振袖のオーダーレンタルその後に購入できる?予約方法からメリット・デメリットをマルっと解説!

成人式は、人生の節目の中で、大切なイベントです。

大切なイベントだからこそ、振袖を着てみたいと考えますよね。

成人式を迎える娘を持つお母さまA

うちの娘は背が高いのだけど、振袖レンタルはできるのかな?

成人式を迎える娘を持つお母さまB

娘に振袖を作ってあげたいけど、高くて買ってあげられそうにないな。

成人式を迎える娘を持つお母さまC

オーダーレンタルをしたら、そのまま購入することもできるのかな?

筆者

後悔しないためにも、振袖をどのように
用意するか悩みますよね。

実は、振袖のレンタルには、通常レンタルとオーダーレンタルの2種類の方法があります。

どのような違いがあるのか、分からないという方もいるのではないでしょうか?

この記事では、振袖のオーダーレンタルについて詳しく紹介します。

この記事でわかること
  • 振袖のオーダーレンタルのメリット・デメリット
  • 振袖のオーダーレンタル方法と知っておきたい3つのポイント
  • 振袖のオーダーレンタルその後の変更について

オーダーレンタルをしたお気に入りの振袖のその後は返却となりますが、店舗によっては購入も可能です。

今回は、オーダーレンタルのメリット・デメリットから予約のコツ、その後の流れについて解説します。

この記事を読んで、オーダーレンタルを利用すれば、きっと理想の振袖を用意できますよ!

どうぞ、最後までお付き合いください。

目次

振袖オーダーレンタルは魅力がいっぱい

振袖のオーダーレンタルは、通常レンタルにはない魅力があり、振袖を購入したかのような満足感もあるので、近年人気があります。

では、通常レンタルとオーダーレンタルでは何が違うのでしょうか。

この章では、振袖のオーダーレンタルについて、通常レンタルや購入との違いなど細かく解説します。

振袖のオーダーレンタルとは?

オーダーレンタルは、反物または未仕立ての振袖の中から好きなものを選び、自分のサイズに仕立てる方法です。

通常レンタルは、自分のサイズの中から選ぶため、デザインが限定されます。

しかし、オーダーレンタルなら、選べる振袖は多種多様に広がります。

ただし、オーダーといっても、自分にぴったりの寸法で仕立てる完全オーダーメイドではなく、既存のパターン(S・M・L)に近いサイズに仕立てるセミオーダーとなります。

オーダーレンタルの手順
  1. 振袖の生地を選ぶ
  2. 身長・身幅・裄丈など採寸する
  3. あなたの体型に合ったサイズに仕立てる
筆者

新品の振袖を着られることも、大きな魅力の一つですね。

オーダーレンタルのメリット・デメリット

オーダーレンタルがどのようなものか分かりましたが、どのような利点があるのか知りたいですね。

メリット・デメリットについて順番にみていきましょう。

オーダーレンタルのメリット
  • 新作の振袖をレンタル価格で利用できる
  • 自分の身体に合ったサイズで着用できる
  • 新品の振袖が着られる
  • トレンド柄や好きな色が選べる
オーダーレンタルのデメリット
  • 通常レンタルよりも価格が高め
  • 着物は返却するため、手元に残らない
  • ぴったりの寸法で仕立てるわけではない
筆者

通常のレンタルのように、「気に入った色やデザインの着物が、自分のサイズにはない!」という心配がありませんね。

購入・通常レンタルとの違い

振袖のオーダーレンタルについて紹介してきましたが、ここでは、他の方法との違いについて解説します。

振袖を用意する方法は3種類あります。

  • 通常レンタル
  • オーダーレンタル
  • 購入

どのような違いがあるのか比べてみました。

通常レンタルオーダーレンタル購入
価格・10~25万円前後・30万円前後・30~40万円かそれ以上
選択方法・仕立てた振袖の中から選ぶ・好みの色柄を、未仕立ての振袖の中から選ぶ・好みの反物を選び、オーダーメイドで仕立てる
お手入れ・なし・なし・定期的に虫干しをする
・クリーニングが必要
デメリット・気に入ったデザインが自分のサイズにない場合がある
・サイズによって好みのデザインを選べない
・通常レンタルより価格が高い
・価格が高い
・手入れや管理が必要

3つの方法を比較すると、オーダーレンタルは、通常レンタルと購入の良い部分を合わせた方法だといえますね。

小柄な方や高身長な方、ぽっちゃりされている方などは既存の振袖だとサイズが合わないケースもあります。

筆者

自分に合うサイズがあるか心配な方には、オーダーレンタルがおすすめです!

振袖のオーダーレンタルについて、紹介してきました。

続いて、オーダーレンタルについて知っておくべきポイントを紹介します。

【振袖オーダーレンタル】予約のポイント3つとその後の流れ

振袖は普段から頻繁に着用しているわけではないので、成人式に向けていつどこで借りたらいいのか、分からないことも多いですよね。

レンタルの予約をする前に、知っておきたい点が3つあります。

  • 予約する時期
  • レンタルする場所
  • 試着時の服装

このポイントを知っていれば、振袖レンタルの予約がスムーズにできますよ!

予約前に知っておきたい3つのこと

予約する時期 

オーダーレンタルの予約をする時期は、高校3年生の1月~3月頃が良いでしょう。

反物から選べるオーダーレンタルは、品物がなくなる心配はありません。

しかし、振袖を仕立てる期間として、2~4か月ほど必要になります。

筆者

余裕をもって準備するために、遅くても、成人式の1年半前までには予約を終えた方が安心ですね。

また、美容室の予約も大切です。

予約の時期が遅くなると、朝の早い時間になったり、予約が取れなかったりする場合がありますので、注意しましょう。

お気に入りの美容室があれば、早めの予約がおすすめですよ!

レンタルする場所

振袖のオーダーレンタルができるお店は以下の通りです。

レンタルする場所メリットデメリット
①レンタル着物専門店・振袖の種類が多い・写真撮影や美容室は別で探さなければいけないケースがある
②フォトスタジオ・こだわった写真が撮れる
・着付けやメイク、撮影が一か所でできる
・持ち込み撮影の場合、着付けやヘアセットは対応していない場合がある

他にも、振袖のレンタルができる場所として、ホテルやオンラインストアなどがありますが、オーダーレンタルは行っていない場合が多いです。

上の表を参考にして、自分のニーズが叶えられるお店で、レンタルの予約をしてくださいね。

筆者

オーダーレンタルに対応しているかどうかは、店舗によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

採寸する時の服装

オーダーレンタルの予約を済ませたら、次は振袖を選びます。

気になるデザインの振袖があったら、試着をしてみましょう。

自分の顔色に合った色柄を見つけるためにも、試着はとても大切です。

振袖の試着をするときは、洋服の上に試着用の襟をつけて、その上から着物を着用します。

オーダーレンタルの試着方法
  • 未仕立て(仮絵羽)の状態の振袖を羽織る
  • 反物の場合は、襟の上から生地を重ねて、上半身だけ着物を着ているような状態に整える

レンタルする振袖が決まったら、次は着物を仕立てるために採寸をします。

オーダーレンタルの場合は、既製品のように完成された振袖を試着するわけではありませんが、採寸するときの服装にも、気を付けたいポイントがあります。

襟元が開いている半袖か七分袖のトップス、寒い時期なら腕まくりしやすい長袖が良い。

パーカーやハイネックのトップスは試着の邪魔になるのでやめましょう。また、ノースリーブも汗で着物を汚す可能性があるので避けましょう。

首回りはスッキリとした、上下タイトめな服装が、着物の邪魔にならなくて良さそうですね。

筆者

鏡に映る自分の振袖姿を確認して、お気に入りの一着を
見つけてくださいね。

予約から返却までの流れ

振袖のオーダーレンタルでは、仕立てる期間が必要なため、準備期間は余裕をもって確保した方が良いでしょう。

では、成人式当日までの動きはどのようになっているのか、気になりますよね。

オーダーレンタルの予約から返却までの流れを、下の表にまとめました。(時期は目安です)

時期内容
成人式から2年半前の7~8月・ネットやカタログ、店舗に行って情報収集をする
成人式から2年前の1~3月・オーダーレンタルの予約、採寸
成人式から1年半前の7~8月・オーダーしていた振袖が仕立て上がる
成人式から1年前の3~4月・前撮り撮影
成人式1週間前・予約した美容院、会場に振袖一式を持ち込む
成人式当日・成人式に参加する
成人式後1~2日・返却する
筆者

成人式の1年前の春は予約も取りやすく、
桜と一緒に写真が撮れて前撮りにおすすめですよ。

オーダーレンタルを予約したその後の変更はできる?

振袖のオーダーレンタルの予約をした後に、「やっぱり着物は手元に残ってほしい」「もっと違う雰囲気のコーディネートにしたいな」と気持ちに変化があるかもしれないですよね。 

レンタルの予約をした後でも、以下の2点は変更が可能です。

  • オーダーレンタルから購入への変更
  • 小物品のオプションプランへの変更

予約後の変更についてみていきましょう。

レンタルから購入への変更

はじめはレンタルのつもりで予約をしても、自分のサイズに仕立てられた着物を、試着や前撮りなどで何度か着用しているうちに愛着が出てきて、手放したくないと感じることもあるでしょう。

店舗によって異なりますが、大体は予約後にレンタルから購入へ変更することは可能です。

卒業式や結婚式などで着る予定がある人は、レンタルよりも購入の方がお得な場合があります。

もし購入に変更したい場合は、予約した店舗に問い合わせてみてくださいね。

帯や小物品のレンタルについて

振袖のオーダーレンタルの多くは、小物だけでなく写真撮影までセットになったプランが用意されています。

オーダーレンタルのセットに含まれるものは、以下の物が多いです。

オーダーレンタルのセット内容
  • 振袖
  • 袋帯
  • 長襦袢
  • 半衿
  • 重衿(重ね衿)
  • 帯揚げ
  • 帯締め
  • 草履
  • バッグ
  • 和装着付け小物セット(足袋・下着含む)
  • 着物バッグ(お渡し用)
  • ヘアセット
  • フルメイク
  • 着付け
  • 写真撮影
  • 写真1~2枚 ※振袖・帯・長襦袢の仕立付属、仕立代も含む

振袖の着付けに必要な物がすべて含まれているので、何が必要か分からないという方でも、安心して利用できるでしょう。

他にも、フェザーショールや髪飾り、補正タオルなどもセットに含まれている店舗もあります。

セット内容は店舗によって異なるため、細かく確認しておきましょう。

成人式を迎える娘を持つお母さまA

セットの草履やバッグが好みでないものだと嫌だな。

セットの小物品が、気に入らない場合もありますよね。

小物品はオプション料金で選べたり、単品でレンタルしたりすることもできます。

追加料金はかかりますが、選択肢の幅も広がり、理想の振袖姿に近づけることができますね。

筆者

オプションや単品レンタルに対応しているかどうかは、店舗によって異なるので、事前の確認を忘れないようにしましょう。

流行を取り入れたコーディネートやこだわりがある人には、単品レンタルを取り入れるのがおすすめ!

【まとめ】振袖のオーダーレンタルで素敵な成人式を迎えましょう!

振袖のオーダーレンタルについて、詳しく紹介しました。

オーダーレンタルは、通常レンタルと違い、自分の好みに合った新品の振袖を着ることができます。

では、もう一度確認しましょう。

オーダーレンタルと通常レンタルとの違い
  • 未仕立ての振袖の中から選んで、自分のサイズにセミオーダーができる
  • 新品の振袖をレンタル価格で着用できる
  • 選べるデザインの種類が多い
  • 体型に不安がある人でも、自分好みの振袖を着ることができる

続いて、振袖を予約する際のポイントと予約後の流れについてです。

予約をする時のポイント
  • 予約は高校3年生の1月~3月頃にするのがおすすめ
  • オーダーレンタルは仕立てるのに2~4か月かかるため、遅くても成人式の1年半前には予約をする
  • 美容室の予約も早めにする
  • 採寸の時は、首回りがスッキリとしたタイトな服装が良い
予約から成人式までの流れ
  1. ネットやカタログで情報収集をする
  2. オーダーレンタルの予約、採寸
  3. 前撮り撮影
  4. 振袖一式を美容室などに持ち込む(成人式1週間前~)
  5. 成人式当日
  6. 返却

また、最初はオーダーレンタルのつもりで予約をしても、途中で購入へ変更することも可能です。

振袖のオーダーレンタルは、通常レンタルと購入の長所をあわせ持つ魅力的なレンタル方法です。

価格や体型などで不安を感じている人も、オーダーレンタルなら希望を叶えられるかもしれません。

成人の日は人生で一度きりです。

自分の身体に合った、気に入ったデザインの振袖は、着ている人をよりいっそう輝かせてくれます。

ぜひ、振袖のオーダーレンタルを利用して、素敵な成人式を迎えてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントはこちらからどうぞ

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次