季節や天候不順によって、野菜の値段が高くなってしまいますね。
健康のためにも野菜を食べたいのに、値段が高いと迷ってしまいます。
野菜を育ててみたいと思っても、庭や畑がないことであきらめていませんか?
小学生の息子は、プランターに植えたミニトマトを夏休みに収穫しました。
野菜を育てる楽しさに目覚め、今はニンジンを育てています。
知識もないまま始めましたが、発芽に成功。
11月の収穫を楽しみにしています。
庭や畑がなくても、プランターで野菜は育ちます。
簡単・安全・おいしい
採れたての新鮮野菜を、ご家庭で味わいませんか。
ベランダ菜園の始め方と、初心者でも挑戦しやすいおススメの野菜をご紹介します。
ベランダ菜園に挑戦!プランターで野菜作りはむずかしい?
畑で野菜を育てるには、土壌づくりや管理がむずかしいといわれます。
「プランターでも同じだろう」と思いがち。
じつは、思っているより野菜作りは簡単です。
プランターで育てることは、畑にはないメリットがあるんです。
ベランダ菜園のメリット
- 気軽に野菜を育てることができる
プランター、土や肥料、野菜の種や苗を準備するだけでOK。
お近くのホームセンターで全てそろいます。
植え付けから収穫までの期間も短いので育つ姿を楽しめます。
収穫と食卓に並んだ喜びは、心も体も癒されますね。
- 天候や虫の被害が少ない
プランターなら移動ができます。
雨や強風から守りやすく、病気や虫を発見しやすいので早く対処できるのです。
長雨や台風、病気や害虫の発生の心配も少ないですよ
- 学びにつながる
お子さんがいるご家庭では、体験学習になります。
世話をすることで分かること、体験しないと分からないことは、とても貴重な時間になりますよ。
ベランダ菜園のデメリット
- 手間がかかる
野菜は種をまいてから明日取れるというものはありません。
収穫までは早くても30日、120日かかるものもあります。
畑で育てるより短いかもですが、お世話することになります。
- 虫がくる
トマトのように実がなる野菜は、受粉が必要になります。
虫に助けてもらうことも成功への近道です。
虫が苦手な人は、虫よけネットや自分で受粉などを考えておきましょう。
- 収穫後や枯れた後の処理
シーズンが終わった後の処理も考えておく必要があります。
ゴミに出すときの方法を調べておくとよいですね。
失敗しない!プランター選びと野菜づくりのポイント3つ
初心者が悩みやすいプランター選びと、野菜作りで知っておきたいポイント3つを確認しましょう。
成功の秘訣を詳しく説明していきますね。
野菜に合ったプランターを選ぶ
様々な大きさのプランターがあるので、どれがいいのかわかりませんよね。
失敗しないためには育てたい野菜に合わせて選ぶのが大切です。
ラディッシュ、小松菜、水菜など | 長方形型 深さが20~25cm |
ニンジン、カブ、など | 長方形型 深さが30~35cm |
トマト、ピーマンなど | 大型タイプ 深さが50㎝以上 |
土を入れても軽くて移動しやすいプラスチック製がおススメ。
ベランダ菜園には、通気性や安定感、美しいデザインの素焼き鉢もいいですよ。
野菜作りのポイント3つ
野菜が育つために、大切なポイントになります。
土と肥料選び
土は野菜用培養土(ばいようど)を利用するとお手軽です。
野菜に必要なミネラルや肥料(たい肥)がしっかり入っています。
他に野菜の生育に欠かせない成分「窒素」「リン酸」「カリウム」を追肥(ついひ:肥料を追加する)します。
バランスよく配合されているものを選びましょう。
液体肥料の方が簡単で、においやカビの心配もなく安心です。
気をつけるポイント
- 野菜用培養土の中に入っている「たい肥」は、水をやるごとに肥料分が流れ出てしまう
- 成長具合を見て「追肥(ついひ:肥料を追加する)」をしましょう。
日当たりと風通し
日当たり
プランターを置く位置は、野菜の特徴で決めましょう。
日光大好き | トマト、ナス、ピーマン、 きゅうり、ニンジン、トウモロコシ |
半日日光でもOK | 小松菜、水菜、カブ、ネギ |
日陰でOK | ミツバ、シソ、クレソン |
風通し
風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなります。
空気がいつも流れていることで野菜は健康に育ちます。
気をつけるポイント
- 野菜に合った日当たりを考える
- ベランダでは中央がベスト(鉢底を地面から少し高くするのもOK)
- エアコンの室外機の近くは必ず避ける
水やり
ベランダ菜園は乾きやすいので、こまめにチェックしましょう。
植物は日中に栄養素を蓄え、夜は成長していきます。
早朝の水やりがおすすめです。
気をつけるポイント
- 表面が乾くのを待って、底から流れ出すようにたっぷりと与える。
- 特に乾燥しやすい夏は、朝と乾き具合で夕の水やりをする。
初めてでも育てやすい野菜5選
育てたい野菜とは次のようなものでしょうね。
- 簡単
- すぐに収穫できる
- よく使う
野菜を植える時期は大きく二つに分けられます。
【夏野菜】 春に植えて夏から秋に収穫
【秋冬野菜】 9月中旬から植えて冬から早春まで収穫
挑戦したい野菜の植える時期を確認してみましょう。
ここでは、初心者でも失敗が少なく育てやすい、おススメの野菜をご紹介します。
ミニトマト(夏野菜)
ミニトマトは小学校の授業でも扱われるほど育てやすい野菜。
美味しく育てるコツは、十分な日当たりと、水やりを控えめにすること。
おススメ品種:アイコ。
多く収穫できたら自家製トマトソースもおススメ。
作り置きしておくと便利ですよ。
ラディッシュ(夏野菜)
ラディッシュは赤いカブのようで可愛さナンバーワン!
二十日大根ともよばれ、栽培期間の短さも魅力。
牛乳パック、ペットボトルでも育てやすい。
おススメ品種:ニューコメット。
サラダに彩りを加えてくれる使い勝手の良さと、育てやすさが人気。
ピーマン(夏野菜)
ピーマンは育てやすく、たくさん採れるのでおすすめ。
成熟すると赤くなり、苦味も少なく栄養も二倍アップ!
おススメ品種:京ひかり。
成熟したピーマンは、家庭菜園だからこそですよね。
小松菜(秋冬野菜)
育てやすく、暑さ・寒さに強い。
ほぼ1年中育てられ、冬は寒さで甘味もアップ!
お料理からジュースまで大活躍してくれる野菜の優等生
おススメ品種:楽天。
栄養豊富でスムージーの材料としても◎
アクが少なく、カルシウムが多く含まれていますよ。
水菜(秋冬野菜)
育てやすく、狭いスペースでも栽培しやすい。
シャキシャキとしていて、アクも少ない。
サラダ、炒め物、おひたし、鍋物など、幅広く使いやすい。
おススメ品種:京みぞれ。
見た目は頼りない水菜。
じつは、美容や健康に嬉しい栄養成分がたっぷり!
5選の野菜が成功したら
こちらもおススメですよ。
ベランダ菜園は簡単にできる?プランターで育つおススメの野菜5選のまとめ
ベランダ菜園は、初心者でも野菜づくりが楽しめます。
おススメの野菜は初心者向けのものばかりですから、失敗も少ないはず。
上手に育てるポイント
- 液体肥料を上手に取り入れる
- 日当たりは野菜に合わせて風通しよく
- 水やりは植物活動が活発になる早朝に
野菜たちに愛情をそそぎながら育てましょう。
おススメの野菜をみつけて、ぜひ挑戦してみてください。
あなたの心も体も、野菜と共にイキイキ元気になれますよ!
さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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