【書評】「沈黙のWebライティング」要約とみんなの口コミ/評価レビューは?

Webライティング初心者が勉強するにあたり、何かしらの本を参考にすると思います。

ライティングの本はたくさん出ていますよね。

  • これからWebライティングを勉強したい
  • 検索エンジンに評価される記事を書きたい
  • SEOについてもっと詳しく知りたい
  • 相手に伝わる分かりやすい文章を書きたい
  • 成果が出せる記事を書きたい

このように思っている方に、ぜひ読んでほしい一冊をご紹介します。

本の正式タイトルは沈黙のWebライティング―Webマーケッター ボーンの激闘―です。

読者さんA

ライティングの本なのに「沈黙の」や「ボーンの激闘」ってどういうこと?

読者さんB

ボーンってだれ

タイトルから興味がわいてきますね。

沈黙のWebライティング」はヒトデさん、マナブさん、クニトミさんなどの有名なブロガーさんたちが、初心者におすすめする教科書です

SEOのことや分かりやすい文章を書くコツなど、ライティングに関するノウハウが書かれています。

各章でじっくり丁寧に例えを交えて解説していますので、ライティング中級者の方にもおすすめですよ。

約600ページもあるこの本を読み終えるころには、ライティングに関する知識がバッチリあなたのものです!

目次

【沈黙のWEBライティング】ってどんな本?

「沈黙のWebライティング」は、Web上で連載されていた人気コンテンツを書籍化したものです。

書籍紹介

書籍名沈黙のWebライティング―Webマーケッター ボーンの激闘―
著者松尾 茂起(まつお しげおき)
出版社エムディエヌコーポレーション
発売日2016年11月1日 
定価2200円(税込み)
ページ数631ページ
サイズA4判・厚み3.2cm

改訂版「沈黙のWebライティング―Webマーケッター ボーンの激闘―アップデート・エディション」が、2022年4月22日に発売になっています!

筆者

SEOに関する解説が、さらにパワーアップしていますよ。

著者の松尾茂起さんについて少しご紹介しましょう。

著者の松尾茂起氏について

京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」の代表者

幼いころからピアノを始め、高校時代は楽曲の制作をしていました。

関西学院大学経済学部を卒業し、音楽制作会社に就職するも2005年にフリーランスとして独立。

Webマーケティングのコンサルティングやコンテンツ制作を発表しています。

その一方で「松尾シゲオキ」という名前で音楽活動も継続。

「国民文化祭 京都」などのイベントや京都の貴船神社にも楽曲を提供しているという多彩な才能の持ち主です。

同書のシリーズものとして先に「沈黙のWebマーケティングーWebマーケッター ボーンの逆襲ー」も出版しています。

登場人物紹介

物語形式になっているので、ここで主な登場人物を紹介しましょう。

スクロールできます
ボーン・片桐【主人公】マーケッター
ヴェロニカ片桐の恋人
若宮サツキ旅館「みやび屋」若女将
若宮ムツミ片桐にコンサルを依頼・
サツキの弟
遠藤片桐に復讐・バイソン社CEO
ヤン・タオみやび屋を営業妨害・
タオパイ社CEO

本の要約

物語の始まりは、旅館「みやび屋」の若女将・サツキの回想から始まります。

半年前に両親が事故死。

両親が経営していた有名な温泉旅館の後をサツキが継ぎ、半年後には家を離れていた弟ムツミが戻ってきて旅館を手伝います。

土曜日の稼ぎ時に2組しか予約がなく、Webマーケティングに詳しいと豪語する弟はSEOを軸にコンテンツを見直します。

ところがSEOを意識するあまり、不自然な文章に

そこへ登場するのが宿泊客の片桐とヴェロニカ。

このホームページでは集客できないと判断した片桐は、宿泊のチップ代わりにとコンサルを開始します。

片桐の指導の下、サイトを改善するも成果が上がらない

Webサイトを戦いの場として、温泉旅館「みやび屋」の再建をめぐり邪魔してくる者や協力する者などで競合他社に勝てるようサイトを作り上げていきます。

「SEOとは?」「USPの重要性」「文章のリライト」などライティングに関する教えを物語に組み込ませ、章ごとに詳しく解説しています。

漫画・吹き出しのところでも難しい言葉があればその都度説明が入り、その章の後の解説では掘り下げて細かく説明があり理解が深まる内容になっています。

【沈黙のWebライティング】を読んで分かること

初めに漫画・吹き出し形式で物語が展開されていき、1つの章の終わりにはまとめとして、テーマに則した内容をより分かりやすく解説されています。

「沈黙のWebライティング」は、次の7つの内容が書かれています。

  1. SEO*1を意識した記事を作るために
  2. USP*2を最大限に活かす記事とは
  3. 読者に分かりやすい文章を書くためには
  4. 相手に分かりやすく伝える記事とSEOに結び付けるには
  5. SEOを軸としたコンテンツマーケティングについて
  6. 取材を成功させるコツ
  7. マズローの欲求(人の欲求)5段階とは

*1 SEOとは「検索エンジンの最適化」のことで、検索結果のページ上位にサイトを表示させるための手法

*2 USPとは自社のサービスや商品を独自に持つ強みのこと

この中から3つ、読んで分かることをご紹介します。

1. なぜ、SEOを意識して記事作成をしないといけないのか?

読者さんは、自分の疑問に答えてくれる情報を探しています。

検索エンジンで上位表示され、読者さんの目に留まればアクセスしてくれる可能性が高まりますよね。

では、検索エンジンはどのように上位表示に持っていく事ができるのでしょうか?

1. 読者さんの利便性を考える

2. 読者さんの検索意図を考える

 など

Webライティングで最も基本中の基本のことが、初心者でもわかるように説明されています。

2. なぜ、いい文章を書いても読んでもらえないのか?

書いた記事が読者さんに共感してもらえないと読んでもらえませんよね。

そして、書いた記事が見やすく読みやすくなければ読んでもらえません。

1. 文章が詰まりすぎていないか

2. 漢字を「ひらいて」表現しているか

3. 箇条書きで要点を整理できているか

 など

読者さんに読んでもらうための「文章の書き方」が詳しく説明されています。

3. なぜ、書いた記事が拡散されないのか?

人の欲求は5段階に分類され(マズローの欲求5段階)、SNSで情報発信する行動に深く関係しています。

マズローの欲求5段階

生理的・安全・所属と愛・承認・自己実現

人は情報をシェアすることで自分の存在価値をより多くの人に認めてもらいたいと思うのです。

SNSで拡散させたい場合は、見やすさ分かりやすさが重要になってきます。

特に「タイトル」と「アイキャッチ画像」は工夫が必要です。

このほか拡散させるための情報が分かりやすく説明されています。

初心者の方は、SEOの重要性と分かりやすく相手に伝わる文章を書くための情報が書かれている本の前半を、何度も読み返してみるといいでしょう。

また、本の後半では集客の方法なども書かれているので、記事を書くのに慣れてきた中級者の方にはとても参考になる内容となっています。

口コミ・評価レビュー

一般的に分かりやすいといっても、受け取り方は人それぞれですね。

本を読んだ人たちの口コミ/評価レビューはどうでしょうか?

良い口コミ/評価レビュー

まず、良い口コミ/評価レビューを見てみましょう。

  • 分厚い本だけど、漫画で物語形式になっていて読みやすかった
  • 各章のまとめ解説が分かりやすかった
  • 物語の中にライティングの例がたくさんあり、確認しながら読んでいける
  • 読み返すときは、解説のところだけ読めばいい
  • すぐに実践したら効果てきめん
引用:Twitter
引用:Twitter
https://twitter.com/fukugyou_blog/status/1549607080482508800
引用:Twitter

否定的な口コミ/評価レビュー

否定的な意見はどうでしょう。

  • 分厚すぎて邪魔だ
  • 漫画の部分が余計だ
  • 本の出版日を確認したほうがいい
  • 漫画の人物設定を覚えるのが時間の無駄だ
  • 漫画形式の雑談が多い
引用:Twitter
引用:Twitter
筆者

「漫画・吹き出しでの物語」で賛否が大きく分かれるようですね。

ある程度ライティングの知識がある方には、漫画・吹き出し部分が不要だという意見が多く見られました。

【沈黙のWebライティング】から始めよう!

「沈黙のWebライティング」で、初心者でも気軽にWebライティングの勉強が始められそうですね。

「沈黙のWebライティング」を初心者におすすめする理由
  • 漫画・吹き出しの物語形式で理解しやすい
  • 各章で解説が詳しく書かれている
  • 難しい用語には補足説明がされている
  • 分かりやすい文章を書くコツが説明されている
  • 例が挙げられているので、実践しやすい
  • 有名ブロガーさんがおすすめしている
「沈黙のWebライティング」を読んで分かること
  • 読者さんの利便性・検索意図を考え、SEOを意識した記事作成
  • 読者さんに読んでもらうための「文章の書き方」
  • SNSで拡散させたい場合は、見やすさ分かりやすさが重要

  など

一度だけではなく、何度も繰り返して読むとより理解が深まります

実践していて「あれっ?」と思ったら、解説だけを辞書代わりに読み返すのもおすすめです。

例えも紹介されているので「そうだったのか!」「こうすればいいんだ!」と、納得しながら読み進められるでしょう。

SEOの重要性をしっかり勉強して、個人のブランドを生かし、相手に分かりやすく伝える。

それを叶えてくれるのが「沈黙のWebライティング」です。

魅力的な文章を書いて、どんどん世界に発信していきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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