アースカラーとくすみカラーの違いをご存知ですか?
アースカラーとくすみカラーはよく似てるイメージですよね。
この2つには一体どのような違いがあるのでしょうか?
「アラフォー以上の世代がアースカラーとくすみカラーを着ると地味な印象になりそう」と思っていませんか?
確かに明るい色ではないので、コーディネートが難しいですよね。
しかしシックと地味は、似ているようで非なるものですよ!
コーディネートの中でアースカラーとくすみカラーの比率を変えると、洗練されたシックな印象になります。
そしてアースカラーとくすみカラーにコントラストカラー(反対色、明暗の差のある色)をプラスすると、生き生きとしたコーディネートが完成しますよ。
- アースカラーとくすみカラーの違い
- アースカラーとくすみカラーにプラスするとよい色
- アラフォー以上世代に向けたおすすめシルエット
アースカラーとくすみカラーを使って、素敵なコーディネートをマスターしましょう。
アースカラーとくすみカラーの違い
「アースカラーとくすみカラーは同じ色では?」と思った方も多いのではないでしょうか。
アースカラーとくすみカラーの違いがわかれば、色の選び方が変わりますよ!
それでは具体的に、色の違いを見ていきましょう。
アースカラーとは
アースカラーとは、地球の大地や植物、海などをイメージした色です。
茶系や青系、緑系など親しみやすい色ですね。
アースカラーの魅力とは
アースカラーはビビットカラー(鮮やかな色、原色)などに比べると、落ち着いた印象になるので普段の生活に取り入れやすい色です。
トレンドやシーズンを問わず使えるので、アースカラーをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
組み合わせる色によって強弱がはっきりし、大人の女性には使いやすい色となります。
くすみカラーとは
くすみカラーとはニュアンスカラーとも呼ばれ、色のあざやかさ(彩度)を落とした肌なじみのよい色を指します。
落ち着いた色合いで、大人っぽいコーディネートや最近流行りの「抜け感」というテクニックにもよく使われる色ですよ。
くすみカラーの魅力とは
くすみカラーは、基本のコーディネートに1点加えるだけで透明感が出ます。
頑張りすぎない印象を与え、上品なイメージになるでしょう。
目立つことを好まない日本人の気質に、合っていますよね。
アラフォー以上の世代が選ぶと、素敵なアースカラーとくすみカラー
ひとつひとつは素敵な色なのに、組み合わせると「似合わないなぁ〜」と思ったことありませんか?
それは肌と体型の変化が原因かもしれません。
40代から50代の肌の明るさは20代後半の半分以下に低下し、肌の黄味はなんと2倍近くに増えてしまいます!
肌の状態や体型が変化していく世代にとっては、色選びと色の組み合わせも変化させていかなければなりません。
また、アラフォー以上の世代は、残念ながら体型的にも変化が訪れてきます。
腕、体幹部、脚などの部位に、均一的に脂肪がついてきて、全体的に丸い印象に!
年齢を重ねると体型的に個人差がなくなり、似たような身体の形になっていきます。
しかし色の使い方や、トップス(ブラウス、シャツ、セーター)とボトムス(スカート、パンツ)でシルエットを工夫し、自分らしさを演出できますよ!
見た目マイナス3歳になる色とシルエットの、上手な選び方をご紹介いたします。
顔写りのよい色を選ぶ
顔写りがよい色とは、顔を明るく元気に生き生きと見せてくれる色です。
40代〜50代以降は、若い頃と違う顔色に変化しますよね。
顔の近くに地味な色を持ってくると、同色化してしまうので気をつけましょう。
明るめの色を持ってくると、顔色がよく見えますよ。
「アースカラーとくすみカラーの選び方とコーディネート方法」で色の組み合わせをご提案しますので、参考にしてみてください!
色の性質のお話
色には、色味(色相)、明るさ(明度)、あざやかさ(彩度)の三要素があります。
明度と彩度が低いと、落ち着いた暗めの色になり、アースカラーが含まれます。
彩度が低く、明度が中間であれば、落ち着いた暗くも明るくもある、くすみカラーが含まれますよ。
くすみカラーは灰色がかっているため、グレイッシュカラーとも言われています。
アースカラーとくすみカラーの選び方とコーディネート方法
アースカラーとくすみカラーは落ち着いた印象があり、組み合わせ次第では全体の印象が暗くなります。
アースカラー×アースカラーの組み合わせは濃いめの印象になりがちです。
濃い色には薄い色を組み合わせると、コントラストが効いてセンスの良いコーディネートになりますよ!
アースカラーにコントラストカラーをプラスすると、全身にメリハリがついて生き生きとしたコーディネートになっておすすめですよ。
日本人の肌色に馴染むベージュは、合わせやすいのでお持ちの方も多いでは?
しかし40代〜50代以上の方がベージュを選ぶときは、注意が必要ですよ!
黄色味の強い世代にとってベージュが顔の近くにあると、お顔とお洋服が同化し、元気のなさそうな印象になりがちです。
強い色をお洋服に使いづらい方は、アクセサリーやファッション小物(スカーフ、バンダナ、バッグ)などに使うとメリハリのあるコーディネートになります。
くすみカラー(あざやかさのない色)を多く使う場合は、全体的に弱いイメージがあるので、違う色味を組み合わせると若々しいイメージになるでしょう。
コーディネートも一定の法則にのっとれば、選びやすいですよ!
NGコーディネート
色選びでのNGコーディネートは次のような印象を与えてしまうので、注意しましょう。
- 色味の強いアースカラー同士の組み合わせは、暗く地味な印象
- くすみカラー同士の組み合わせは、全体的にぼやけた印象
色だけでなく、シルエットにも、NGコーディネートがあります。
モデルさんなどの高身長であれば、ビッグシルエット同士の組み合わせも素敵ですよね。
しかし平均的身長でゆったりとした体型の人にとっては、メリハリのない印象になります。
トップスとボトムスのバランスに気をつけながらコーディネートを組めば、身長は気しなくても大丈夫です。
ビックシルエットのアイテムを活かすなら、次のようなコーディネートならGOODコーディネートになりますよ!
※タイトとは細いということではなく、あくまでもデザイン上タイトに見えるシルエットのお洋服を選びましょう。
顔色や体型の変化を受け入れて、自分に合った色やシルエットを選びたいですね!
【アースカラーとくすみカラー】の違いは?アラフォー以上の色選び!まとめ
今回の記事では、アースカラーとくすみカラーの違いから、コーディネートのご提案までお話しさせていただきました。
- アースカラーは大地の色、自然の色、くすみカラーはあざやかさのない色。
- 顔色が黄色味に変化するので落ち着いた色ばかりでなく、コントラストカラー(反対色、明暗の差のある色)を加えると、生き生きとしたコーディネートになる。
- 体型の変化をトップスとボトムスのシルエットのバランスでカバーする。
アースカラーとくすみカラーを取り入れ、シルエット効果もプラスすることで、皆さまの毎日が素敵になるお手伝いができましたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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