この記事は柳澤雪が添削を担当しました。
古田衣純さん、執筆お疲れさまでした。
添削は赤字で、追加や修正の文章は緑字でお伝えします。
全体的に赤字が多く驚かれるかもしれませんが、お気になさらないでくださいね!
「こうすればもっと良くなる」という点でお伝えしておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今回の添削は次の観点から、良いなと思った点は「◎」、さらに良くするためのご提案は「★」でコメントしています。
・Web記事であること
・SEOを意識したライティングであること
※SEO
Search Engine Optimization:検索エンジン最適化
GoogleやYahooなどの検索評価を上げるための対策のこと
【タイトルについて】
古田衣純さんが選ばれたキーワードと作成されたタイトルは次の通りですね。
キーワード:出産一時金 国民健康保険
タイトル:出産一時金とは?国民健康保険被保険者でももらえる?(25文字)
◎キーワードを全て使っていましたね。
また、キーワードを左から順に入れられていて、SEOで評価されやすくなっています!
★記号は全角ではなく半角を使用します。
★文字数は28~45文字が指定ですが、残念ながら25文字で少し足りませんでした。
文字数を最大限使用したタイトルを次のように提案させていただきます。
出産一時金を受け取る方法とは?国民健康保険被保険者の受け取り方法と注意点を解説します!(43文字)
【画像について】
★指定サイズは幅800pxですが、指定通りではなかったのが残念です。
サイズを修正して入れさせていただきました。
◎全ての見出し2の下に画像を入れられていました。
【全体について】
★文字数
指定は1,500字ですが、1,448字と少し足りませんでした。
指定文字数に達するために、読者が知りたいポイントとして申請時の注意点を追加させていただきました。
◎見出し構成
一時金の説明、受け取れる金額、申請方法と読者が一番知りたいと思うポイントが書かれていてGoodです!
★見出しにもできるだけ、キーワードを入れましょう。
SEO対策上、大切です。
★この記事のキーワードは「国民健康保険」であり、全体の内容から社会保険に関する文章は、削除させていただきました。
★読点
読点が少なく、少し読みづらくなっていました。
必要な個所に入れさせていただきました。
★「もらえる」「受け取る」
出産一時金を「もらえる」「受け取る」と混在していましたので、「受け取る」に統一しました。
◎読者が分かりやすいように、また、大事なポイントを強調されていました。
★単語のみを強調だと何を知ってほしいのかが分かりにくくなってしまいます。
強調をすべき点にオレンジマーカーを入れさせていただきました。
「出産一時金っていつのタイミングでいくらもらえるの?」
「国民健康保険に入っていてももらえる?」
名前は知っていても、その詳細や申請方法を知らない方は多いのではないでしょうか。
◎冒頭の文章がとてもいいですね!
読者の気持ちが書かれていて、読みたいと思わせる文章です。
一生のうち利用する機会が少ないため尚更です。
物価があがり費用がかさむ今、間違いなく出産一時金の申請をして受け取りたいですね!
★Web記事はずっと掲載されますので、現在時点のことを書くと読者が読んだときと内容がずれてしまいますので避けるようにしましょう。
今回は出産一時金の詳細と国民健康保険に加入されている方の国民健康保険被保険者の
申請方法や注意点をまとめました!
★改行は句点でしてくださいね。
出産一時金とは?
出産一時金とは、出産したときに受け取れる一時金のことです。
会社勤めの方が加入する社会保険や自営業などのフリーランスの方が加入する国民健康保険のどちらに加入していても受け取ることができます。
自営業やフリーランスの方が国民健康保険に加入していれば、受け取れます。
出産は基本的に、病気やケガではないため健康保険の対象外となってしまい、全額自己負担のため高額になりがちです。
そこで出産にかかる費用について調べてみました!
医療機関によって異なりますが
全国平均は以下のようになっています。
★ここも改行は句点でしてくださいね。
[参照]国民健康保険中央会 正常分娩分の平均的な出産費用について(平成27年度)
◎読者に分かりやすいように調べた金額を図にされているのは、とても良いですね!
◎きちんと何を参照されたかも明記されていますね。
出産に伴う費用だけでもかなりの出費ですね。
しっかり申請して出産一時金を受け取りましょう。
出産一時金っていくらもらえる?
国民健康保険被保険者が受け取れる出産一時金はいくら?
出産費用については全国平均で50万円ちかく近くかかるとわかり分かりました。
それでは、出産一時金はいくらもらえる受け取れるのでしょうか。
出産一時金は令和5年の4月にこれまでの42万円から50万円に増額しています。
物価の上昇もあり年々出産費用があがったためそれに合わせての増額ですね。
平均的な出産費用を賄えるようにという点からの増額ですね。
先程の全国平均と比べると増額によって、ギリギリまかなえるといったところでしょうか。
ちなみにこの金額は社会保険加入者でも国民健康保険加入者でも変わらず一律の金額になります。
国民健康保険被保険者が出産一時金を受け取るには?
出産一時金を受け取る方法は社会保険加入者でも国民健康保険加入者でも変わりありません。
3種類の受け取り方法がありますので順に説明しますね。
国民健康保険被保険者が出産一時金を受け取る方法は、直接支払制度、受取代理制度、事後申請と3種類あります。
順番に説明していきますね。
1.直接支払制度
直接支払制度とは、わかりやすく説明すると出産した病院が手続きをしてくれて病院での支払いを差額のみにしてくれる制度です。
この場合、必要なものは保険証のみで、病院から手渡される書類にサインするだけで実際かかった出産費用と出産一時金の差額を病院で支払うだけですみます。
★差額のみを支払う内容が重複していました。
直接支払制度とは、出産前に国民健康保険被保険者に代わり、医療機関等が出産一時金の申請を行う制度です。
出産一時金は医療機関等に直接支払われます。
1一番簡単に出産一時金を受け取れるやり方方法ですね。
出産費用が出産一時金の50万円より安かった場合は、その差額がもらえるの受け取れるので申請が必要です。
社会保険加入者は会社に、国民健康保険加入者は市民窓口に申請書類と出産費用の内訳を記した領収・明細書の写しを添付し提出します。
申請先は市町村で、主な必要書類は次の通りです。
- 出産一時金申請書
- 医療機関が発行する合意文書の写し
- 出産費用の内訳が分かる領収書および明細書
- 国民健康保険被保険者証
- 本人確認書類
- 口座情報
各市町村によって必要書類が異なりますので、必ず調べてくださいね。
2.受取代理制度
こちらも受取代理制度とは1の直接支払制度と同じで、病院医療機関等での支払いを差額のみにできる制度です。
ただし、こちらの制度を利用する場合は、受取代理用の申請書を出産予定日の1ヶ月前まで2ヶ月以内に、出産一時金を受け取る保険者公的医療保険の事業所に提出する必要があります。
保険者は、受取代理申請書を医療機関等に提出します。
本来なら1の方が楽なのですが、1の直接支払制度を導入していない小規模な医療機関などでは、こちらの方法で申請しなければなりません。
受取代理制度も出産費用が出産一時金より少なかった場合、差額が支払われます。
必要な書類は直接支払制度と同じで、各市町村によって必要な書類が異なりますので、こちらも必ず調べてくださいね。
3.事後申請
事後申請とは上記の2つを利用しない場合はに、一旦出産費用の全額を支払い、出産後に出産一時金を受け取る方法もありまです。
この場合は、市町村に専用の申請用紙と病院の合意書、出産費用の領収書・明細書の提出が必要になります。
国民健康保険被保険者が出産一時金を申請する際の注意点
確実に出産一時金を受け取るために注意しなければならない点があります。
それらについて説明していきますね。
医療機関が導入している制度を確認する
出産をする医療機関が導入している制度を必ず確認しておきましょう。
それぞれの医療機関によって対応している制度に合わせて、申請方法や準備する書類が変わります。
申請できる期間
申請できる期間は、出産日の翌日から2年です。
この期間を過ぎると申請できなくなってしまうため、早めに手続きをしてしまいましょう。
国民健康保険税を滞納しない
国民健康保険税を滞納していると、出産一時金の全額または一部を国民健康保険税に充当される場合があります。
出産費用に充てられなくなったり、充てられる金額が少なくなったりしますので、滞納していないかを確認しておきましょう。
国民健康保険被保険者が受け取れる出産一時金まとめ
◎記事のおさらいができるように、まとめを書いていてGoodです!
・出産一時金とは出産時に受け取れる給付金
・受け取れる金額は社会保険加入者でも国民健康保険加入者でも一律50万円
・受け取り方法は3種類
①直接支払制度
②受取代理制度
③事後申請
★せっかくまとめを書いているので箇条書きだけで終わらず、最後に再度、説明しましょう。
読者に視覚的に分かりやすく伝えられるように、Wordpressのキャプションボックスという機能を使いました。
この記事では、国民健康保険被保険者の出産一時金の受け取り方法と注意点を説明しました。
- 出産時に受け取れる給付金
- 受け取れる金額は50万円
- 直接支払制度
- 受取代理制度
- 事後申請
- 医療機関に該当する制度の確認
- 申請期間は出産の翌日から2年
- 国民健康保険税を滞納しない
出産一時金を受け取って、出産費用の負担を軽くしましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
★最後に読んでくださった読者へのお礼で終わりましょう。
小さなことですが大切です。
添削は以上です。
執筆お疲れさまでした!
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コメントはこちらからどうぞ
コメント一覧 (7件)
古田衣純さん、執筆お疲れさまでした!
短い期間でリサーチし、執筆するのは難しかったのではないでしょうか。
その大変な作業をされて、記事を書ききられたのは素晴らしいです!
冒頭の読者の気持ちは、記事を読みたいと思わせる良い文章でしたね。
また、強調や箇条書き、調べた内容を図にされていて、視覚的にも読者に分かりやすく伝えようとしているのを感じられました。
出産一時金を確実に受け取れるような記事にしようと思われていた気持ちが伝わりますね。
今後は、細かいルールを守って書かれるともっとよくなりますよ。
ぜひ執筆を続けてくださいね。
添削させていただき、ありがとうございました。
古田さん、執筆お疲れ様でした!
公的な制度の説明なので、リサーチがとても大変だったのではないでしょうか。
私も国民健康保険なので、出産当時を思い出しながら読ませていただきました。
もはや記憶の彼方ですが、受け取り方は3種類あるのですね。
会社員ですと会社から手続きの案内がくるのでしょうが、我々フリーランスで国民健康保険ですと、自分のことは自分で申請しないといけないので、とっても大事ですね!
次回からは、書き終えたらぜひご自身で音読してみてください。
そうすると、言葉が重なっている部分や読点の位置、語尾の言い回しなど、気付きがたくさんあると思います。
音読は何度やっても無料なので(笑)ぜひ取り入れてみてください!
でも何よりも、難しいキーワードに果敢に挑戦していただいた姿勢がとっても素晴らしいです。
ぜひ今回の添削経験を活かしていただき、素敵なライターさんとしてご活躍ください。
雪さん、添削お疲れ様でした!!
古田衣純さん、執筆お疲れさまでした。
出産一時金という公的な内容で、リサーチや、それをまとめることもやや難しかったのではないでしょうか?
でも古田さんの文章は、固くなってしまいがちな内容でも「〜ですね」など共感を伝える文章が多くあったため、読者に寄り添っていてとてもよかったです♪
また、私個人的に、見出し下の写真も、それぞれの内容にあった素敵な写真を選ばれていてよかったと思いました。(写真で記事の見栄えもよくなりますよね)
ライティングの細かいテクニックはたくさんありますが、リサーチした内容を簡潔にまとめる力が古田さんはお上手なので、これからも生かしてライター生活がんばってくださいね♪
柳澤さん、添削お疲れ様でした。
丁寧かつスマートな添削で(特に、追加の注意点のところの例文など)とても勉強になりました。
ありがとうございました。
古田さん、執筆お疲れ様でした。
公的な内容は、難しいですよね。
リサーチや、それをまとめることもたいへんだったでしょう。
このキーワードで検索する読者さんをイメージされていることが、伝わってきました。
読者さんの知りたいことを、きちんとまとめられていると思います。
WEBライティングのルールを学ばれると、すばらしいライターさんになると思いますよ。
今回の添削を活かして、ぜひ執筆を続けてくださいね。
柳澤さん、添削お疲れさまでした。
丁寧でわかりやすい添削、勉強になりました。
古田衣純さん、執筆お疲れ様でした!
出産一時金、公的制度の内容なのでリサーチがとても大変でしたね。でも国民健康保険被保険者の読者さんをきちんとイメージされ、知りたいことを表を使ったりしながら、しっかり伝えた記事だと思います。また難しいキーワードへの挑戦、その姿勢がすばらしいです。
確かにライティングは細かいルールがあります。でも書くたびに身に付きますから、これから執筆がどんどん楽しくなりますよ。ぜひ今回の添削を活かして書き続けてくださいね。
柳澤さん、添削お疲れさまでした。見出し一つ分のご提案も、とてもわかりやすい文章で勉強になります。ありがとうございました。
古田衣純さん、執筆お疲れさまでした!
公的な制度は、ややこしいですよね。
記事にもありましたが、出産は人生で何度もないので、読者は細かく知りたいでしょう。
導入文に書かれている「かぎかっこ」の言葉は、まさに読者の声そのものです。
読者を誘うのがお上手ですね!
一時金の金額や受け取り方法はしっかり書かれていますね。
文字数に満たない場合は「読者が次に知りたいことはなんだろう」と考えると、書くことが思い浮かびますよ。
この添削を活かして、ステキなライターとして活躍してくださいね。
ためになる記事をありがとうございました。
雪さん、丁寧な添削で勉強になりました。
お疲れさまでした!
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
初めてWEBライターに挑戦しましたがまだまだ実力が足りないなと痛感しました。
文言の統一など自分では気づかない点が多く大変勉強になりました。
またキーワードから意図を読みきれておらず申し訳ありませんでした。
雪さん
添削ありがとうございました。
至らないために雪さんにもリサーチさせてしまい申し訳ありませんでした。
たくさん勉強させていただきました。
ありがとうございます。