朝の時間の使い方で人生が変わる?!住職から学ぶ朝の大切さとは

この記事は、書人百花サイトのゲート試験記事になります。
完成した記事は「朝活で人生が変わる⁈お寺の住職から学ぶ朝の大切さとは」をご覧ください!

 

こんにちは、まいです。

 

読者の皆様は、朝をどのように過ごされていますか?

 

夜遅くまで起きていて布団に入るのが遅くなり、朝は目覚ましが鳴ってもアラームを止めて二度寝。

目覚めたときには、「えっ?もうこんな時間?!」

大急ぎで準備をして、出勤する。

ドタバタで家を出てきた日に限って、出勤中に道が混んでいたり、忘れ物をしたり。

「今日はツイてないな~。」

なんてことありませんか?(これは私のことです…)

 

朝早く起きて朝活してみたいなと思っていたときに、たまたま本屋さんで目についた『幸運は、必ず朝に訪れる。』という本。

私にとってタイトルがとても魅力的だったので、即購入しました。

 

この本を書かれたのは、お寺の住職さんです。

住職さんが書かれた本って、ちょっと固くて読みにくそうなイメージがあるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

 

優しく諭すように、朝という時間がどれだけ大事なものなのか、忘れてしまいがちな日々の気づきを、禅語を用いて分かりやすく書かれています。

 

とても説得力があり、読み終えた後は心の重りが取れたようなとてもスッキリとした気持ちになりました。

目次

著者:枡野俊明さんについて

引用:bing

枡野俊明さんは、神奈川県横浜市にある曹洞宗徳雄山建功寺の住職をされています。

そして住職以外にも、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科の教授もされているんです。

 

庭園デザイナーとしての主な作品には、カナダ大使館、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園、ドイツ・ベルリンの日本庭園「融水苑」などがあります。

 

最近では、海外の資産家から庭園デザインの依頼も増えているそうです。

 

2006年には、アメリカの週刊誌「ニューズウィーク」日本版❝世界が尊敬する日本人100人❞に選出されました。

 

著書には、「心配事の9割は起こらない」、「禅、シンプル生活のすすめ」、「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」など、他にも多くの作品を書かれています。

本書の内容

 

引用:楽天ブックス

簡単に本の内容をご紹介します。

 

本書は、第一章~第五章の構成で、朝とはどんな時間かなぜ早く起きると幸運になれるのか朝実践してほしいことが書かれてあります。

 

幸運は選ばれた人だけが手に入れるものではなく、自分でつかむもの。

そして幸運をつかむ機会は、すべての人に平等に訪れているそうです。

 

では、幸運な人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか。

 

それは、準備をしているか、いないかの違いなのだそうです。

 

その例え話が、

春になると木々の枝に花が咲きます。そこでつぼみを開かせるのは温かい春風です。
しかし、つぼみはいっせいに開花しません。咲くための準備(用意)をしていたつぼみだけが春風をつかまえ、美しい花を咲かせます。
春風はどの木々にも同じように吹くのに、準備ができていないつぼみは咲くことができない。次の風を待たなければならないのです。幸運は、この春風にとてもよく似ています。
引用:『幸運は、必ず朝に訪れる。』枡野俊明著

 

私は独身時代、休みの日は大体お昼前まで寝ていたので、友達から急に「ランチに行こう」と誘われても、行きたいけど今から準備するの時間かかるし、ちょっと面倒だな~と思って断っていました。

断っても特に用事があるわけでもないので、服も着替えずメイクもしないまま、ダラダラと過ごし気がついたらもう一日が終わっているという感じでした。

 

この例文を読んで改めて思ったのが、朝ちゃんと起きて特に用事はなくても身だしなみを整えておくことで、急なお誘いにも対応ができるし、充実した一日を過ごすことができる。

 

私は何も準備ができていなかったので、自分から幸運を遠ざけてしまっていたなと気づきました。

 

枡野さんは毎朝、4時半に起き、朝の時間を大切に過ごすことに努めていらっしゃるそうです。

そうすることで、とても充実した一日を送れていると感じているようです。

 

枡野さんはこうおっしゃっています。

毎日が充実しているということは、幸運の中で生かせていただいている。

 

幸運とは充実しているということで、一日を充実させるには始まりである朝が大事ということなんですね。

早起きをすることで自分の時間が作れる!

読んでいて衝撃だった部分は、❝年間180時間の自分の時間をつくる唯一の方法❞という箇所です。

 

自分の時間が無い、一日30時間にならないかな、なんて思っていた私には朗報でした!

いつもより、1時間も2時間も早く起きるのではなく、たった30分早く起きるだけで人生の充実度がまるで違ってくるというのです。

いつもより30分早く起きるくらいなら私にもできそう!とハードルも下がりました。

 

ここでは「善因善果、悪因悪果」という禅語が紹介されています。

 

よい行いをすれば、よい結果になり、悪い行いをすれば、悪い結果になるという意味です。

 

朝の30分を有意義に過ごすことは善因、1日のスタートである朝に結んだよい善縁は連鎖し、次々にいいことが起こるそうです。

 

❝早起きは三文の得❞と言いますが、朝早く起きるメリットは❝三文❞どころではないと書かれてありました。

 

私も早起きするようになって、全くその通りだなと実感しています。

朝起きられたことに感謝

読んでいてとても考えさせられたのが、朝起きられたことに感謝するということです。

朝、変わりなく起きる、起きられた、ということはけっして当たり前のことではなく、それまでの命を繋いでいただいたということなのです。その命もご先祖様が断ち切ることなく、永々とみなさんに伝えてきてくれたからこそ、いま、そこにあるのです。
引用:『幸運は、必ず朝に訪れる』枡野俊明著

今まで朝起きて当たり前だと思っていたし、ご先祖様のお陰で自分がいまここにいるなんて考えたこともありませんでした。(お恥ずかしいですが…)

 

毎日が当たり前と思わず、朝起きられたこと、いま生きていることに感謝して1日を精一杯過ごす大切さを教えられました。

 

呼吸ができている、身体がちゃんと動く、それだけでもう幸運ですね。

私が実践してみた習慣

本書には、心身が整う朝の禅的習慣が12個書かれてあります。

 

その中で私が実践してみた習慣は、

  • 起きたら日光を浴びて深呼吸する
  • 10分間座禅をする

この2つです。

 

何でも三日坊主で終わってしまう私でも、この2つは続けられています。

寝坊した日はできていないですが…(笑)

起きたら日光を浴びて深呼吸

朝起きてすぐにしてもらいたいのが、❝すべての窓を開け放つ❞と書いてあります。

 

寝ている間に澱んでしまった室内の空気を、外の新鮮な空気と入れ替えるためです。

 

早速、早起きを始めた日からカーテンと窓を開けて空気の入れ替えをしました。

そして、ベランダに出て深呼吸…

昼間に吸っている空気と違い、とても澄んでいて今の時期ならではの匂い。

日が昇る前の淡い優しい色の空は心を穏やかにさせてくれます。

見慣れているはずの景色なのに、いつもと違って見えました。

 

朝早く起きただけで、とても貴重な体験ができた気分です。

 

雨の日は、晴れの日とはまた違った空気を感じられますよ。

それからはこの気持ちよさにハマってしまい、朝は窓を開け、深呼吸を必ずしています。

 

春や夏は、朝の気温は温かいので窓を開けやすいですが、冬はただでさえ寒いのに窓なんて開けたくないと思っていました。

 

ですが、冬の空気はとても気持ちがよかったんです!

深呼吸をすると、冷たい空気が鼻から入って、肺の温かい空気と入れ替わる。

自分自身もリセットできたような感覚でした。

 

季節ごとに日が昇る時間も変わるので、空の色や景色の変化を見るのも楽しみです。

10分間坐禅をする

「調身、調息、調心」という禅語があります。

 

身体を整えれば、呼吸が整い、心も整うということ。

 

坐禅にはこの3つの要素が含まれていて、1日のはじまりに坐禅をすることで、身体と呼吸と心を整えられるんです。

 

1日を整った心と身体の状態で過ごすことは、幸運を手にする準備をしているのと同じだそうです。

これが私が坐禅をやってみようと思ったきっかけです。(笑)

 

坐禅のやり方もわかりやすく説明があり、終わった後は、気持ちがスッキリ、心が穏やかになった、と感じられると書いてありました。

 

どんな感覚になるのか楽しみにしつつ、10分くらいなら余裕だ!と思い、いざ始めてみると10分座ることは意外と大変でした。

 

色々な思いが次から次へと浮かんで、無心になることは全くできません。

無心になろうとするほど、余計なことが浮かんできます。

 

そして、もう10分経ったかなと時計を見てみると、まだ5分も経っていなくて、10分って長いな~と思ったりしていました。

 

ですが続けていると、だんだん感覚が掴めてきて、無理に無心にならなくてもいいんだと思うようになりました。

 

そして、気持ちがスッキリしたり、心が穏やかになるという感覚も体感できるようになったんです。

毎日のイライラも減りました!

 

それからは坐禅が好きになり、お寺に坐禅をしに行くようになりました。

お寺での坐禅は、住職さんの法話も聞けるのでそれも楽しみの1つです。

 

枡野さんの仰る通り、心と身体が整い、1日が充実していることは幸運だなと感じました。

最後に

この本に出会うまで、私は朝に弱いし、よっぽどの用事がない限り早起きなんてできませんでした。

ですが、今では朝早起きしないと1日損した気分になります。

 

本書にも書いてある、朝が大事ということを実感させられました。

 

そして、お寺の住職である枡野さんだからこそ知っている禅語に触れることはとても新鮮でしたし、枡野さんの言葉は、心にスッと入り込んできます。

 

今では枡野さんの本が大好きになり、図書館にあった枡野さんの本はほぼ読みました。

読むたびに心が洗われるような感覚がやみつきになります(笑)

 

毎日忙しくて心に余裕を持ちたい方、禅に興味がない方にも、是非読んでいただきたいです。

きっと心が穏やかになると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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