
子どもが2歳児で七夕に書く願い事に悩んじゃう……



子どもさんらしい願い事を書いて、思い出に残る七夕にしたいですよね。
2歳児は、具体的に伝えることがまだ苦手なので、短冊の願い事に何を書けばいいのか悩みませんか。
きちんと伝えられないけれど、2歳児の七夕は1回きりなので、できれば子ども本人の気持ちを引き出して書きたいですよね。
この記事では、2歳児の七夕の短冊に書く願い事の見つけ方や、性格に合わせた例文をご紹介します。
- 2歳児の願い事の見つけ方
- ジャンル別願い事例文集
- 2歳児と作る短冊装飾のアイデア
- 七夕を家族で楽しむポイント
この記事を読めば、子どもの気持ちに沿った願い事や、個性のある短冊が完成しますよ。
子どもと一緒に短冊作りを楽しんで、たった一度の「2歳の七夕」を思い出深いものにしましょう。
2歳児の七夕|短冊に書く願い事の見つけ方


せっかく七夕の短冊に書くなら、本人らしい願い事を書いてあげたいですよね。
ただ、2歳児はうまく言葉が話せないため、本人の願い事をどうやって見つけたらいいか悩みませんか?
この章では2歳児の願い事の見つけ方を2つご紹介します。
- 日常からヒントを得る
- 会話から引き出す
子どもと過ごす中で「好き」「できた」に寄り添うと、素敵な願い事が見つかりますよ。
それぞれ紹介しますね。
日常からヒントを得る
2歳児の七夕の願い事は、日常の「好き」「できた」からヒントを得るのがおすすめです。
この時期の子どもたちは、好きなものを見つけると喜んで指をさして教えてくれますよね。
2歳児でも、好きなものがハッキリわかるためヒントになりますよ。
「好き」の対象は、食べ物やキャラクターで構いません。
アイスが好きな子どもであれば「アイスをたくさんたべられますように」でも個性がでます。
好きなキャラクターに、子どもが会いたいと願うのも自然な流れです。
また、子どもができた体験を振り返る質問も効果的です。
たとえば、ジャンプができるようになったら、できたことを一緒に思い出して「ジャンプがもっとじょうずになりますように」と一言加えると、成長を願う内容になります。



日常の些細な瞬間を意識すると、子どもの純粋な気持ちがこもった、世界に一つだけの願い事が生まれますよ。
会話から引き出す
2歳児から願い事を引き出すには、具体的な聞き方と共感する姿勢が大切です。
「なにがすき?」「だれとあそびたい?」など、短くて答えやすい質問をしてみましょう。
迷う様子であれば、子どもが好きな「救急車かな?」「○○ちゃんとまた、遊びたいね」と選択肢を提案します。
また、親が子どもの言葉を肯定してあげると「話したい」気持ちが芽生え、いろいろと話してくれるはずです。
2歳児の答えは、つじつまが合わないことも多いですが「わぁ〜それいいね!じゃあそれ、書いておこうか!」と共感してくださいね。
否定的な言葉は避け、どんな内容でも子どもの気持ちとして受け止めることが大切です。



会話を通じて子どもの気持ちに寄り添えると、その子らしい願い事を見つけられますよ。
2歳児の願い事|ジャンル別例文集


願い事を短冊に書く際、どんな言葉を選べばいいか悩む方もいるでしょう。
子どもの性格や、興味のあるジャンルに合わせた言葉を願い事にすると、個性豊かな短冊ができますよ。
もし見つからなければ、親の願いを短冊に書いてくださいね。
- 好きなもの系
- チャレンジ系
- ユーモア系
- 成長・健康系
それぞれ解説しますね。
好きなもの系
日頃から好きなものや、ハマっていることを、願い事にしてみましょう。
- おやつをたくさんたべたい
- ミッキーにあいたい
- しょうぼうしゃにのりたい
好きなキャラクターがいれば「会いたい」願いや、乗り物が好きであれば「乗りたい」内容がおすすめです。
乗り物が好きな子は「どの乗り物に乗ってみたい?」などおもちゃを並べて聞いてみると、具体的に答えやすいです。
好きな絵本の登場人物から「お姫様になりたい」など、憧れを引き出すのもいいですね。



大好きなものを願い事にすると子どもが共感しやすく、短冊作りも飽きずに楽しめますよ!
チャレンジ系
チャレンジ精神がある子どもは「できるようになりたいこと」を願い事にしましょう。
子どもの達成感や、次に挑戦したい内容を願い事にした例文を紹介しますね。
- じてんしゃにのれますように
- うたがじょうずにうたえますように
- ダンスがじょうずになれますように
2歳児は毎日できることが増えていきますよね。
子どもが「もっとできるようになりたい!」と感じている内容を、一緒に考えるといいですよ。



子どもの挑戦を応援する願い事は、将来短冊を見たときに、成長過程を思い出す記録にもなりますね。
ユーモア系
七夕の願い事に、ユーモアを交えて面白く表現した短冊も個性がでて、おすすめです。
- おにぎりとしゃべれますように
- カエルとおともだちになりたい
- おおきくなって雲をたべたい
日常生活の中で子どもが発見した感情の豊かさや、かわいらしい表現力を大事にしましょう。
意外性や独創的な内容は、皆を楽しませてくれますよね。
子どもの性格や世界観が表現された願い事は、家族を笑顔にし、忘れられない思い出になりますよ!



あなたのお子さまの独創的な「世界に一つだけの願い事」を、見つけてくださいね。
成長・健康系
自分の気持ちを上手に表現できない場合は、親が子どもの成長や健康を願う気持ちを書きましょう。
親が子どもの健やかな成長や幸せを願う言葉は、愛情がこもった短冊になります。
- げんきにおおきくなりますように
- ひとりでくつがはけるようになりますように
- おともだちとたくさん遊べますように
2歳児は「自分でしたい」時期に入るため、身支度で頑張っていることを書くのもおすすめです。
また、トイレトレーニングなど次の成長過程を目指した内容は、子どもが頑張りたくなる願い事になります。
親の愛情が込められた願い事は、子どもが大きくなった際に、家族の温かい思い出として心に残りますよ。
2歳児は、物覚えが発達している段階で、大人との約束を覚えている子もいます。
七夕の願い事がいつ叶うのか聞いてくる場合もあるため、子どもの性格に合わせて叶う範囲の願い事にするなど臨機応変に対応してくださいね。
親が代筆する際のポイント


2歳児の短冊を親が代筆する際は、子どもの言葉をそのまま活かしましょう。
「〜になる」「〜したい」などの幼い言い回しは、“子どもらしさ”が伝わる特別な1枚になります。
「なにお願いしたい?」と尋ね、子どもが「アンパンマンになる!」「おかしがいっぱいたべたい!」と答えたら、口調や表現をそのまま短冊に書いてくださいね。
子どもの言葉で書かれていると、将来見返したときに当時の可愛らしさを鮮明に思い出せます。
まだ文字が書けない子どもの願い事だからこそ親が「通訳」となり、個性や純粋な気持ちを短冊に残してあげるのが大切です。



子どもの言葉を大切にすると、親子の愛情がこもった、記憶に残る七夕の短冊ができますよ。
2歳児でもできる!短冊作りとアイデア


2歳になると工作もできるようになるので、子どもと一緒に特別な短冊を作りましょう。
自宅にある物や準備しやすい材料で、2歳児でも安全に楽しく短冊作りができますよ!
- 材料の準備
- 短冊の作り方
- 短冊装飾のアイデア
- 短冊作りの注意点
それぞれ紹介しますね。
材料の準備
短冊作りには、身近な材料や100円ショップで手に入るもので活用できます。
材料は、子どもが使い慣れているものを準備すると、取り組みやすいのでおすすめです。
- 色画用紙や折り紙
- クレヨンやカラーペン
- 星や動物、キャラクターなどのシール
- 穴あけパンチ
- 毛糸やリボン
サイズが大きいシールは、子どもがつかみやすいため作業がしやすいです。
毛糸やリボンは、短冊の紐通しや飾りにも応用できるので、準備しておくと役立ちますよ。
手軽な材料で、子どもと短冊作りを始めましょう。
短冊の作り方
2歳児との短冊作りは、親子で制作を楽しむことを意識しましょう。
折り紙や画用紙を短冊サイズ(10cm×20cm程度)に切り、次の流れで制作します。
穴あけパンチに大人が紙をセットして、子どもに押す手伝いをしてもらいます。
親が代筆せず子どもが書きたい場合は、親があらかじめ書いたものをなぞらせてあげてください。
短冊を好きなように装飾します。
キャラクターの絵を書きたい場合は、親が手伝うと見栄えの良い短冊に仕上がります。
具体的な短冊装飾は次のセクションで紹介しますね。



制作中は「失敗しても大丈夫だよ」と声をかけ、自由に表現させてあげましょう。
短冊装飾のアイデア
2歳児でも簡単にできる方法で、短冊をデコレーションしましょう。
2歳児は手先の発達段階にあるため「小さいものをつまむ」ことが苦手です。
大きいシールやスタンプなど掴みやすいものを使うと、楽しんで作業してくれますよ。
短冊装飾のアイデアは、以下を参考にしてくださいね。
- 星や動物、好きなキャラクターなどのシールを自由に貼る
- ちぎり絵風短冊:折り紙をちぎってのりで貼る
- 指スタンプ:水性スタンプのインクを指につけ、お星さま模様を作りながら押す
子どもと一緒に「これはお星さま」「これは天の川だよ」など、七夕にちなんだ図案で作れば、七夕気分が盛り上がりますよ。



子どもが作った短冊には、子どもが好きな色の毛糸やリボンを選ぶのがおすすめです。
子どもが短冊を見つけやすく、自分だけの特別感がもてて喜びますよ♪
短冊作りの注意点
短冊作りをする際は、安全に配慮することが大切です。
2歳児は道具の扱いが未熟だったり、口に入れて誤嚥したりする可能性があります。
思わぬ事故を防ぐためにも、事前に適切な準備と工夫が必要ですよ!
短冊作りでは、目を離さない以外にも以下の点に注意しましょう。
- 小さすぎる装飾品(スパンコールやシールなど)は誤嚥リスクがあるため避ける
- 刃先が丸いもしくは、安全カバーの付いた幼児用のハサミを準備する
- のりは、スティックタイプもしくは自然由来成分の商品を選ぶ
ハサミを使いたがるときは、かならず座って「一緒に切ろう」と声をかけて作業しましょう。
もし「自分でする」と子どもが一人で切りたがる場合は、手を切らないように紙を持つ位置を調整してください。
スティックタイプのりは、子どもでも握りやすく塗りやすいので作業が簡単です。
のりを誤って口に入れるのが心配であれば、自然由来成分を準備しておくと安心ですよ。



安全な環境で、子どものペースにあわせて短冊作りを楽しんでくださいね。
七夕を楽しむポイント


短冊が完成したら、いよいよ飾り付けです。
自宅の限られた空間でも七夕を楽しめる飾り付けや、思い出作りのヒントをご紹介します。
- 短冊の飾り方
- SNS映えの演出法
- 七夕気分を盛り上げる「ごっこ遊び」
- 記録の残し方
ひとつずつ解説しますね。
短冊の飾り方
本物の笹を飾りたいけれど、スペースが足りないご家庭もありますよね。
そのような方は、枝分かれした笹の先端部分を一輪挿しのように飾るのはどうでしょう。
限られた空間でも、簡単に飾れておすすめです。
本物の笹が手に入らない場合は、100円ショップなどで手に入る「造花の笹」や「壁に貼る笹飾り」で七夕を演出します。
緑の毛糸を壁に貼って笹のように見せるのも、ひとつの手段です。
子どもが自分で短冊を飾りつけたい場合は、洗濯ばさみやマスキングテープで吊るせば簡単にできます。



6月末頃から少しずつ準備していくと、季節感を感じ、当日の七夕も楽しみになりますよ。
SNS映えの演出法
七夕の夜は、プラネタリウムで室内を演出してSNSに投稿してみましょう。
室内に映し出されるプラネタリウムは、幻想的な雰囲気で子どもが喜びますよ。
市販の家庭用プラネタリウムを使用すれば本格的な幻想世界を体験できますが、プラネタリウムは家でも簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてください。
- 紙コップにキリで穴をあける
- 透明セロテープを穴に貼る
- 水性カラーペンで塗る
- スマホライトの上に乗せる
キリが無ければボールペンの先端などでも、穴は開けられます。
ただ、小さい穴の方がきれいな星空を演出できるので、穴が大きくならないようにしてください。



室内プラネタリウムは、SNS映えのロマンチックな写真が撮れたり、子どもの想像力をかき立てたり、記憶に残る特別な七夕になりますよ。
七夕気分を盛り上げる「ごっこ遊び」
「ごっこ遊び」に七夕の物語を取り入れると、由来を知り家族全員で楽しめるイベントになります。
2歳児は想像力が豊かで、ごっこ遊びを通して物語の世界に入り込むのが得意です。
ぬいぐるみや人形を彦星と織姫に見立て、登場人物になりきって演じてみてください。
登場人物になりきれば、七夕の由来や雰囲気を自然に感じとってもらえますよ。



ごっこ遊びを通して七夕に親しみ、思い出に残る季節の行事を過ごしましょう。
記録の残し方
七夕の思い出は、写真に残してアルバムや家族と共有するのがおすすめです。
七夕の短冊や飾り付けは、当時の願い事や興味が詰まった貴重な記録です。
短冊を飾った直後の「完成写真」だけでなく、子どもが願い事を書いたり、飾り付けをしたりしている真剣な表情や楽しそうな様子も残しましょう。
将来、子どもが成長してから写真を見返したときに、家族の温かい愛情を感じるきっかけになります。



写真は部屋に飾るか、子どもと一緒に1ページだけの「七夕アルバムスクラップ」を作るのも楽しいですよ。
親子で記憶に残る七夕にしよう!
この記事では2歳児と楽しむ七夕について、以下4つの内容をお伝えしました。
- 2歳児の願い事の見つけ方
- ジャンル別願い事例文集
- 2歳児と作る短冊装飾のアイデア
- 七夕を家族で楽しむポイント
短冊に書く「願い事はなに?」と聞いても、2歳児は即答できないですが、聞き方を変えると見つけやすくなります。
子どもが日頃感じている「好き」「できた」に寄り添い、短い言葉でもいいので願い事を引き出してあげましょう。
- 日常からヒントを得る
- 会話から引き出す
子どもが夢中になっていることや好きなことは、子どもと遊んだり話したりする中で見つけられますよ。
子どもの性格に合わせて、願い事を引き出してみましょう。
ジャンルごとの例文は以下を参考にしてくださいね。
- 好きなもの系
- おやつをたくさんたべたい
- ミッキーにあいたい
- しょうぼうしゃにのりたい
- チャレンジ系
- 自転車にのれますように
- うたがじょうずにうたえますように
- ダンスがじょうずになれますように
- ユーモア系
- おにぎりとしゃべれますように
- カエルとおともだちになりたい
- おおきくなって雲をたべたい
- 成長・健康系
- げんきにおおきくなりますように
- ひとりでくつがはけるようになりますように
- おともだちとたくさん遊べますように
子どもの願い事が見つからなくても、子どもの健康を願う親の気持ちで十分です。
親が代筆する際は、子どもの気持ちを尊重することが大切です。
非現実的な内容でも、否定せずに、そのまま書き出しましょう。
2歳児の可愛らしい願いごとが、思い出に残りますよ。
家にある物や簡単に準備できる材料で、短冊作りに挑戦してみましょう。
- 星や動物、好きなキャラクターなどのシールを自由に貼る
- ちぎり絵風短冊:折り紙をちぎってのりで貼る
- 指スタンプ:水性スタンプのインクを指につけ、お星さま模様を作りながら押す
普段使い慣れたクレヨンや、好きなキャラクターのシールを準備しておくと、子どもは喜んで制作します。
2歳児らしい発想を、そのまま書いた願い事の短冊は、子どもの手で自由に装飾させてあげてくださいね。
安全に制作するうえで、注意すべき点は以下のとおりです。
- 小さすぎる装飾品(スパンコールやシールなど)は誤嚥リスクがあるため避ける
- 刃先が丸いもしくは、安全カバーの付いた幼児用のハサミを準備する
- のりは、スティックタイプもしくは自然由来成分の商品を選ぶ
2歳児は何でも挑戦したい年頃のため、拒否せずに一緒に作れるような環境を整えましょう。
ほかにも、家族で七夕を手軽に楽しめるポイントをご紹介しました。
室内を七夕で演出したり、七夕ごっこをしたりすると2歳児でも自然と七夕を認識できますよ。
- 七夕の飾り方
- SNS映えの演出法
- 七夕気分の盛り上げ方(ごっこ遊び)
- 記録の残し方
今回紹介した短冊作りや飾り付けのアイデア、七夕を楽しむポイントは、2歳児でも簡単にできます。
2歳児との七夕は、一緒に楽しむことが大切です。
ぜひ、アイデアを参考に、親子で心に残る七夕の思い出を作ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク
コメントはこちらからどうぞ