みなさんは、米津玄師というアーティストを知っていますか?
大ヒット曲をいくつも持つ、現在の音楽シーンの中心にいる人物です。
沢山の楽曲がドラマやCMなどで使用されているので、彼の名前を知らないという方でも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?
今回は、最近米津玄師さんを知った人にもわかるように、4つのポイントに注目して魅力を調べました。
米津さんの楽曲の中から、こんなときにピッタリという気持ち別におすすめの楽曲も紹介しています。
どの曲から聴き始めたらいいかわからないという方も、お気に入りの一曲をみつける時の参考にしてくださいね。
ぜひ最後までご覧ください。
人々を惹きつける!米津玄師の魅力とは
テレビドラマで「この曲いいな」と思って調べてみたら、米津玄師さんの曲だった!
他のドラマでも切なくていい曲があって、最近気になっているんだよなぁ。
こんなにいい曲をたくさん書く米津玄師さんってどんな人なの?
近年、米津さんは多くのドラマの主題歌を書き下ろしています。
どの曲もドラマの世界の続きを感じられるような魅力的な曲で、とても人気です。
常にJPOP音楽の中心にいる「米津玄師」とは、いったいどんな人なのでしょうか。
今から10年ほど前、ボーカロイド通称「ボカロ」と呼ばれる楽曲が流行った時期がありました。
ボーカロイドは音声合成ソフトの名前です。
このソフトを使って、オリジナルの曲をアニメのようなかわいいキャラクターのボカロアーティストが歌わせる動画が沢山作られました。
例をあげると「初音ミク:はつね みく」「鏡音リン・レン:かがみね りん・れん」といったキャラクターが歌っている動画です。
「初音ミク」は、多くの人がご存知なのではないでしょうか。
この一大ブームで、「ボカロ」という一部の限られた人だけが知っていた音楽ジャンルが、一つの文化になりました。
そこから、ボカロアーティストの曲を一般の人が歌って動画にして発表する「歌ってみた動画」が広まり、大きなブームになったんです。
初音ミクちゃん知ってる!
かわいいキャラクターで色んな曲を電子音と人の声の中間みたい不思議でかわいい声で歌っていたよね。
でも、それが米津玄師さんと関係があるの?
はい、実は深い関係があります。
そのブームの中心には、「P:ぴー」と呼ばれるボカロ楽曲を作る音楽プロデューサーいう存在がいました。
その中でも、独自の世界感の楽曲で特に人気があったのが「P」がハチです。
その後ハチは、2012年から本名の米津玄師としての活動を開始します。
それまでは、ボーカロイドが歌うための曲を制作されていましたが、米津玄師として自身で楽曲を歌うようになりました。
彼の透明感のある不思議な魅力のある歌声と高い歌唱力、そして独自の世界観をもつ歌詞。
これらの魅力により彼の楽曲は注目され、現在の音楽シーンの中心に常にいる人気のアーティストとなりました。
米津玄師さんとして活動する前から、ボーカロイドという一つのブームに大きな影響を与えるほど活躍していたんですね。
常に注目される米津さんにはどんな魅力があるのでしょうか?
次では、彼の魅力を知るために、4つのポイントに注目してみました。
米津玄師の魅力を知るための4つのポイント
米津玄師というアーティストは、なぜ常に注目され人気があるのでしょうか?
米津玄師さんの魅力とは?
この謎を紐解くため、4つのポイントをお伝えします。
- 心を揺さぶるのに、そばに寄り添うような声と歌唱力
- 何度も聞きたくたなるようなくせになる楽曲
- 心に残る独特な歌詞
- イラストやダンスもこなすマルチな才能
では、魅力を順番にみていきましょう。
心を揺さぶるのに、そばに寄り添うような声と歌唱力
米津さんといえば、やはり透きとおる声が印象的だと思う人が多いのではないでしょうか。
複雑なメロディの楽曲をクールに歌いあげていて、思わず聞き入ってしまいます。
クールなのにそっと寄り添うような優しさを感じる不思議な歌声です。
ほかには、なかなかいない歌声ですよね。
何度も聞きたくたなるようなくせになる楽曲
米津さんの楽曲は耳に残るメロディが多いですよね。
ドラマの主題歌になった楽曲「Lemon」は印象的な歌いだしとメロディーで大ヒットとなりました。
ドラマチックで複雑なメロディかと思えば、シンプルなメロディがきたりと予想のつかないようなメロディの組み合わせを繰り返し使ったコード進行が多くみられます。
そのため印象に残りやすく何度も聞きたくなり、つい口ずさみたくなる魅力があります。
コードとは
音の重なり=和音、複数の音が同時になっている状態。
12音で作られる3つの音の組み合わせで、心地よく響く音の組み合わせを総称してコードといいます。
またもうひとつの特徴があります。
それは、高い音と低い音が跳ねるように行ったりきたりする特徴的なメロディーです。
オクターブを激しく行ったり来たりするので、歌うには難しい楽曲ばかりです。
歌に自信がある人がカラオケで挑戦してみたくなるところも人気の理由といえます。
難易度は高いのですが、つい歌ってみたいと思わせる魅力的な楽曲ばかりなんですよね。
歌に自信がある人じゃなくても、カラオケで歌ってみたくなりますよね。
オクターブとは
音階のドレミファソラシドの最初の高いドから最後の低いド、この高いドから低いドまでがオクターブ
心に残る独特な歌詞
米津玄師さんの書く歌詞は、言葉遣いが丁寧で日本語を大切にしている印象を受けます。
また、彼のえがく繊細な歌詞の世界に惹きこむほど文章がとても上手です。
文章において影響を受けた文豪について宮沢賢治、三島由紀夫の名をあげています。
繊細さがあるのに、情熱的な部分が感じられるのは、この影響が色濃く出ているのかもしれませんね。
- バンプオブチキン
- アジアンカンフージェネレーション
- 椎名林檎
- スピッツ
米津さんは、文学に加えて上記のアーティストの影響を受けたそうです。
どのアーティストも歌声、歌詞、楽曲が独自の魅力がある点では共通しているのではないでしょうか。
イラストやダンスもこなすマルチな才能
米津さんの楽曲のMVやCDのジャケットに使われるイラストは自身で描いているものが多いです。
繊細で温かみのあるイラストは、彼の楽曲の世界感をより深めています。
楽曲のMVでのダンスも表現力豊かで上手い印象がありますよね。
実は本格的にダンスに挑んだのは「Loser」が初めてなのだそうです。
しかも、レッスンから2週間でMVが撮影されました。
楽曲のMVを見ていただけるとわかると思いますが、本格的なダンスを初めて2週間とは思えないほど表現力豊かです。
新しい事に挑戦し続け、心に響く楽曲を生み出すところは、表現することの素晴らしさを感じさせてくれます。
まさにマルチな才能にあふれるクリエイターといえます。
次はどんなことに挑戦してくれるのかわくわくしますよね。
こんな時にぴったり気持ち別・おすすめの7曲
まだ知ったばかりなので、おすすめの曲が知りたいなぁ。
色々聴いてみたいから、違う雰囲気の曲だとうれしい♪
ここまでは彼の魅力を知るために、4つのポイントに注目してご紹介しました。
でも、やっぱり魅力がわかるのは、実際の楽曲を聴いてみるのが一番だと思います。
米津さんの人気の楽曲の中から、おすすめの7曲をご紹介したいと思います。
こんな時にぴったりという気持ち別で選びました。
- ちょっと眠い朝、元気に一日をはじめたい時
- ちょっと落ち込んでいる時や、切ない気持ちの時
- 大切な人となかなか会えない時
- わくわくするような楽しい気持ちの時
- 疲れていて気持ちをすっきりさせたい時
- 壁にぶつかって、でも頑張りたい!気持ちを奮い立たせたい時
- 勉強や仕事などの気分転換したい時
では、おすすめを順番にご紹介します。
ちょっと眠い朝、元気に一日をはじめたい時
「Loser」
もう少しだけ、まどろんでいたいような眠い朝。
でも気分を切り替えて、元気に一日を始めたい!
そんな風にベッドで葛藤している朝におすすめしたのが、CMソングとしてもお馴染みの「Loser」です。
先程でもふれた、米津玄師さんが本格的なダンスに初めて挑んだ曲です。
これが本格的なダンス初挑戦とは思えないほど、表現力豊かなダンスだと思いませんか?
ちょっと落ち込んでいる時や、切ない気持ちの時
「Lemon」
なんだか気分が冴えない日。
落ち込むことがって、切ない気分になっている時におすすめしたい曲は「Lemon」です。
この曲は、ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。
公開から2年と166日で6億再生突破という偉業を成し遂げました。
とても切ない歌詞なのに、聴き終わった後あたたかい気持ちになる不思議な曲です。
大切な人となかなか会えない時
「アイネクライネ」
遠距離やお互いに忙しくて、なかなか大切な人に会えない時ってありますよね。
そんな時におすすめしたいのは、「アイネクライネ」です。
この楽曲も2億再生突破したとても人気がある楽曲です。
大切な人に出会えた喜びと悲しみが書かれた歌詞が素敵なんです。
聴いた後に大切な人を想う勇気が出るような強く優しい曲ですよ。
わくわくするような楽しい気持ちの時
「ゴーゴー幽霊船」
今日は朝から気分が良い!
今日の予定は前々から楽しみにしていた!
など、ワクワクしている時に聞いて欲しいのが「ゴーゴー幽霊船」♪
こちらは、米津玄師名義で発表した初めての楽曲です。
MVのイラストも米津さん自身で描いているのも、大きなみどころですよ。
えんぴつ画風のイラストが白黒なのに絵本のようにかわいくて、楽しい気持ちになります。
疲れていて気持ちをすっきりさせたい時
「Flamingo」
昨日の疲れが残っている朝ってありますよね。
そうではなくても疲れていて気分をすっきりさせたい時には「Flamingo」をおすすめします。
民謡のような独特な節回しの箇所が、一度聴いたらなかなか頭から離れない印象的な楽曲です。
これは沖縄の島唄を取り入れたら面白いのではという発想がきっかけで作成されたそうです。
これも思わず真似して口ずさみたくなる曲ですよ。
壁にぶつかって、でも頑張りたい!気持ちを奮い立たせたい時
「馬と鹿」
壁にぶつかってしまった。
でも絶対に負けたくない!頑張りたい!
このように自分を奮い立たせたい時には、「馬と鹿」を聞きましょう。
ラグビーを題材にしたドラマ「ノーサイドゲーム」主題歌として書き下ろされた楽曲です。
スポーツ初心者の米津玄師さんなりのラグビー讃歌なのだそうです。
私も仕事で新しいことを任された時に、毎朝聴いてすごく励まされていました。
聴くと勇気と元気が出る曲ですよね。
勉強や仕事などの気分転換したい時
「マトリョシカ」
勉強や仕事に集中することは大切ですが、適度な休憩も忘れてはいけません。
休憩しようにも、なかなか頭が切り替わらないという時は、「マトリョシカ」を聞いて気分転換をしましょう。
この曲は、ボカロPハチ名義で制作されたボーカロイドが歌う楽曲です。
一見難解で意味不明な歌詞なのですが、メロディも早いテンポで耳に残る曲です。
聴きはじめると曲に巻き込まれるような気持ちになり聴き終わったあと、不思議な爽快感があるので仕事や勉強で疲れた時の気分転換にピッタリです。
運動を始める時に聴くのもピッタリだと思います。
以上、様々な気持ちの時に聞いて欲しいおすすめの7曲でした。
これらは米津玄師さんの楽曲のごく一部ですが、どの曲も違う個性をもっていますよね。
曲ごとにガラッと変わる表現力の豊かさは本当にすごいです。
米津玄師の魅力!世界観を味わえる気持ち別のおすすめ楽曲7選!まとめ
米津さんを最近知った人にもわかるように、魅力の謎を紐解く4つのポイントをお伝えしました。
楽曲自体も魅力的でがありますが、新しいものを取り入れ挑戦していくところは私たちを勇気づけてくれますね。
米津玄師の魅力を知るための4つのポイント
- 心を揺さぶるのに、そばに寄り添うような声と歌唱力
- 何度も聞きたくたなるようなくせになる楽曲
- 心に残る独特な歌詞
- イラストやダンスもこなすマルチな才能
そして、米津さんの数ある楽曲の中から、様々な気持ちの時に聞いて欲しい曲を7曲ご紹介しました。
こんなときにぴったり!気持ち別・おすすめの7曲
- ちょっと眠い朝、元気に一日をはじめたい時
「Loser」
- ちょっと落ち込んでいる時や、切ない気持ちの時
「Lemon」
- 大切な人となかなか会えない時
「アイネクライネ」
- わくわくするような楽しい気持ちの時
「ゴーゴー幽霊船」
- 疲れていて気持ちをすっきりさせたい時
「Flamingo」
- 壁にぶつかって、でも頑張りたい!気持ちを奮い立たせたい時
「馬と鹿」
- 勉強や仕事などの気分転換したい時
「マトリョシカ」
この7曲以外にも素晴らしい曲がたくさんあります。
楽曲MVも公式youtubeで惜しみなく公開されいますので、お気に入りの1曲を探してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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