一年のうち、ほんの少しの期間しか手に入らない食材、たけのこ。
生のたけのこから作る出来立てのたけのこ料理は、とっても美味しいですよね!
しかし!生のたけのこ料理は気軽に食べられません。
なぜなら下処理にかかる労力がとんでもないから・・・。
- 大きくて鍋に入りきらない!
- ぬかで茹でたら、このゆで汁どうしたらいいのよ
- 煮込むのに数時間・・・離れられなくてつらい
- 皮をむいた時のゴミの量がすごい!!
以前は私も、毎年張り切って購入するものの、なかなか作業に取り掛かる決心がつきませんでした・・・。
しかし、ホットクックを使うようになってから、たけのこの下処理の悩みとはお別れできました!
(すみません、皮のゴミの量だけは解決できません(笑))
ぬかも、コメのとぎ汁も、一切必要ありません!!
ホットクックとは、SHARPさんが発売している「自動調理器」です。
切った材料と調味料を入れてスイッチオン。
「ほったらかし」しておくだけで、確実に自分で作るよりも美味しい料理が出来上がる神のような家電です!
この記事では、管理栄養士でホットクック歴2年・使用回数1,000回超え(2021年11月現在)の私が、たけのこの下処理方法〜おすすめ料理をご紹介します♪
- ホットクックを使用した、たけのこの下処理方法
- おすすめたけのこ料理レシピ4選
たけのこ料理のレシピは、ホットクックを使わなくても作れます。
ホットクックユーザーでない方はたけのこ料理からご覧くださいね。
ホットクックでたけのこの下茹で・あく抜き!「蒸す」機能が使える!
ホットクックでたけのこのあく抜き・下茹でをする手順は極めて簡単です。
- たけのこの皮をむく。
- ホットクックの内鍋に入る大きさに切り分ける。
- ホットクックに、蒸し板と水をセットする。水の量は蒸し板の下くらい(適当)。
- 「手動」→「蒸す」→60分。
- 竹串で刺してみて硬そうだったら、様子を見て10分~20分延長。
たったこれだけで出来上がりです!
串で刺してみると、本当に柔らかくなっていましたよ〜!!
今年のたけのこはとても大きかったので、3回に分けて蒸しました。
でも、私の実働は20分くらいでした!
夕方に買って来て、当日中に下処理を終えられるなんて、感動しませんか?
しかし、柔らかくなっただけでアクがあってえぐみはそのままかもしれない・・・。
私も最初の年は、こう半信半疑で、調理に取り掛かりました。
ホットクックでたけのこのあく抜き・下茹で!たけのこ料理4選!
結論から言うと、ご安心くださいませ。
ホットクックであく抜き・下茹でをしたたけのこに、えぐみは全くありません。
むしろ下処理に悩むことなく採れたてをすぐに調理できるので、新鮮でおいしいたけのこ料理ができますよ!
上の写真が、今年の我が家のたけのこ1本から出来た料理たちです。
下処理〜料理まで、すべてホットクック(と炊飯器)を使っています。
調理にかかった時間は、計2時間ほど。
しかし、私がたけのこを切ったり調味料を量ったりしている横で、ずーっとホットクックが調理してくれている状態。
ホットクックが1品目を調理している間に、私が2品目の下ごしらえをする、ホットクックが2品目を調理している間に私が3品目の下ごしらえをする・・・というように、まるで2人で調理しているかのようなチームプレーでした。
また、火を使わないので体力を消耗しないところも私は気に入っています!
ホットクックの良さは、下処理さえしてしまえばあとはほったらかしで、キッチンから離れても大丈夫なところです。
たけのこご飯
最初にご紹介するのは、たけのこの代表料理・たけのこご飯。
実は炊き込みご飯は、先に具材を煮込んで下味をつけたほうが断然美味しいんです♪
今回は、ホットクックでたけのこに充分に下味をつけてから炊飯器で炊きました。
材料は次の通りです。
- たけのこ・・・お好みでOK(300gくらいでたっぷりという感じ)
- 鶏肉・・・お好みでOK(200gくらい入ると美味しい)
- しょうゆ・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ3
- 酒・・・大さじ3
- だしパックor顆粒出し
料理の大切なポイントをお伝えします。
しょうゆ:みりん:酒=1:1:1にすればとりあえず美味しくできますよ!
次に手順をご紹介しますね。
ホットクックがない方は、ホットクックを使うところで普通の鍋をお使いください。
- お米は洗ってザルに上げ、水気をきる。(面倒だったらやらなくてもOK)
- たけのこは短冊切りにする。鶏肉は1口大に切る。調味料は混ぜておく。
- ホットクックの内鍋に2を入れて、メニュー→メニュー番号で探す→056(鶏肉と大根の煮物)→スタート!
- 炊飯器に、まず汁だけ移す。炊飯器の目盛り線まで残りの水を足す。
- 具材を載せて炊く。
ホットクックの素敵ポイントは、肉が硬くならないところです!
火が通った肉を炊飯しても、柔らかいままなのでご安心くださいね♪
たけのこの土佐煮
次にご紹介するのは、たけのこの土佐煮です。
私が使用しているホットクックの機種には「煮詰め」機能があるので、土佐煮ではそれを使用しました。
*「煮詰め」機能は、機種によってあるものとないものがあるので、要確認です。
- たけのこ・・・お好みでOK(300gで3〜4人前)
- 鰹節・・・お好みでたっぷり(小袋2〜3つ)
- しょうゆ・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ3
- 酒・・・大さじ3
- だしパックor顆粒出し
- たけのこは食べやすいお好みの大きさに切る。
- 煮る:ホットクックの内鍋にたけのこと調味料を入れて、手動→煮物(まぜる)→10分→スタート。
- 煮詰める:手動→煮詰める→5分(煮汁の状況を見ながら調整)→スタート。
ホットクックは水を加えない「無水調理」が可能なので、素材の美味しさがぎゅっと濃縮されます。
「煮詰め」の際は、スタート後にふたを開けて加熱します。
こんな感じで汁がなくなっていきます!
この作業だけは、やりすぎると焦げるので、適度に見守りが必要です。
他の料理の下ごしらえをしながら見守りましょう。
メンマ
メンマと言えばラーメンにのっているやつですよね!
自分で作るなんてなかなか想像しない一品ですが、実はたけのこで簡単に作れます♪
メンマでは、ホットクックの炒め機能も使いますよ〜!
- たけのこ・・・お好みでOK(300gで3~4人前)
- ごま油・・・小さじ2
- しょうゆ・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ2
- 鶏ガラスープの素・・・もしあれば
- ラー油・・・お好み
繰り返しになりますが、ここでもしょうゆ:みりん:酒は1:1:1です!
- たけのこは細切りにするとメンマらしくなります。
- 炒める:ホットクックの内鍋に、たけのことごま油を加え、手動→炒める→2分→スタート。
- 煮る:調味料を加えて、手動→煮物(まぜる)→5分→スタート。
- 煮詰める:手動→煮詰める→5分(煮汁の状況を見ながら調整)→スタート。
- ラー油をかけて完成
煮る前がこんな感じです。
ごま油の香ばしさと、ラー油のピリリとした味が際立つ一品です!
たけのこご飯も、土佐煮も、メンマも、調味料はしょうゆとみりんが基本なのに、全然違う味になるので飽きませんよ♪
たけのこの味噌マヨネーズ和え
4品目は味噌マヨネーズ和えです。
大前提として、味噌とマヨネーズは、最強コンビと言っても過言でないくらい、何と和えてもおいしいですよね!
たけのこも、もちろん合うんです!!
- たけのこ・・・お好みでOK(300gで3~4人前)
- 〇しょうゆ・・・大さじ3
- 〇みりん・・・大さじ3
- 〇酒・・・大さじ3
- ●味噌・・・小さじ2
- ●マヨネーズ・・・大さじ2
- ●砂糖・・・小さじ1/2
- 青ネギ・・・お好みで(私は冷凍青ネギを愛用しています)
- たけのこは食べやすいお好みの大きさに切る。
- 煮る:ホットクックの内鍋にたけのこと〇の調味料を入れて、手動→煮物(まぜる)→10分→スタート。
- 煮詰める:手動→煮詰める→5分(煮汁の状況を見ながら調整)→スタート。
- 粗熱をとってから、●の調味料と和える。
- お好みでねぎを散らす。
ほとんどの手順は、たけのこの土佐煮と同じです。
両方作りたい場合は、「土佐煮の材料で」「鰹節は加えずに煮て」、最後にそれぞれ「鰹節」「味噌マヨネーズ」で和えるとさらに時短になりますよ!
ホットクックでたけのこのあく抜き・下茹で!まとめ
ホットクックでの簡単たけのこの下処理(あく抜き・下茹で)と、料理レシピ4選をご紹介しました。
もう一度ポイントをおさらいしますね。
- 下茹では「蒸し」機能を使おう
- たけのこご飯は、ホットクックを使って具材に下味をつけると美味しさ倍増
- 土佐煮・メンマ・味噌マヨネーズ和えは「煮詰め機能」の活用がgood!
- 途中まで同じ手順の料理はまとめると時短に!
- 調味料の黄金比は、しょうゆ:みりん:酒=1:1:1
レシピの材料でに書いてある通り、たけのこの量は「お好みでOK」です。
たけのこによって大きさが違いますので、『大きかったら調味料も少し増やす』『小さかったら減らす』というようにテキトーで大丈夫ですよ。
その時の唯一のコツが、しょうゆ:みりん:酒=1:1:1の比を守ること。
それだけで、失敗はありません!!
生からつくるたけのこ料理は、大変ですが本当に美味しいです。
ホットクックを使えたら、大変さは10分の1くらいに減りますので、ぜひやってみてくださいね。
火のそばにいなくていいと思うだけで、料理に対するモチベーションがこんなにも違うのかと実感しながら、おいしいたけのこ料理を満喫しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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