読者さま里芋といえば、独特の食感やコクがあって美味しいですよね!
煮物などにも欠かせないです。
でも下処理が面倒で、登場頻度は低くなりがち……。



そのお悩み、分かります。
そこで、時間があるときにまとめて冷凍保存しておくのはいかがでしょうか?
効率的になりますし、味もしみこみやすくなりますよ!



確かに、そうですね。
ただ里芋の冷凍って、なんだか難しそうで心配です……。
失敗してスカスカになった話も聞いたことがあります。



里芋は、実は冷凍向きなんです。
ちょっとしたコツをおさえれば、簡単においしく冷凍保存できますよ!
下処理不要な方法もあるので、より里芋料理を手軽に楽しみましょう!
美味しさも人気もある里芋。
でもぬめり取りや皮むきがあって、調理のハードルが高くなっているのも確かです。
そこで、冷凍保存を試してみてはいかがでしょうか。
まとめて冷凍しておけば、料理する際の時短になりますし、味も染み込みやすくなります。
この記事では、冷凍をはじめとする里芋の保存の仕方から、おいしく冷凍するコツや時短レシピまで紹介していきます。
- 里芋を美味しく保存するための基本
- 里芋の冷凍保存の仕方3選
- 冷凍保存でも失敗しない!具体的ポイント3つ
- 冷凍里芋を使った美味しい時短レシピ3選
保存方法を工夫して、時短と美味しさを兼ね備えた里芋料理を楽しみましょう。
それでは、最後まで読んでみてくださいね。
里芋を美味しく保存するための基本


里芋の保存の仕方といえば、冷凍が気になっている方も多いと思います。
一方で、里芋を美味しく保存できる方法をきちんと知っている方は少ないかもしれません。
ここでは里芋の性質や他の保存方法を知りながら、どのような場合に冷凍保存が適しているか見ていきましょう。
常温 / 冷蔵 / 冷凍
まず、家庭での温度環境から、保存方法をまとめていきます。
常温:秋~初冬で適温環境があれば○
里芋の保存適温は10~25℃ですので、特に秋~初冬は常温保存しやすいでしょう。
保存場所は玄関や廊下など、冷暖房の影響を受け過ぎず、風通しの良いところが適しています。
保存手順は、里芋を洗わずに1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、紙袋に入れて口を折っておきます。
保存期間は約1ヶ月です。
冷蔵:そのまま冷蔵庫に入れるのはNG
常温や冷凍保存が難しい場合などは冷蔵保存もできますが、そのまま冷蔵庫に入れるのは、低温すぎたり乾燥したりするのでNGです。
保存場所は、冷蔵庫の野菜室が適しています。
保存手順は、里芋を洗わずに1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーに包んだら、ビニール袋に入れて口を縛っておきましょう。
保存期間は約2週間~1カ月ですが、包んだ新聞紙やキッチンペーパーは3日に1回くらい取り替える必要があります。
冷凍:栄養素を維持させる & 味を染み込みやすくさせる なら◎
里芋は意外にも冷凍保存向きで、冷凍しても風味や食感が損なわれにくい野菜です。
後ほど冷凍保存方法や失敗しない冷凍ポイントを詳しく紹介していきますが、難しい処理はありませんので、チャレンジしてみてくださいね。
| 常温 | 冷蔵 | 冷凍 | |
| 保存期間 | 約1ヶ月 | 約2週間~1ヶ月 | 約1ヶ月以上 |
| 適した時期 | 寒い時期 | 暑い時期 | 特になし |
| デメリット | ・適した保存場所が家庭に無い場合がある | ・約3日に一度キッチンペーパーを取り替える必要がある | ・保存にはコツがある |
| メリット | ・適温(10~25℃)を保てれば放置できる | ・保存環境が気温変化しにくい | ・味が染み込みやすくなる ・栄養素の変化が一番少ない ・時短になる |
里芋が冷凍保存に向いている理由
あまり冷凍保存のイメージを持たれていない里芋ですが、なぜ向いているのでしょうか。
味が染み込みやすくなるから
冷凍することで細胞壁が壊れるため、味が染み込みやすくなります。
煮物料理にぴったりの里芋ですから、嬉しい効果ですね。
栄養素の変化が一番少ないから
里芋は地中で土に守られて育っており、気温や湿度の変化にデリケートな一面があります。
低温だと低温障害で変色したり、高温だと腐敗したりするリスクがあります。
また乾燥すると味や風味が落ちたり、多湿すぎるとカビやすくなったりと繊細です。
冷凍することで冬眠のような安定した状態となるため、一旦適切に冷凍すれば、適応外の環境にさらされずに長く保存できるようになります。
冷凍しやすい里芋の見分け方
冷凍しやすい里芋=新鮮な里芋となります。
里芋選びの参考にしてみてくださいね。
皮:しっとりと湿っている里芋
収穫後時間が経つほど表面が乾くので、湿っているほど新鮮な状態です。
また泥が付いている方が、風味が良く、鮮度が保たれやすいとされています。
全体:丸く、重く、硬い里芋
里芋は生育が良いと、ふっくら丸くなります。
重い里芋は水分を含んでおり、みずみずしく美味しいです。
また表面が柔らかい里芋は腐っている証なので、硬いものを選びましょう。
里芋の冷凍保存の仕方3選


里芋の冷凍保存方法は、何通りかありますが、今回は以下の保存方法を解説していきます。
- 生で皮付き
- 生で皮無し
- 茹でて皮無し
①生で皮付き
未だ加熱も皮むきもしていない里芋は、簡単な下処理で冷凍することができます。
冷凍したいけど下処理に時間をかけられない時や、何の料理にするか決めていない時に向いているでしょう。
- 里芋をよく洗い、泥をしっかり落とす。
- 表面の水気をきちんと拭き取る。
- 天日干しなどで水分をなくすのもおすすめ
- 里芋を1個ずつラップで包む。
- ラップで包んだ里芋をチャック付き冷凍保存用袋に入れ、冷凍庫で保存する。
解凍する際は、ラップに包んだまま1個あたり600Wで2~3分目安で電子レンジ加熱します。
粗熱を取れば手で皮がむけるのでおすすめです。
その後は、そのまま調理できます。
保存期間は1ヵ月程度が目安となります。



皮がむけやすくなるのは嬉しいですね!
②生で皮なし
皮はむいておいて生で冷凍保存す方法もあります。
ゴミを早く処分しておきたい時や、泥のニオイが気になる時などに適しているでしょう。
- 里芋をよく洗い、泥をしっかり落とす。
- 表面の水気をきちんと拭き取る。
- 天日干しにして乾燥させるのが理想
- 里芋の皮をむく。
- 包丁でこそげ落とすようにして皮をむくと煮崩れ防止になる
- 包丁や手に水気があるとぬめりが出てきてしまうので、乾いた状態で作業すると良い
- 表面についた汚れを洗い流す。
- 使いやすい大きさに切り分ける。
- 煮物用なら大きめ、みそ汁用ならイチョウ切りなど、用途を考えて切っておくと便利
- 再び表面を乾燥させる。
- 天日干しがベスト
- チャックできる冷凍保存袋に平らに広げて入れ、空気を抜いて冷凍庫に入れる。
解凍する際は、電子レンジで600Wで1~2分ほど加熱します。
もしくは、電子レンジで解凍せずに凍ったまま料理に使っても問題ありません。
保存期間はおよそ1ヵ月となります。



そのまま汁物に入れて調理しても美味しいとの声もありました。
生から調理したときより、粘りが少なくなりやすいそうです。
下処理不要なので、便利ですね!
③茹でて皮無し
皮をむいて茹でてから冷凍する方法もあります。
- 里芋の皮をむき、ボウルで塩もみし、たっぷりの水で洗う。
- 水が濁らなくなるまで2~3回行う
- かゆみを感じる方は、酢水にさらすと緩和される
- 里芋のアクやえぐみが気になる方は、皮を厚めに切ると軽減できる
- 里芋に竹串がスッと通るくらいまで加熱する。
- 鍋に里芋が全部浸かるくらいの水を入れ、中火で煮立たせたら、弱火にして10分ほど茹でる
- 冷水で冷まし、皮をむく。
- 触れる程度まで冷やすと、簡単に皮がむける
- 使いやすい大きさに切る。
- 表面の水分を拭き取り、乾燥させる。
- るキッチンペーパーなどで服だけでも大丈夫ですが、冷蔵庫や天日干しで乾燥させると煮崩れしにくくなる
- チャックできる冷凍保存袋に平らに広げて入れ、空気を抜いて冷凍庫に入れる。
解凍する際は、電子レンジで600Wで2~3分ほど加熱します。
もしくは、電子レンジで解凍せずに凍ったまま煮物や炒め物といった加熱料理に使っても大丈夫です。
保存期間は1ヵ月程度が目安となります。
冷凍保存でも失敗しない!具体的ポイント3つ


里芋は冷凍保存向きで、冷凍保存の仕方は複数あることが分かりました。
ただ、冷凍して食感が悪くなった…などの失敗エピソードも聞かれます。
そこで、美味しく食べられる冷凍保存時のポイントを3つ紹介していきます。
- 空気を抜く
- 水分をよく拭く
- 早く冷やす
空気を抜く
里芋を冷凍用保存袋に入れるときは、袋の中の空気をしっかり抜いてから冷凍庫に入れましょう。
空気が残ると雑菌が繁殖しやすく、腐敗や風味の劣化を引き起こします。
チャック付きの冷凍用保存袋を使用して、空気を押し出すように口を閉めるのが良いでしょう。
水分をよく拭く
水分が残ると腐りやすくなるだけでなく、霜が付いて味や触感が劣化したり、里芋同士がくっつきやすくなったりします。
水気をよく切り、キッチンペーパーなどで表面の水分をしっかり拭き取ることが重要です。



乾燥しすぎは禁物ですが、一度天日干ししてから冷凍するのが理想とする方法もあります。
早く冷やす
鮮度や美味しさを保つには、冷凍時間(食品を凍らせるのにかかる時間)を短くすることが肝要です。
金属トレイにのせて冷凍すれば、冷気が早く伝わり、里芋を効率良く冷凍することができます。
里芋が凍ったら、金属トレイは外しておきましょう。
冷凍里芋を使った美味しい時短レシピ3選


冷凍里芋を使った高評価の時短レシピを、3つご紹介していきます。
- 和風煮(里芋・鶏肉・かぼちゃ)
- ごまみそ和え(里芋・ささみ)
- 含め煮(里芋・油揚げ)
里芋と鶏肉とかぼちゃの和風煮
主菜にもなるワンパンレシピで、冷凍里芋をそのまま調理できます。
黄色いかぼちゃも使うので、彩り重視の方にもおすすめです。
- 鶏もも肉:1枚(250g)
- かぼちゃ:1/6個(200g)
- 冷凍里芋:5個(125g)
- 塩こしょう:少々
- サラダ油:大さじ1/2
★調味料
- 水:200cc
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:大さじ1/2
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- かぼちゃは種とわたを取り除き、一口大に切る。
- 周りの角をそぎ落とすと煮崩れしにくくなる(面取り)
- 鶏肉は一口大に切り、塩こしょうをふる。
- フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして並べ入れる。焼き色がつくまで2分ほど焼き、上下を返して1〜2分焼く。
- かぼちゃ、里芋を加えて油がまわるまで炒める。
- 里芋は冷凍のまま使用する
- ★調味料5種を加えて煮立ったらふたをし、弱火で10分ほど煮る。ふたを取って中火にし、煮汁が半分くらいになくなるまで煮る。
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ささみと里芋のごまみそ和え
里芋とささみを使ったシンプルな一品です。
フライパンや鍋は不要なので、手軽に作れます。
- ささみ:2本
- 冷凍里芋:6個(150g)
- 酒:大さじ1
★調味料
- 砂糖:小さじ1
- しょうゆ:小さじ1
- みそ:大さじ1
- 白すりごま:大さじ1
- 里芋を解凍する。
- 耐熱容器に里芋いれて半分ほど水に浸し、電子レンジでラップをかけずに600Wで約3分加熱した後、上下を返して2分ほど加熱する。
- ささみの筋を取り除き、3カ所ほど浅く切れ込みを入れる。
- 耐熱容器に里芋・ささみ・酒を入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジにかける(600Wで3分)。さらにラップをしたまま5分ほど放置して余熱で火を通す。
- ささみに赤みが残っている場合は、様子を見ながら加熱する
- ★調味料4種をボウルに入れて混ぜ、里芋を加える。ささみは食べやすい大きさに裂きながら加えてあえる。
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里芋と油揚げのレンジ含め煮
里芋と油揚げで作れる和風の副菜レシピです。
火を使わずに、電子レンジ加熱で完成できるので便利でしょう。
- 油揚げ:1枚(20g)
- 冷凍里芋:8個(200g)
★調味料
- 塩:小さじ1/4
- みりん:大さじ2
- しょうゆ:大さじ1/2
- 和風顆粒だし:小さじ1/3
- 水:100cc
- 油揚げをキッチンペーパーではさみ、軽く油を拭き取る。短い辺を半分に切り、長い辺を1cm幅に切る。
- 耐熱容器に★調味料5種を入れて混ぜる。里芋、油揚げを加え、油揚げがひたるように混ぜる。
- ふんわりとラップをし、600Wのレンジで5分加熱する。
- 里芋は冷凍されたままのものを加える
- 一旦取り出して混ぜ、再度ラップをして5分加熱する。ラップをしたまま粗熱をとる。
- 粗熱をとりながら余熱で味をなじませる
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里芋を賢く冷凍保存して、時短と美味しさを両立した食卓を楽しもう
この記事では、里芋の冷凍保存の仕方を中心に、保存方法の基本や冷凍保存のコツ、冷凍里芋を使った美味しいレシピをご紹介してきました。
記事内容は次の4項目にまとめていますので、内容を振り返ってみてくださいね。
- コツをおさえて冷凍保存するのがおすすめ
- 里芋はしっとりとして丸く、重く、硬いものを選ぶ
- 生で皮付き
- 生で皮無し
- 茹でて皮無し
- 空気を抜く
- 水分をよく拭く
- 早く冷やす
- 和風煮(里芋・鶏肉・かぼちゃ)
- ごまみそ和え(里芋・ささみ)
- 含め煮(里芋・油揚げ)
里芋の保存の基本や、冷凍保存する方法・コツを知って、家庭での里芋料理を手軽に楽しみましょう。
里芋を冷凍保存することへのハードルが下がり、美味しくて時短できる里芋料理を作るきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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