こんにちは!池谷さきです!!
皆さんは『レミゼラブル』を知っていますか?
知っている方は今、頭に浮かんだのは舞台と映画どちらでしょうか?
わたしは両方です♪
映画ももちろん何度も見れてワクワクしますが、舞台はリアリティがあり、私はまるでその世界に入ったような感覚になれてます。
また、観る作品にもよるかもしれないですが、観客席も巻き込んで舞台を展開させていく雰囲気も大好き!
私が舞台と最初に出逢ったのは幼少期に見に行ったオズの魔法使いでした。
普段そんなに物欲のない私が帰りに「グッズを買ってほしい!」と親に言ったそうです。
それくらい興奮していたのでしょうね!
レミゼラブルとの出会いは2009年。
神田沙也加さんが出演していた年です。
2015年公演でもらったクリアファイルは今でも愛用中♡
そこで今回は、演劇・ミュージカル好きの私がわかりやすく『レミゼラブル』のあらすじと魅力をお伝えします!
他にも映画版との違い、2021年最新キャストの紹介もしますね。
ぜひ、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
この記事がおすすめなのはこんな人!!
・映画版『レ・ミゼラブル』しか知らない
・舞台は興味あったけど、まだ観ていない
・舞台があるのは知っていたけど観たことがない
・映画版があることは知らなかった!
帝劇舞台【レミゼラブル】とは?
今回あらすじをご紹介する『レ・ミゼラブル』は、イギリス(ロンドン)で1980年代に上演され、その後ブロードウェイでも上演されたロングランミュージカルです!
イギリス、アメリカに続いて日本は世界で3番目に上演が開始されました。
日本では帝劇こと、帝国劇場を中心に大阪、愛知、宮城、北海道、福岡でも上演されています。
3分でわかる帝劇『レミゼラブル』のあらすじ
今回は帝劇『レ・ミゼラブル』初心者のあなたもたった3分でどんなお話か分かります!
さらにあらすじがわかっても観たくなっちゃうようなポイントもご紹介♡
ジャン・バルジャン:この物語の主人公。刑務所に収容されていた。仮釈中に司教と出会い改心する。
ジャベール:私服警官。法に忠実。ジャン・バルジャンを追い詰め続けるもいつもあと一歩で逃げられてしまう。
ファンテーヌ:ジャン・バルジャンの経営する工場に勤めながら売春婦をし、娘を育てる。美しい女性。
コゼット:ファンティーヌの娘。宿屋で奴隷のように扱われていたところバルジャンにより救出される。
エポニーヌ:コゼットが預けられていた宿屋の娘。コゼットに対して敵対心を持つ。
マリウス:若き弁護士。コゼットに一目ぼれする。エポニーヌとは付き合いが長く雑に扱う。
- 舞台『レミゼラブル』あらすじ
- 舞台は1815年のフランスの刑務所
-
主人公のバルジャンはパンを盗んだ罪で刑務所に収容されていた。
囚人として重労働を課されていた。
バルジャンは「なぜパンを盗んで19年も収容されるのか」と納得がいかずに何度も脱獄を試みていたが失敗。
ある日、当時は刑務官だったジャベールから仮釈放通知書を受け取ってようやく外の世界へ。
そこで司教と出会うが、教会の備品を盗んでしまう。
しかし、司教に救われたことで捕まらずに済むことでバルジャンは仮釈放通知書を破り捨て旅立つ。
- 1823年のフランスのとある市
-
舞台は8年後のフランスの街へ。
バルジャンは名前を変え、工場の経営者と市長になっていた。
その工場で働く女性ファンテーヌは工場でいじめにあった末にクビとなり売春婦として働いている。
自らの身体を売るファンテーヌが私服警官となったジャベールに捕まりそうになる。
バルジャンはファンテーヌを助け、入院させるが「娘をお願い…」と言い残しファンテーヌは亡くなってしまう。
追ってきたジャベールと戦うことになったバルジャンだが、なんとか逃げ切りファンテーヌの娘コゼットのもとへ。
- コゼットが暮らす宿屋に向かうバルジャン
-
コゼットは宿屋で重労働を課せられ、奴隷のように扱われていた。
宿屋を営む夫妻が金を求めていることを知ったバルジャンは大金を渡してコゼットを救出することに成功!
ここからバルジャンはコゼットを守りながらジャベールに見つからぬよう過ごすこととなる。
- 1830年代のパリで運命の出会い
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それから10年の月日が流れ、バルジャンとコゼットは本当の親子のように暮らしていた。
しかし、バルジャンは身を隠して過ごさないとジャベールに見つかってしまうため、引っ越しを繰り返している。
この頃のパリでは若き弁護士のマリウスたちを中心に民衆に革命を呼び掛けていた。
コゼットがかつて暮らしていた宿屋の一人娘であるエポニーヌはマリウスにひそかに恋心を抱いていた。
しかしマリウスは街で偶然出会ったコゼットに一目ぼれする。
その一方で、ジャベールがバルジャンの近くに現れていた。
エポニーヌの案内でマリウスはコゼット宅に行き、マリウスとコゼットは恋人となる。
そこへエポニーヌの両親で昔コゼットを奴隷扱いしていた夫妻が大金を手に入れるために現れた。
エポニーヌによってバルジャンもコゼットも守られる。
しかし、この出来事を知ったバルジャンは「ジャベールに見つかったのでは…!」と考え、急遽引っ越しを決意する。
- バリケードをつくり学生運動
-
ここで舞台は学生運動へ。
ジャベールは私兵に扮して学生運動に紛れ込んでいた。
一方で、エポニーヌはコゼット宅に戦い前のマリウスが託した手紙を持って現れる。
手紙を代わりに受け取ったバルジャンはコゼットに恋人がいることを知りバリケードに向かった…!!
ここから先は実際に帝劇でミュージカルを見て楽しんでほしいです!!
マリウスの存在を知ったバルジャンはなぜバリケードに向かったか?
コゼットとマリウスはどうなるのか?
そんな想像をしながら舞台を楽しんでいただけたらと思います♪
映画とは違う舞台の魅力を紹介!
続いて映画を観た方も観ていない方も舞台『レ・ミゼラブル』を楽しむための映画版との違いや舞台の魅力をお伝えしていきます!
これであなたもますます舞台を観に行きたくなりますし、舞台も映画も両方楽しみたくなると思いますよ。
映画と舞台の違い①同じものは見られない
舞台の多くは形に残りません。
『レミゼラブル』もその一つです。
映画は繰り返し見ることができたり、Blu-rayだけではなく配信サービスもあるのでスマホで見ることもできます。
しかし、舞台は生です。
絶対に同じものを見ることができないところが舞台の魅力!
ダブルキャストではない場合も、生ならではのアドリブや動きのいい意味での変化もあります。
また舞台によってはAチームとBチームのようにキャストがチームとなって日にちや時間によって入れ替わりますが、レミゼラブルは毎回キャストが変わります。
どの組み合わせを見るかでも雰囲気が変わるので、違う雰囲気を楽しむために何度も足を運ぶ人もいますよ。
映画と舞台の違い②キャスト
ミュージカル版のキャストは最後にご紹介しますが、映画版との違いを少しお話しします。
映画版はあまり俳優に詳しくない方でも知っている方がメインキャストなところが映画の魅力です。
ジャン・バルジャン:ヒュー・ジャックマン(代表作『X-メン』『グレイテスト・ショーマン』)
ファンティーヌ:アン・ハサウェイ(代表作『プラダを着た悪魔』『マイインターン』)
ジャベール:ラッセル・クロウ(代表作『グラディエーター』)
コゼット:アマンダ・セイフライド(代表作『マンマミーア』)
特にアン・ハサウェイが歌う『夢やぶれて』が非常に話題になりました!!
映画と舞台の違い③歌唱シーン
続いてミュージカルならではの歌唱シーンの違いです。
帝劇のミュージカル・舞台版は日本語で歌われています。
映画を字幕で観ている方にとっては少し違和感を感じるかもしれません。
しかし、その分舞台の歌唱シーンは臨場感が違います!
今回は中でも「おお!これは!!」と感じた違いを3つお伝えします!
①最初の囚人たちが歌うシーン。
映画版は囚人たちと刑務官が離れた位置にいて囚人たちの辛さや刑務所の過酷さが伝わります。
一方で舞台版では、囚人と刑務官の距離が近く視線を合わせないようびくびくしている感じが伝わります!!
②『夢やぶれて』の歌唱シーン。
先ほど映画版で話題になったとお話ししたシーンです。
舞台版は工場をクビになった直後で歌います。
もう一方の映画版は工場をクビになり売春婦として髪の毛や歯、身体を売った末でボロボロになった状態で歌われます。
ここは舞台版と映画版で好みが結構別れるシーンだと言われています。
③学生運動で敵と戦うシーン。
これはどちらも全く違う魅力があり、やっぱりどちらも観てほしい!と思うシーンです。
【映画版】
敵(政府軍)と学生たちが様々な角度で映ります。
ジャン・バルジャンやマリウス、メインの人物紹介には出していませんがガブローシュという少年のアップなど、色んな人物の視点で観ることが出来ます。
特にガブローシュのシーンは涙が止まりませんでした。
【舞台版】
舞台版は、舞台・ミュージカル好きの私が度肝抜かれた演出で今でも印象に残っています。
それは【観客に背を向けていること】!!
舞台・ミュージカルをやっている人や好きな人ならご存じだと思いますが、観客に背やおしりを向けることはルール違反なのです…!
しかし、帝劇舞台『レミゼラブル』は違います。
舞台の奥(つまり見えない壁の向こう)に敵がいる設定になっていました。
まるで私たちもマリウスたちと一緒に学生運動に参加しているような気持ちになるのです!!
本当にすごいシーンでした。
このように映画版は様々なカット割からジャン・バルジャンやジャベールの心境になることも、客観的な目線で観ることができます。
一方で舞台は私たち観客側も見事に巻き込むので、まるで1800年代のフランスにいるような気持ちになれるのです。
もう一人のヒロインであるエポニーヌの歌唱シーンは映画版もミュージカル版もどちらもオススメです!
実はヒロインのコゼットよりもエポニーヌファンの方が多いそうで、私もその一人。
日本人は特に守られるタイプの女性(コゼット)よりも戦い苦しみ葛藤する女性(ファンテーヌやエポニーヌ)の方が共感を集めるようですね。
ただ、コゼットの奴隷時代がもう少しフォーカスされてたらまた違っていたかもしれません。
【2021年版】帝劇舞台『レミゼラブル』キャスト
最後に最新版のレミゼラブルのキャストをご紹介します!
ミュージカル版はだいたい3~4名くらいの方でキャストが日により変わります。
今回は前半に紹介した主要人物のキャストを中心に紹介させていただきますね。
ジャン・バルジャン: 福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀
ジャベール: 川口竜也、上原理生、伊礼彼方
ファンテーヌ: 知念里奈、濱田めぐみ、二宮愛、和音美桜
コゼット: 熊谷彩春、加藤梨里香、敷村珠夕
マリウス: 内藤大希、三浦宏規、竹内將人
エポニーヌ: 唯月ふうか、屋比久知奈、生田絵梨花
他にもコゼットを奴隷のように扱っていたエポニーヌの父ことテナルディエは、お笑い芸人の斎藤司(トレンディエンジェル)さんや俳優の橋本じゅんさん、六角精児さんが演じられています!
そして母親のマダム・テナルディエ役の一人には森公美子さん!
また、過去キャストにはエポニーヌ役に声優の坂本真綾さんや平野綾さん、ファンテーヌ役に歌手の岩崎宏美さんやマルシアさん、コゼット役で安達祐実さんや神田沙也加さんも出演されていました。
キャストは長年同じ人がやっている役もあれば、入れ替わりもあります。
生田絵梨花さんは以前コゼット役でしたが、今年からエポニーヌ役になりました。
役が変わって参加される方もいるのもロングランミュージカル『レミゼラブル』ならではの魅力です。
帝劇『レミゼラブル』あらすじと見どころのまとめ
今回は、ロングラン舞台のミュージカル『レミゼラブル』のあらすじと見どころ、最新キャストを紹介しました。
ぜひ生で舞台を体感していただきたく、あえてラストのネタバレはせずにお話ししています。
今年は都合が合わなくても絶対に1度は見てほしい舞台です!!
この記事を読んであなたは映画を先に観てから舞台に行こうとおもいましたか?
それともさっそく帝劇のチケットを入手しようと思いましたか?
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- 2021年舞台『レミゼラブル』最新情報は帝国劇場『レミゼラブル』
ぜひどちらも楽しんでくださいね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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