昨今の巣ごもり需要にともない、今まで漫画やアニメに興味がなかった世代の方もさまざまな作品を目にする機会がふえたのではないでしょうか。
数々の人気漫画の中でも「呪術廻戦」と「チェンソーマン」は今とても話題性のある2作品といってもいいでしょう。
この2作品が、なぜ人気があって、どのようなところが面白いのか？
また、この2作品がなぜ似ていると言われているのか？
徹底調査していきます！
3分くらいでサクッと読める内容なので、ぜひご一読を！
呪術廻戦とチェンソーマンのあらすじ
この記事を読んでいる方の中には、この2つの作品の内容を知らない方もいるかもしれません。
そんな方のために、まずは簡単にあらすじを紹介します。
呪術廻戦ってどんな話？
「呪術廻戦」は、人間の負の感情から生まれる憎悪や後悔が「呪い」となり、その呪いが呪霊となって人々を襲う世界の話。
そこでは呪術師と呼ばれる呪いに対抗する能力を持っているものが、呪術を使い呪霊を倒していく王道バトル漫画です。
両親の顔も知らず、祖父に育てられた高校生の虎杖悠仁（主人公）は、ある事件をきっかけに「呪物」の回収に訪れた呪術師の伏黒恵と出会い一緒に呪霊と戦うことになります。
窮地に追い込まれた虎杖は、呪力を得るために特級呪物「宿灘の指」を食べてしまい、呪いの王「両面宿灘」を復活させてしまうのです。
その後、虎杖は秘匿死刑を宣告されますが、特級呪術師の五条悟から「今すぐ死ぬか、全ての宿灘を見つけ出し、取り込んでから死ぬか」という選択肢を与えられます。
虎杖は後者を選び、「少しでも呪いで殺される人が減るなら」と呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせるのです。
チェンソーマンってどんな話？
「チェンソーマン」の世界は、人間の恐怖の心から生まれる「悪魔」と呼ばれる存在が人々を襲う世界。
そこでは、悪魔と契約して、その力で人を襲う悪魔を倒すデビルハンターが活躍します。
しかし、悪魔の力を使う代償として身体の一部を差し出すなど、グロテスクな部分も多く、少年漫画の常識を覆す内容です。
主人公のデンジは亡くなった父親の借金を背負ったため、犬のような見た目のチェンソーの悪魔ポチタと契約し、ヤクザに借金を返しながらデビルハンターとして働いています。
しかし、ゾンビの悪魔との戦いに敗れ、1度は死んでしまうのですが、ポチタがデンジの体内に入り込むことで復活し、デンジはチェンソーの悪魔に変身する能力を身につけるのです。
そこへ、公安のデビルハンターのマキマという女性が現れ、「悪魔として殺されるか、人間として飼われるか」の選択を迫られ、デンジは公安のデビルハンターとしての一歩を踏み出します。
呪術廻戦とチェンソーマンは似てる？共通点を徹底比較！
似てるといわれる「呪術廻戦」と「チェンソーマン」。
物語の展開も似ていますが、その他にも類似している部分があります。
ここからは、人気の2作品の共通点を徹底調査していきます！
敵キャラの設定が似ている
「呪術廻戦」と「チェンソーマン」はそれぞれの敵キャラの設定が類似しています。
「呪術廻戦」の敵キャラは、憎悪や後悔などの人間の負の感情から生まれる呪いである呪霊です。
呪霊は人から憎まれたり、恐れられたりするものほど、大きな力を持っているという設定があります。
その一方で、「チェンソーマン」の敵キャラも、負の感情である人間の恐怖から生まれた悪魔です。
そして、その悪魔も人がどれだけ恐怖を感じているかによって、強さが変わるという設定があります。
両方とも、負の感情から生まれた、普段は目に見えないものが敵という点が共通していますね。
主人公を支える友人 伏黒とアキの設定が似ている
「呪術廻戦」の伏黒恵と「チェンソーマン」の早川アキ。
主人公の同級生と先輩という立場の違いはあれど、2人とも主人公を支える重要なポジションです。
そして、クール系のイケメンキャラという設定も似ています。
また、伏黒は自身の影を媒体に動物を召喚させる術式を使って戦い、アキは狐の悪魔と契約して戦うのです。
両者とも戦うときに動物が登場するところも類似点と言えますね。
2人とも振る舞いはクールですが、とても仲間思いの一面があるところも共通点といえるでしょう。
作者公認！チェンソーマンは呪術廻戦のパクリ！？
「チェンソーマン」は「呪術廻戦」と同じ「MAPPA」というアニメーションスタジオが制作でTVアニメ化が決定しています。
アニメ化にあたり著者は、こんなコメントを残しています。
ドロヘドロと呪術廻戦のパクリみたいなチェンソーマンを、ドロヘドロと呪術廻戦のアニメ制作会社がやってくれるんですか！？
チェンソーマン 公式HP
著者のリップサービスもあるかもしれませんが、やはり「呪術廻戦」と「チェンソーマン」の世界観が似ているということは、著者本人も認めているのかもしれません。
呪術廻戦とチェンソーマンはどちらが先に連載されたのか？
「呪術廻戦」と「チェンソーマン」、連載開始はどちらが先なのでしょうか。
両作品とも、週刊少年ジャンプに連載されています。
少しだけ「呪術廻戦」の方が先のようです。
呪術廻戦とチェンソーマン どちらが面白い？人気の秘密を徹底調査！
「呪術廻戦」と「チェンソーマン」は実際どちらが面白い？
ここからは、それぞれの作品の魅力と人気の秘密を紹介します。
少年漫画の王道を行く 激しいバトルシーンの呪術廻戦
「呪術廻戦」といえば、術式を使いながらの激しいバトルシーンが人気です。
それぞれ自分の呪力のタイプによって、戦闘スタイルが大きく変わります。
例えば、主人公の虎杖は、並外れた身体能力を駆使して、1度の打撃で2度の衝撃が生まれる「逕庭拳」という打撃技を使い戦います。
敵と接近戦で戦うシンプルな戦闘スタイルですが、スピード感のある肉弾戦から目が離せません。
また、この作品の中で自他ともに認める最強の呪術師である五条悟は、全てを見通す「六眼」を持ち、「無限」を現実に持ってくる術式である「無下限呪術」という術式で戦います。
五条は瞬間移動や空中浮遊もできるので、敵とのド派手な空中戦を繰り広げます。
他者を寄せ付けない、彼の圧倒的な強さがみどころです。
このように、各キャラクターによって戦い方もさまざまなので、毎回戦闘シーンはワクワクさせられること間違いなし！
先が読めない展開のチェンソーマン
「チェンソーマン」の面白さは、何といっても先が読めない展開です。
主人公をはじめとする主要なキャラクターは奇人変人ばかり。
例えば、主人公のデンジは人助けはしているものの、戦う原動力は「普通の生活ができること」や「性欲を満たすこと」といった悪魔を倒すヒーローらしからぬ人物像です。
今までの少年漫画の主人公とは一味違うデンジですが、彼のストレートな言葉はとても魅力的で、読者を前向きな気持ちにさせてくれます。
また、デンジのバディ役のパワーも、「飼い猫のためなら必死に戦う」という今までにないヒーロー像です。
ハチャメチャな言動も目立ちますが、彼女の存在がこの物語の展開を面白くしているともいえるでしょう。
展開が早く、数々の登場人物があっさりと死んでいくので、まさに「一寸先は闇」ですね。
ハラハラドキドキの連続に引き込まれること間違いなし！
どちらも海外でも人気！
日本のみならす、海外でも人気が高い2作品。
「呪術廻戦」はアニメコンテンツ配信の最大手クランチロールが主催する、「クランチロール・アニメアワード2021」で「アニメ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
2020年中に放送された数ある日本アニメの中から「その年の代表と言える作品」を世界中のファンからの投票で選ぶ、とても名誉ある賞です。
「アクションシーンがかっこいい！」「オープニング、エンディングがクール！」と海外でも大反響！
一方、「チェンソーマン」も期待度が高く、アニメ化が決まった時点でかなりの注目度でした。
作成中のPVが公開されたときは、日本語をしのぐ勢いで英語のコメントが殺到しており、海外での人気が浮彫になりました。
まとめ 呪術廻戦とチェンソーマン 共通点はあれどどちらも面白い！これからますます注目の2作品
「呪術廻戦」と「チェンソーマン」、人気の2作品の共通点や面白さ、人気の秘密を紹介してきました。
この記事の内容は以下の通りです。
- 呪術廻戦とチェンソーマンのあらすじ
- 呪術廻戦とチェンソーマンはそれぞれの敵キャラや主人公を支える友人 伏黒とアキの設定が似ている
- チェンソーマンの著者もパクリを認めている？！
- 連載を始めたのは呪術廻戦が先
- 人気の秘密は激しいバトルシーンと先が読めない展開
- 2作品とも海外でも人気！
似ている点も多い2作品ですが、それぞれ全く異なる味があり、どちらも遜色つけがたいほど面白い作品です。
2022年は「チェンソーマン」、2023年は「呪術廻戦」の2期のアニメ放送が決定しています。
今後もこの2作品から目が離せませんね！
最後までお読みいただきありがとうございました。
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