【オンライン文章添削】コピーライティング能力とは?心を掴む3つのポイントと文章力アップのコツ

この記事は添削者こぶが添削いたしました。

斉藤佳織さん、記事作成大変お疲れ様でした。(^_^)

すでにライターとしての経験があるということで、納品いただいた時点でとても分かりやすく説得力のある記事という第一印象でした。

今回の添削では、以下のことを意識した解説になっています。

今回の添削ポイント
  • この記事をWeb記事としてさらによくするためには?
  • SEO対策としてできることは?

※ SEO対策とは・・・GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したときに、上位に表示されるようにするための対策のこと。(SEO・・・Search Engine Optimization/サーチエンジン最適化の略)

また、以下のように添削のポイントを整理しています。ご確認ください。

添削マーク解説
  • 良かったと感じるところ・・・ ◎good!!
  • よりよい表現方法があると感じたところ・・・ ◆添削ポイント

今後の佳織さんの執筆活動に、ぜひ今回の添削を活かしていただけると嬉しいです♪

記事内に赤字の分量が多くなっておりますが、この添削の機会をより良いものにしていただきたいという思いからです。

添削はみなさんそうなりますので、あまり驚かないでくださいね!

-------- それではいってみましょう! --------

今回の記事のキーワード:コピーライティング能力とは

good!!◎ タイトルについて
『コピーライティング能力とは?心を掴む3つのポイントと文章力アップのコツ』
すごくいいタイトルだと思います! 理由は以下です♪

  • タイトル文字数が35文字で、ちょうどいい文字数です。
  • キーワードがより左側にあり、このキーワードを検索した読者が知りたいことが書いてあると一目で分かります
    ※ 人が瞬時に理解できる文字数は13字程度だそうです。キーワードなど重要な言葉はできれば、13字以内の場所に配置すると記事の注目度がUPしますよ。
  • 「文章で心を掴めるようになりたい」「文章力をあげたい」という読者の欲求がうまくタイトルに盛り込めていますね!
  • 「3つのポイント」という数字を入れています。タイトルに数字を入れると読者の気になる気持ちをいっそう盛り上げる効果があります数字が奇数だとなおいいそうですよ!バッチリですね♪

私もライターの端くれ、私がこのタイトルを見かけたら気になって間違いなくクリックします!

◎good!!◎
私が今回の記事でもう1つ、特に素晴らしいと感じたところは、記事を提出頂いたときに以下の点を明確にしていた点です。

  • ペルソナ(対象にしたい読者像)・・・コピーライティングに興味のある30代女性
  • この記事を読んだ後の読者の行動・・・コピーライターを目指してみようかなと思える内容
  • 執筆で気を意識したこと・・・初めてコピーライティングの世界にふれる人にとって分かりやすいこと

まさにこの記事に書かれているコピーライティングの本質ですね!素晴らしいです!!

「コピーライティング」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?※1◎

新聞や雑誌の広告に書かれたキャッチコピーや、テレビCMで何度も繰り返される宣伝文句でしょうか。 ※2◆

それともスーパーで新入荷の商品をお知らせする店内POP(売り場広告)でしょうか。

実はこれらは全て「コピーライティング」です。

※3 ◆(空白改行を追加)

では、これらを書いている人は特別なコピーライティング能力を持っているのでしょうかと思いますか

そんなことはありません。//改行// コピーライティングの本質が分かれば基本的に誰でもコピーライターになることができます※4◎

この記事では、コピーライティング能力とは何なのか、読者の心を掴むつかむ3つのポイントと文章力アップのコツをご紹介します。※5 ◆

《追記》
私は現在ライターとして活動をしていますが、この考え方を知ってからライティング力が上がり周りから評価されるようになりました。

その考え方を伝授しますので、ぜひ最後までお読みくださいね。 ※6 ◆

※1 ◎good!!
いきなりの読者への問いかけ、ズバッと回答しているところ、とってもいいですね。
また、佳織さんがつけてくださったタイトルから、この記事をクリックする読者は自分の文章力に不安や悩みをもっている女性ですね。
そんな読者に、そもそもコピーライティングって何だと思いますか?という原点に立つような質問を投げかけるのは、効果的だと感じました。
この記事を読む期待感と緊張感が高まる、いい書き出しですね♪

※2 ◆添削ポイント◆ 
《語尾について》
●効果的な読者への問いかけから始まり、その後も「~でしょうか?」「~でしょうか?」と連続で問いかける語尾になっています。
記事の内容的にも、真剣に読みこもうとされている読者には少し最初から疲れてしまうのでは?と心配になりました。
そこで、「でしょうか」を「?」疑問符だけに変え、見た目を軽くしてみるといいと感じます。
そして、この後の問いかけも、少し柔らかに「と思いますか?」にし、その後の答えも「~ますよ。」と柔らかく表現するといいのではと思いました。


●また、この後の文章でも語尾に「ね」などを足しています。
「~です」などの同じ語尾ばかりが続いてしまうと、文章が単調に感じ、読者が飽きてしまいます。
「です・ます」は説明によく使われる丁寧な言葉ですが、続いてしまうと面白みに欠けます。
たまに「~ですね」などの変化をつけてあげると、文章に親近感を感じますよね!

特に今回のペルソナは30代女性で、書き手の佳織さんも同年代ですよね。
同じ語尾を続けるのは2回までで、3回以上は続けないというのを目安にしてみてください。
と、添削でいつもお伝えすることをかきましたが、佳織さんの記事は基本的に上手に読者に語り掛けができていると思いました。
ですので、この修正に関しては些細なものです。これからも自信をもって文章を書かれてくださいね!

★記事をたくさん書いていると慣れてきますが、最初のうちは記事ができ上がった最終のチェックで、声に出して読んでみたり、読み上げ機能を使って確認したりすると、語尾はもちろん、そのほか違和感がある部分に気づきやすいのでおススメですよ!


※ライターとして依頼された文章を書くときは、クライアントの支持に従ってくださいね。

※3 《改行について》
good!!
佳織さんは一文ごとに改行をいれてくださていましたね。
これはWeb記事として、とても読みやすくなるのでgood!!です♪

また、見出し前にも、1行改行を入れてくださっていたので、メリハリがありとても見やすい記事に仕上がっていました。

◆添削ポイント◆
空白改行を適度に入れる
話のまとまりが良いところや、間を置きたいと感じるところ(会話する時をイメージしてみてください)など、適度に空白改行入れると、次の文章に期待させたり、印象づけたりすることができます

最近はのWeb記事はスマホで読まれることが多くなったので、小さな画面に空白なくびっしりと文字が詰まってしまうと、読む方は疲れてしまいます。

読者を疲れさせない、文字圧を軽減するために改行を入れるといいのですね!
また、文章の流れ的に読点(、)で改行したくなるケースがあると思います。ですが、それはNGです。

スマホに表示される1行の文字数は機種によって違うので、文章が区切られる場所が悪いと読みにくくなってしまうからです。
読者の注意を途切れさせず、疲れさせず、ということを考えて改行を入れてみてください。

※4 ◎good!!◎
「コピーライターという仕事に興味があるけど、私にできるかな?」という読者が抱く疑問を想定して、「本質を知れはあなたにもできますよ!」という言葉で安心感を与えることができていますね (^_^)

リード文(導入文)の早々にそのことを読者に伝えているところが、素晴らしいと思いました♪

※5 ◆添削ポイント◆
「掴む」という漢字ですが、ひらがなで書いた方がよいと思います。(文字をひらがなにで書くことを”ひらく”といいます)
漢字は多様しすぎると難しく硬い印象を受けます。漢字とひらがなの割合は、3:7がちょうどいいそうです。

また、掴むという字は読者によっては何と読むか一瞬戸惑う方もいるかもしれません。
そういった一瞬の引っ掛かりをなくすことも考えてみてくださいね。
※その文字がキーワードである場合はそのまま使ってください

※6 ◆添削ポイント◆
文章を追記してみました
佳織さんは、既にライター経験をお持ちですね。
今回のペルソナであるコピーライティングに興味がある女性にとっては、経験者でありすでにライターとしての仕事をされている佳織さんはとても魅力的な存在です。
そんな人からライティング力が上がった、評価されるようになった考え方を知れるとなると興味が湧きませんか?


また、Web記事で怖いのは文章途中で離脱される(読者が途中で離れていく)ことですね。
多くの人はお願いされると弱いです。
最後までお読みくださいね。と一言入れておくと、離脱を防ぐ効果があると思いますよ!

目次

コピーライティングとは?意味と本質 ※7

そもそも「コピーライティング」とはどのようなものなのでしょうか?

一般的にはあまり馴染みのある言葉ではないですよね。

ここではコピーライティングの意味とその本質についてお話します。

※7 ◆添削ポイント◆
見出しについて
キーワードは「コピーライティング能力とは」でしたね。
できれば、キーワードを「見出し2」にも入れるとSEOの効果が高まるとされています。(ただし、無理に入れて不自然な見出しはNGです!)
ここの見出しは、読者の疑問である【コピーライティング能力とは?】がいいでしょうね。

もしくは、【ライターに必須なコピーライティング能力とは?】などはいかがでしょう。
そうすることで、読者は「私の知りたい答えがここにある」とはっきりと分かりやすいです。

コピーライティングの意味

コピーライティングについてネットで調べてみると、※8 ◆

”人間心理を深く理解して、言葉で読者を行動(主に購買行動)に駆り立てる広告の文章、またはその技術のこと”

と説明されています。

要は、「読者に買いたいという意欲を起こさせて、実際に行動させる(買わせる)」ということですね。※9

//空白改行//

英語では「copy writing」と書きます。

「文章(copy)」を「書く(writing)」という意味です。
⇒「文章(copy)」を「書く(writing)」という意味ですが、そこには文章を書くことだけにとどまらない深い世界があります。※10

※8 ◆添削ポイント◆
改行については既に説明しましたが、読点(、)での改行は、記事を読む媒体によっては逆に読みにくくなってしまいます。
記事を書く方はPCで書くことが多いので、このような書き方のほうが分かりやすく見やすいように感じますよね。

私も最初の頃はこれをよくやっていて添削で指摘されました(^_^;
以下のように書くほうがいいですよ!

コピーライティングについてネットで調べてみると、次のように解説されています。
”人間心理を深く理解して、言葉で読者を行動(主に購買行動)に駆り立てる広告の文章、またはその技術のこと”

※9 ◎good!!◎
ネットで出てくる言葉を紹介し、それを読者にわかりやすくかみ砕いて説明しているところが、とても分かりやすくていいですね!

記事を書くときは、中学生が理解できる程度の内容にして書くことを心がけるといいとされているので、ばっちりです!!

※9 ◆添削ポイント◆
佳織さんが英語訳を書かれた真意はここにあるかと思い、最後の一文はこのように表現するとよりいいかなと感じました。

コピーライティングの本質

コピーライティングの本質とは何なのでしょうか?

ネットにはコピーライティングの様々な専門用語や文章の書き方など色んないろいろな情報が出てきますが、本質は「人の心(欲求)を理解して、ワクワクさせて行動させる」ことにあります。
コピーライティングをネットで調べてみると、いろいろな専門用語や文章の書き方などが出てきます。
ですが、その本質は「人の心(欲求)を理解して、ワクワクさせて行動させる」ことにあります。
※11 ◆

例えば有名な英語教材・スピードラーニングのキャッチコピーを見てみましょう。

”1日5分、聞き流すだけ”  -スピードラーニング-

人の「楽したい」という欲求をダイレクトに刺激するキャッチコピーですよね。

「英語の勉強したいけど大変そう。参考書も必要だし…」と、なかなか1歩を踏み出せない人でも、「やってみようかな」と購買意欲を駆り立てます。

つまりコピーライティングの本質とは「人の心(欲求)を理解する」ということです。

※11 ◆添削ポイント
一文が少し長いかなと感じました。
また、一文にいくつもの説明を入れてしまうと読者が理解しにくい文章になっています。

  • 一文は60字くらいまでに抑える
  • 一文内にいれる情報は一つにする「一文一義」


「色んな」という言葉は話し言葉になります。
記事に書くときは「いろいろな」を使ってくださいね。

《構成について》
この章では、コピーライティングの意味と本質を解説していますね。
佳織さんが示された、コピーライティング能力の答えは「人の心(欲求)を理解する」能力ということですね。

◎good!!◎
読者にコピーライティングの本質を説明し具体例あげて、「読者の心理を理解する」ということを掘り下げた内容はとても説得力があり分かりやすくなっています。
内容が濃く読者にも有益な情報が盛り込まれた記事になっていると感じました。

◆添削ポイント◆
web読者は”せっかちさん”という特徴があります。

できるだけ早い段階で、読者に疑問の答えをわかりやすくてあげることが大切だとされています。
また、読者の求める答えが早い段階で示されている記事はSEO評価も上がります
そいういう点からみると、「コピーライティングの意味」を一つの小見出しにくくってしまうのは少々もったいない気がします。


この章をさらによくする修正案を考えてみました。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【コピーライティング能力とは?】

コピーライティングを英語にすると「copy writing」となり、「文章(copy)」を「書く(writing)」という意味です。

ですが、コピーライティングに必要な能力は文章が上手にかけることではありません。

コピーライティングで重要になる能力は、「人の心(欲求)を理解する」ことです

ここで「 どういうこと?」と思った読者さまでも大丈夫ですよ。例を交えて詳しく解説していきます。

コピーライティングの意味と本質

コピーライティングをネットで調べると、次のように解説されています。

”人間心理を深く理解して、言葉で読者を行動(主に購買行動)に駆り立てる広告の文章、またはその技術のこと”

つまり、「読者に買いたいという意欲を起こさせて、実際に行動させる(買わせる)」ということですね。

そのためには、読者の心(欲求)を理解する必要があります。

それができると「読者の心を満たしワクワクさせることで、次の行動を起こさせる」文章が書けるようになるのですね。

これこそがコピーライターの本質であり、求められる能力なのです。

多くの人の心をとらえたコピーライティングの例

スピードラーニングといえば、有名な英語教材ですね。

”1日5分、聞き流すだけ”  -スピードラーニング-

このキャッチコピーを見て思い出した方や、覚えていたという方も多いと思います。

ここには「英語を話せるようになりたい」という人の欲求をダイレクトに刺激する要素が詰まっています。

  • 「1日5分」… 英語を勉強したいけど時間がないという心を刺激
  • 「聞き流すだけ」… 楽して英語を習得したいという欲求を刺激

英語学習への1歩を踏み出せずにいる人が、このキャッチコピーをみたらどうでしょう?

「私にもできそう♪」とワクワクする姿が想像できます。

このキャッチコピーは、人の心を動かし購買意欲を駆り立てることに見事に成功していますね。

その証拠に、スピードラーニングの愛用者は300万人を超えているそうです。
(※説得力のある数字などを入れると、読者が納得しやすいです)

このように、コピーライティングでは読者の心理を理解して、次の行動につながる文章を書くことが求められます

難しく感じますか?

そんなことはありませんよ。

次の章では、どんな方でも読者の心をつかむ文章が書けるようになるポイントをお伝えしていきます!
(※次の章も読みたいと思えるような文章を添える)

※見出しについて、
 見出しは、大きいものから順に見出し2(h2)、見だし3(h3)……と表現されます。
 ちなみに見出し1は記事のタイトルのことを指し、1記事に1つだけになります。
 覚えておくと便利ですよ!(ご存知だったらごめんなさいね。)

《例》
見出し1:コピーライティング能力とは?心をつかむ3つのポイントと文章力アップのコツ
 ◆見出し2:コピーライティング能力とは?
  ・見出し3:コピーライティングの意味と本質
  ・見出し3:多くの人の心をとらえたコピーライティングの例
 ◆見出し2:読者の心をつかむ3つのポイント
  ・見出し3:ターゲットを明確にする
  ・見出し3:読者を惹きつけるキャッチコピーを作る
  ・見出し3:ベネフィットを伝える

 ◆見出し2:文章力アップのコツとコピーライティング能力の向上に役立つ本3選
  ・見出し3:コピーライティング前のリサーチ
  ・見出し3:文章力アップとコピーライティング能力習得に役立つ本3選
   *見出し4:現代広告の心理技術101/ダイレクト出版 
   *見出し4:キャッチコピー力の基本/日本実業出版
   *見出し4:究極のセールスレター/東洋経済新報社
 ◆見出し2:コピーライティング能力とは?まとめ

読者の心を掴む3つのポイント

一昔前まで「コピーライティング能力」は多くの人にとって無縁のスキルでした。

しかしインターネットが普及し誰でも簡単にブログやInstagramなどのSNSを使って文章を書けるようになった現代では、個人にも役立つスキルとして注目を浴びています。
⇒しかし現在はインターネットが普及し、ブログやSNSなどで文章を書くことが身近なものとなりました。
 その結果、コピーライティングスキルは個人にも役立つスキルとして注目を浴びています。※12 ◆

これからコピーライターとして1歩を踏み出したい人にとって、必ず役立つ「読者の心を掴むつかむ3つのポイント」をお伝えします。※13 ◎

  1. ターゲットを明確にする
  2. 読者を惹きつけるキャッチコピーを作る
  3. ベネフィットを伝える

以上の3つです。

順番に説明していきますね。

※12 ◆添削ポイント
こちらも文章が少々長く感じたので二文にわけました。
また、「ブログやInstagramなどのSNSを使って」という表現ですが、「ブログ」はSNSとはすこし性質が異なるものです。
「など」は、「丸や三角などの図形」というかたちで、2つ以上のものを並べて使います。
「ブログ」と「InstagramなどのSNS」という区切りで考えると、SNSにかかる「など」はInstagramしかありません。
どちらにしろ、少々引っかかる文章と感じましたので、Instagramを削除するのがよいと思います。

※13 ◎good!!◎
細かな説明に入る前に箇条書きで示しておくと読者が理解しやすくなるので、とてもいいです!
上に「ポイントが3つある」ことが分かる文章が書いてあるので、その下の「以上の3つです」は不要ですよ。

ポイント1:ターゲットを明確にする

ターゲットとは「読者」のことです。

”この記事をどんな人に読んでほしいのか、どんな人が読んでくれるのか”

ここを明確にしなければ、誰に向けて書かれた記事なのかいまいち理解されず、誰の心にも響かないものになってしまいますきません

//空白改行//

例えば「男性にモテる3つの秘訣!」というタイトルの記事があった場合、それを読みたいと感じるのはほとんどが女性だと予想できます

では「異性にモテる3つの秘訣!」というタイトルだった場合はどうでしょうか?

//空白改行//

おそらく男性も女性もその記事を見ると思います。

しかし万人に向けて書いているのでメッセージ性が弱くなり、ってしまうでしょう。 //改行//  そうなれば、読者は流し読みをする程度で終わってしまう可能性が高いです。

「男女で違うんだし、自分には当てはまらなさそうだな」と判断して記事を開かない可能性もあります

「記事を読んでもらう」ということが大事なので、です。//改行//  男性にモテたい女性が読んでくれると予想できる「男性にモテる3つの秘訣!」は、ターゲットが明確化されていて正しい記事と言えます。 ※14 ◆

※14 ◆添削ポイント 

”正しい記事”という表現に少し違和感を感じたので以下のようにしてはどうかなと感じました。

《修正案》
男性にモテたい女性というターゲットが明確化できると、その記事はより読者の共感をよぶ内容となり、心に刺さる記事に仕上がります。

ポイント2:読者を惹きつけるキャッチコピーを作る

キャッチコピーとは「タイトル」のことです。

記事のタイトルは、言うなれば「お店の玄関」です。

草木が生い茂ってどこから入ればいいのか分からないお店より、どこが入口なのか分かりやすく整備されているお店を選びますよね。

コピーライティングも同じです。

//空白改行//

まず読者はタイトルを見て、「あ、これ面白そうだな。」と感じると、「読んでみよう」と次の行動(記事を開く)に移ります。

キャッチコピー(タイトル)は記事構成を考える中で最も重要かつ時間をかけていい部分です。

//空白改行//

ターゲットを明確にできたら次は、「読者を惹きつけるキャッチコピー」を作りましょう。

時間を気にせず、良いものを作ることに集中するのをおすすめします。

◎good!!◎
お店の玄関という例えがいいですね。
佳織さんは分かりやすい例をもってくるのがとても上手だと思います。


また、私がライターを始めた頃、記事の内容ばかりに気をとられていて、タイトルが重要だと知ったのがしばらく後だったことを思い出しました。
記事作成においてどこに力を入れると効果的かを教えてくれているのもとてもいいと思いました。

ポイント3:ベネフィットを伝える

ベネフィットとは、読者が「本当に欲しいもの」です。

よく「メリット」と混同されがちですが、メリットは「商品やサービスそのものの利点」です。//改行// あるのそれに対し、ベネフィットは「その商品の利点によって得られる体験・感情」のことを言います。

//空白改行//

先ほどの「男性にモテたい女性」の例で言えば、を考えてみましょう。 //改行// 例えばジムの入口に「当ジムに入れば痩せられます!」という広告があったとします。

男性にモテたいかつ痩せたいと思っている女性はおそらく「痩せたいけど別にここじゃなくてもな…」と考えまするでしょう※15 ◆

しかし、「当ジムではボディラインを綺麗に見せる痩せ方を伝授!道行く男性も思わず振り返ります」と書いてあればどうですか?

「それは気になる!」となりませんか?すよね。

広告を見た女性にとって「痩せる」はメリットですが、綺麗に痩せたことによって「男性が振り返る」はベネフィットになるわけです。

//空白改行//

「あなたがその商品を使うとどうなるのか、あなたにとってどう良いのか」=「ベネフィット」を伝えることが重要です。

「これを欲しい」と思っている人が、「なぜこれが欲しいのか」を意識してみるとてください。//改行// 自然と文章の書き方も変わるはずですってきますよ

※15 ◆添削ポイント◆
「…」三点リーダーの使い方は、「……」と二つ続けて使うのがよいそうですよ

◎good!!◎
「当ジムではボディラインを綺麗に見せる痩せ方を伝授!道行く男性も思わず振り返ります」
 ↑すごくいいキャッチコピーですね!

文章力アップのコツと勉強におすすめの本をご紹介 ※16

実は「コピーライティング能力」=「文章力」というわけではありません。

もちろん文章力も大切ですが、それ以上に重要なのが「リサーチ」です。

ここでは文章を書く上で重要な「リサーチ」と、文章力をアップさせるのに最適な本を3冊ご紹介します。

※16 ◆添削ポイント
見出し2にはできるだけキーワードや複合キーワード(2語以上で構成されるキーワード)を入るといいですね
例)

「文章力アップのコツとコピーライティング能力向上におすすめの本3冊」

※ 複合キーワードは、ラッコツールズの「ラッコキーワード」で出てくるサジェストキーワードが参考になります。今回は「コピーライティング能力 本」とあったので、上記を提案してみました。

コピーライティングの前のリサーチ

まず大前提として、「世の中のすべての人に響く文章」は存在しません。

なぜなら、心に響く文章には必ず特定の読者やターゲット層が存在しているはずからです。

「読者の心を掴むつかむ3つのポイント」でもお伝えした通り、ターゲットを明確にしなければ読者の興味関心を惹く記事を書くことはできません。

//空白改行//

例えば、今この記事を読んでいるあなたは「コピーライティングに興味のある人」のはずです。

そんなあなたにとって「たった10分で”売れるコピーライティング能力”が身につく動画」という言葉は魅力的に感じますよね。

それに対して「山田家の秘伝カレーライスの作り方!」という言葉には全く興味がないと思います。

このように、読者の心の中(欲求)を知らなければ「何を伝えるとどんな反応をするのか」は理解できないのです。

//空白改行//

リサーチとは「読者の心の中(欲求)を知ること」ですができます

文章を書き始める前に徹底的にリサーチをすることによって、その記事を読んでもらう相手の心の中を知ることができます。 //改行// 読者の心が分かるとあなたの文章力は必然と上がっていきます

◎good!!◎
「山田家秘伝のカレーライス!!」いいですねぇ。突然意外なワードが出てきたのでクスっと笑えました。
こういうユーモア要素は記事にとても大切な部分だと思います。この記事で私のとても好きなポイントでした♪

文章力アップとコピーライティング能力習得に役立つ本3選

現代広告の心理技術101/ダイレクト出版

引用:ダイレクト出版 ※17

顧客の購入心理を研究した内容なので、ターゲットや読者の心の動きを読み取る勉強になります。

効果実証済みの集客テクニックの実例がたくさん詰まっており、素人にも分かりやすく丁寧に書いてあるのでコピーライターを目指す人必見の1冊です。

※17 ◆添削ポイント◆
無料の画像意外を掲載する場合は、必ず引用元を明記しましょう。

キャッチコピー力の基本/日本実業出版社

引用:amazon

ターゲットに「刺さる・掴むつかむ・心に残る」キャッチコピーを作ることができるようになる最強の1冊です。

コピーライターにとって大切な「言葉の選び方・使い方・磨き方」をこの1冊で学べます。

究極のセールスレター/東洋経済新報社

引用:amazon

「ダイレクトマーケティングの奥義」として1990年からロングセラーのバイブル本です。

著者は起業家たちから「ミリオネア・メーカー(億万長者製造機)」と崇められているダン・S・ケネディ氏。

コピーライターを目指す人は必ず読んでおきたい1冊です。

◎good!!◎
どの紹介文も、短文なのにとても魅力的に紹介されています。
すごい上手だなぁ。と純粋に感動しました。

コピーライティング能力とは?まとめ

コピーライティング能力について、意味や本質、大切なポイントなどをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?。※18 ◆

「コピーライティング能力」とは「人の心(欲求)を理解し、ワクワクさせて行動させる文章を書く」ことでした。 ※19 ◎

//空白改行//

そして読者の心を掴むつかむために大切なポイントは、次の3つです。

  • ターゲットを明確にする
  • 読者を惹きつけるキャッチコピーを作る
  • ベネフィットを伝える

以上の3つです。

そして、読者の心理を理解するためのリサーチ力も必要になります。

記事の中でご紹介した本もぜひ本屋さんなどで手に取ってめくってみてくださいね。

//空白改行//

最後までお読み頂きありがとうございました。※20 ◎

※18 ◆添削ポイント◆
まとめに「いかがでしたか」を記載するのはあまり良くないようです。
この言葉を不快に思う読者が結構いるそうです。

できるだけ使わない方がいいと思います。

※19 ◎good!!◎
《文字装飾の使い方》
佳織さんは、適度に太字を使っって強調してくださいましたね。
これは、読者が重要なところを理解しやすくなるのでとても親切でいいと思いました。

添削ポイント
文字装飾をする部分ですが、できれば重要な言葉だけではなく、一文に行うほうがよいと感じます。
文字装飾のポイントは、太字部分だけをさっと読んでも意味が分かるようにするのがおすすめです!

例)
△ キャッチコピーとは「タイトル」のことです。
◎ キャッチコピーとは「タイトル」のことです

※20 ◎good!!◎
最後に読んでくれた読者さんへの感謝の言葉を忘れずに入れていただきましたね! ありがとうございます。
些細なことですが、こういうところがとても大切です。

 

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コメントはこちらからどうぞ

コメント一覧 (5件)

  • 【総評】
    斉藤佳織さん、記事の執筆お疲れさまでした。

    既にライターとして活動されているといこともあり、読者にとって有益な情報が満載でありながら、読みやすくとても面白い記事にしあがっていました。
    また、作業要領書もしっかりと確認して作成していただきましたね。
    とても素晴らしいと思いました。

    今回は、SBCで初めて知ったとおっしゃっていたIPREP法を取り入れた執筆をされたということで、新しいことにチャレンジされる姿勢もとても素敵だと思います。
    佳織さんの出された具体的な例はどれも分かりやすかったです。

    納品のスピードもとてもよかったですね!

    どれをとっても、佳織さんは素晴らしいライターだと思います。

    あとは、ぜひWeb読者を離さないちょっとした工夫やSEOの知識を深めていけば、もっともっと求められるライターになると思います。
    今回は細かいことまで添削でお伝えさせていただきましたが、ぜひこれからも、書くことを続け、ライターとしての道を邁進されてくださいね。

    佳織さんの一層のご活躍を心より応援しております。
    SBCに挑戦して下さり、ありがとうございました。

  • 佳織さん、執筆お疲れ様でした!
    すでにライターとして活動しているということですので、タイトルも構成も文章もさすがですね。
    コピーライティングを英語にしてひも解くなんて、すてきなセンスだな、と思いました。

    例に持ってくるものもいいですね!
    「スピードラーニング」は馴染み深いコピーなのですごくわかりやすいです。
    「男性にモテたい女性」という例もとても惹きつけられました(笑)

    そして本の選択センスがすごい!
    すごくリサーチされたのか、あるいは前からご存知の本だったのかわかりませんが、
    読んでみたい!勉強してみたい!と思わせてくれる選択ですね。
    この本を見ただけで読者は、「この筆者は信頼できる♪」と感じると思います。

    今回の添削をぜひ活かしていただき、ますます素敵なライターさんになってください。

    こぶさん、添削お疲れ様でした!さすがの圧巻の内容です!
    修正案の提示、うなずきながら読ませていただきました。

  • 斉藤佳織さん、執筆おつかれさまでした!

    斉藤さんが記事でススメてくださった本、思わず購入しに行こうかと思いました笑

    現役のライターさんとのことで、物事のたとえ方であったり構成であったりが素晴らしいですね!

    記事の内容もとても有益なもので、勉強になりました。

    斉藤さんは選ばれる言葉のセンスも良いですし、前向きに学ぼうとされているため、さらにもっと素敵なライターさんになられると思います。

    こぶさん。執筆お疲れ様でした!
    さすがです!
    私は一生徒のような気持ちで、こぶさんの添削を見させていただきました。
    とても勉強になりました。ありがとうございます。

  • 佳織さん、執筆お疲れさまでした!
    ライターとして活動されているだけあって、話の流れも文章もしっかりされていますね。
    ネットで検索した記事を読むように、普通に読んでいました。
    佳織さんがおすすめしている本がどれも気になります。
    本の紹介に至るまでの過程で、読者は佳織さんを信頼しきっているからですね。
    これからもライターとして、ますます活躍されてください!
    すばらしい記事をありがとうございました。

    こぶさん、さすがです。
    圧巻の添削お疲れさまでした。
    勉強させていただきました!

  • こぶさん
    この度は大変貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました!
    文章の持って行き方や言い回しの方法・語りかけ方・言葉の選び方・「モバイルユーザー」目線で書く時に大切な行間や句読点など、「なるほど!!」と勉強になることばかりでした!
    こぶさんの細やかで丁寧な添削は、もう全てが目からうろこです。
    今回この講座を受けられたこと・添削していただいた内容は、これからもライター業を続けていきたい私にとって本当に宝物のような経験となりました。
    自分の改善点を知れただけでなく、「私でもライターとしてやっていけるんだ!」と思える自信までつけて頂き、心から感謝の気持ちでいっぱいです!

    またコメントくださった方々も、本当にありがとうございます!
    とても温かいコメントを頂き、嬉しく読ませていただきました。
    みなさん褒めてくださった記事の中のおすすめ本については、リサーチしながら「これ今の私が読むべきでは……買おうかな(笑)」と思いながら選びました。
    自分目線のチョイスだったので正直不安でしたが、みなさんにも「本が気になる」と言って頂けてほっとしました!

    こぶさんにご指導いただいたことを自分の中に落とし込んで、ライターとしてもっともっと成長できるようこれからもたくさん記事を書きたいと思います。
    本当にありがとうございました!

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