子どもが勉強しないとイライラしちゃう!そんなママの気持ちの正体は?

小学生ママ

小学4年生のうちの息子、勉強しなさいって言っても、なかなかやらない。
正直言うのがストレスになってきました…。

子どもが勉強しないと、「このままで大丈夫かな?」と不安になったり、何度言っても動かない姿にイライラしたりしませんか?

実はそのイライラや不安の奥には、「ちゃんとしてほしい」という気持ちだけではない、ママ自身の思いや価値観が隠れていることがあります。

この記事では、

  • 子どもが勉強しない理由
  • なぜママはこんなにイライラするのか
  • イライラの裏にある本当の気持ち

をわかりやすく紐解いていきます。

読み進めることで本当の自分の気持ちに気づき、子どもへの接し方が少しラクになるヒントがきっと見つかります。

子どもを変えようとする前に、まずは「私は、なぜこんなに勉強してほしいと思うんだろう?」と、自分の心を見つめてみませんか?

目次

なぜうちの子は勉強しない?

筆者

子どもが遊んでばかりいると、ついつい口を出したくなる気持ち、とってもよくわかります!
まずは子どもの発達とママの気持ちをちょっとだけ整理してみましょう。

「勉強しない=怠けている」?

子どもは勉強に必要な「自分をコントロールする力」がまだ発達の途中です。

子どもの脳からすると、「やる」1つにはたくさんの処理が必要なのです。

大人には『宿題をやるだけ』に見えても、子どもにとっては『遊びをやめる→机に向かう→始める』こと自体が難しい場合があります。

小学生ママ

「意志が弱い」「怠けている」というわけではないんですね。

ママが抱える不安と恐れ

「勉強する習慣がつかなかったら?」
「このまま勉強についていけなくなったら?」

子どもの将来を思えば、心配になるのは自然なことです。

さらに周りの子との比較や、「親として何とかしてあげなければ」という責任感が重なると、不安はますます大きくなります。

だからこそ、「勉強させなきゃ」と焦ってしまうのかもしれません。

子どもの課題はママの課題じゃない

では、子どもの課題はすべて親に責任があるのでしょうか?

もちろん、親ができることはあります。

  • 勉強する環境を整える
  • 困っているときに声をかける
  • 必要なサポートをする

でも、子どもが勉強するかどうかは、親がコントロールできることではありません。

だから、「勉強させなきゃ」と一人で責任を抱え込まなくていいのです。

筆者

「勉強しない=親の育て方が悪い」という思い込みがありませんか?

「この子が勉強しないのは、私の責任?」

  • 「ちゃんと勉強させていないと思われたらどうしよう」
  • 「このままで、親として大丈夫なのかな」

こう思ってしまうこと、ありませんか?

けれど、子どもの成長は、親だけがつくるものではありません。

親ができることと、子ども自身が経験し、考え、向き合っていくことはまた別です。

その境界線を少しずつ分けていくことも、子どもの成長を見守るうえで大切。

小学生ママ

子どもの勉強の問題を、自分の責任にしすぎていたかもしれません

勉強しない子どもへの接し方

仕事や家事で忙しいママにとって、子どもの様子を十分に見る余裕を持ちにくいものです。

親ができるのは、環境を整えるところまで

大切なのは、子どもを「勉強させる」ことではなく、子どもが自分で動きやすい環境を整えることです。

ポイントは3つです。

  • 勉強する時間や場所を、ある程度決めておく
     「夕食前にリビングで宿題をする」など、大まかなルールを作る。
     毎回「いつやるか」と考える負担を減らせます。
  • 一度にいくつも質問しない
     「宿題やったの?」「明日の用意した?」と矢継ぎ早に聞くと、子どもは混乱します。
  • 子どもが自分で選べる場面をつくる
     子どもが自分で選べる場面をつくってみましょう。
    例:「今やる?10分休んでからやる?」
      「算数と漢字、どっちからやる?」

大切なのは、子どもと一緒に決めること

失敗しないように、と先回りしたくなる気持ちも親の性です。

でも、「子どもはどうしたいのか?」と子どもの目線も大切にしてみましょう。

子どもがその通りに動くとは限らない

こちらがいくら工夫しても、その通りに動いてくれないのが子どもですよね。

大切なのは、「せっかく工夫したのに」と、子どもの反応まで自分の責任にしないことです。

そんなふうに、少し力を抜いてもいいのです。

小学生ママ

子どもへの声掛けや接し方は試してみたけど、なんかモヤモヤしちゃうし不安もあるんです。

筆者

では、その感情を少しずつ分解して見ていきましょう

子どもが勉強しないのが嫌なワケ

この記事を読んでいるという事は、お子さんのことを真剣に考えている証拠だと思います。

「親としてできる事をしたい」
「将来、困らないようにしてあげたい」

そんな思いが強いからこそ、子どもが勉強しないと放っておけなくなるのでしょう。

まずは、自分の中に子どもへの大きな愛情が育っているという事を認めてあげてくださいね。

では、ここで少し立ち止まってみましょう。

イライラの一つ前を見る

イライラする直前、あなたの心の中にはどんな気持ちがありましたか?

たとえば、

  • 「このままで大丈夫?」という不安
  • 「何を言っても動いてくれない」という無力感
  • 「私ばかり頑張っている」という悔しさ
  • 「私の言うことをないがしろにされている」という悲しさ

こういった気持ちがあったのかもしれません。

つまり、イライラだけを見るのではなく、イライラする前に、何を感じていたんだろう?

と一つ前に戻ってみるのです。

イライラは「悪」ではない

イライラやネガティブな感情は、あってはいけないと思っていませんか?

実は、イライラもネガティブ感情も悪ではありません。

自分の中に生まれるどんな気持ちも、存在していいのです。

小学生ママ

モヤモヤやイライラは、私の本音を知るきっかけなんですね

イライラは、目の前の出来事だけが原因ではない

イライラなどの感情が生まれる原因は、目の前の出来事だけとは限りません。

例えば、

  • 子どもの教育に非協力な夫への怒り
  • 子どもの勉強や発達を過度に心配する義母へのモヤモヤ
  • 学校の対応や先生への不満
  • 寝不足や体調がすぐれない

など……。

本当は別の相手への怒りやストレスが、子どもの「勉強しない」という出来事をきっかけに時間差で出てくることもあるのです。

だから、「私は今、何に反応しているんだろう?」と立ち止まってみることがポイントです。

では、ママ達は何に反応しているのでしょうか?

筆者

次の章では少しだけ深堀りしていきますよ。

「頑張らないと認められない」と思ってきたママへ

私たちは、これまでの経験の中で、「こうすべき」「こうしなきゃ」といった考え方を身につけてきました。

その考え方が、今の出来事をどう受け止めるかに影響することがあります。

もしかすると、あなたの「勉強してほしい」の奥には、今までの経験から得た価値観が影響しているのかもしれません。

少しだけ、過去を振り返ってみましょう。

「勉強してほしい」の裏側は…?

ちょっと思い出してみてください。

学校や仕事で、良い成績を残そうと頑張った経験はありませんか?

そこで実績を残したり、認められたりすると「努力すれば結果が出る」「頑張れば認めてもらえる」という考え方や価値観が、自分の中に少しずつ形成されていきます。

そうすると、育児にも自分自身の経験が影響することが多くあります。

筆者

反対に、
「自分はもっと頑張ればよかった」 
↓
子どもには同じ思いをさせたくない
↓
「我が子はちゃんとしてほしい」
と願うママもいます。

子どもの姿と自分の評価

こんなふうに思ったことはありませんか?

「周りの子はちゃんとやっているのに、うちの子は……」

「ちゃんと育てていないと思われたらどうしよう」

勉強しない子どもの姿と、自分の母親としての評価を結びつけてしまうことがあります。

本当は、子どもが勉強するかどうかと、あなたがどんな母親なのかは別の話です。

子どもが勉強しないから、あなたの母親としての価値が下がるわけではありません。

筆者

「ちゃんとしなきゃ認めてもらえない」「頑張らないと価値がない」。
そんなあなた自身の価値観が隠れているかもしれません。

育児は頑張ればうまくいく?

努力した分だけ成果が現れ、認められる世界と育児は正反対です。

例えば、お子さんの乳幼児期はこんなことがありませんでしたか?

離乳食を頑張って作ったのに、目の前でひっくり返される
いろんな選択肢を考えたのに、全部「いや!」と泣き叫ばれる

代表的なパパママあるあるですね。

寝かしつけやイヤイヤ期など、乳幼児期から「頑張ったのに報われない」経験誰しもあるでしょう。

小学生ママ

「頑張ればうまくいく」が、育児では通用しないんですよね。

自分の気持ちをしまい込んできた

こんな時、あなたはどんな気持ちになりましたか?

離乳食を残された時やひっくり返された時、時間がない中での我が子のイヤイヤに対応している時。

「せっかく作ったのになんで食べてくれないの」
「いい加減にして!」

悲しみや怒りを感じたこともあるのではないでしょうか。

このような感情が出てくるのは、ごく自然なことです。

でも、目の前の赤ちゃんに感情をぶつけないよう、自分の気持ちを出さないようにした人が多いのではないでしょうか。

「赤ちゃんだから仕方ない」「怒ってはいけない」と、自分の感情を後回しにしていたのです。

筆者

これが毎日繰り返される訳ですから、まいっちゃいますよね。
自分の感情を見ない癖が身につくのも無理はありません。

しまい込んだ感情は、また現れる

さて、しまい込んだ感情は消えたのでしょうか?

「仕方ない」
「私が我慢すればいい」
「そんなに怒ることじゃない」

と、かつて感じたけれど見ないようにした悲しみや怒りが、子どもの反応をきっかけに出てくることもあるのです。

子どもの反応ではなく「私は今、どんな気持ち?」と自分の感情に気づく

イライラも怒りも「ダメな母親」だからじゃない

小学生ママ

いつも怒って、本当はダメな母親だなって思ってました。

「また怒ってしまった」と自分を責めなくていい

前述したように、子どもの将来を考えているからこそイライラも怒りも出てくるのです。

怒った自分とダメな母親はイコールではない。

頑張ってきた私も、認めてあげていい

では、乳幼児期に大変だった時、あなたはどんな言葉をかけてほしかったですか?

誰かに認めてもらう前に、「私もよくやってきた」と自分を認めてあげてください。

誰にも言えず我慢してきたからこそ、今こうして感情があふれてしまうのです。

怒った後も、親子関係はやり直せる

人間ですから、体調や機嫌で言い過ぎてしまうことはあります。

そんなときは、後から謝ってもいいのです。

毎回完璧に接する必要はありません。

筆者

「怒らない」を目指すよりも、関係を何度でも整えていくことに目を向けるといいですよ。

「母親だから」を手放していく

小学生ママ

理想の母親像を作っていたのかもしれません。

「ちゃんとした母親」になりたい?

あなたの中に、「理想の母親像」がありませんか?

理想と現実のギャップもまた、ストレスになっているかもしれません。

子どもの勉強まで完璧に管理する必要はありません。

「母親だから」と自分を追い込んでいないか振り返ってみる。

自分の気持ちを大切にする

“母親”という役割を頑張ろうとして、弱音を吐かないようにしていませんか?

母親だって一人の人間です。

「疲れた」「しんどい」「もう嫌」と思っていいし、言っていいのです。

自分の気持ちを認めることは、子どもを大切にしないことではない。

「私はどうしたい?」と自分優先で考えるクセを持ちましょう。

子どもの人生と、ママの人生は別

子どもには子どものペースと人生があります。

そしてママにも、ママの人生があります。

母親という役割に縛られず、1人の人間として人生を歩んでいいのです。

筆者

子どもの成長を支えることと、子どもの人生を背負うことは違います。
ここを明確に分けておきましょう。

【まとめ】まず自分に優しくしていい

今回は、子どもが勉強しないとイライラしてしまうママの心の中を少し丁寧に紐解いてみました。

  • 子どもが勉強しないとイライラするのはなぜか
  • イライラの前に湧いた感情を見てみる
  • ママの価値観や思い込みが影響しているかもしれない
  • 蓋をした感情に気づこう
  • 自分の気持ちを大切にしていい

子どもの行動が気になるのは、親として当然です。

でも、子どもが勉強するかどうかで、あなたの母親としての価値が決まるわけではありません。

子どものために頑張る毎日だからこそ、「私は私」として、自分の人生を大切にしていいのです。

それは、子どもを変えることより先にできる、あなた自身をラクにする一歩なのです。

次の記事では、中学受験するかどうかの判断方法について簡潔にまとめられています。

10歳ともなると、受験塾に通う子も増えてくる学年ですね。

一読すると受験や子どもへの見方がまた変わるかもしれません。

お読みいただきありがとうございました。

 

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