さあ、あなたの周りを見渡してください。
部屋は、片付いていますか?
使っていないもので溢れていることはありませんか?
断捨離をすると物が片付いてスッキリするだけではなく、汚れていた部屋が綺麗になって運気もアップすると言われています。
しかし、中々うまく進められなかったり、いざ捨てるとなると見極め方がわからなかったりしますよね。
今回は、物を手放す3つのコツと進める順番を私の体験談をまじえながら説明していきます。
何度も断捨離をしようとして失敗してしまった方や、片付けにいつも苦戦している方の参考になれば幸いです。
最後までご覧くださいね!
断捨離する時の物を手放す3つのコツ
「断捨離をしたい!」と思っていても始めてみると「また使うかも」と捨てられなかったことはありませんか?
また、途中で懐かしの品が出てきて、作業が止まってしまった経験はありませんか?
基本的に物を手放すかどうかは、次の3つのコツに従っていくとスムーズに進められます。
【物を手放す3つのコツ】
- 「ゴミかゴミでないか」
- 「1年以内に使ったか」
- 「これからの自分を豊かにするか」
では、一つずつ説明していきます。
ゴミかゴミでないか
ここでいうゴミとは「自分にとってゴミかゴミでないか」ということではありません。
明らかにゴミだとを分かるものを指します。
例えば、洋服についていたタグ、メモで使用後の丸めた紙、パッケージなどです。
ゴミなのかそうでないかは一目瞭然でわかりますよね。
「ゴミかゴミでないか?」考えずとも捨てることのできる物をまずは片付けていきましょう!
1年以内に使ったか
今、目の前にあるものは「ここ1年以内」に使用しましたか?
ついつい「高かったもの」や「あの時使った」など過去の記憶などがあると保管しておきがちです。
「今は、使っていないけど、いつか使うかも」は今後も使わないと考えてよいでしょう。
これからの自分を豊かにするか
3つ目のポイントは、自分の暮らしを豊かにしてくれるかどうかです。
「ときめく物かどうか?」と捉えるともっとわかりやすいかと思います。
今持っているものをこれからも使いたいか、持ち歩きたいか、大切にしたいか。
これは断捨離を進める上で、とても大切なことです。
心から手元に置いておきたいと思うものだけを残しておきましょう。
断捨離を進める重要ステップ
物を手放す3つのコツを覚えたら次は、断捨離を実際に始める際に最低限用意しておきたいものを確認しましょう。
【断捨離を始める前に用意しておくもの】
- ゴミ袋
- マスク、手袋
- マジック(何が入っているか記入しておくため)
ゴミ袋は、いらないゴミを入れるだけでなく、仕分け用の袋として使うことができます。
また、断捨離はあくまで掃除をするわけですから、マスクや手袋もあると便利でしょう。
綺麗な部屋をイメージする
断捨離の中で、最も大切な準備と言えるのが、「綺麗になった部屋の状態をイメージすること」です!
理由は、人は自分の頭で実際にイメージすることができることは、現実化できると言われているためです。
最後までやり切るためにも、綺麗になった部屋で過ごすことや、スッキリしたスペースができることを考えてみましょう。
しかし、いくら意気込んで始めた断捨離でも時間が経ってくると飽きてきたり、片付いていなくても諦めてしまったりしますよね。
実は断捨離は、自分が進めやすい箇所から始めても良いですが、以下の流れで行うとスムーズにできます。
【断捨離の順番】
- 衣類
- 本
- 書類
- 小物類
- 思い出の品
では、実際にどのように進めていくか説明していきましょう!
【断捨離のコツ】衣類の場合
衣類はズバリ「1年以内に着用したか」が残しておくポイントとなります。
この1年間のシーズンを振り返って、1度でも袖を通しましたか?
1度も日の目を見ていない服はこれを機に手放しましょう。
「捨てる」ということが抵抗のある方は、人に譲ったり、リサイクルショップなどで売ったりすることもおすすめです!
私は、ポイントとして買い取ってくれるオンラインショップなどに送っています。
オンラインショップを利用すると、ポイント分が次に買い物する時に値引きとして使えるので、とても便利ですよ!
しかし、売ったり人に譲る場合は、明らかに生地がほつれているものや型崩れしているものは、引き取ってもらえない場合があります。
持っていく前によくチェックして、難しいものは自宅で処分しましょう。
【断捨離のコツ】本の場合
本の場合は、「今現在読んでいる本か?」「読み直したい本か?」「もう手に入らない本か?」などを基準に断捨離を行いましょう。
もう読み直すことがなさそうな本は、印象的ではなかったということになりますので、思い切って処分しましょう。
実は、私も本が大好きなので、以前は積読するかのごとく気になったものは、どんどん買っていました……。
断捨離しようにも「まだ読んでいないし」と思ったら、中々捨てられませんでした。
しかし、本を片付けようと決意し、思い切って読んでいない本は手放していきました。
後日、気になっていた本をまた読んでみましたが、「もう一度読み返したい!」と思うものは少ないことに気づいたのです。
それからは、気になった本はまず図書館を利用したり、人に借りたりして読むようにしています。
そして「自分の傍に置いておいて読み返したい本」のみを購入するようにしています。
おかげで本にかかるお金もぐっと減りましたし、積読して置いておくということもなくなりました。
また、片付けている最中に改めて読み始まってしまうこともありますよね?
私の場合、散らかっている部屋ではなく「綺麗に整理された環境の中で読むぞ!」と目標を掲げて断捨離を始めています。
そうすることで、私の場合は気を逸らさず最後まで片付けを行えましたので、1度真似してみてはいかがでしょうか?
【断捨離のコツ】書類の場合
次に書類の場合の断捨離を見ていきましょう。
書類で残しておくべきものは、「年金手帳」「おくすり手帳」「源泉徴収票」「数年分の給与明細書」などの重要書類です。
それ以外は基本的に「捨てる」と考えてよいでしょう。
仕事に関わる参考資料などの保管しておかなければならないものは、ファイルやバインダーにまとめるなど「整理する」という方向にシフトしましょう。
家電の取り扱い説明書なども保管しておきがちですが、スマートフォン内に保管しておけるアプリも出ています。
このような一括管理ができるアプリを利用すれば、「取っておかなければ!」と思っていた説明書もスッキリ整理できそうですよね!
【断捨離のコツ】雑貨・小物類の場合
一言に小物と言っても様々な物があると思いますが、今回は、溜まりがちな文具類を例にご説明します。
「使いたい時にないと困る!」と思ってついつい買ってしまいがちな文具類かと思いますが、基本的に「1アイテムに1点」あれば十分でしょう。
例えば「ボールペン1本」「シャーペン1本」などです。
これも全てまとまっている4色ペンなどであれば1本で済みますよね。
私も職業柄、ペン類は毎日使う必須アイテムなので「なくなった」と思ったらすぐに購入していました。
しかしある日、同じような使わないペンがそこらじゅうにあることに気づきました。
それからは、購入する時には、全て機能がまとまっていて、詰め替えができるものを買うようにしています。
そうすることで、インクがなくなって変える時も金額も安くすみ、1本を愛着を持って使うことができています。
【断捨離のコツ】思い出の品の場合
記念にもらったものやプレゼントは手放しづらいですよね。
逆に言えば「1番溜まってしまうもの」とも言えます。
プレゼントなどは、次の3つに当てはまるものは残しておいても良いでしょう。
【残しておいてよい3つの基準】
- もらった時のエピソードを色濃く覚えているもの
- もう2度と手に入らない限定品のもの
- 再度手に入れることが難しいもの
私は、結婚祝いでいただいたものが自分の趣味と合わなかったので、使えないまま溜まっていました。
好意でいただくと、悪い気がして中々手放せませんよね。
しかしこのような場合は、思い切って実家の両親に譲ったり、フリマアプリで売ったりしました。
理由は、自分の棚にずっとしまわれているよりも、欲しいと思って使ってくれる方の手元に渡った方が良いと考えたからです。
思い出の品は「ありがとう」という気持ちを忘れずに、物を手放すもこともありなのではないかなと思っています。
断捨離をする時の注意点
断捨離後に「捨ててしまった……」と後悔したり、「始めけれど、収拾がつかない」ということになってしまったら大変です!
断捨離を進めるためにも気をつけておきたいことを確認しておきましょう!
【断捨離をする時の注意点】
- 気分で捨ててしまう
- 全て売ろうとする
- 1日で終わらせようとする
詳しく確認していきます。
気分で捨ててしまう
断捨離を始めると気持ちが高揚して様々な物を手当たり次第処分してしまいがちです。
気分で捨てると本当に必要なものや、大切なものまで捨ててしまいかねません。
私も過去に、冠婚葬祭用の服をなぜか捨てていたことがあり、実際使う時に焦った経験があります……。
自分の生活スタイルに合わせ、必要なものやその量をしっかり考えた上で、「残すもの」「捨てるもの」の基準を決めておくと良いでしょう。
全て売ろうとする
不要なものをすべてフリマサイトやオークションサイトで売ろうとするのはおすすめしません。
意外に買い手が見つからなかったり、出品から配送までの手続きに時間がかかったりなどして、いらないものが家に放置される可能性があります。
また、自分で出品しようと考え「サイト用の出品写真をとっておこう」などとなると、断捨離に倍以上の時間がかかることも予想されます。
フリマアプリなどを利用するなら、あくまでも「需要のありそうなもの」に的を絞って残しておくことがよいでしょう。
1日で終わらせようとする
まず、家全体の断捨離を1日で終わらせようと考えないことも重要ポイントです。
自分が思っている想定以上に「もの」は多いです。
判断に時間がかかり、集中力が持続しないということも念頭に置いて断捨離に取り組みましょう。
一気にやろうと思って部屋全体に広げてしまうと片付けきれずに中途半端になってしまうことも考えられます。
「今日やるエリア」と決めて行うことがおすすめです。
少しずつ、範囲を決めて断捨離を進めるよう意識しましょう。
【断捨離初心者必見】物を手放す3つのコツと進める順番 まとめ
今回は、物を手放す3つのコツと進める順番についてご紹介しました。
私の実際の体験談も参考になればと思います。
では、断捨離を始める前に用意しておくものからポイントをおさらいしていきましょう!
【断捨離を始める前に用意しておくもの】
- ゴミ袋
- マスク、手袋
- マジック
用意するべき物が揃ったら断捨離の3つのコツと進める順番も確認しておきましょう。
この3つのコツだけに的を絞って片付けていきます。
【物を手放す3つのコツ】
- 「ゴミかゴミでないか」
- 「1年以内に使ったか」
- 「これからの自分を豊かにするか」
どこから初めていいかわからない断捨離も以下の順番で進めていくとスムーズに進みます。
【断捨離の順番】
- 衣類
- 本
- 書類
- 小物類
- 思い出の品
最後に断捨離をする上での注意すべき点も抑えておきます。
これを頭の片隅におきながら断捨離を進めていきましょう!
【断捨離をする時の注意点】
- 気分で捨ててしまう
- 全て売ろうとする
- 1日で終わらせようとする
断捨離の3つのコツと進め方を抑えて、気持ちよく部屋を整理整頓したいですね。
あなたの断捨離が次は成功しますように、心から願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメントはこちらからどうぞ
コメント一覧 (2件)
記事を拝見させていただきました。
断捨離をすることのメリットと続け方のポイントっていうのは誰もが気になってしまうことですよね。
コロナ禍で家にいる時間が増えているので、断捨離をしようと思う人も多いと思います。
そんな時に励みになる記事になっていますよね。
・どういう風にやっていけば最後までできるのか
・断捨離をするメリットは何があるのか
・物を処分する時の目安
・断捨離が終わってからも部屋をキレイにしておくコツ
こういったことが丁寧に書かれているのがとてもよかったと思います。
部屋を片付けるのが苦手と思っている人も多いと思います(私もその一人です)
そんな時、棚を1つでもいいんだよ、という言葉は読者の気持ちを楽にしてくれますし、優しく背中を押してくれるように思います。
読者の気持ちに寄り添うことのできる記事って読んでいても気持ちがいいですよね。
ステキな記事をありがとうございました。
添削をなさったもえさんもお疲れさまでした。
まいさん、記事を読ませていただきました!
今引越し準備中で、どこから手をつけていいか分からず現実逃避をしている私のための記事!!笑
ものすごくわかりやすく、やることが明確になり本当に感謝です。
「一箇所に全部集めるのは勇気がいるな〜」と思えばちゃんと共感&フォローがあったりと先読みで書かれているので、とても読みやすかったです。
素晴らしい記事をありがとうございました。