総務省が行う国勢調査では、2015年の段階で共働き世帯率が6割を超えています。
とはいえ家庭の事情や考え方は様々で、専業主婦を選択する女性は現在も少なくありません。
かく言う私も、妊娠・出産を機に専業主婦になった一人です。
仕事のストレスから解放され「専業主婦最高~!」なんて思ったのも束の間。
生活水準を下げられず減り続ける貯金と、家庭という狭い世界だけでの毎日に、「働きたい!」「稼ぎたい!」欲がふつふつと湧き上がってきたのでした。
今回はそんな私のように、子持ちで専業主婦だけど働きたい!!という人にこそおすすめしたい、在宅ワークについて紹介していきます。
子持ち主婦に在宅ワークがおすすめの理由
男女共同参画社会とはいえ、まだまだ「家事や育児は女性の仕事」という風潮が残っているのが今の日本の現状です。
「もっとパパにも育児に参加してほしい」という不満もよ~くわかるのですが、やはりどうしてもママがメインになってしまうことが多いですよね。
だからこそ、なぜ子持ち専業主婦に在宅ワークがおすすめなのか、まずはその理由から説明していきます。
預け先の確保をする前に働き始められる
幼い子を持つ専業主婦が再び外に出て働こうと思った時に、真っ先にぶつかるのが子供の預け先問題ですよね。
保育園に入れないと仕事ができない、仕事を見つけないと保育園に入れない、この悪循環から抜け出すのは容易ではありません。
在宅ワークは、子供のお昼寝時間や寝かしつけ後などを利用して、無理のない範囲で少しずつ始められます。
また、開業届を出すことで自営業として保育園の申し込みができるため、専業主婦が求職中で申し込むよりも保育園の内定率が上がります。
新たに個人事業を開始したことを税務署に届け出るための書類です。罰則はありませんが、原則として事業を開始した日から1ヵ月以内に提出することになっています。詳しくはこちらの国税庁のホームページにてご確認ください。
子供の風邪や急な呼び出しに対応しやすい
幼い子は体調を崩しやすく、急な発熱もしばしば。
会社勤めの場合、急にお休みしなければならなかったり、早退しなければならなかったりすると、いくら周りが親切な対応をしてくれたとしても少なからず申し訳なさが出てきてしまいますよね。
在宅ワークは自分で仕事の量や休日を調整できるので、そういった心配がなくなります。
在宅ワークのデメリット
どんな仕事・働き方にも、大変なことやデメリットは少なからずあるもので、在宅ワークも例外ではありません。
具体的にどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
最初は稼ぎづらい
在宅ワークを始めたその月に10万円稼げる人はごくわずかです。
何か特別なスキルがある人を除いて、本格的に稼げるようになるまで長期戦です。
はじめからすぐに稼げると思っていると挫折しやすいので、少しずつ収入を増やしていく気持ちで始めましょう。
保証がない
フリーランスでの在宅ワークは、会社員のような有給やボーナス、退職金や育児休業給付金などがありません。
特に今後妊娠・出産予定がある方は、会社員のような育児休業給付金がないため「早く働かなければ」という焦りが出てきてしまいがちです。
妊娠中も出産後も、何より大事なのは自分とわが子の命ですよね。
焦らず無理せず、ゆっくり仕事復帰の計画を立てましょう。
会社員のような保証はありませんが、仕事量やお休みを自分で調節できるという在宅ワークのメリットを最大限活用しましょう。
在宅ワークの始め方・おすすめ登録サイト
在宅ワークを始めたいけれど、何から始めたらいいかわからないという方は、まずクラウドソーシングサイトに登録してみましょう。
クラウドソーシングとは、ネット上で不特定多数の人に対し業務を発注し、委託する業務形態のことです。
大量の案件の中には悪質な案件も紛れているので、クライアントの評価などを参考に応募する仕事を選んでくださいね。
ランサーズ
日本国内初のクラウドソーシングサービスです。
数多くのクライアントがデザインやライティング、動画編集など多数の案件を募集しています。
カスタマーサポートが充実しているので、悪質な案件にも対処してくれます。
クラウドワークス
ランサーズと並ぶ国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
130万以上の案件があり仕事のカテゴリーは200種類にも及びます。
自分の得意分野やスキルに合った仕事が見つかりやすいです。
ココナラ
上記の2つとは少し異なり、個人のスキルを売り買いできるスキルマーケットです。
イラストだったり音楽だったり、恋愛に関するアドバイスだったり、自分が得意なことを必要とする人に販売することで報酬が得られます。
不採用は当たり前!まずは案件に応募してみよう!
ランサーズやクラウドワークスでは、案件に応募しても初心者で実績がなければ選ばれないことは多々あります。
はじめのうちは、10個の案件に応募してやっと1つ仕事を獲得できるという状況も珍しくありません。
実際に私もいくつもの案件に落選していますので、選ばれなかったとしても落ち込み過ぎず、やってみたいと思った案件にはどんどん応募してみるといいですね。
クライアントによっては合格者のみに連絡する場合も多くあるので、案件の募集が終わってなかなか連絡がこない場合は、切り替えて次の案件に挑みましょう。
10~20件と案件に通らないことが続く場合は、プロフィールや提案文を見直してみるのも一つの手です。
初心者でも大丈夫!おすすめ在宅ワーク3選
在宅ワークといっても実際にどんな仕事があるのか、いまいちピンとこない方もいますよね。
「なんの資格もないけどできるかな?」と不安になっている方も大丈夫です!
資格や経験がなくても始められる、おすすめの在宅ワークを紹介していきます。
データ入力
パソコンに数字や文字を打ち込んでいく作業で、主婦の方に人気の在宅ワークです。
タイピングができれば特別な資格やスキルは不要なので、初心者の方でも取り組みやすい仕事です。
正確性が求められるので、集中力が高く単純作業が苦にならない人に向いています。
タイピングが速く正確な人なら、時給1500円以上も狙えます。
ライター
WEB上の記事を執筆する仕事です。
一見難しそうに感じますが、未経験可・初心者歓迎の求人も数多くあります。
最初は文字単価0.5円ほどからのスタートですが、実績を積んでいくと文字単価が1円、1.5円、2円…とどんどん高単価の案件もこなせるようになり、月収20万~30万、それ以上も夢ではありません。
文章を書くことが好きな人や、ネットでの調べ物が苦にならない人におすすめです。
アンケートモニター
アンケートモニターサイトに登録し、アンケートに回答します。
スマートフォンのみで行えて、アンケートに回答するだけなので誰でも気軽に始められますが、その分報酬は少なく稼ぎづらいのがデメリットです。
パソコンを持っていない人や、お小遣い稼ぎ程度に少額でも在宅ワークを始めたい人におすすめです。
働き方の選択肢を増やそう!
働くというと、ハローワークや求人サイトで仕事を探すのが当たり前だと思う方もいるかもしれません。
しかし、働き方が多様化している今、パソコンとネット環境さえあれば自宅が職場になる時代です。
専業主婦がもう一度働きたいと思った時、在宅ワークという働き方はとても魅力的だと思いませんか?
会社の事務やスーパーのレジ打ちといった職業と同じように、ぜひ在宅ワークという働き方も選択肢の一つとして検討してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク
コメントはこちらからどうぞ