ハートのラテアートがうまくいかない……
挑戦してみたけど難しくてやめてしまった……
こんなお悩みを持っている読者さんはいませんか?
ラテアートが自分で作れるようになると、かっこいいですよね。
そのほかにもメリットがたくさんあります。
- 自宅でのコーヒータイムのクオリティが上がる
- 自宅にきた友人に振舞うことができる
- 趣味として紹介できる
ラテアートに挑戦してみたけどうまくいかなくてあきらめてしまった読者様!
おうちで過ごすことが多くなっているこのチャンスを生かして、ラテアートに再挑戦してみませんか?
この記事で紹介すること
- ハートのラテアートの作り方
- 作るときのポイント
- 失敗例と解決方法
ハートのラテアートを習得してワンランク上のコーヒータイムを楽しみましょう!
ラテアートに必要なもの
まず最初にラテアートに必要なものをご紹介します。
久しぶりにラテアートに挑戦する方もいると思うので、必要なものが揃っているか確認してくださいね。
必要な機材
ラテアートに必要な機材をご紹介します。
- エスプレッソマシン
- ミルクフォーマー(スチーマー)
- ミルクピッチャー
- マグカップ
エスプレッソマシンは全自動タイプとセミオートタイプがあります。
初心者の方は、全行程をマシンがやってくれる全自動タイプがおすすめです!
必要な材料
次は材料です。
今回はフリーポアという、ミルクを注ぐときの対流のみでハートを描きます。
そのため、準備する材料は2つのみです。
- 中煎り~深入りのコーヒー豆またはコーヒー粉
- 牛乳
牛乳は脂肪分が3.5%以上ある無調整牛乳を選んでくださいね。
価格が安い低脂肪乳等はうまく泡立ちませんので注意してください。
ラテアート【ハート】の作り方
必要な機械と材料の準備ができましたので、さっそく作ってみましょう!
ハートの形は初心者向けですが、コツをつかむまで何度も練習が必要です。
ハートの作り方
- マグカップにエスプレッソを抽出
- ミルクフォーマーでフォームドミルクを作る
- エスプレッソにフォームドミルクを混ぜるように注ぐ
- ピッチャーをカップに近づけて注ぎ、ハートの形を作る
- ピッチャーを切りながら持ち上げる
完成まで数十秒ですが、その短い間にたくさんのテクニックが必要です。
手順をよく読んでイメージしてから挑戦するとうまくいきますよ。
次は、各工程について詳しく説明していきます。
1 マグカップにエスプレッソを抽出
エスプレッソマシンでエスプレッソを抽出します。
表面に濃密な泡のクレマができていることを確認しましょう。
しっかりとクレマができていないと、ミルクとの濃淡がはっきりとせず、絵柄がぼやけてしまいます。
2 ミルクフォーマーでフォームドミルクを作る
ミルクピッチャーに牛乳を入れ、ミルクフォーマーでフォームドミルクを作ります。
適温はだいたい65℃です。
きめ細かくなめらかな泡ができていることを確認しましょう。
もし大きな泡があるときはピッチャーをくるくるまわしたり、トントンとテーブルに置いてつぶしておきましょう。
3 エスプレッソにフォームドミルクを混ぜ込む
エスプレッソが入ったマグカップにフォームドミルクを注ぎます。
マグカップとピッチャーは少し距離を離して勢いをつけて全体が混ざり合うように注ぎましょう。
だいたいカップの半分くらいまで注ぎラテアートの土台を作ります。
4 ピッチャーをマグカップに近づけて注ぎ、ハートの形を作る
作り方3 で作った土台に絵柄を描きます。
ピッチャーとマグカップを近づけてミルクを注ぎます。
すると、ミルクが浮かび上がってくるので少しずつ注いでいきハートの大きさを決めます。
5 ピッチャーを切りながら持ち上げる
希望の大きさになったら、ピッチャーをマグカップから離しながら奥に切っていきます。
(右利きの方は右手にミルクピッチャーを持っているので切る方向は左側です。)
そうすると左向きのハートが出来上がります。
こちらのYouTubeでは焙煎工房を経営しているバリスタが、ハートのラテアートの作り方を簡単に解説しているので参考にしてみてくださいね。
きれいなハートを作るための3つのコツ
ハートを作るための流れはイメージできましたか?
次はきれいなハートを作るためのコツを3つご紹介します。
ハートを作るときの3つのコツ
- マグカップを45°傾ける
- エスプレッソの中心をめがけて注ぐ
- ミルクはのせるイメージで
マグカップを45°傾ける
作り方3 の時
エスプレッソが入っているマグカップをミルクを注ぐ方向に向けて45°傾けます。
傾けることで底の深い部分ができて対流が起きやすくなります。
よってエスプレッソとミルクがよく混ざり均一な色になります。
エスプレッソの中心をめがけて注ぐ
作り方3 の時
きれいなハートを作るためには、均一に混ぜ合わさった土台が必要です。
全体が混ざり合うようにするためには、エスプレッソの中心をめがけて高いところから注ぎます。
カップの底にあたり、対流が生まれてエスプレッソとミルクが均一に混ざり合います。
端にミルクを注いでしまうと、色がまだらになってしまうので注意しましょう。
もしまだらな部分ができてしまったときは、その部分にミルクを注ぐことで修正できます。
この均一な色がラテアートの重要な土台となります。
ミルクをのせるイメージで
作り方4 の時
ハートはミルクの白で描くのでミルクを浮かせる必要があります。
そのためピッチャーをマグカップに近づけて注ぎます。
このとき、真ん中より少し手前にミルクをのせるようなイメージで注ぐと成功しやすいですよ。
希望のハートの大きさになったら、注ぐ位置を中心に持っていくとハート上部のくぼみ部分が出来上がります。
失敗例と解決方法
簡単に見えるハートのラテアートですが、きれいな形にならないこともあります。
よくある失敗例2つと解決方法をご紹介します。
よくある失敗例
- ハートが小さい
- ミルクが浮かない
ハートが小さい
ハートが小さくなる理由は、土台が高いからです。
土台を少なめに作り、マグカップにピッチャーを近づけてから注ぐ時間を長めにとってみましょう。
もしくは、左右に動かしながらミルクを注ぐとハートが大きくなりますよ。
ミルクが浮かない
ミルクが浮かんでこなく、ハートがしぼんでしまう失敗例もあります。
この場合はフォームドミルクが緩いことが考えられます。
十分な空気を含んだきめ細かい泡となめらかさが成功の秘訣です。
他の要因としては、注ぐスピードが遅くミルクの泡が注がれていない場合があります。
こぼれてしまう恐怖心がでてしまうかもしれませんが、勇気を出して少し速度を上げて注いでみてください。
【ラテアート】ハートの作り方と3つのコツ まとめ
この記事では、ハートのラテアートの作り方と3つのコツをご紹介しました。
それぞれをおさらいしましょう。
ハートの作り方
- マグカップにエスプレッソを抽出
- ミルクフォーマーでフォームドミルクを作る
- エスプレッソにフォームドミルクを混ぜるように注ぐ
- ピッチャーをカップに近づけて注ぎ、ハートの形を作る
- ピッチャーを切りながら持ち上げる
作り方の流れをしっかりと確認し、イメージトレーニングを何度も繰り返しましょう。
3つのコツ
- マグカップを45°傾ける
- エスプレッソの中心をめがけて注ぐ
- ミルクをのせるイメージで
ぜひ作り方と3つのコツを覚えて、ワンランク上のコーヒータイムを楽しんでください!
ハートができるようになったら、次のステップとしてリーフ(葉)やスワン(白鳥)に挑戦してみるのもいいですね。
ご自宅に遊びに来た友人に振舞うと、とても喜ばれると思いますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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