塾での体験後の断り方とは?元学習塾教室長がすぐに使える例文とポイント3つを伝授!

「子どもが学習塾の無料体験を受けた後の断り方が分からない」

「塾の無料体験を受けて良くしてもらったけど、他の塾に決めたのでなにか良い断り方はないかな」

このようなお悩みはありませんか?

親としては子どもの将来のために、複数の無料体験を受けて最良の学習塾を選びたいですよね。

とはいえ、選ばなかった塾への断り方に「なんて言っていいか分からない」と悩む人は多いでしょう。

筆者

ですが、安心してください!
学習塾教室長を5年経験した私が、気まずくならない断り方を伝授します。

この記事では、塾を体験した後の断り方で悩んでいるあなたに、次のことをご紹介します。

この記事で分かること
  • 塾体験後に断る際のポイント3つ
  • 実際に使える入塾の断り方パターン別例文3つ

断り方のポイントを押さえておけば、明日には気楽に断りの連絡ができますよ。

例文を参考にして断り方をマスターしましょう!

目次

【塾の無料体験後】断り方のポイント3つ

塾をいくつか体験した後は、断りの連絡が必要です。

ですが、相手が不快な思いをしない断り方には悩みますよね。

筆者の経験上、心証が悪くならない断り方のポイントは3つあります。

  • 理由をストレートに伝える
  • 電話で連絡する
  • 感謝の言葉を忘れず伝える

詳しく説明していきます。

理由をストレートに伝える

入塾を断るときは理由をストレートに伝えましょう。

理由をはっきり伝えれば、あなたも塾側もメリットがあるからです。

【あなたのメリット】

  • 何度も電話勧誘されずにすむ
  • 新たな提案を受けられる可能性がある

塾側のメリットは「何度も電話せずにすむこと」「理由が分かれば別の切り口で提案できること」です。

筆者が教室長をしていたとき、無料体験は数え切れないほど経験しています。

筆者

「まだ検討中です」とあいまいな返答に何度か確認の電話をしていました。
また、費用面で断られた場合は、希望の費用に合うカリキュラムの提案で入塾された方もいますよ。

つまり、理由をストレートに伝えれば新たな情報を得られるだけではなく、お互い時間のロスを防げるというメリットがあるのです。

はっきり理由を伝えて断るようにしましょう。

断る理由を塾側へ伝えたくない場合

「家庭の事情でお断りします」と伝えましょう。
筆者の経験では、理由を言いたくないと理解して深く追求しませんでした。
もし、理由を深く追求されたとしても詳しく伝える必要はありません。

電話で連絡する

入塾を断るときは、電話連絡で大丈夫です。

必ず塾を訪問して断りをしなくてはいけない、というルールはありません。

筆者が教室長をしていたとき、断りの連絡はほぼ電話でした。

筆者

電話連絡で不快に思ったことは一度もありません。
むしろ、きちんと連絡をしてくれたことがありがたかったです。

断りづらいと感じているのであれば、電話連絡で簡単にすませることをおすすめします。

感謝の言葉を忘れず伝える 

断りの連絡をするときでも、感謝の言葉を伝えるようにしましょう。

別の塾に行く場合でも、しばらくして子どもの成績が上がらなければ、また入塾を考え直すかもしれません。

そのときのために対応をきちんとしておけば印象も良く、ためらわずにまた相談できます。

感謝の言葉を忘れずに伝えましょう。

【塾体験後の断り方】元学習塾教室長が教える使える例文3つ公開

この章では断りの連絡をするときに、そのまま使える例文をご紹介します。

よくあるパターンは3つです。

  1. 他の塾に決めた
  2. 費用が合わない
  3. 学習環境が合わない

各パターンで使える例文を見ていきましょう。

1.他の塾に決めた

入塾を断る理由でもっとも多い、他の塾に決めたときに使う例文をご紹介します。

例文は次の状況を想定しています。

  • 無料体験を複数受けた
  • 子どもが別の塾に行くことを決めた
  • 無料体験の印象は悪くなかった

上記を踏まえた例文がこちらです。

無料体験を受けさせていただきありがとうございました。
受講した後に子どもと相談した結果、別の塾に通うことになりました。
申し訳ございませんが、今回はお断りいたします。

授業は良かったと本人は言っていたので、また何かあったときには相談させていただくかもしれません。
どうもありがとうございました。

「別の塾に通うことになった」と、はっきり理由を伝えています。

今回通う塾で成績が上がらなかったり、授業が合わなかったりすることを考え、何かあったら相談するという内容も入っています。

印象を良くしておけば、次回連絡のときもスムーズに相談できますよ!

2.費用が合わない

次に、提案された費用が想定していたものと異なり、入塾を断る場合の例文をご紹介します。

ここでは次の状況で断るときの例文となります。

  • 無料体験を受けたのは一つだけ
  • 提示された費用が想定より多くて通塾困難と判断
  • 体験で受けた授業は良かった

実際の例文を見てみましょう。

無料体験を受講させていただきありがとうございました。
今回はご提示いただいた費用が考えていたものよりかなり高い設定で、通うのが難しいと考えました。

子どもの受験を考えると途中で通えなくなるような状況にはしたくないので、今回はお断りいたします。
どうもありがとうございました。

費用面で通塾が難しいとストレートに伝えています。

はっきりと費用面が理由であると伝えると、もしかしたら費用を抑えた通塾方法を提案してくれるかもしれません。

理由をはっきり伝えると改善提案をしてくれる場合もありますので、おすすめですよ。

3.学習環境が合わない

パターンの最後は、学習環境が合わないことを理由に断る場合の例文をご紹介します。

以下の言いづらい理由を想定した内容です。

  • 周囲の声が気になり勉強に集中できなかった
  • 周りの目が気になり分からない部分を聞けなかった
  • 無料体験の授業に満足できなかった

使える例文は次のようになります。

今回は無料体験を受講させていただきありがとうございました。
学習する環境が子どもに大きく影響して、なかなか集中できなかったようです。

環境を考えて塾ではなく、家庭教師を検討することに決めました。
どうもありがとうございました。

学習環境が合わなかったことと、家庭教師を検討することをはっきり伝えています。

環境が合わないことだけを伝えると「改善するから」と、説得されてしまうかもしれません!

家庭教師を検討するとプラスで伝えて、これ以上説得されないようにしましょう。

【まとめ】塾体験後もこれで怖くない!断り方をマスターしよう

今回は、塾を体験した後の断り方について、ポイントと実際に使える例文をご紹介しました。

断り方のポイントは次の3つです。

断り方のポイント3つ
  • 理由をストレートに伝える
  • 電話で連絡する
  • 感謝の言葉を忘れず伝える

また、断る理由3つのパターン別例文もご紹介しました。

パターン別例文3つ(項目タップで例文にジャンプします)

子どもが初めて塾の体験をする場合は、断る際に何を言っていいのか悩む人は多いでしょう。

体験授業で親切・丁寧に対応してくれた場合、断るのは本当につらいですよね。

ですが、はっきり伝えればあなたも塾側もメリットがありますので、遠慮する必要はありません!

断るときは、理由をストレートに伝えましょう。

筆者

私が学習塾の教室長をしていたときは、断る理由を教えてくれたほうがありがたかったです。
今回の体験授業がなぜうまくいかなかったか理由が分かり、次に活かすことができたからです。

今までなんと言って断ろうか悩んでいた人も、紹介した例文を使えば明日にはすぐに断りの連絡ができます。

断り方が分かれば怖いものなしです!

ぜひ、さまざまな無料体験を受けて、あなたの子どものためにベストな塾を見つけてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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