ロングテールキーワードは、ブログのキーワード選定やSEO対策には欠かせない知識です。
でも、そもそもロングテールキーワードって何?
そんな疑問をお持ちの方に、ロングテールキーワードの基本知識から効果的な選び方までをご説明します。
ロングテールキーワードを活用すれば、伸び悩んでいるブログの閲覧数が上昇するかもしれません!
ロングテールキーワードとは?キーワードの種類3つ
ロングテールキーワードとは、3つ以上の複数の単語を掛け合わせてできた、検索ボリューム(検索数)が1,000回未満のキーワードのことです。
検索ボリュームとは「検索エンジンでキーワードが実際に検索された数」のこと。
一般的に、執筆キーワードの種類は大きく3つあります。
ビッグキーワード | 1つの単語で構成されるキーワード 検索ボリュームの目安は10,000以上 例:「旅行」「美容」など |
ミドルキーワード | 2つの単語で構成されるキーワード 検索ボリュームの目安は1,000〜10,000 例:「旅行 京都」「美容 小顔」など |
ロングテールキーワード | 3つ以上の単語で構成されるキーワード 検索ボリュームの目安は1,000未満 例:「旅行 京都 着物」「美容 小顔 施術」など |
これらのキーワードの特徴をうまく利用し、ブログの閲覧数や収益を上げていくのが大切です。
ロングテールキーワードを使用する3つのメリットとは?
ロングテールキーワードの定義がわかったところで、実際に活用するメリットはどこにあるのでしょうか?
検索ボリュームが小さいのに、ロングテールキーワードを使うメリットはあるのかしら?
メリットは大きく分けて以下の3つです。
- 検索上位に表示されやすい
- 読み手の検索意図を捉えやすい
- コンバージョン率が上がる
それではひとつひとつ紹介していきます。
①検索上位に表示されやすい
ロングテールキーワードを使用すると、キーワードが検索されたときに上位に表示される確率が上がります。
なぜなら多くの記事は閲覧数を増やすために、検索ボリュームの大きいビッグキーワードを使いがちだからです。
検索ボリュームとは「検索エンジンでキーワードが実際に検索された数」のこと、でしたね。
複数の単語を組み合わせるほど、結果に表示されるweb記事は少なくなっていきます。
そのため、ビッグキーワードではなく、あえてライバルの少ないキーワードを使うことにより検索上位を狙えます。
記事を検索上位に表示させることは決して簡単ではありません。
しかし、ロングテールキーワードの活用がその近道になるはずです。
②読み手の検索意図を捉えやすい
ロングテールキーワードは複数の単語で構成されています。
そのため、記事の内容をより具体的なテーマに絞ることが可能です。
例えば「観葉植物」と検索する人は、観葉植物の画像を探している人・買い方や育て方を探している人など、様々な検索意図を持った人が考えられます。
それに比べ「観葉植物 初心者 おすすめ」と検索する人は、観葉植物を育てるのが初めてでおすすめの種類を探している人がほとんどではないでしょうか。
このように、ロングテールキーワードは、読み手の検索意図をピンポイントに捉えた記事執筆ができるのもメリットの1つです。
③コンバージョン率が上がる
ロングテールキーワードを使用すると、コンバージョン率が上がります。
コンバージョン率は、商品の成約数をサイトの訪問数で割った数値のことです。
例えば訪問数が1000回、コンバージョン(成約)数が5件の場合のコンバーション率は、
5(成約数)÷1000(訪問数)×100(%)=0.5%となります。
1000回の訪問者数で10売れた場合と、100回の訪問者数で8売れた場合で考えてみましょう。
訪問数、成約数ともに前者の方が多いですが、コンバージョン率は後者の方が高いです。
つまりコンバージョン率は、サイトを訪れた読者がどれだけ商品を買ったかが分かる割合と言えます。
コンバージョン率が上がる理由は、ロングテールキーワードで検索する人は悩みを解決したいという強い目的を持っているからです。
こちらも先ほどの観葉植物の例で考えてみます。
「観葉植物 初心者 おすすめ」と検索する人は「観葉植物を買いたい!」という購入意欲が高いです。
購入意欲が高ければ、記事内の紹介商品を購入してくれる確率も上がり、結果的にコンバージョン率も高くなります。
ブログやサイト運営の最終的な目標である「商品購入」をしてもらうには、ロングテールキーワードの活用が不可欠なんです。
失敗しないロングテールキーワードの効果的な選び方
ロングテールキーワードの選び方は次の3つの手順で進めます。
- ブログのテーマ(ジャンル)を決める
- ブログのテーマから関連キーワードを探す
- 関連キーワードからロングテールキーワードを探る
順番に説明していきます。
①ブログのテーマを決める
最初に、ブログのテーマやジャンルを統一しましょう。
例えば「キャンプ」や「ダイエット」など、ひとつのメインテーマを決めます。
自分の書きたい記事はどんなジャンルなのか、よく考えてみてくださいね。
このメインテーマから、キーワードを絞り込んでいきます。
②ブログのテーマから関連キーワードを探す
次に、どのようなキーワードで自分の記事が検索結果に出てくるのかを探す作業を行います。
ラッコキーワードを使えば、どんな単語の組み合わせが検索されているのかを簡単に確認できます。
先ほど決めたテーマを使い、さらに的を絞った関連キーワードを探し出しましょう。
関連キーワードとは、「キャンプ 関東」などビッグキーワードと一緒に検索されやすい単語のことです。
例えば「キャンプ」とラッコキーワードで調べると、関連キーワードに「キャンプ 関東」「キャンプ 関西」などと出てきます。
ブログのテーマだけでは、ビッグキーワードなので読者の検索意図が読めません。
そこでラッコキーワードの関連キーワードをヒントに、ロングテールキーワードを探していきます。
③関連キーワードからロングテールキーワードを探る
実は、②で紹介したラッコキーワードは検索ボリュームを考慮しません。
調べた関連キーワードは、もしかしたら検索ボリュームが大きくライバルがたくさんいる可能性もあります。
そのため、Googleキーワードプランナーでさらに絞り込みます。
こちらのツールでは、このような情報がわかります。
- キーワードの月間平均検索ボリューム
- 競合性
- 関連性のあるキーワード候補
まずはGoogleキーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」に、ラッコキーワードで調べた関連キーワードを入力します。
出てきた結果をダウンロードし、キーワード候補の一覧をチェックしましょう。
ここからが1番重要な作業です。
キーワード候補の一覧から「自分が記事にしたいこと」にマッチするロングテールキーワードを探して選びましょう。
そのときに、検索ボリュームや競合性もしっかりチェックしてくださいね。
この方法でロングテールキーワードを選んでいくと、実際の検索ボリュームを基にしているため失敗しにくいです。
読者の検索意図を捉えたキーワードを設定し、たくさんの人に読んでもらいましょう!
ロングテールキーワードの基礎知識と効果的な選び方|まとめ
ロングテールキーワードには、さまざまなメリットがあります。
- ブログのテーマ(ジャンル)を決める
- 関連キーワードから記事単位のキーワードを選ぶ
- 関連キーワードからロングテールキーワードを探る
1番大切なことは、いかに読者の検索意図に沿った記事内容を作り出せるかということ。
そのためには、ツールを利用してロングテールキーワードを探すことが重要です。
- ブログのテーマ(ジャンル)を決める
- ラッコキーワードで関連キーワードを探す
- Googleキーワードプランナーでロングテールキーワードを探る
検索上位を目指すのは容易なことではありません。
しかし、あなたの記事が読み手の悩みを解決するかもしれないと思うとやりがいもありますよね。
ロングテールキーワードから読み手の目的に合った記事を書き、検索上位を狙いましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
スポンサーリンク
コメントはこちらからどうぞ