コンビニコーヒーはなぜ安い?大手3社のコスパや味【飲食店経営者が徹底比較】

「コンビニコーヒーはカフェ・喫茶店に比べてなぜ安く提供できるのか?」

疑問に思ったことはありませんか?

また、コンビニのコーヒーマシンを見て

豆から挽いてるんだ

と気がついた人もいるのではないでしょうか。

「豆から挽いて、その場で淹れる」という点は同じなのに、カフェ・喫茶店のテイクアウトよりもコンビニコーヒーは安く価格設定されています。

あなたは不思議に思いませんか?

本記事では、飲食店を経営している私が、コンビニコーヒーが安い理由を解説しました。

さらに!大手コンビニチェーンのコーヒーをコスパや味の面で比較していきます。

最もお得なコンビニコーヒーはどれか?

どうぞ最後までお楽しみください。

この記事を書いた人【いるか】
  • 夫と飲食店を経営して10年
  • カフェでの勤務経験あり
目次

コンビニコーヒーが安い理由

コンビニコーヒーが安い理由として考えられるのが、

 ・場所代
 ・人件費

この2つが、かからないことです。

コンビニと喫茶店の大きな違いは、コンビニは小売店喫茶店は飲食店だということです。

詳しく見ていきましょう。

コンビニは小売店

小売店とは、仕入れた商品を販売するお店です。

お客様は購入した商品を持ち帰ることが前提。

 ・原則的にテーブルや椅子がいらないため小さい規模で済む
 ・コーヒーを運ぶスタッフが不要
 ・お客様の滞在時間や客単価を考慮する必要がない
 ・そもそも他の商品を買ってもらうことが目的であり、そこで利益を取れている

飲食店は席が空いていないとお客様に提供できません。

一方小売店はドンドン売っていけるのです。

お店を経営する際には、

  • 家賃
  • 材料費
  • スタッフの人件費

などさまざまな経費がかかることをふまえて、商品の価格を設定しなければなりません。

そこで重要なのが原価率

読者さま

カフェや喫茶店のコーヒーはそんなに安くないよね?

いるか

そのあたりも、くわしく解説していきますね。

そもそも原価率とは?

商品の価格を設定するときに考えなければならないのが、原価率です。

原価率とは、簡単に言うと価格に対する材料費の割合のこと。

たとえば、材料費が100円のものを500円で販売したとします。
このときの原価率は、 100÷500=0.2 なので、 20% となります。

コーヒーの場合は、豆+カップ+水(お湯)が材料費に含まれます。

ただし、水(お湯)は水道代を計算に入れることが難しいので、計算に含めない場合がほとんどです。

コンビニコーヒーの原価率は?

コンビニコーヒーの原価(材料費)は、カップも含めると約40~50円と言われています。

近年はどこのコンビニでも豆を見直すなどして、品質にこだわる風潮になってきました。

そしてコーヒー1杯は100円程度で販売されています。

と、いうことは……原価率40~50%

いるか

これは飲食店を経営している私からすると、ありえない数字です。

カフェ・喫茶店とコンビニコーヒーの価格設定を比較

仮に飲食店で、コンビニコーヒーと同じように、ドリンクを原価率50%で提供したとしましょう。

間違いなく数か月以内に潰れます。

その理由を、原価率の観点から解説します。

カフェ・喫茶店のコーヒーの原価率

一般的に、カフェ・喫茶店のコーヒーの原価率は10%程度です。

(豆の種類や焙煎度合によって異なります)

商品の価格には相場というものがあり、商品によって違います。

たとえばラーメンなら原価率30~35%程度.

生ビールなら原価率30%程度だといわれています。

いるか

相場とは、世間のイメージが含まれます。

原価が高いからといって、例えば生ビールを800円に設定してしまってはグビグビ飲めませんよね。

コーヒーも同様に、原価率を10%程度にしなければいけない理由が、ちゃんとあります。

カフェ・喫茶店の価格設定とは?

飲食店が提供する商品の価格を設定するとき、原価率の他に大切なのは経費です。

経費として分かりやすい家賃を例に上げてみましょう。

場所や業態によって家賃は大きく異なりますが、私の知るお店の家賃は15席で1カ月15万円です。

健全な経営をするためには、家賃は売上の10%程度にする必要があるといわれています。

家賃が15万円の場合、売上は150万円必要になります。

営業日数を1カ月月30日とすると、1日に5万円の売上が必要。

1日の売上=席数×客単価×回転数(その席を何回使ったか)

営業時間を8時~16時の8時間とし、お客様が滞在する時間を1時間とすると、1席には8回転。

この計算式にあてはめると、

50,000=15×(客単価)×8

客単価は、約416円という計算になります。

しかし、そんなに都合よくお客様が入るわけもないので、もう少し高めに設定する必要があるんです。

知り合いのAさんのお店では、こんなことがあったそうです。

コーヒー1杯350円。

あるお客様はコーヒーを飲み終わると、居眠りを始めてしまったそうです。

これでは、お店が混雑してきてもお声がけすることができませんよね。

Aさん

お店が混んできたから席を空けてほしい・・・
外でお待ちのお客様もいるのに・・・

いるか

私がAさんだったら、店内が混雑していない状況で迷惑にならない範囲ならお客様をそっとしておきます。


しかし外で待っているお客様が入れない状況なら話は別です。

このように、回転数は経営者の予測できない部分もあります。

予測不能な部分も見越して、提供する商品の価格を設定しなければなりません。

カフェや喫茶店の価格は、さまざまな条件を総合的に判断して決めています。

もっと定休日を増やそうと思えば値上げする必要があります。

営業時間を長くしてもっと安くするかは、経営者のバランス感覚であり自由です。

ではテイクアウトだけのカフェはどうでしょう?

読者さま

客席がいらないなら、もっと安くできるのでは?

いるか

そうですね、おそらくできると思います。

ただし、商品価格には相場があります。

人間というのは不思議なもので、安ければ安いなりに

「なんか怪しいな…」

と思ったりするわけです。

ややこしい。

おしゃれな内装のカフェでは、ブランドイメージを保つためにわざと高級価格に設定しているところもあります。

代わりに、どれだけ滞在しても退席を促されないというメリットもありますね。

コンビニ大手3社のコーヒーをコスパと味で徹底比較

左から ローソン/セブンイレブン/ファミリーマート
ローソンは2022年春限定カップ

それでは大手コンビニ3社を飲み比べしてみましょう。

今回は3社ともメニューに「100円」と書かれているホットコーヒーで比較しました。

気になったのが、同じサイズを比較したときに、コーヒーの量が違うのでは?ということ。

各社のホームページを調べてみましたが、3社とも詳しい量の記載はありませんでした。

いるか

そこで実際にコーヒーを購入し、計測しました!

マシン、豆の状態や季節によっても多少のバラつきはありますが、参考にしてください!

セブンイレブン

セブンイレブンのサイズ呼称には、レギュラー(R)とラージ(L)があり、100円コーヒーはレギュラー(R)です。

ドリップ式で、華やかな香りとコクが特徴です。
スッキリした味わいのコーヒーが好きな人にオススメ。

総重量(g)カップ&フタ重さ(g)液体の重さ(g)
16613153
総重量/カップ&フタ重さ/液体の重さ

ローソン

ローソンのコーヒーのサイズはS/M/Lがあります。100円コーヒーはSです。

エスプレッソ式で、少し苦味を感じるものの、香りがおだやかでバランスのとれた味わいです。
コクがあり酸味がほとんどないので、ミルクを入れて飲むのが好きな人にオススメ。

総重量(g)カップ&フタ重さ(g)液体の重さ(g)
1739164
総重量/カップ&フタ重さ/液体の重さ

ファミリーマート

ファミリーマートのコーヒーはS/M/Lのほかに、濃いめSという商品もあります。

100円コーヒーは、Sと濃いめSです。

エスプレッソ式で、コクがあり香りはスッキリ。

いるか

3社のなかで一番、豆の味を感じました。十分満足できます。コーヒー通の人にもオススメ!

濃いめSは通常のSサイズと、2mlしか変わりませんでした。

飲んでみると「たしかに少し濃いめかな?」と感じる程度です。

通常のSサイズがしっかりした味わいのコーヒーなので、ガツンとストロングな味わいになりすぎず、少し濃いめくらいでちょうどよいと思いました。

総重量(g)カップ&フタ重さ(g)液体の重さ(g)
17413161
濃いめS17213159
S
総重量/カップ&フタ重さ/液体の重さ
濃いめS
総重量/カップ&フタ重さ/液体の重さ

結果

価格と容量という点においては、ローソンに軍配があがりました。

160mlも入って100円はコスパがいいですね!

(ただし、お伝えしたように同じコンビニのコーヒーも、まったく同じ量にはならない場合があります。)

いるか

個人的には、ファミリーマートの濃いめSも消費者のニーズをとらえた商品として評価したいところです。

コンビニコーヒーはなぜ安い?大手コンビニ3社のコーヒー比較まとめ

年々コンビニコーヒーはおいしくなっています。

豆から挽いて、マシンで淹れているコーヒーがコンビニでは100円で購入できる理由は、以下の4つです。

 ・テイクアウト商品
 ・人件費がかからない
 ・お客様の滞在時間や客単価を考慮する必要がない
 ・小売業

コスパ面ではコンビニコーヒーが最強ですね。

しかし負けじとカフェ・喫茶店の業界全体が、独自性のあるコンセプトで切磋琢磨するようにもなりました。

コスパだけでなく「雰囲気で選ぶ」「スケジュールに合わせて選ぶ」

あなたの目的に合わせて、美味しいコーヒーを楽しんでくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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