デジタルノマドビザって何?海外で、パソコン1つで仕事するとき、オススメの国5選!

海外に滞在しながらパソコンを使って働く人を対象とした入国許可証である「デジタルノマドビザ」。

世界を旅しながらのデジタルノマドライフ、憧れますよね!

ここ数年、コロナ禍で私たちの生活はだいぶ変わりましたね。

海外渡航の自由が制限されたり、職場に出勤せず家で仕事をする「在宅勤務」・「テレワーク」・「リモートワーク」と呼ばれる働き方が広まったり……。

世界に目を向けると、観光収入の落ち込みもあってか、デジタルノマドビザを発給する国の増加という変化もあります。

この記事では、アフターコロナの時代に向けて、次の3つのことを中心にご説明します。

  • デジタルノマドビザって何?観光用のビザと何が違うの?
  • デジタルノマドビザを発給している主な国とは?
  • デジタルノマドとして滞在するのに、オススメの国5つ!

コロナの流行には波があるので、いつ自由に海外渡航できるようになるのか、今は想像もできませんね。

でもチャンスが来たときにスムーズに日本を飛び出せるよう、今のうちに海外で働くための情報をチェックしておきましょう!

目次

デジタルノマドビザって何?観光用のビザと何が違うの

デジタルノマドビザは、海外に滞在しながら、滞在国以外の仕事をパソコンでする人を対象としたビザ(入国許可証)です。

観光用のビザより長期の滞在が可能です。

デジタルノマドビザを発給する国は増加中で、今後発給を予定している国もあるので、海外で働きたいと考えているフリーランサーやリモートワーカーには朗報と言えますね。

それでは、デジタルノマドビザの内容や、観光用のビザとの違いなどを詳しく見てみましょう。

そもそもデジタルノマドって?

「ノマド」とは、特定の場所に定住しない、遊牧民などを意味する言葉。

デジタルノマド」とは、パソコンやスマホ、タブレットなどを活用して、世界中を旅しながら働く人のことです。

特定の場所への出勤が不要なフリーランスや、リモートワークOKの会社員なら、デジタルノマドになるチャンスはありそうですね。

デジタルノマドビザとは?観光用のビザとの違いは?

デジタルノマドビザが観光用ビザと大きく違うのは、滞在国以外の国の仕事なら従事OKという点です。

また、デジタルノマドビザで入国すると、ほとんどの国で1年程度の滞在を認めています。

コロナ禍前は、日本国のパスポートを持つ人が海外渡航する際、観光などを目的とするならビザ不要の国が多くありました。

ビザが必要な場合でも、国によってビザの種類や内容は異なります。

観光用のビザで入国したときには、滞在国で「就労」はできません。

何を「就労」とするかは国により異なるので、不法就労とならないためにしっかりと確認するか、観光目的で入国したら仕事をするのは避けた方が無難でしょう。

また、観光目的だと滞在可能期間が短めで、期限がきたら出国するしかないので、じっくり仕事しながら観光も楽しむのは困難ですよね。

その点、デジタルノマドビザでは腰を落ち着けて仕事をして、休日には滞在国やその周辺国を旅する、という生活ができちゃいます♪

そのかわり、50万円程度の月収を条件としている国が多く、継続的にある程度の収入があることと、収入を得られる仕事があることの証明が、フリーランスとしてはハードルになるかもしれません。

デジタルノマドビザを発給している主な国とは?

デジタルノマドビザを発給している国、または今後発給を予定している国のうち、主なものをご紹介します。

デジタルノマドビザを発給している主な国

デジタルノマドビザを発給している主な国と、発給の条件などを以下の表にまとめました。

<デジタルノマドビザを発給している主な国>

スクロールできます
国 名ビザまたはプログラムの名称滞在可能期間
(延長可能期間)
ビザ発給の金銭的条件備 考
ジョージアビザなしOK
(デジタルノマドビザは廃止)
1年滞在期間中の海外旅行保険加入が必要
ラトビア1年
(+1年)
月収:€2,000(約28万円)半年間の所得証明がネック(海外の銀行口座が必要)
健康保険が必要
マルタNomad Residence Programe(NRP)1年
(最大3年まで)
月収:€2,700(約38万円)以上健康保険加入が必要
オランダ起業ビザ2年
(+5年)
€4,500(約63万円)をオランダの銀行に預けること延長の条件:2年経過後の口座残高€4,500
ドバイ(UAE)Work remotely from Dubai1年月収:$5,000(約67万円)期限が切れたら再度申請可能
医療保険が必要
コスタリカRentista(レンティスタ)1年
(更新可能)
過去1年間の月所得:$3,000(約40万円)保険加入が必要
メキシコTemporary Resident Visa1年
(3年加算の可能性あり
銀行口座残高: 708,500ペソ以上(約472万円以上)
毎月の収入額: 42,510ペソ以上(約28万円以上)
1年間の銀行取引明細書が必要
キュラソー@HOME in Curaçao6か月
(+6か月)
健康保険加入が必要
バハマThe Bahamas Extended Access Travel Stay(BEATS)最大1年
(+最長3年)
保険加入が必要

ほとんどの国で直近の収入額や雇用契約の証明、滞在中の保険の加入などが条件となっており、今後の収入見込みの条件が課されている場合もあります。

国によって条件も滞在可能期間もいろいろです。

行ってみたい国というだけではなく、ビザ取得の条件をクリアできるかどうかや、現地の気候、停電の有無、通信状況などをチェックしながら、滞在先を考えてみてくださいね。

デジタルノマドビザの発給を予定している国

デジタルノマドビザの発給を検討中、あるいは発給を決定した国のうち、主な国5つは次の通りです。

スクロールできます
国 名備 考
モンテネグロ2025年プログラム開始予定
イタリアノマドビザの設立が承認された模様
現行は「自営業者のための就労ビザ」または「スタートアップビザ」
コロンビア2022年10月22日発効の移民法で、ノマドビザ新設
インドネシア最長5年居住可能なノマドビザの発給を決定
更新可能だが、発給に$142,300(約1,900万円)が必要
タイ4年有効なノマドビザの発給を決定

今後、滞在先の選択肢が増えると思うと楽しみですね♪

デジタルノマドとして滞在するのに、オススメの国5つ!

デジタルノマドとして海外で仕事しよう!と思い立ったとき、オススメの国は次の5つです。

  • ジョージア:ビザなしで1年間滞在できるのが魅力的♪
  • ドバイ:世界屈指のリゾート地!暑さ対策と宗教の違いへの配慮はお忘れなく
  • コスタリカ:所得税や社会保障の負担なし!英語より、スペイン語を学ぼう
  • キュラソー:英語、スペイン語、オランダ語に触れられる
  • バハマ:申請料金が安く、申請可否の連絡が5営業日とスピーディー!

長期滞在して街で見つけた穴場や、異文化から受けた刺激が、仕事に還元される気がします。

物価が高い街もあるので、住む場所は要チェックですね!

なお、海外渡航に関する情報は刻々と変化するので、常に最新の情報をチェックしてください。

デジタルノマドビザについて【まとめ】

この記事では、デジタルノマドビザの意味や発給している国、滞在先としてオススメの国をご紹介しました。

デジタルノマドビザの特徴は次の3つです。

デジタルノマドビザの特徴
  1. 滞在国以外の仕事であれば、現地で働くことができる
  2. 1年程度滞在できる国が多く、延長を認める国もある
  3. 収入の条件(収入額と雇用契約などの証明、今後の収入見込み)がハードルになる

また、滞在先として次の5つの国をオススメします。

滞在先としてオススメの国
  • ジョージア
  • ドバイ
  • コスタリカ
  • キュラソー
  • バハマ

本記事は2022年8月10日現在の情報をもとにしています。

コロナへの対応は状況によって変化することが考えられますので、日本の外務省のWebサイトや、各国の大使館のWebサイトなどで最新の情報を入手してください。

デジタルノマドビザで約1年間、住民として過ごしてみたら、きっと新たな発見があるでしょう。

滞在国の穴場スポットや文化の違いを見つけたり、地元の人やおいしい料理と出会ったりして、人生が豊かになりそうです♪

ノマド体験をブログなどで発信したら、新たな仕事につながるかもしれません。

さらに自分の情報発信が、後輩ノマドワーカーの道しるべになったら素敵ですよね。

あなたがデジタルノマドビザを利用して、海外で活躍されることをお祈りしています!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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