白い遊び方3選
- 高く積み上げる
- 迷路を作る
- イメージを形にする
最後に、保護者の関わり方によっても知育効果がさらにアップすることを心にとめておきましょう。
- 一緒に楽しもう!
- ごっこ遊びをしよう
- 過程を大切にしよう
自由に遊ぶだけでも楽しいレゴですが、知育効果や保護者の関わり方を意識してお子様の成長に必要な様々なスキルを伸ばしてあげたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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