ポインセチアのウィンターローズの花言葉ってなんだろう?
お花を迎え入れたけれど、花言葉はなんだろうとふと気になったりしませんか?
この記事では、ウィンターローズの花言葉や気を付けてほしい病気や害虫、栽培の秘訣までご紹介します。
花言葉を知った上でプレゼントをすると、相手の方はロマンチックなクリスマスを送れるでしょう。
ぜひ、最後までお読みください。
ポインセチアとは
ポインセチアは、トウダイグサ科の植物でメキシコ原産の花です。
赤く色づいた花に見える部分は苞(ほう)という葉になります。
花は中心にある黄色い部分です。
冬によく出回り、赤と緑のクリスマスカラーが印象的でクリスマスを彩る花として知られています。
ポインセチアには、「ウィンターローズ」「プリンセチア」「ホワイトジングル」など、1,000~1,500種類があるとされています。
今回は「ウィンターローズ」に絞ってご紹介します。
ポインセチアのウィンターローズとは
ウィンターローズは、ポインセチアの赤色の種類です。
苞(ほう)が内巻きにくるんと丸くなっているため、柔らかくふんわりとした質感の八重咲きのカーリー品種です。
「冬のバラ」とも言われており、赤いバラの花束のような華やかさを持ちます。
手入れをすれば長く楽しめるので、プレゼントには最適な鉢花です。
愛しい人にプレゼントしてみては、いかがですか?
ウィンターローズの花言葉
花言葉を知ると、より植物に愛着が湧きますよね。
ウィンターローズの花言葉は、以下の通りです。
- 祝福する
- 幸運を祈る
- 聖夜
- 私の心は燃えている
バラのように広がる苞(ほう)がキリスト教のベツレヘムの星に見えることから、クリスマスを連想し「祝福」「幸運を祈る」という言葉になりました。
「聖夜」は、原産地のメキシコのクリスマスイブを意味するノーチェブエナが由来です。
「私の心は燃えている」は、赤い苞(ほう)が燃えたぎる炎のように見え、情熱のイメージで名付けられたと言います。
ウィンターローズの花言葉は、前向きな気持ちになる言葉なので、花言葉を添えて大切な人にプレゼントしてみてもいいですね。
ウィンターローズの栽培の秘訣
ウィンターローズを栽培しても、すぐに枯れてしまっては気分も下がりますよね。
ここでは、ウィンターローズの栽培の秘訣をご紹介します。
- 日当たりや置き場所
- 水やりのタイミング
- 肥料を与える目安
- 剪定の時期と方法
- 短日処理のしかた
日当たりや置き場所
ウィンターローズは、日当たりの良いところで育てます。
日当たりが悪く日照時間が足りないと、下葉が変色し枯れることもあるので、日当たりを気にしてあげましょう。
寒さに弱く、気温が15℃以下の場所に置いておくと弱ってしまう可能性があります。
室温が5℃以下になると枯れてしまうこともあるため、注意が必要です。
しかし、暖かい室内でも暖房の風が直接あたると枯れる原因になるので、風を避けて置いてくださいね。
また、ウィンターローズは高温にも弱いです。
特に日本の夏は、湿度が高く30℃を超える日もあります。
なるべく涼しい場所に移動させるのがおすすめです。
冬は室内の日当たりの良い場所で、春から秋は屋外に置くといいですよ。
水やりのタイミング
水やりのタイミングは、成長期と成長が止まる時期で異なります。
4~10月の成長期は、土の表面が乾いたら鉢底が水であふれるほど、たっぷりと水をあげましょう。
蒸れると弱る原因にもなるため、鉢受けにたまった水は取り除くようにしてくださいね。
11~3月の冬は成長が止まるため、水の与えすぎには注意が必要です。
土が乾いているか確認してから、成長期より少なめに水を与えるといいですよ。
肥料を与える目安
肥料の与え方も、水やりと同様に成長期と成長が止まる時期で異なります。
4~10月の成長期には、月に1回の頻度で固形肥料を与えます。
特に5~7月は新芽が出る時期なので、しっかりと栄養を与えましょう。
11~3月は成長が止まるため、肥料は必要ありません。
与えてしまうと根がダメージを受けるので、注意が必要です。
用土は、排水と保水のバランスが取れた栄養豊富な土が適しています。
自分で配合する場合、中粒赤玉土5:腐葉土3:ピートモス2の分量で配合するのがおすすめです。
剪定の時期と方法
花が咲き終わったら、まわりの剪定をしましょう。
葉が落ちても幹をさわって硬ければ、剪定をすると復活する可能性があります。
剪定は4~5月の春に行うのがベストです。
5月に新芽が出たら、枝の付け根に近い新芽を2個残して、ハサミで剪定しましょう。
ていねいに剪定をすることで、愛らしいウィンターローズが楽しめますよ。
短日処理のしかた
ウィンターローズは、短日処理を必要とします。
日照時間が短くなると花芽をつける短日植物が、キレイに色づくための大切な処置です。
方法は日中は日に当て、午後5時ごろから午前7時ごろまでは段ボール箱で囲い、暗くします。
約1ヶ月ほど毎日すると、花芽がつき苞(ほう)が色づいてくるでしょう。
照明では苞(ほう)は赤く色づかないので、日に当てるようにしてくださいね。
病気や害虫に注意!
ウィンターローズを元気に育てるために、病気や害虫に注意しましょう。
病気になったり、害虫が付いてしまったりすると枯れてしまう可能性があります。
水やりの際にでも、日々チェックしてあげてくださいね。
病気と害虫について詳しくご紹介します。
- 病気に気をつける
- 害虫は日頃からチェック
病気に気をつける
葉が多すぎたり、風通しが悪かったりすると湿気がたまり、菌が繁殖しやすくなります。
ウィンターローズの主な病気は以下の通りです。
- 灰色カビ病
- 炭疽病
- 斑点病
- 疫病
苞(ほう)が灰色になったり丸い斑点があったら、病気を疑ってみましょう。
病気になった場合は、まわりに広がらないよう剪定をしてくださいね。
害虫は日頃からチェックする
ウィンターローズが害虫によって枯れてしまわないように、防虫剤を使って対策をしておきましょう。
室内で育てていると、葉の裏に虫が付くことがあります。
主な害虫は以下の通りです。
- ハダニ
- アブラムシ
- オンシツコナジラミ
- カイガラムシ
もし害虫を見つけた場合、粘着テープで取り除く・歯ブラシでこすって落とす・薬剤を使用するなどの方法で試してみてください。
見つけにくい場所に隠れていたりするので、日頃から観察してあげましょう。
ウィンターローズの花言葉で想いを伝えよう!
この記事ではポインセチアの一種ウィンターローズに注目して、花言葉や育て方をお伝えしました。
ウィンターローズの花言葉
- 祝福する
- 幸運を祈る
- 聖夜
- 私の心は燃えている
ウィンターローズの栽培の秘訣
- 日当たりや置き場所
- 水やりのタイミング
- 肥料を与える目安
- 剪定の時期と方法
- 短日処理のしかた
- 病気や害虫に注意!
ウィンターローズの花言葉は、前向きで素敵な言葉ですから、贈り物としても最適です。
ぜひ、大切な人に花言葉とともにウィンターローズをプレゼントしてみてくださいね。
もちろん、自分へのプレゼントも素敵です。
最後までお読みただき、ありがとうございました。
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