あなたは、普段どのように読書をしていますか?
最近では、紙の本や電子書籍だけではなく、耳で読書ができる「オーディオブック」を利用する人も増えてきました。
なかでも、Amazonのオーディオブックとkindleは、知っている人も多いようです。
Amazonのオーディオブックとkindleはどんな違いがあるのかな?
読書の時間を確保できない私でも、利用することができるのかな?
自分のライフスタイルに合った読書方法が選べるので、利用しない手はないですよ!
でも、いざ利用しようと思っても、どちらを選べばいいのか迷いますよね。
オーディオブックとkindleの違いが分からないという方もいるのではないでしょうか?
今回は、Amazonのオーディオブックとkindleの特徴の違いや、メリット・デメリット、それぞれの活用方法やおすすめな人について解説します。
- Amazonオーディオブックとkindleの違いとは
- Amazonオーディオブックとkindleのメリット・デメリット
- Amazonオーディオブックとkindleのおすすめな使い方
この記事を読めば、自分の性格やライフスタイルに合った読書方法を見つけることができますよ!
どうぞ最後までお読みください。
Amazonオーディオブックとkindleの違いとは
Amazonのオーディオブックとkindleは、どちらも音声での読書が可能です。
何かをしながら読書ができると、便利ですよね。
ここでは、AmazonのオーディオブックのAudibleと、kindleの読み上げ機能の違いについて解説します。
オーディオブックとkindleの違い
オーディオブックとkindleの違いは「オーディオブック」は音声で聴く読書ができ、「kindle」は聴く読書と読む読書の両方ができることです。
作品は、それぞれ単品での購入も可能ですが、月額料金を払って読み放題のサービスがあります。
今回は「Audible」「Kindle Unlimited」という2つの読み放題のサービスについて、違いを比較してみましょう。
Audible | Kindle Unlimited | |
---|---|---|
月額料金 | 1,500円 | 980円 |
読める冊数 | 12万冊以上 | 200万冊以上 |
ジャンル数 | 約200ジャンル(小説、ビジネス書、洋書、子供向け作品) | 約300ジャンル(小説、ビジネス本、雑誌、コミック、洋書、英語参考書など) |
無料体験 | あり(30日間) | あり(30日間) |
専用端末 | なし | あり |
音声 | プロのナレーター、声優、俳優 | 読み上げ機能あり |
両者とも音声での読書が可能ですが、Audibleは「人の声」、kindleは「機械による音声」と音質に違いがあります。
Amazonのオーディオブック(Audible)の特徴
Amazonには「Audible」という名前で提供されている、オーディオブックの読み放題サービスがあります。
Audibleの特徴について以下にまとめました。
- 耳で聞いて読書ができる
- 月額1,500円で12万冊以上の作品が聞き放題
- プロのナレーターや声優が朗読してくれる
- 再生スピードが幅広く調節できる(0.5~3.5倍速)
- 対応端末が豊富
- キッズ向けの作品もある
- 対応端末が豊富
Audibleの音声は、プロのナレーターや声優が朗読したものです。
そのため、kindleの読み上げ機能とは違い、感情移入がしやすく、本の世界観がダイレクトに伝わりやすいでしょう。
また、Audibleは再生スピードを0.1刻み(スマホは0.05)で調節できるので、英語学習にもいでいですね。
Kindle Unlimitedの特徴
「Kindle Unlimited」はAmazonが提供する、電子書籍の読み放題サービスです。
以下のような特徴があります。
- 月額980円で読み放題
- 小説、実用書、ビジネス本、コミック、雑誌、洋書など200万冊以上が対象
- 20冊までダウンロード可能
- 利用できる端末が豊富
- 読み上げ機能がある
- 再生速度が0.5ずつ調節できる(0.5~2倍速)
本をたくさん読む人にとって、約200万冊以上の読み放題は国内最大級なので、とても魅力的ですね。
Kindle Unlimitedの読み放題の中には、高額なものや珍しい専門書なども含まれています。
Kindle Unlimitedを利用すると、高価で購入できない本や、店頭で探すのが難しい本も読めるようになりますね。
また、音声の質はオーディブルと異なりますが、kindle本も聴く読書ができます。
漫画や雑誌など、画像がメインのものは読み上げができませんが、「テキスト読み上げ機能」に対応している書籍は利用可能です。
kindle本も読み上げ機能を利用して音声で読書することができるが、読み上げ対象外の本もある。
Amazonオーディオブックとkindleのメリット・デメリット
AmazonのAudibleとkindleの特徴について解説しました。
オーディオブックもkindleも聴く読書ができますが、それぞれのメリット・デメリットについてみてみましょう。
オーディオブック(Audible)のメリット・デメリット
Audibleのメリット・デメリットは以下のようなことがあげられます。
- ながら聴きができる
- 目が疲れない
- 本が苦手な人でも、音楽を聴くように読書できる
- プロのナレーターなので、感情や作品の世界観がダイレクトに伝わってくる
- キッズ向け作品で、読み聞かせができる
- 英語学習ができる
- デバイスを問わず聴ける
- ポッドキャストも聴くことができる
- 聴ける作品数が少ない
- 月額料金が高い
- 単品購入は割高になる(約1,500~4,000円)
- 新作が少ない
- 内容が頭に入りにくい
- ナレーターが合わないと聴きづらい
- 図や表、解説が見れない
- 読み飛ばしや読み返しができない
Audibleは単品購入より、月額登録して利用した方が断然お得ですね。
本を読むためのまとまった時間が確保できない人や、読書が苦手な人、また読書の習慣がない人でも、Audibleなら読書するハードルが下がりますね。
また、ながら聴きができるのがAudibleのメリットですが、時と場合によってはデメリットにもなり得ます。
何かに集中しているときや、注意散漫になりやすい環境では、内容が頭に入ってこない可能性があるので注意。
ちなみに、Audible会員になるとAudibleの月額料金のみで、ポッドキャストも聴き放題になります。
特定のテーマやジャンルに特化した内容を定期的に配信するポッドキャストは、オーディオブックにはないエンターテイメント性があるので、両方利用できるのはとても魅力的ですね。
Kindle Unlimitedのメリット・デメリット
次にKindle Unlimitedのメリット・デメリットについてみていきましょう。
- 約200万冊以上の本が読み放題
- ジャンルが豊富
- コスパが良い
- 高額書籍や専門書も読める
- デバイスを問わず読める
- オフラインで読める
- 読み上げ機能がある
- 目が疲れる
- 読みたい作品が対象でない場合がある
- ライブラリに保存できるのは20冊まで
- 読み放題対象の本が入れ替わる
- ラノベやコミックは対象が1巻のみの場合が多い
- 本の検索がしにくい
小説や実用書を主に読むことが多い人には、種類が豊富なKindle Unlimitedがおすすめです。
しかし、漫画やラノベしか読まないという人にはあまり向いていません。
自分の好きなジャンルの本が、どのくらい読み放題の対象になっているか、確認が必要ですね。
Amazonオーディオブックとkindleのおすすめな使い方
Amazonの「Audible」と「Kindle Unlimited」について紹介してきました。
では実際に、どのように利用すれば快適な読書生活を送ることができるのでしょうか。
次は、それぞれの活用方法やおすすめする人についてみていきましょう。
あらゆるシーンを読書時間に変えたいならオーディオブックがおすすめ!
読書をするための時間を作ることができない人には、オーディオブックがおすすめです。
kindleは目で文字を読むので「本を読むための時間」が必要になりますが、オーディオブックは耳読書のため、家事や運動をしながらでも、音楽を聴くように利用できます。
なかには、読書をしたいと思っているけれど、なかなか続けることができない…とお悩みの人もいるでしょう。
慣れないことを続けるのは大変なことですよね。
でも、オーディオブックなら、音楽を聴くように始められるので読書のハードルを下げることができます。
ながら聴きができるオーディオブックは、時間が作れない人や読書の習慣がない人におすすめ!
また、音声によって本の世界観や情景をより深く感じることができるので、小説など物語が好きな人にもおすすめです。
- 読書の習慣がない人
- 忙しくて時間が作れない人
- 文字を読むのが疲れる人
- スキマ時間に勉強したい人
- 本の世界観をダイレクトに味わいたい人
たくさん読みたいならkindleがおすすめ!
電子書籍を利用することに抵抗がない人や、毎月何冊も本を読む人にはkindleがおすすめです。
Kindle Unlimitedに登録すれば、約200万冊以上が読み放題となります。
読み放題は利用せず、単品で購入する時でも、紙の本より電子書籍の方が価格が安いのでお得です。
- 読書の時間を作れる人
- 月に何冊も本を読む人
- 読書の習慣がある人
- 電子書籍に抵抗がない人
- 本を購入する時間や手間をかけたくない人
kindleの読み上げ機能とオーディオブックは、どんな違いがあるのかな?
kindleの読み上げ機能の音声は機械なので、感情表現や抑揚などは一切ありません。
そのため、文脈が分かりにくかったりして、世界観がダイレクトに伝わってくるオーディオブックのような心地よさはないでしょう。
しかし、耳読書は「ながら聴き」ができるので、時間がない時など利用したくなる時もありますよね。
まずは、読み上げ機能で耳読書を体感してから、オーディオブックを検討するのも良いかもしれませんね。
オーディオブックとkindleを両方使う方法
メリット・デメリットの章でも触れたように、オーディオブックには、「内容が頭に入りにくい」というデメリットがあります。
しかし、オーディオブックとkindleを両方使うと、その問題を解消することが可能です。
語学学習や資格取得など、スキルアップのために勉強中の人はオーディオブックとkindleを併用する方法がおすすめです。
そうすると、理解度が上がることは間違いないですよね。
また例えば、通勤電車の中でkindleを利用していた場合、移動時には読むことができません。
しかし、オーディオブックと併用すれば、電車内ではkindle(もしくは両方)を利用し、移動時にはオーディオブックに切り替えることで、途中で止めずに読書することが可能になります。
同時に利用しなくても、その時の状況に合わせて使い分けることで、読書時間を増やすことができる。
でも両方購入するのは、費用がかかりますよね…
単品で購入すると費用がかさみますが、AudibleとKindle Unlimitedにそれぞれ登録すれば、月額料金だけで読み放題になりますよ!
【まとめ】Amazonのオーディオブックとkindleで素敵な読書時間を!
Amazonのオーディオブックとkindleについてお伝えしました。
オーディオブックは「聴く」読書、kindleは「読む+聴く」読書と、読書方法が異なるため、性格やライフスタイルに合わせて利用することができます。
では、もう一度確認しましょう。
- オーディオブックは耳で読書ができる音声コンテンツ
- Audibleは月額1,500円で12万冊以上の作品が聞き放題
- プロのナレーターや声優が朗読してくれる
- キッズ向けの作品もある
- 再生スピードが幅広く調節できる
- 対応端末が豊富
- ポッドキャストが聴ける
- kindleとはAmazonの電子書籍サービス
- Kindle Unlimitedに登録すると、月額980円で読み放題
- 小説、実用書、ビジネス本、コミック、雑誌、洋書など200万冊以上が対象
- 20冊までダウンロード可能
- 利用できる端末が豊富
- 読み上げ機能がある
続いて、オーディオブックとkindleのメリット・デメリットについてです。
- ながら聴きができる
- 目が疲れない
- 本が苦手な人でも、音楽を聴くように読書できる
- プロのナレーターなので、感情や作品の世界観がダイレクトに伝わってくる
- キッズ向け作品で、読み聞かせができる
- 英語学習ができる
- デバイスを問わず聴ける
- ポッドキャストも聴くことができる
- 新作や聴ける作品数が少ない
- 月額料金が高い
- 単品購入は割高になる(約1,500~4,000円)
- 内容が頭に入りにくい
- ナレーターが合わないと聴きづらい
- 読み飛ばしや読み返しができない
- 図や表など解説が見れない
- 月額980円で、約200万冊以上の本が読み放題になる
- 高額書籍や専門書も読める
- デバイスを問わず読める
- オフラインで読める
- 読み上げ機能がある
- 目が疲れる
- 読みたい作品が対象でない場合がある
- ライブラリに保存できるのは20冊まで
- 読み放題対象の本が入れ替わる
- ラノベやコミックは対象が1巻のみの場合が多い
- 本の検索がしにくい
最後に、オーディオブックとkindleをおすすめする人についてです。
- 読書の習慣がない人
- 忙しくて時間が作れない人
- 文字を読むのが疲れる人
- スキマ時間に勉強したい人
- 本の世界観をダイレクトに味わいたい人
- 読書の時間を作れる人
- 読書の習慣があり、月に何冊も本を読む人
- 電子書籍に抵抗がない人
- 本の購入に時間や手間をかけたくない人
また、スキルアップのために学習中の人や、読書時間をもっと増やしたいという人には、オーディオブックとkindleの併用がおすすめです。
読書には、人生を豊かにする無限の力があります。
これまで、時間が作れなくて悩んでいた人も、すでに読書の習慣がある人も、Amazonのオーディオブックとkindleを上手に利用して、素敵な読書生活を送ってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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